公開日 2025年11月27日
更新日 2025年11月27日
本市は、持続可能な食料システムの構築を目指し、環境にやさしい農業の手法である「有機農業」を推進しています。
1.有機農業って何?
有機農業とは
「有機農業」とは、環境への負担をできる限り少なくして、化学肥料・化学農薬・遺伝子組み換え技術を使わない農業のことです。
なぜ有機農業を推進しているの?
化学肥料・化学農薬はその製造や運搬時に、地球温暖化の要因の一つである化石燃料が使われます。化石燃料の使用などによる温室効果ガスの排出は、地球温暖化の主な要因となっており、使用される化石燃料が少なく、化学肥料・化学農薬を使わない有機農業は環境にやさしい農業といわれています。
また、土壌の微生物が活性化されることにより、田んぼや畑で暮らす生き物が生息できる環境になるなど、生物多様性の保全にもつながります。
2.有機農業推進の取組
本市では、令和6年10月28日に関係者が連携し「会津若松市オーガニック推進協議会」を設立しました。協議会において、有機農業の推進のための様々な取組を行っています。
【会津若松市オーガニック推進協議会設立総会】
【PRイベント(地産地消まつり)】
協議会の取組
生産分野
有機農業の面積及び生産者の拡大に向けた取組を行います。
- 有機農業に新たに取り組む農業者の相談体制・指導体制の構築
- 指導者の配置・マッチング
- 有機農業に新たに取り組む農業者への補助金の交付
- 有機農産物の生産に関する有機JAS認証取得及び更新にかかる支援 など
流通・加工分野の取組
有機農産物の流通の円滑化に向けた取組を行います。
- 有機農産物の小分けに関する有機JAS認証取得及び更新にかかる支援
- 会津若松市産有機農産物の市内小売店等への流通の推進
消費分野の取組
- 有機農産物の活用推進(有機給食の実施)
- 市内小売店又はイベント会場にてPRブースを設置
- 有機農産物の対面販売の実施
- 出前講座の開催 など
協議会の構成員
- 丸果会津青果株式会社
- 会津よつば農業協同組合
- あいづ有機農法生産組合(農業者団体)
- 会津若松環境保全型農業組合(農業者団体)
- 生活協同組合コープあいづ
- 株式会社リオン・ドールコーポレーション
- 株式会社ヨークベニマル
- 会津若松商工会議所
- 東山温泉観光協会
- 芦ノ牧温泉観光協会
- 会津若松消費生活研究会
- 会津若松市教育委員会学校施設給食課
- 会津若松市農政部農政課
3.有機農業を始めようと考えている農業者の方へ
市及び協議会において、以下の取組を行っております。会津若松市で有機農業を始めてみませんか。
- 有機農業に新たに取り組む農業者の相談体制・指導体制の整備
- 有機農業の技術習得等に関する地域おこし協力隊の雇用及び活動の支援
- 有機JAS認証取得及び更新に係る支援
- 有機農業の技術向上等に係る講習会等への参加時の交通費等の支援
会津若松市への移住就農を検討している方へ
会津若松市では、市内への移住就農を希望する方へ、下記のような支援等を行っております。
- 就農をお考えの方へ(市ホームページ)
- 新規就農者育成総合対策事業について(市ホームページ)
- 未来ファーマースタート支援事業について(市ホームページ)
- 会津若松市 移住・定住ポータブルサイト(市定住・二地域居住推進協議会)(外部サイト)
問い合わせ先
- 会津若松市オーガニック推進協議会事務局(会津若松市役所 農政部農政課)
- 電話番号:0242-39-1253
- FAX番号:0242-23-8180
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