会津若松市の肥満の状況をご存知ですか?

2020年6月8日

肥満とは

食事によって摂取したエネルギーが、日常生活の中で使われるエネルギーを上回ると、余ったエネルギーが内臓脂肪として蓄積されてしまいます。内臓脂肪が過剰に蓄積した状態が「肥満」です。肥満の判定には、BMIや腹囲が用いられています。

 

  • BMIとは

BMI(Body Mass Index)は体格指数といわれ、身長と体重から計算し算出する指標です。

 

計算式:BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

 

  • 肥満の判定

BMIを算出し、自分のBMIを日本肥満学会が定めた基準(下記表)にあてはめると自分の体格がわかります。

BMIが22になるときの体重が標準体重で最も病気になりにくい状態とされています。

 

日本肥満学会の肥満度判定基準
BMI(kg/m²)判定

<18.5

低体重

18.5≦~<25 普通体重
25≦~<30 肥満(1度)
30≦~<35 肥満(2度)
35≦~<40 肥満(3度)
40≦~ 肥満(4度)

     

  • 目標とするBMIの範囲(18歳以上)

日本人の実態に配慮し、総合的に判断した結果、当面目標とするBMIの範囲(下記表)が、日本人の食事摂取基準2020年版で示されています。

 

【目標とするBMIの範囲(18歳以上)】
年齢(歳)目標とするBMI(㎏/㎡)
18~49 18.5~24.9
50~64 20.0~24.9
65~74 21.5~24.9
75以上 21.5~24.9

 出典:食事摂取基準2020

※高齢者の減量は、注意が必要です。また、医師の指示がある方はそちらに従いましょう。

   

  • 腹囲とは

「腹囲」とは、お臍の高さでお腹の周囲径を測定した値で、内臓脂肪がどのくらい蓄積しているか確認する指標です。

内臓脂肪を正確に調べるためにはCTスキャンによる検査が必要ですが、全例にCT検査は施工できないので、臍部の内臓脂肪面積が100㎤に相当するウエスト周囲長が男女別に求められ、その数値が「男性85cm・女性90cm」であったことから、この数値が日本のメタボリックシンドロームの診断基準に用いられています

 

肥満の影響

 肥満の原因は、食生活や飲酒、身体活動、睡眠、喫煙、加齢などの様々な要因が重なり合っていますが、大半が食べすぎや生活活動量の低下です。

肥満で、内臓脂肪がたまっていると、脂肪細胞から悪い物質が多く分泌され、高血圧や脂質異常症、糖尿病等の生活習慣病を引き起こす原因となります。また、生活習慣病が要因となり心筋梗塞や狭心症等の心疾患や脳梗塞等の脳血管疾患等のさまざまな健康障害を引き起こしやすくなります。

 

会津若松市の肥満の状況

BMIが基準値以上の状況

特定健康診査の結果をみると、BMIが基準値以上(25≦BMI)の割合は、全国、福島県、会津若松市すべてにおいて年々増加傾向です。

会津若松市は平成27年度、平成28年度、平成30年度は福島県よりは低いものの、全国と比較してBMIの基準値以上の者の割合が高いことがわかります。

【BMI基準値以上の割合】
 平成27年度平成28年度平成29年度平成30年度
全国 24.4% 24.9% 25.5% 26.1%
福島県 29.4% 29.9% 30.5% 30.8%
会津若松市 29.1% 29.6% 30.8% 30.5%

 出展:国保データベース

 

腹囲基準値以上の状況

 特定健康診査の結果をみると、腹囲が基準値以上(男性:85cm以上、女性:90cm以上)の割合は、全国、福島県、会津若松市すべてにおいて年々増加傾向です。会津若松市は、全国、福島県と比較し、腹囲の基準値以上の者の割合が高いことがわかります。

【腹囲基準値以上の割合】
 平成27年度平成28年度平成29年度平成30年度
全国 30.9%

31.5%

32.2% 33.2%
福島県 35.0% 35.7% 36.3% 36.9%
会津若松市 34.5% 36.7% 37.5% 37.5%

 出展:国保データベース

 

お住まいの地区の肥満者の割合を確認してみましょう。(特定健康診査結果)

肥満者の割合は、会津若松市の地区により違った特徴があります。

会津若松市は全国や同規模市よりも肥満者が多い状況です。その中でもお住いの地区の肥満者の状況はいかがでしょうか。

全国、福島県、会津若松市、他地区と比較してご自身のお住まいの地区の状況を確認してみてください。

 

BMI基準値以上が多い地区(平成30年度)

○平成30年度、会津若松市のBMI基準値以上の割合は、30.5%で福島県よりは低い状況ですが、全国よりも高い状況です。

○平成30年度、BMIが基準値以上割合が高い地区の上位は湊地区、北会津地区、神指地区です。下位は東山地区、行仁地区です。

○BMIが基準値以上の割合は、湊地区、北会津地区、神指地区、河東地区、一箕地区、城西地区の6地区が福島県よりも高い状況です。さらに、東山地区を除く会津若松市内のすべての地区が全国よりも高い状況です。

 ○過去3年間の変遷をみると、湊地区、神指地区、北会津地区が上位3地区を占めている状況です。

 

出典:国保データベース

 

腹囲基準値以上が多い地区(平成30年度)

○平成30年度、会津若松市の腹囲基準値以上の割合は、37.5%で全国、福島県よりも高い状況です。

○平成30年度、腹囲が基準値以上割合が高い地区の上位は湊地区、神指地区、河東地区です。下位は高野地区、謹教地区です。

○腹囲基準値以上の割合は、湊地区、神指地区、河東地区、北会津地区、大戸地区、一箕地区、行仁地区、城西地区の8地区が福島県よりも高い状況です。さらに会津若松市内のすべての地区が全国よりも高い状況です。

 

出典:国保データベース

 

○BMI基準値以上の割合、腹囲基準値以上の割合どちらも湊地区、神指地区、河東地区の割合が高くなっています。

 

みなさんのお住いの地区の状況はいかがでしたか。

地区の肥満を改善するためには、みなさん一人ひとりの改善が必要です。

 会津若松市のメタボリックシンドロームの状況

 会津若松市のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を解消するためには、下記のページをクリックしてみましょう。

 

メタボリックシンドロームを解消しましょう

 

まずは健診を受けてご自身の身体を知りましょう

 本市の平成30年度の国保特定健診受診率は47.3%と年々増加しています。さらに、全国、福島県、同規模市と比較して本市の受診率は高い状況にありますが、国が定めた目標値である60%には届いていない状況です。

 

 

 

 

 年代別に見ると、年齢を重ねるごとに受診率は国、県、市で同様に高くなっていますが、40歳から44歳の若年層の受診率が低い状況です。特に男性の受診率は18.4%で福島県の18.8%より0.4ポイント低い状況です。

 性別でみると、男性が42.7%、女性が57.3%で女性の受診率が高い状況です。

平成29年度 性別・年齢階級別特定健診受診率.pdf(32KB)

 

 年に1回、ご自身の身体の状況を知るとても大切な健診です。まずは健診を受けて、ご自身の身体の状態を確認しましょう。

 

健康に向けて取り組みたい!

市では、會津LEAD(リード)を健康づくりの合言葉に、1人ひとりが生活習慣病に対する意識の向上と、生活習慣の改善を推進し、生活習慣病のリスクである肥満を予防・解消するために取り組んでいます。

健康づくりプロジェクト「會津LEAD」(市ホームページ)

 

お問い合わせ

  • 会津若松市役所 健康増進課
  • 電話番号:0242-39-1245
  • ファックス番号:0242-39-1231

 

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