公開日 2024年05月20日
更新日 2024年12月25日
タウンミーティング~市長と語る これからのごみの減量~を開催します
タウンミーティングの詳細は、こちらをご覧ください。
【パブリックコメント】ご意見を募集しています
「ごみ緊急事態宣言」の結果と今後の対応について
「ごみ緊急事態宣言」の結果と今後の対応については、令和6年12月20日に議員全員協議会でご説明いたしました資料1から資料3の通りです。
内容については以下の通りです。
資料1_ごみ緊急事態宣言の取組結果と今後の対応[PDF:132KB]
資料2_家庭ごみ処理有料化に向けた基本的考え方[PDF:742KB]
資料3_一般廃棄物処理基本計画の追補案[PDF:231KB]
集計期間(9月から11月)の燃やせるごみは、目標である12%以上の削減に対して、6.1%の削減でした。
結果
燃やせるごみの削減状況は、5月8.5%減、6月15.3%減など大きく減少した月もあり、また、集計期間においても、9月4.8%減、10月6.2%減、11月7.4%減と減少幅が徐々に増加したものの、3か月累計の結果は6.1%の削減となり、残念ながら目標の12%以上の削減を達成するまでには至りませんでした。
目標
期間 | 目標値 |
---|---|
緊急減量の集計期間 (令和6年9月から11月まで) | 前年同期比 12%以上の削減 |
最終目標(令和8年3月) | 令和5年度比 16.4%以上の削減 |
実績
- 4月から5月:参考期間
- 6月から8月:緊急減量期間(周知期間)
- 9月から11月:緊急減量期間(集計期間)
月 | 前年同月比 | 所見(月ごと) | 3か月累計の 前年同期比 | 所見(3か月累計) |
---|---|---|---|---|
4月 | +11.7% |
・4月は11.7%の増加(※)となり、目標の12%以上の削減まであと23.7%の削減が必要でした。 ※ステーション収集回数について、本年の18回を昨年と同じ16回に補正した場合、4.2%の増加と算定されます。 |
- | - |
5月 | -8.5% |
・5月は8.5%の削減となり、目標の12%以上の削減まであと3.5%の削減が必要でした。 |
- | - |
6月 | -15.3% |
・6月は15.3%の削減(※)となり、目標の12%以上の削減を達成しました。 ※ステーション収集回数について、本年の16回を昨年と同じ18回に補正した場合、9.2%の削減と算定されます。 |
-4.7% |
・4月から6月の3か月間は4.7%の削減となり、目標の12%以上の削減まであと7.3%の削減が必要でした。 |
7月 | +1.9% |
・7月は1.9%の増加(※)となり、目標の12%以上の削減まであと13.9%の削減が必要でした。 ※ステーション収集回数について、本年の18回を昨年と同じ17回に補正した場合、1.3%の削減と算定されます。 |
-7.4% | ・5月から7月の3か月間は7.4%の削減となり、目標の12%以上の削減まであと4.6%の削減が必要でした。 |
8月 | -5.1% |
・8月は5.1%の削減となり、目標の12%以上の削減まであと6.9%の削減が必要でした。 |
-6.2% | ・6月から8月の3か月間は6.2%の削減となり、目標の12%以上の削減まであと5.8%の削減が必要でした。 |
9月 | -4.8% |
・9月は4.8%の削減となり、目標の12%以上の削減まであと7.2%の削減が必要でした。 ◆9月から11月の3か月間で、目標12%以上の削減を達成するためには、10月・11月は15.5%以上(平均)の削減が必要です。 |
-2.6% | ・7月から9月の3か月間は2.6%の削減となり、目標の12%以上の削減まであと9.4%の削減が必要でした。 |
10月 | -6.2% |
・10月は6.2%の削減となり、目標の12%以上の削減まであと5.8%の削減が必要でした。 ◆9月から11月の3か月間で、目標12%以上の削減を達成するためには、11月は25.6%以上(平均)の削減が必要です。 |
-5.4% | ・8月から10月の3か月間は5.4%の削減となり、目標の12%以上の削減まであと6.6%の削減が必要でした。 |
11月 | -7.4% | ・11月は7.4%の削減となり、目標の12%以上の削減まであと4.6%の削減が必要でした。 | -6.1% | ・9月から11月の3か月間は6.1%の削減となり、目標の12%以上の削減まであと5.9%の削減が必要でした。 |
燃やせるごみ排出量の推移
- 4月から5月:参考期間
- 6月から8月:緊急減量期間(周知期間)
- 9月から11月:緊急減量期間(集計期間)
項目 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
令和5年度実績 | 2,925 | 3,396 | 3,251 | 3,210 | 3,305 | 3,054 | 3,285 | 3,015 |
目標値 (前年同月比-12%) | 2,574 | 2,988 | 2,861 | 2,825 | 2,908 | 2,688 | 2,891 | 2,653 |
令和6年度実績 | 3,266 | 3,107 | 2,754 | 3,271 | 3,137 | 2,908 | 3,082 | 2,791 |
目標との差 | +692 | +119 | -107 | +446 | +229 | +220 | +191 | +138 |
燃やせるごみの減量に向け、「ごみ緊急事態」を宣言しました
令和6年6月から11月までの6か月間を緊急減量期間とし、燃やせるごみの減量に集中的に取り組んでいきます。
目次
ごみ緊急事態宣言の概要
宣言日
令和6年5月20日(月)
緊急減量期間
令和6年6月から令和6年11月まで(6か月間)
緊急減量期間中の目標
集計期間:令和6年9月から11月まで(3か月間)
目標:燃やせるごみ排出量を令和5年度同期比12%以上の削減とする
市民・事業者に協力を求める5つの行動
- 家庭での生ごみ減量
- 家庭でのリユース
- 家庭でのリサイクル(古紙・プラスチック製容器包装、古着)
- 事業所でのリサイクル(古紙)
- 事業所での食品ロス対策
ごみ緊急事態宣言の取り組み状況
- 令和6年8月26日 文教厚生委員会協議会説明時点 ごみ緊急事態宣言の取組状況等(2024年8月26日公表)[PDF:263KB]
趣旨
ごみの減量は、未来を担う次の世代に住みよい地球環境を引き継ぐことや、持続可能なごみ処理体制を維持するために必要ですが、令和4年度の国の一般廃棄物処理事業実態調査の中では、本市の1人1日あたりの生活系ごみ排出量は、全国同規模の自治体の中でワースト4位という状況にあり、速やかに解決すべき市政の大きな課題です。特に、衛生的な生活環境や安定した事業活動を維持するためには、令和8年3月までに、新ごみ焼却施設の処理能力に合わせて、燃やせるごみ排出量を1日当たり82.1トンまで減量しなければなりません。
令和5年度燃やせるごみ排出量は1日当たり98.2トンであり、前年度の104.2トンから6.0トン・5.8%の減少となり、令和2年度から4年連続で減少させることができましたが、目標達成には、令和8年3月までの残り2年間で、更に16.1トン・16.4%の減少が必要な非常に厳しい状況にあります。
現在の燃やせるごみには、生ごみや資源物など減量可能な品目が多く含まれていることから、生ごみへの重点的な対策と分別の徹底により、燃やせるごみ排出量の目標達成は可能と考えています。このため、市による「ごみ緊急事態宣言」により、市民・事業者の皆様と危機意識を共有し、燃やせるごみ減量の期間と目標を定めて集中的に取り組むことで、令和8年3月までに燃やせるごみ排出量を82.1トンまで削減することを目指します。
燃やせるごみ減量の実現には、市民・事業者の皆様のご協力が必要不可欠であり、家庭においては、「生ごみ減量」「リユース」「古紙、プラスチック製容器包装、古着のリサイクル」の3つの行動、事業所においては、「古紙のリサイクル」「食品ロス対策」の2つの行動、あわせて「5つの行動」をお願いしていく考えです。
No. | 行動 | 主体 |
---|---|---|
1 |
家庭での生ごみの減量 ・食材・食品の「適量購入」、食材の「使いきり」、料理の「食べきり」、調理時の「適切除去」により、食品ロスを発生させない ・発生した生ごみは、各家庭で、消滅型生ごみ処理容器キエーロ (春夏秋)で「消滅化」、またはコンポスト(通年)で「堆肥化」する ・燃やせるごみとして排出する前に、電動生ごみ処理機で「乾燥化」、または「水切り」する |
市民 |
2 |
家庭でのリユース ・まだ使える不要品は、リユースショップやフリマアプリなどを活用して「売却」する、または家族・友人などに「譲渡」する |
市民 |
3 |
家庭でのリサイクル(古紙、プラスチック製容器包装、古着) ・プラスチック用・雑がみ用ごみ箱の配置、汚れたプラスチック製容器包装の洗浄、状態の良い古着の選別などによる、「古紙」「プラスチック製容器包装」「古着」の分別徹底 |
市民 |
4 |
事業所でのリサイクル(古紙) ・古紙の分別保管と、買取業者や古紙回収業者、収集運搬許可業者を利用した再資源化 ・機密文書のシュレッダー処理とシュレッダー古紙の再資源化 |
事業者 |
5 |
事業所での食品ロス対策 ・業種共通の取組として、需要予測の精度向上、季節商品の完全予約制導入、余剰食品のフードバンク寄付 ・食品製造業の取組として、賞味期限延長 ・卸・小売業の取組として、小容量販売、ばら売り、量り売り、 賞味・消費期限が近い食品の割引販売 ・外食産業の取組として、提供サイズの調整、3010運動などの食べ切り呼びかけ、持ち帰り用タッパーの配置など持ち帰り呼び かけ |
事業者 |
これに向けて、市は、「全市一斉ごみ減量運動」における、ごみステーションでの立会い・排出説明を継続するとともに、ごみの具体的な減らし方を分かりやすく解説した「ごみ減量ガイドブック」の全世帯への配布、タウンミーティングや地域座談会の開催、街頭での広報、商工業団体と連携した事業系ごみの啓発などを実行していきます。
「ごみ緊急事態宣言」による取組によっても、緊急減量期間中の燃やせるごみ排出量の目標が達成できない場合、ごみ減量に関心をお持ちいただけない方にも、ごみ減量を自分事とする仕組みとして、「ごみ処理有料化」を導入せざるを得ないと考えています。このため、ごみ処理有料化について引き続き検討していくとともに、必要に応じて、廃棄物処理運営審議会での調査・審議やパブリックコメント等についても行ってまいります。
- 詳細は以下をご覧ください
ごみ緊急事態宣言について(会津若松市)[PDF:1.79MB]
ごみ減量に役立つ記事一覧
分別について
生ごみの処理について
資源物の分別について
その他
お問い合わせ
- 会津若松市役所 廃棄物対策課
- 電話番号:0242-27-3961
- ファックス番号:0242-29-1618
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