地方創生の取組について

2023年7月1日

目次(地方創生の取組)

 会津若松市では、人口減少に歯止めをかけ、将来にわたり持続可能な社会を構築するため、平成27年4月に第1期市総合戦略、令和2年3月には第2期市総合戦略を取りまとめ、新たなしごと・雇用の創出、交流人口の拡大、人材育成など地方創生に資する取組を推進しています。 

 

 

 

地方版総合戦略について

「第2期会津若松市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の改訂方針等について

 デジタル技術は、生産性や利便性を高めるだけでなく、新しい付加価値を生み出す源泉でもあるという認識のもと、令和4年12月、国は、デジタルの力を活用しこれまでの地方創生の取組を継承・発展させていくという視点から、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を抜本的に改訂して「デジタル田園都市国家構想総合戦略」【外部サイト】(以下「デジ田総合戦略」という。)を新たに策定しました。

 本市においても、こうした国の動向等を踏まえ、まち・ひと・しごと創生法に基づき、デジ田総合戦略を勘案して「第2期会津若松市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(以下、本項目においては「現行戦略」という。)を改訂することとし、新たな地方版総合戦略(以下「新総合戦略」という。)のもと、最重要課題である人口減少対策についてスピード感をもって取り組んでいきます。

 ※今後、このページで現行戦略の改訂状況等について、随時情報発信していきます。

 

 改訂方針

  • 基本的な考え方
     デジ田総合戦略を勘案し、市第7次総合計画に基づく施策・事業のうち、ICTやデジタル技術などを活用する「スマートシティ会津若松」の取組を中心に、人口減少対策として戦略的に進めるべき取組を整理し、地域ビジョンなどの新しい要素を取り入れながら新総合戦略として策定します。
     なお、新総合戦略の対象期間は市第7次総合計画にあわせ、令和6年度から令和8年度とします。
  • 進め方とスケジュール
     令和5年7月に新総合戦略の骨子案を公表し、これをベースに庁内での検討・協議を進めるとともに、スマートシティ会津若松共創会議構成団体をはじめとする関係者等からも意見を伺いながら、新総合戦略の素案を取りまとめます。
     この間、現行戦略の総括を行い、素案に反映させるとともに、パブリックコメントによる市民意見等を踏まえ、令和5年度中に新総合戦略を策定します。

 

新総合戦略のポイント

  • 地域ビジョン・・・地方版総合戦略の中で、各地方公共団体が設定する地域の目指すべき理想像
     改訂方針の基本的な考え方のとおり、新総合戦略は「スマートシティ会津若松」の取組を中心に策定することから、市第7次総合計画におけるテーマ3「つなぎ続くまちへ」(視点の一つとして「スマートシティ会津若松」を位置づけ)に掲げる「暮らし続けたいまち」の実現を新総合戦略の地域ビジョンとして位置づけます。
    地域ビジョンイメージ.jpg       地域ビジョンのイメージ
  • 基本目標(柱)の設定
     デジ田総合戦略では、地域の社会課題解決・魅力向上を図るために、⑴地方に仕事をつくる、⑵人の流れをつくる、⑶結婚・出産・子育ての希望をかなえる、⑷魅力的な地域をつくる、という4つの施策の方向を掲げており、これらは、現行戦略における4つの基本目標(柱)とほぼ一致していることから、事業や取組の継続性等を踏まえ、新総合戦略においても、現行戦略の4つの基本目標を継承します(ただし、名称は今後検討)。
  • 「地域幸福度(Liveable Well-being City)指標」【外部サイト】の活用
     デジタル庁が現在普及を進めている「地域幸福度指標(客観指標と主観指標を組み合わせ、市民の視点から地域の「暮らしやすさ」と「幸福感」を数値化・可視化した指標)」を活用し、地域ビジョン「暮らし続けたいまち」の実現に向けた事業効果等の見える化を図ります。
  • 「スマートシティ会津若松」の推進に係る共通ルールの明文化
     「スマートシティ会津若松」の取組の推進にあたって、オプトインなど、事業者・行政等が守るべき原則を整理し、新総合戦略の中で改めて共通ルールとして明文化します(現在、アーキテクト会議においてルール案について協議を進めています)。

 

新総合戦略の骨子案

 新総合戦略の骨子案は下記のとおりです。

 

 はじめに

 

 1 新総合戦略(仮称)の基本的な考え

  ⑴ 策定の背景・趣旨

  ⑵ 位置づけ

  ⑶ 対象期間

 

 2 「第2期会津若松市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の総括

  ⑴ 4つの基本目標の成果と課題(数値目標及びKPIの達成状況等)

  ⑵ 「地方創生事業検証会議」による外部評価結果

 

 3 本市のまちづくりの方向性
  ⑴ 「第2期会津若松市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」について
  ⑵ 本市の特性とこれまでの地方創生の取組…RESASによる分析、スーパーシティ構想など
  ⑶ 地域ビジョン
  ⑷ 地域ビジョン実現に向けた取組…地域幸福度指標の活用、まちの見える化 など

 4 基本目標
  ⑴ 基本目標1 (仮称)ICTと既存産業・資源を活用したしごとづくり
  ⑵ 基本目標2 (仮称)地域の個性を活かした新たなひとの流れの創出
  ⑶ 基本目標3 (仮称)生活の利便性を実感できる安全・安心なまちづくり
  ⑷ 基本目標4 (仮称)結婚・出産・子育て支援と教育環境の整備

 5 基本目標達成に向けた推進方策
  ⑴ 推進体制と効果検証…対策本部会議、基本協定、OODAループ/PDCAサイクル など
  ⑵ 市民理解の促進…スマートシティサポーター、リビングラボ、共創会議 など
  ⑶ 地域との連携…会津大学との連携、デジタル人材の育成 など
  ⑷ 企業との連携…「スマートシティ会津若松」の推進にあたっての共通ルール など

 おわりに

 

 

「第2期会津若松市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」及び「総合戦略」

 令和2年3月、国の「まち・ひと・しごと創生法」第10条に基づく地方版総合戦略として、「第2期会津若松市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」及び「総合戦略」を取りまとめました。

 この「総合戦略」は、「会津若松市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の計画期間終了を受けて、市第7次総合計画に基づく行政評価などを通して、地方創生に資する施策・事業のうち戦略的に取組を進めていくべきものを抽出し、取りまとめたものです。

 

【概要】第2期会津若松市 まち・ひと・しごと創生人口ビジョン及び総合戦略(1MB)

第2期会津若松市 まち・ひと・しごと創生人口ビジョン(561KB)

第2期会津若松市 まち・ひと・しごと創生総合戦略(2MB)

 

「会津若松市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」及び「総合戦略」

 平成27年4月、国の「まち・ひと・しごと創生法」第10条に基づく地方版総合戦略として、「会津若松市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」及び「総合戦略」を取りまとめました。

 これは、平成27年度の「地域活力の再生に向けた取組み~会津創生(平成27年度)~」から地方創生に関連する事業を整理し、平成26年度3月補正予算に計上した「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金」による地方創生先行型の事業を加え、パッケージ化したものです。

  ※令和元年12月 総合戦略の総括及び次期総合戦略の策定を見据えて、誤字等の軽微な修正を行うため、総合戦略を一部改定しました。

 

会津若松市_まち・ひと・しごと創生人口ビジョン.pdf(887KB)

会津若松市_まち・ひと・しごと創生総合戦略(第2.1版)(1MB)

  

 

お問い合わせ

  • 会津若松市役所 企画政策部 企画調整課 スマートシティ推進室
  • 電話:0242-23-4186
  • FAX:0242-39-1400
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