公開日 2023年12月19日
更新日 2025年04月01日
「ふくしま育パパセミナー」が開催されました
家族の絆を一層深め、安心して出産・子育てできる環境づくりを進めることを目的としたセミナーが開催されました。
開催日当日は、19世帯39名の方が参加され、会場は大いに賑わいました。


はじめに、福島県助産師会より『産前産後の女性の身体の変化について理解しよう!』というテーマで、お話しいただきました。
子宮の大きさの変動についてや、出産は交通事故にあった時のような衝撃があるというお話から、「だからこそ、思うように動けないということを想定して女性は準備し、男性もそのつもりでケアに当たれるといい。」と、心構えのアドバイスをいただきました。
続いて、Kaziプロジェクトより、『対話でつくろう 家族のきずな』というテーマで、お話しいただき、家事見える化シートを活用したワークショップを行いました。
世帯ごとに、現在の家事分担を見える化し、それぞれの本音で語り合いながら、産後や普段の家事・育児分担についてイメージを膨らませていきました。


次に、福島県助産師会の、『相談会及び意見交換会』を行いました。
「冬場に生まれてくる子にはどんな服装をさせるとよいのか」「二人目が生まれた時には、上の子と関わるときにどんなことを気をつければいいのか」「出産に向けてやっておいた方がよいこと」など、たくさんの質問が寄せられ、助産師さんや会場に来ていた先輩パパさん・ママさんからお話しいただきました。
参加者からは、「中々聞く機会のない話だったので、ありがたかった。」「妻の負担にならないように、一緒にやっていきたいと思った。」などの感想があがりました。
ここでセミナーは終了。最後は希望者による、妊婦体験や沐浴体験、おひるねアート撮影会が実施されました。
妊婦体験を行った男性の皆さんからは、「起き上がれない。」「靴下がはけない。」などの感想が聞かれ、女性からは、「本当に大変なんだから。」との声もあり、出産の大変さを共有している様子が見受けられました。
沐浴体験では、助産師さんのアドバイスを聞きながら、イメージを膨らませているようでした。
終了予定時刻を過ぎるほどの大盛況で、それぞれこれからの家族像についての話し声がいっぱいとなった会場でした。
参加者の感想(アンケートより一部抜粋)
- 他の方の色々な意見を聞けてとてもよかった。これからの家事、育児で活かしていきたいと思います。
- すごくためになりました。抱っこや沐浴を実践したいと思います。
- 話すきっかけをたくさん頂きました。夫妻で参加する初めてのセミナーとして、内容がちょうどよいと感じました。
- 家事分担シートは家で活用していきたいと思います。
- 家事の見える化によって、『家事を相手にしてもらうことを多く望んでいたこと』や『感謝するタイミング』などを認識でき、有意義な時間になりました。
以下、募集時の記事になります

福島県では少子化対策の一環として、家族の絆を一層深め、安心して出産・子育てできる環境づくりを進めることを目的とし、県が運営するふくしま結婚・子育て応援センターとともに「育パパセミナー」を開催しています。
家事・育児のシェアについて、それぞれの家庭に合ったカタチを考えてみませんか。
今年度も育児・家事タスク表「見える化シート」を用いたワークショップ等のほか、人気企画である「おひるねアート撮影会」も予定しています!
開催日時
- 令和6年11月23日(土・祝)10:00から12:30まで
会場
- 會津稽古堂 3階 研修室2・3(会津若松市栄町3-50)
対象
- プレパパ・子育て中のパパとその家族
内容
- 助産師によるお話「産前・産後の女性の身体・体調の変化について理解しよう!」
- 家事・育児タスク表『見える化シート作成』ワークショップ
- Kaziプロジェクト代表によるお話「夫婦間のコミュニケーションを取りながら一緒に家事・育児を行っていくことの大切さ」
- 助産師による相談会・意見交換会
- 助産師による個別相談会
- 沐浴体験、抱っこ体験、妊婦体験
- おひるねアート撮影会
主催
- 福島県、公益財団法人福島県青少年育成・男女共生推進機構(ふくしま結婚・子育て応援センター)
共催
- 会津若松市
お問い合わせ
- ふくしま育パパセミナー事務局(福島リビング新聞社内)
- 電話:024-934-6120 9:30から18:00まで(月)から(金)まで※土日祝日を除く
- FAX:024-934-7231