メタボリックシンドロームを解消しましょう

2018年12月4日

「メタボリックシンドローム」とは?

 メディアなどで、連日耳にする「メタボ」・・・。メタボは、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の略語です。メタボの説明の際に、ポッコリ出たおなかに手をあてたスーツ姿の男性のイラストをよく目にしますが、実は単にお腹が出ているだけではメタボとは言いません。では、「メタボ」とはどういった状態を指すのでしょうか。

 

メタボリックシンドロームの基準

  腹囲が男性85cm、女性90cm以上で、かつ、以下の3項目のうち、2つ以上該当するとメタボリックシンドローム該当となります。

 1つ該当の場合はメタボリックシンドローム予備群となります。

  • 収縮期血圧130㎜Hg以上、拡張期血圧85㎜Hg以上のいずれか、または両方が該当
  • 空腹時血糖110mg/dl以上
  • HDLコレステロール40㎎/dl未満、中性脂肪150㎎/dl以上のいずれか、または両方が該当

 

 特に、服薬中の方は各項目が基準値以下にコントロールされていても、お腹まわりが基準より大きいとメタボの該当になります。

 みなさんはいかがでしたか?

 メタボリックシンドロームは、お腹まわりを減らすことで解消しますので、「脱・メタボ!!」に向けて生活改善に目を向けてみましょう。

 

会津若松市のメタボリックシンドロームの状況

 特定健康診査の結果を見ると、福島県・会津若松市ともに、メタボリックシンドロームの割合は年々増加しています。

 福島県は、都道府県別で平成26年度はワースト第2位、平成27年度はワースト第3位と、メタボリックシンドロームが大きな健康課題となっています。

 

【メタボリックシンドローム予備群・該当の状況】
 平成25年度平成26年度平成27年度平成28年度平成29年度
 27.1% 27.2% 27.5% 28.0% 28.8%
福島県  31.1% 31.3% 31.6% 32.4%

33.0%

会津若松市  31.6% 32.0% 31.1% 33.0% 33.8%

出典:国民健康保険中央会(市町村国保 特定健康診査等実施状況) 

 

メタボリックシンドロームは、なにが悪いのか

  お腹まわりが基準(男性85cm・女性90cm)以上になると、動脈硬化をおさえる良い物質が減り、逆に内臓脂肪から分泌される悪い物質が増えることで、血栓が作られやすくなる・血管の修復を妨げる・血圧が上がりやすくなる・インスリンの働きを邪魔することで、血糖が高くなる・中性脂肪が上がりやすくなる・HDLコレステロールが下がりやすくなるなど、動脈硬化が進みます。

 その結果、心臓や脳の太い血管が傷つき、心疾患や脳血管疾患が発症しやすくなったり、細い血管が集まる腎臓が傷つくことで人工透析になる危険性が高まります。福島県は、急性心筋梗塞による死亡率が全国1位と高いことが知られています。(詳しくは以下のリンクをご覧ください)

 

 

自分で確認できる項目

  自分の身体の状態を、自分で確認できる手段は、体重・腹囲・血圧などです。

 体重は、毎日なるべく決まった時間に量る習慣をつけましょう。最も体重測定に適したタイミングは、起床後、御手洗をすませた時と言われています。体重を測定する際は、フローリングなどの固い水平な床に体重計を置きましょう。畳やじゅうたんなどの柔らかい床では、正確な計測ができません。

 「外で食事をする機会が続き、食べる量が増えたときは体重が増えたな」、「夕食の後の間食をやめたら体重が減ったな」など、体重とともにご自分の生活を記録しながら、体重の変化を把握しましょう。また、体組成計では、体脂肪率や筋肉量を知ることもできるため、変化を見るのに効果的です。

 

BMI(体格指数)を確認しましょう

 身長と体重を以下の計算式に当てはめると、身長と体重のバランスを示す体格指数「BMI(ビーエムアイ)」が出ます。

 

  • 計算式BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

※身長は、「cm」を「m」に直してください(例:身長「150cm」の場合「1.5m」として計算してください。)

 

  BMIの値が出たら、以下の表の「目標とするBMI」と比べてみてください。「目標とするBMI」の範囲内であっても、身体が完成する20歳頃の体重から5kg増えていれば、その方にとっては身体の負担となり、血液データに異常が出る場合があります。20歳頃の体重もひとつの目安にしてください。

 

 【目標とするBMIの範囲】(18歳以上)
年齢目標とするBMI
18歳以上 49歳以下 18.5以上 24.9以下
 50歳以上 64歳以下 20.0以上 24.9以下
 65歳以上 74歳以下 21.5以上 24.9以下
 75歳以上 21.5以上 24.9以下

出典:日本人の食事摂取基準2020年版

 

メタボを解消するには・・・

 メタボは、お腹まわりが減る、つまり内蔵脂肪が減少しないと解消しません。そのため、食事や運動(日常の動き)を見直す生活改善をしながら、体重とあわせてお腹まわりを減らすことが最も重要です。

 お腹まわりが基準値以下になると、内臓脂肪から出ていた動脈硬化を進める物質が少なくなり、逆に動脈硬化を抑制する良い物質がたくさん働いてくれるようになります。

 体重が1kg減ると、お腹まわりも1cm減ると言われているので、体重の継続的な測定にあわせて、ズボンのサイズなどでお腹まわりの変化にも目を向けてみましょう。

また、生活改善により体重やお腹まわりが減ると、心臓や脳・腎臓などの血管を守ることにもつながります。

 

食事・運動・健診結果についての問い合わせ先

 健診結果の見方や身体の状態を、お住いの地区を担当する保健師がお伝えさせていただきます。

 食に関するお問い合わせは、管理栄養士が担当させていただきます。食事に関する相談会、運動に関する相談会もご利用ください。

 

 

 

厚生労働省「スマート・ライフ・プロジェクト」について

 国では「健康寿命をのばしましょう。」をスローガンに、国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標とした「スマート・ライフ・プロジェクト」を実施しています。「スマート・ライフ・プロジェクト」のホームページでは、メタボ解消などに関する詳しい情報を掲載していますので、ぜひご覧ください。

 

 

お問い合わせ

  • 会津若松市役所 健康増進課
  • 電話番号:0242-39-1245
  • ファックス番号:0242-39-1231
  • メール

 

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