歯の健康づくり フッ化物を応用してむし歯を予防しましょう

2017年5月31日

  おいしく食事をしたり、会話を楽しむには、歯と口の健康がとても大切です。また、歯と口の病気は、肥満、糖尿病、循環器疾患など生活習慣病と密接な関連があることもわかっています。歯と口の代表的な病気である「むし歯」を予防する方法のひとつとして、フッ化物が効果的です。

  会津若松市は、フッ化物を応用したむし歯予防を推進しています。   

むし歯の原因

 むし歯の原因は、(1)甘い飲食物 (2)細菌 (3)歯の質です。この3つに対してバランスよく取り組むことが大切です。甘い飲食物の食べ方への取り組み

  • 甘い飲食物は、時間や量を決めて食べましょう。口の中は、普段は中性ですが、食事をすると、食物中の炭水化物や糖からむし歯菌が酸をつくるので、口の中が酸性に傾 き、歯の表面(エナメル質)が溶け出します。その後、唾液の作用によって口の中は中性に戻ります。「だらだら食べ・飲み」を繰り返すと、口の中が常に酸性になるため、むし歯になりやすくなります。

 

  • 細菌を減らすための取り組み
  • 歯みがきで、歯垢(細菌のかたまり)を取り除いて、口の中の細菌を少なくしましょう。
  • 歯ブラシでのブラッシングのほかに、歯と歯のすき間の汚れをとる歯間ブラシや糸ようじも効果的です。
  • 小学校低学年頃までは、上手に歯みがきができないので、大人が仕上げみがきをしてあげましょう。

 

  • 「歯の質」への取り組み
  • フッ化物を利用して、歯の質を強くすることができます。
  • 奥歯の溝をお薬で埋めることで、むし歯を防ぎます(シーラント処置)。

 

フッ化物でむし歯予防 

 フッ化物は、自然界にあるものです。日常、わたしたちが食事で摂取しているお茶、肉や魚などにもフッ化物が存在しています。

 フッ化物を応用したむし歯予防については、日本歯科医学会や厚生労働省など、多くの研究者や研究機関が確認をし、安全かつ有効であると結論がでています。

 

フッ化物のはたらき

  フッ化物は、歯の質を強くして、むし歯になりにくい歯をつくります。

  • 歯の表面の白い部分(エナメル質)を丈夫にします。
  • 歯の再石灰化(溶けてしまったエナメル質の成分を元に戻すこと)を助けます。
  • 口の中の悪い細菌の働きを弱めます。

 

むし歯予防のためのフッ化物応用方法

  • フッ化物入り歯みがき剤

 市販されている歯みがき剤の約9割にフッ化物が配合されています。全年齢層で使用することができますが、吐き出しができない小さな子どもは、泡状やジェル状、スプレータイプなどで、低濃度(100ppm、500ppm)のものを利用するとよいでしょう。

 

  • フッ化物塗布

 比較的濃度の高いフッ化物を直接歯の表面に塗る方法で、歯科医院で実施されています。歯科医師の指示に基づき、定期的に実施すると効果が上がります。

乳歯のむし歯予防として、歯が生えた頃から実施できます。また、露出した歯の根元のむし歯予防として高齢者まで実施されています。

 

  • フッ化物洗口

 フッ化物を溶かした水溶液でブクブクうがいをする方法です。対象は、主に4歳(ブクブクうがいができるようになってから)~14歳くらいで、永久歯のむし歯予防に効果があります。実施後、すぐにむし歯予防効果が現れるものではないので、継続して実施する必要があります。歯科医院で製剤を購入して家庭で実施する方法と、保育所や幼稚園、学校などの集団で実施する方法があります。

 会津若松市では、平成28年度から、市内一部の認可保育所や認定子ども園等で、フッ化物洗口の取り組みが始まりました。

 

会津若松市歯科保健推進だより

 会津若松市のフッ化物洗口事業について、保護者の皆様へ「会津若松市歯科保健推進だより」をお届けしてまいります。

            

  • 市内公立小学校の保護者の皆様へ

  「ぶくぶくうがいでむし歯予防」(第1号 平成28年12月発行).pdf(616KB)

  歯科保健推進だより(第2号 平成29年6月発行).pdf(234KB)

 

  • 就学前の保護者の皆さまへ

  歯科保健推進だより~年中組と年長組の保護者の方へ(平成29年6月発行).pdf(202KB)

 

福島県では、フッ化物の応用に関するマニュアルやガイドラインを作成して、効果的なフッ化物利用を推進しています。

 

 

お問い合わせ

  • 会津若松市役所 健康増進課
  • 電話: 0242-39-1245
  • FAX: 0242-39-1231
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