公開日 2025年11月28日
更新日 2025年11月28日
WHO(世界保健機関)は、全世界における死亡に対する危険因子として、高血圧、喫煙、高血糖に次いで、身体活動・運動不足を第4位に位置づけています。日本では、身体活動・運動不足は、喫煙、高血圧に次いで、非感染性疾患(※)における死亡の3番目の危険因子であることが示唆されています。
(※)非感染性疾患:不健康な生活習慣の改善によって予防可能な、感染症以外の疾患のこと
第3次健康わかまつ21計画における「身体活動・運動」
本市では、令和6年度から17年度までの「第3次健康わかまつ21計画」を推進しており、「身体活動・運動」分野においても、スローガンと行動目標を掲げています。
本市の現状
- 令和4年度特定健康診査の結果から、日常生活で歩行または同程度の運動を1日1時間以上する人の割合は、40~64歳で35.6%、65歳以上で38.3%という結果でした。また、30分以上の運動を週2回以上実施している人の割合は、40~64歳で27.1%、65歳以上で38.9%でした。
- 40~70歳代を対象とした市民アンケートにおいて、運動しない理由は、「時間がない」が最も多く、次いで「面倒」という結果でした。
スローガン
『生活の中でからだを動かし、自分にあった運動を習慣にしよう』
行動目標(市民のみなさんの健康づくりのポイント)
- プラス10分からだを動かそう
- 自分にあった運動をみつけ続けてみよう
- 座っている時間を減らそう
※詳しくは、第3次健康わかまつ21計画(市ホームページ)をご覧ください
身体活動・運動とは
身体活動とは、安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費する全ての活動のことをいい、下記のすべてが含まれます。
- 運動:身体活動の一部で、スポーツやフィットネスなどの、健康・体力の維持・増進を目的として、計画的・定期的に実施する活動
- 生活活動:身体活動の一部で、日常生活における家事・労働・通勤・通学などに伴う活動
- 座位行動:座位や臥位の状態で行われる、エネルギー消費が1.5メッツ以下の全ての覚醒中の行動(例えば、デスクワークをすることや、座ったり寝ころんだ状態でテレビやスマートフォンを見ること)
身体を動かすことで得られる健康効果
身体活動・運動の量が多い人は、少ない人と比較して、2型糖尿病、循環器疾患、がん、ロコモティブシンドローム、うつ病、認知症等の発症・罹患リスクが低いことが報告されています。また、身体活動・運動は、爽快感や楽しさを伴うことから、メンタルヘルスや生活の質の改善にも効果が期待されます。
身体活動・運動に関する情報サイト
身体を動かすめやすを知りたい
- 健康づくりのための身体活動量のめやす(市ホームページ)
身体を動かすやり方や効果的な方法を知りたい
- 今より10分多くからだを動かしましょう(市ホームページ)
- 運動の前後や、生活の中のすきま時間にストレッチを行いましょう(市ホームページ)
- 歩いて健康を目指しましょう!(市ホームページ)
- スマートフォンアプリで自分の歩行について知ろう(市ホームページ)
- 運動効果を高めるためのウォーキング方法(市ホームページ)
- メタボリックシンドローム解消のための運動(市ホームページ)
- 食後の血糖値の上昇を抑えるための運動(市ホームページ)
- こどもも大人も楽しくからだを動かそう!みんなで「レッツ!こぼりんダンス」(市ホームページ)
自分にあった運動方法等について相談したい
- 栄養と運動で、健康への第一歩をふみ出しましょう(市ホームページ)
そのほかの情報サイト
- 身体活動・運動(厚生労働省健康づくりサポートネット)(外部サイト)
- 女性の健康と運動(市ホームページ)
- 健康的な生活のために必要な筋肉を維持しましょう(市ホームページ)
お問い合わせ
- 会津若松市役所 健康増進課
- 電話番号:0242-39-1245
- ファックス番号:0242-39-1231
- メール