消滅型生ごみ処理容器「キエーロ」について

公開日 2023年05月25日

更新日 2023年06月09日

 

 

※キエーロは、キエーロ葉山の登録商標です。

 

消滅型生ごみ処理容器「キエーロ」は、身近な材料で簡単に作れる生ごみ処理容器です。

コンポストとは違い堆肥はできませんので、堆肥の処分に困ることはありません。また、ベランダなどでできるので、広い敷地がなくても始められます。

 

作り方・使い方

作り方は、「容器」に「土」を入れて「蓋」を被せるだけです。また、使い方は穴を掘り、生ごみと土(乾いている場合は少量の水を加える)をよく混ぜて、乾いた土で覆うだけです。

 

消滅型生ごみ処理容器の作り方・使い方.png

 

よくある質問

  • 消滅型生ごみ処理容器「キエーロ」の仕組みは?

 土に住む微生物の働きにより生ごみを分解する仕組みです。投入された生ごみは、水と二酸化炭素に分解されます。

 

  • 容器や蓋は何を使えばいいですか?

 土が入れば容器は何でもOKです。蓋は太陽光が土に当たるよう、透明なものが良いです。ビニール袋なども利用できます。

 

  • 虫の発生や臭いはありますか?また、対策はありますか?

 基本的には虫やにおいの発生はありませんが、次の場合には虫や悪臭が発生する原因となります。

・生ごみを多く投入した場合

・水分量があまりに多い場合

・浅い場所に埋めてしまう場合

 

生ごみは入れすぎないようにし、しっかりと土と混ぜて深く埋め、さらにその上から乾いた土をかけるとよいです。また、虫の発生が気になる場合は、お湯や殺虫剤をかけてください(その後の生ごみ分解に大きな影響はありません)。

 

  • 分解しにくい生ごみはありますか?

 生ごみは分解しやすいものと分解しにくいものがあります。次の点に注意してください。

・野菜の皮などは分解しにくいです。細かく刻むか、火を通すなどすれば比較的早く分解します。

・大きな骨やトウモロコシの芯、たまねぎの皮は分解に時間がかかるため、注意してください。

 

  • 分解を早める方法はありますか?

 使用済み天ぷら油や米ぬかを加えると、微生物の働きが活発になり分解が進みます。

 

  • 生ごみが分解しません。

 次の点を確認してみてください。

・分解しにくい生ごみではありませんか?大きな骨やトウモロコシの芯、たまねぎの皮は分解に時間がかかります。

・気温が低くありませんか?気温が低いと微生物の働きが鈍り、分解が遅くなります。

・水分は適切ですか?土の水分量は多すぎると悪臭の原因となりますが、カラカラに乾いていても生ごみが分解しません。土がまとまる程度に水を加えてください。

 

  • 管理はどのようにすればよいですか?

 空気を好む微生物を利用して生ごみを分解しているため、生ごみを投入した後もスコップなどでよく混ぜ、空気を送るとよいです。

 

  • 白いカビのようなものが出てきたのですが…

  生ごみの分解が進むことで発生するもので、特に問題ありません。

 

  • ごみ減量化補助金の対象になりますか?

  自作のものは補助の対象になりません。ただし、生ごみ処理容器として販売されているものは、補助の対象になります。購入前に、廃棄物対策課までお問い合わせください。

 

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