公開日 2021年08月23日
更新日 2025年04月11日
職場や市で実施している健康診査(健診)は、体重や腹囲、血圧の測定や血液・尿の検査があります。
健診の結果は、あなたの食事の内容や量などの“食べ方”や、動きの量・強度などの“身体の動かし方”である、生活習慣が反映されるものです。
健診を受けて終わりにせず、健診結果からご自身の生活の振り返りにご活用ください。
健診結果は、あなたの身体からのメッセージです
- 健診で見ている検査項目の内容や、基準値を確認しましょう。
- 自分の身体の変化や生活を見直してみましょう。
- 単年だけでなく、経年での経過を、年齢や生活背景の変化とあわせて確認しましょう。
- ご自分の健診結果を、基準値を照らし合わせてみましょう。受診勧奨判定値がある方は、生活改善だけでなく、受診し医師の診断を受けることが必要です。
自分で確認できる項目をチェック!!
体重を毎日計りましょう
体重は、動く量(使う量)と口に入れる量(貯める量)のバランスで変化します。
「夏場は歩いているけど、冬になって動かなくなると太る」と言う声が聞かれます。これは、食べたり飲んだりする量は変わらなくても、使う量が減ったので、結果として体重が増えることにつながります。このことから、自分の収支バランスを確認するために、毎日体重を測る習慣をつけましょう。
朝1番の体重計測が、水分変動などをうけにくく最も適していると言われています。体重を測ったら、カレンダーや手帳などの見えるところに記録し経過を見ましょう。
また、体重と合わせて腹囲も測定をして、内臓脂肪の増減にも目を向けましょう。
腹囲の測定方法は厚生労働省ホームページ(外部リンク)をご覧ください。
血圧を測る習慣をつけましょう
血圧は、測定するタイミングや時間帯で変動します。
「病院では低いんだけど」、「朝だけ高いんだよな」と測定する習慣のある方は、ご自分の血圧の変動が見えると思います。
今は家庭血圧が重要視されていますので、測定をして125/75以上(75歳以上の方は135/85以上)が続くようであれば、記録したものを医療機関に持参し、医師の指示を仰ぎましょう。
血圧測定のポイント(1日2回がおすすめです)
それぞれ2回測定し、その平均値で判断しましょう。
起床後1時間以内
- トイレをすませてから
- 服薬する前に
- 朝食前に
- 測定する姿勢になり、1~2分安静にしてから
就寝前
- 飲酒や入浴の直後は避ける
- 測定する姿勢になり、1から2分安静にしてから
血圧についての詳細は厚生労働省ホームページ(外部リンク)をご覧ください。
測定した結果を記録しましょう
健診結果の相談は・・・
生活習慣病は初期段階での自覚症状がないため、健診を受けてご自分の身体と向き合うことが大切です。
お受けいただいた健診結果でご不明なことがありましたら、お住まいの地区に担当保健師がおりますので、ぜひご相談ください。
健診結果の見方を知ることは、自分の健康に目を向けるきっかけになります。生活習慣を見直し、病気の発症予防と重症化予防につとめましょう。
お問い合わせ
- 会津若松市役所 健康増進課
- 電話番号:0242-39-1245(39-1282)
- ファックス番号:0242-39-1231
- メール