健康づくりのための身体活動量のめやす

公開日 2023年08月14日

更新日 2024年08月16日

日本人の死亡に関連する危険因子について、「運動不足」は、「喫煙」、「高血圧」に次ぐ第3位です。

身体活動量が多い人は、少ない人に比べて、生活習慣病の発症や死亡リスクが低いと言われています。座っている時間やじっとしている時間を減らし、今より少しでも多くからだを動かすことが大切です。

 

 

体活動と運動のめやす

65歳以上の方

身体活動(歩行、運動、家事、農作業など)を毎日40分行いましょう(横になったままや座ったままでなければどんな動きでも良いです)。

 

18歳から64歳の方

  1. 身体活動(歩行、運動、家事、農作業など)を毎日60分行いましょう。 
  2. 項目1に加え、息が弾み汗をかく程度の運動を1週間に60分、毎週行いましょう。

 

18歳未満の方

 最低、毎日60分以上からだを動かしましょう。

 

世代共通

運動習慣(30分以上の運動を週2回以上)をもつようにしましょう。

座りっぱなしやじっとしている時間が長くなりすぎないように、少しでもからだを動かしましょう。

 

動を開始する前にチェック!

かかりつけ医師がいる場合は、運動の可否や強度を相談してから取り組みましょう。

また、以下の項目に1つでも該当する場合も、取り組む前に医師に相談しましょう。

 1.医師から「心臓病」または「高血圧」と指摘されたことがある

 2.「心臓病」「高血圧」のほかに慢性疾患がある(既往も含む)

 3.過去に手術歴がある

 4.慢性疾患などで薬を飲んでいる

 5.安静時、日常生活時、運動中などに「胸の痛み」を感じることがある

 6.めまいのためにバランスを崩すことがある

 7.この1年間に意識を失ったことがある

 8.運動を行うことで悪化しそうな骨・関節・軟部組織(筋肉・じん帯・腱)の病気がある(1年以内の既往を含む)

 9.医師から「医学的監視下で運動するように」と言われたことがある

 

安全に運動を行うために

  • 治療中の病気がない方は、最低年1回は健診等で血圧や採血結果に問題がないか確認しましょう。
  • 体調不良がある、血圧がいつもより高いなどの症状があるときは運動をしないようにしましょう。
  • 運動を行う前にはウォーミングアップ(準備体操など)を必ず行い、徐々に心拍数や負荷量を上げましょう。
  • 運動後はクーリングダウン(整理体操など)を行い、徐々に心拍数を下げていきましょう。
  • 運動中はいつもと違う症状や疲れに注意し、20分に1回程度は水分摂取を心がけましょう。

 

毎回の運動前にチェック!

以下の項目に1つでもあてはまる場合は、本日の運動は中止してください。

 1.足腰の痛みが強い

 2.熱がある

 3.体がだるい

 4.吐き気がある、気分が悪い

 5.頭痛やめまいがする

 6.耳鳴りがする

 7.過労気味で体調が悪い

 8.睡眠不足で体調が悪い

 9.食欲がない

 10.二日酔いで体調が悪い

 11.下痢や便秘をして腹痛がある

 12.少し動いただけで息切れや動悸がする

 13.咳やたんが出て、風邪気味である

 14.胸が痛い

 15.(夏期)熱中症警報が出ている

 

津若松市の運動習慣の状況(国保特定健康診査結果)

1日30分以上の運動習慣(週2回以上)がない方(%)

  R元 R2 R3 R4 R5
会津若松市 64.0 64.3 64.5 64.2 64.3
福島県 62.7 62.3 62.6 62.7 62.9
同規模市 58.2 58.5 58.7 58.6 58.8
59.9 60.3 60.4 60.3 60.5

※同規模市:人口10~15万未満の市

(出典:国保データベースシステム)

 

歩行または同等の身体活動が1日60分以上ない方(%)

 

R元

R2 R3 R4 R5
会津若松市 62.7 63.2 62.6 62.4 63.0
福島県 55.2 55.1 54.4 54.4 54.6
同規模市 48.2 49.1 48.9 48.6 48.2
47.8 48.7 48.3 48.0 47.9

※同規模市:人口10~15万未満の市

(出典:国保データベースシステム)

 

より10分多くからだを動かしましょう(プラス10)

  • 普段から通勤や買い物や散歩など積極的に歩きましょう。
  • そうじなどの家事でからだを動かしましょう。
  • 歩くときは歩幅を大きくして早歩きをしましょう。
  • ストレッチや筋力トレーニングも家事や仕事の合間などに行いましょう。
  • 今よりもプラス10分、活動的な生活を送りましょう。
  • 詳しくは今より10分多くからだを動かしましょう(プラス10に取り組みましょう)をご覧ください。

 

お問い合わせ

  • 会津若松市役所 健康増進課
  • 電話番号:0242-39-1245
  • ファックス番号:0242-39-1231
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