公開日 2017年01月19日
草のなかま(双子葉類)
ここでは会津若松市の身近な植物のうち、草のなかま(双子葉類)を紹介します。ミヤマイラクサ(アイコ)[イラクサ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ミヤマイラクサ(アイコ)[イラクサ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 高さは40cmから80cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「円形」から「広卵形(こうらんけい)」です。葉・茎ともに触れると痛い刺毛(しもう)があります。 葉の先端は、「尾状」にとがります。 葉の基部は、「切形(せっけい)」から「心形」や「円形」です。 葉の縁は、粗い「鋸歯(きょし)」で葉のふちが粗い鋸(のこぎり)の歯のようになっています。 |
花 | 花は7月から9月頃に咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、雌花は上方に、雄花は葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)につきます。全体としては「円錐花序(えんすいかじょ)」になります。 |
生育環境 |
山地です。 |
分布状況 |
北海道、本州、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
大戸地区、東山地区 |
ウワバミソウ(ミズナ)[イラクサ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ウワバミソウ(ミズナ)[イラクサ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。群生します。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから40cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「長楕円形(ちょうだえんけい)」ですが左右が同じ大きさでありません。 葉の先端は、「尾状」にとがります。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、粗い「鋸歯(きょし)」で葉のふちが粗い鋸(のこぎり)の歯のようになっています。 |
花 | 花は4月から6月頃咲きます。花の色は緑白色です。 花の付き方は、雄株では花柄のある「散形花序(さんけいかじょ)」で花軸の先端から放射状に柄が出てその先にひとつずつ花がつきます。雌株では葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)のところに柄がなく球状に固まってつきます。 |
生育環境 |
山地の湿った斜面や崖です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、中国 |
市内の生育確認区域 |
門田地区、山地・山麓に普通に見られます。 |
カラムシ(クサマオ)[イラクサ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | カラムシ(クサマオ)[イラクサ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは1mから1.5mぐらいです。茎や葉柄には短毛が密生します。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「広卵形(こうらんけい)」です。 葉の先端は、「尾状」にとがります。 葉の基部は、「円形」広い「くさび形」です。 葉の縁は、「鈍鋸歯(どんきょし)」で鋸歯の切れ込みの先が鈍いものです |
花 | 花は7月から9月頃咲きます。花の色は雄花は黄白色で、雌花は淡緑色です。 花の付き方は、葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)に「円錐花序(えんすいかじょ)」につきます。上の方に雌花が下の方に雄花がつきます。 |
生育環境 |
山地や原野です。 |
分布状況 |
本州、四国、九州、沖縄、アジア東部から南部 |
市内の生育確認区域 |
市街地 |
アカソ[イラクサ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | アカソ[イラクサ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。古い時代には、茎から繊維をとりました。 |
大きさ | 高さは50cmから80cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「葉柄(ようへい)」があります。葉柄や葉が赤褐色を帯びます。 |
葉のかたち | 葉の形は、卵円形です。 葉の先端は、大きく3裂して中央は「尾状」にとがります。 葉の基部は、「切形(せっけい)」から「くさび形」です。 葉の縁は、粗い「鋸歯(きょし)」で葉のふちが粗い鋸(のこぎり)の歯のようになっています。 |
花 | 花は7月から9月頃咲きます。花の色は雌花は小球状に集まり赤味を帯びます、雄花は細く小さく淡黄白色です。 花の付き方は、雌花は上部の葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)につき、雄花は下部につき「穂状花序(すいじょうかじょ)」となります。 |
生育環境 |
山や野原です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、中国 |
市内の生育確認区域 |
門田地区、山地・山麓に普通に見られます。 |
ヒメスイバ[タデ科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | ヒメスイバ[タデ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは20cmから50cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。葉柄の根元に鞘(さや)状の托葉(たくよう)があります。葉鞘(ようしょう)ともいいます。タデ科の共通の特徴です。 |
葉のかたち | 葉の形は、「やじり形」から「矛形(ほこがた)」です。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」から「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「耳形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は5月から8月頃咲きます。花の色は緑褐色で花弁がありません。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある小さな花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
野原や道ばたの日のあたる場所です。 |
分布状況 |
帰化植物です。ユーラシアから明治時代初期の頃渡来して帰化しました。分布は北海道、本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
神指地区、市街地にも見られます。 |
ミゾソバ(ウシノヒタイ)[タデ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ミゾソバ(ウシノヒタイ)[タデ科] |
園芸的分類 |
「一年草」で春に発芽し、夏から秋に開花し結実し、冬には全草(全体)が枯れます。群生します。 |
大きさ | 茎は地をはってから立ち上がり、茎の高さは30cmから100cmぐらいです。茎に刺毛(しもう)が下向きにつきます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。葉柄の根元に鞘(さや)状の托葉(たくよう)があります。葉鞘(ようしょう)ともいいます。タデ科の共通の特徴です。 |
葉のかたち | 葉の形は、卵状ほこ形です。葉の形が牛の額に似ているとも言われています。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、「心形」から「耳形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は7月から10月頃咲きます。花の色は上部は赤紫色、下部は白色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸の先に柄のある花が10個ほど集まって頭状につきます。 |
生育環境 |
野原や山道、道ばたの湿地です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、中国、アジアの北東部 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
エゾノミズタデ[タデ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | エゾノミズタデ[タデ科] |
園芸的分類 |
普通は水性ですが陸にも生える「多年草」で毎年花が咲き、秋に枯れますが、根は枯れないで残り、春になって成長します。水生と陸生で形態が異なります。会津が南限と考えられており、福島県の準絶滅危惧種に選定されています。 |
大きさ | 水性の場合は水の深さ、陸生の場合は周りの様子によりさまざまです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。葉柄の根元に鞘(さや)状の托葉(たくよう)があります。葉鞘(ようしょう)ともいいます。タデ科の共通の特徴です。 |
葉のかたち | 葉の形は、「長楕円形(ちょうだえんけい)」です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「切形(せっけい)」、浅い「心形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。大きさはは長さ7から10cm幅2.5から4cmです。 |
花 | 花は7月から9月頃咲きます。花の色は淡紅色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
池や沢の水中または水辺です。 |
分布状況 |
北海道、本州(東北地方と長野県北部)、北半球に広く分布 |
市内の生育確認区域 |
市内の池や沢 |
イヌタデ(アカノマンマ)[タデ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | イヌタデ(アカノマンマ)[タデ科] |
園芸的分類 |
「一年草」で春に発芽し、夏から秋に開花して結実し、冬には根まで枯れます。 |
大きさ | 高さは20cmから50cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。葉柄の根元に鞘(さや)状の托葉(たくよう)があります。葉鞘(ようしょう)ともいいます。縁には根に長い毛がつきます。タデ科の共通の特徴です。 |
葉のかたち | 葉の形は、広皮針形(こうひしんけい)です。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」から「鋭形(えいけい)」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は6月から10月頃咲きます。花の色は紅色、まれに白色です。 花の付き方は、「穂状花序(すいじょうかじょ)」で花軸に花柄のない花がついて直立します。 |
生育環境 |
野原や道ばたです。 |
分布状況 |
樺太、千島、北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国、ヒマラヤ、マレーシア |
市内の生育確認区域 |
全域 |
イタドリ[タデ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | イタドリ[タデ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから1.5mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。葉柄の根元に鞘(さや)状の托葉(たくよう)があります。葉鞘(ようしょう)ともいいます。タデ科の共通の特徴です。花期には消失します。 |
葉のかたち | 葉の形は、「広卵形(こうらんけい)」、卵状楕円形です。葉脈の緑の色が薄いので葉脈が模様のように浮き出ます。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、「切形(せっけい)」から浅心形です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は7月から10月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
日あたりの良い山や野原です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、奄美諸島、朝鮮半島、台湾、中国 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
ヨウシュヤマゴボウ(アメリカヤマゴボウ)[ヤマゴボウ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ヨウシュヤマゴボウ(アメリカヤマゴボウ)[ヤマゴボウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは1mから2mぐらいです。花が咲く頃はピンクで実がなる頃には紅紫色に変化します。根はゴボウに似ていますが有毒で食べることはできません。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、卵状長楕円形、長楕円状皮針形です。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」から「鋭形(えいけい)」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は6月から9月頃咲きます。花の色は白色で淡く紅色を帯びます。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が多数ついて垂れ下がります。 |
生育環境 |
栽培していましたが市街地に雑草化してます。 |
分布状況 |
帰化植物です。北アメリカから明治のはじめ頃渡来して帰化しました。分布は全国各地 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
スベリヒユ[スベリヒユ科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | スベリヒユ[スベリヒユ科] |
園芸的分類 |
「一年草」で春に発芽し、夏から秋に開花し結実し、冬には全草(全体)が枯れます。 |
大きさ | 茎の長さ15cmから30cmぐらいです。紅色を帯び地面をはいます |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。短い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、くさび形を帯びた「長楕円形(ちょうだえんけい)」です。葉は肉厚で無毛です。 葉の先端は、「円頭(えんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」で「茎を抱く」ようにつきます。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は7月から9月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、枝の先の数個の葉の中心につきます。 |
生育環境 |
田や畑あるいは庭園の雑草として普通にみられます。 |
分布状況 |
日本全土、世界中の温帯から熱帯 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
ミミナグサ[ナデシコ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ミミナグサ[ナデシコ科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して春に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは15cmから30cmぐらいです。黒紫色を帯びて短い毛が付いています。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「卵形(らんけい)」から長楕円状皮針形です。葉の表と裏にも細かな毛があります。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、広い「くさび形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなく毛がついています。 |
花 | 花は4月から6月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「二出集散花序(にしゅつしゅうさんかじょ)」で花柄が分枝して花がつきます。 |
生育環境 |
道ばたや田畑です。 |
分布状況 |
樺太、北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国、インド |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
カワラナデシコ(ナデシコ)[ナデシコ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | カワラナデシコ(ナデシコ)[ナデシコ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから80cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「線形」から「皮針形(ひしんけい)」です。 葉の先端は、針状にとがります。 葉の基部は、「茎を抱く」ようについています。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は7月から10月頃咲きます。花の色は淡紅色、まれに白色です。 花の付き方は、「集散花序(しゅうさんかじょ)」で花柄が分枝して数個の花がつきます。 |
生育環境 |
山や野原の日のあたる川原、草原です。 |
分布状況 |
本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
ムシトリナデシコ[ナデシコ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ムシトリナデシコ[ナデシコ科] |
園芸的分類 |
「一年草」又は「越年生草」で群生します。「一年草」は春に発芽し、夏から秋に開花し結実し、冬には根まで枯れます。「越年草」は秋に発芽し冬を越して春に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから60cmぐらいです。茎に粘液を分泌する部分があります。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「卵形(らんけい)」から卵状被針形です。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」から「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、「茎を抱く」ようについています。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は5月から7月頃咲きます。花の色は紅色、白色です。 花の付き方は、「集散花序(しゅうさんかじょ)」で花柄が分枝して花がつきます。 |
生育環境 |
かっては栽培してましたが、今は川原や砂地に野生化しています。「逸出(いっしゅつ)」したといいます。 |
分布状況 |
帰化植物です。ヨーロッパ(地中海)から渡来して帰化しました。 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
アカザ[アカザ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | アカザ[アカザ科] |
園芸的分類 |
「一年草」で春に発芽し、夏から秋に開花し結実し、冬には全草(全体)が枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは60cmから1.5mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、三角状卵形から「卵形(らんけい)」です。特に若葉は、緑色の葉に赤みが多いです。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」から「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、「歯牙(しが)」で鋸歯と同じようにギザギザがあります。 |
花 | 花は9月から10月頃咲きます。花の色は赤色、黄緑色です。 花の付き方は、「円錐花序(えんすいかじょ)」で茎のところに枝分れして短い穂を出して細かい花がつき、全体が円錐状にみえます。 |
生育環境 |
畑地の付近や荒地です。 |
分布状況 |
帰化植物です。中国から渡来して帰化しました。北海道、本州、四国、九州、台湾、朝鮮半島、中国、モンゴル |
市内の生育確認区域 |
全域 |
オクトリカブト[キンポウゲ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | オクトリカブト[キンポウゲ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。代表的な有毒植物です。さわらないようにしましょう。 |
大きさ | 茎の高さは80cmから180cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「円心形」です。 葉の先端は、「掌状深裂(しょうじょうしんれつ)」といい葉柄の先から数本の脈をもった葉が3つから7つの深い切れこみをもちます。 葉の基部は、「心形」から「切形(せっけい)」から「くさび形」です。 葉の縁は、裂片には荒い「鋸歯(きょし)」があります。 |
花 | 花は8月から9月頃咲きます。花の色は青紫色です。 花の付き方は、「散房花序(さんぼうかじょ)」を「総状花序(そうじょうかじょ)」につけます。 |
生育環境 |
林中、林縁、草原などです。 |
分布状況 |
北海道(西南部)、本州(中部以北) |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
アズマイチゲ[キンポウゲ科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | アズマイチゲ[キンポウゲ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは15cmから20cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。根生葉は、長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 そのなかでも「2回3出複葉(にかいさんしゅつふくよう)」といい3出複葉の葉軸が分枝して両側に3出複葉が付きます。小葉の形は、「倒卵形」です。 小葉の先端は「鈍頭(どんとう)」です。 小葉の基部は「くさび形」です。 小葉は粗い「鋸歯(きょし)」で葉のふちが粗い鋸(のこぎり)の歯のようになっています。 |
花 | 花は3月から5月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、花のつく茎に1個頂生します。 |
生育環境 |
落葉樹林の林縁、林床、ときには草原などです。 |
分布状況 |
樺太、北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島 |
市内の生育確認区域 |
東山地区、鶴ヶ城内 |
キクザキイチゲ(キクザキイチリンソウ)[キンポウゲ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | キクザキイチゲ(キクザキイチリンソウ)[キンポウゲ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは10cmから30cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。花茎には包葉もあります。根生葉は長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 根生葉は、「2回3出複葉(にかいさんしゅつふくよう)」といい3出複葉の葉軸が分枝して両側に3出複葉が付きます。 包葉と根生の小葉の形は、「羽状深裂(うじょうしんれつ)」します。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の縁は、「決刻(けっこく)」で葉の縁に不ぞろいの切れ込みがあります。 |
花 | 花は3月から5月頃咲きます。花の色は淡紫色、白色です。 花の付き方は、花のつく茎に1個頂生します。「単頂花序(たんちょうかじょ)」 |
生育環境 |
落葉樹林の林縁、林床、ときには草原などです。 |
分布状況 |
北海道の温帯、本州(近畿以北) |
市内の生育確認区域 |
東山地区、鶴ヶ城内 |
ニリンソウ[キンポウゲ科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | ニリンソウ[キンポウゲ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは15cmから25cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。根生葉は長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 根生葉は、3つに深く裂け、1枚1枚は「全裂」で葉身の切れ込みが中央脈に達しています。 葉の基部は、「くさび形」です。 |
花 | 花は4月から5月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、茎と葉の中心から1から3本の長い花のつく茎を出して花をつけます。 |
生育環境 |
山や野原の林の下です。 |
分布状況 |
樺太、北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
オキナグサ[キンポウゲ科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | オキナグサ[キンポウゲ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。国の絶滅危惧II類、県の準絶滅危惧種に選定されています。 |
大きさ | 花が咲くときの高さは10cmぐらいです。、その後30cmから40cmぐらいです。全体に白毛を密生します。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「束生(そくせい)」で根元に束になって葉が付きます叢生(そうせい)ともいいます。根生葉は長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 そのなかでも「2回羽状複葉(にかいうじょうふくよう)」といい羽状複葉の葉軸がさらに羽状になる複葉です。外面は白色の絹毛で被われています。茎につく葉は、「無柄(むへい)」で茎に直接付きます。線状の裂片に分れています。 |
花 | 花は4月から5月頃咲きます。花の色は内側は赤紫色、外側は白毛でおおわれます。 花の付き方は、花のつく茎に1個頂生します。「単頂花序(たんとうかじょ)」 |
生育環境 |
山や野原の日のあたる場所です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
市内の山や野原 |
フクジュソウ(ガンジツソウ)[キンポウゲ科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | フクジュソウ(ガンジツソウ)[キンポウゲ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。「元旦草」ともいいます。県の絶滅危惧II類に選定されています。 |
大きさ | 高さは15cmから30cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 小葉は「卵形」、長卵形で羽状に深裂します。裂片は「線状皮針形(せんじょうひしんけい)」です。根生葉は、「3回羽状複葉(さんかいうじょうふくよう)」といい2回羽状複葉の葉軸がさらに羽状になる複葉です。 葉の基部は、下部にさやがあって「茎を抱く」ようについています。 |
花 | 花は3月から4月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、茎の頂きに1個の花をつけます。「単頂花序(たんちょうかじょ)」 |
生育環境 |
温帯の落葉樹林下です。山村の土手や畑にも育成します。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
市内の土手や畑 |
ウマノアシガタ(キンポウゲ)[キンポウゲ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ウマノアシガタ(キンポウゲ)[キンポウゲ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは40cmから60cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。茎につく葉もあり長い毛が目立ちます。根生葉は長い「葉柄(ようへい)」があります。長い毛が目立ちます。茎につく葉は短い柄があります。 |
葉のかたち | 根生葉の形は、3から5に「中裂(ちゅうれつ)」または「深裂(しんれつ)」します。茎につく葉でも上部につくものは「線形」で3裂片です。 葉の先端は、裂片は2から3裂します。 葉の基部は、「くさび形」です。 |
花 | 花は4月から5月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、茎の先で分枝し、その先端に花を1個つけます。 |
生育環境 |
山や野原の日のあたる場所です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
キバナイカリソウ[メギ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | キバナイカリソウ[メギ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 根生葉の高さが20cmから40cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 根生葉は長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 そのなかでも「2回3出複葉(にかいさんしゅつふくよう)」といい3出複葉の葉軸が分枝して両側に3出複葉が付きます。小葉の形は、「卵形」、狭卵形です。 葉の先端は、「鋭尖頭(えいせんとう)」で「尾状」になります。 葉の基部は、ゆがんだ「心形」です。 葉の縁は、刺状(とげじょう)の毛がたくさん付いています。 |
花 | 花は4月から5月頃咲きます。花の色は淡黄色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が多数ついて、下方についた花から開花します。また基部に葉があり根生葉と似ています。 |
生育環境 |
落葉樹林の林縁、林床などです。 |
分布状況 |
北海道、本州(日本海側) |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
ヒツジグサ[スイレン科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ヒツジグサ[スイレン科] |
園芸的分類 |
多年生の水草 |
大きさ | |
葉のつき方 | 根生葉は長い「葉柄(ようへい)」が水の中にあり、葉は水面に浮かんでいます。 |
葉のかたち | 葉の形は、卵円形、広楕円形です。 葉の先端は、「円頭(えんとう)」です。 葉の基部は、「やじり形」で深く切れ込みます。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は6月から9月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、花のつく茎に1個頂生します。「単頂花序(たんちょうかじょ)」 |
生育環境 |
池や沼の水中です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
ヒトリシズカ(ヨシノシズカ)[センリョウ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ヒトリシズカ(ヨシノシズカ)[センリョウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 高さは10cmから30cmぐらいです。多数が束になって出ます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、節の間が短いので4枚の葉が輪生しているように見えますが、4枚の葉が相接している「対生(たいせい)」です。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、広楕円形、卵状楕円形、「楕円形(だえんけい)」です。 葉の先端は、「突頭(とつとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」で葉の縁が鋸(のこぎり)の歯のように切れ込んでいます。 |
花 | 花は4月から5月頃咲きます。花の色は白色、花糸は3本に分かれ白色糸状で水平に出ます。 花の付き方は、普通は1本の「穂状花序(すいじょうかじょ)」で花軸に柄のない花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
山の林の中です。 |
分布状況 |
樺太、南千島、北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
東山地区、大戸地区、門田地区 |
フタリシズカ[センリョウ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | フタリシズカ[センリョウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから60cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、節の間が短いので4枚の葉が輪生しているように見えますが、4枚の葉が相接している「対生(たいせい)」です。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「楕円形(だえんけい)」、卵状楕円形です。 葉の先端は、「突頭(とつとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」で葉の縁が鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は4月から6月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、普通は花軸が分枝して2本になり、「穂状花序(すいじょうかじょ)」で花軸に柄のない花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
山や林の中です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
ヤマシャクヤク[ボタン科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ヤマシャクヤク[ボタン科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。国の準絶滅危惧種、県の絶滅危惧II類に選定されています。 |
大きさ | 高さは40cmから50cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。下部に着くのは「2回3出複葉(にかいさんしゅつふくよう)」といい3出複葉の葉軸が分枝して両側に3出複葉が付きます。上部の葉は「2回3出複葉」あるいは単葉です。小葉の形は、倒卵形、「楕円形(だえんけい)」です。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」から「鋭形(えいけい)」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。裏面は白色を帯びます。 |
花 | 花は4月から6月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、花のつく茎に1個頂生します。「単頂花序(たんちょうかじょ)」 |
生育環境 |
落葉広葉樹林の下です。 |
分布状況 |
本州(関東・中部地方以西)四国、九州、朝鮮半島 |
市内の生育確認区域 |
市内の落葉広葉樹林 |
オトギリソウ[オトギリソウ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | オトギリソウ[オトギリソウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 高さは30cmから60cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。対生の両方の葉が接近して茎を抱きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、広皮針形です。葉を透かしてみると黒色の細かい油点が散在します。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「切形(せっけい)」で「茎を抱く」ようについています。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は7月から9月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「二出集散花序(にしゅつしゅうさんかじょ)」で花柄が分枝して花がつきます。 |
生育環境 |
山や野原です。 |
分布状況 |
樺太、南千島、北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
モウセンゴケ[モウセンゴケ科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | モウセンゴケ[モウセンゴケ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは6cmから20cmぐらいです。ちぢれた褐色の毛があります。全身赤色を帯びます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「へら形」です。葉の表面に球状のふくらみのある紅紫色の毛がたくさん着いて粘液をだします。腺毛といいます。 葉の先端は、「円頭(えんとう)」です。 |
花 | 花は6月から8月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
山や野原の日のあたる湿地です。 |
分布状況 |
樺太、千島、北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、北半球の温帯から亜寒帯 |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
クサノオウ[ケシ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | クサノオウ[ケシ科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して春に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから80cmぐらいです。茎や葉に縮れた白い短毛が付いています。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。下部の葉に短い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「卵形(らんけい)」で羽状に分裂します。表面は緑色で、裏は細かい毛があり、白っぽく見えます。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の縁は、不ぞろいの切れ込みがあります。 |
花 | 花は5月から7月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「散形花序(さんけいかじょ)」で花軸の先端から放射状に柄が出てその先に数個の花がつきます。 |
生育環境 |
平地の日当たりのよい草地や荒地や石垣などです。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、東アジアの温帯 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
タケニグサ(チャンパギク)[ケシ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | タケニグサ(チャンパギク)[ケシ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは1mから2mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉は長さ10から30cmの大きな葉となります。 葉の形は「広卵形(こうらんけい)」で、「羽状中裂(うじょうちゅうれつ)」で葉の中央に一本の脈があり、その両側に羽状になり、縁が中央脈の中間あたりまで切れ込みます。葉の裏面は少し白っぽくなります。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「心形」です。 |
花 | 花は7月から8月頃咲きます。花の色は白色、紅色です。 花の付き方は、大きな「円錐花序(えんすいかじょ)」で何回も分枝して花がつき、全体が円錐状にみえます。 |
生育環境 |
日あたりのよい山や荒地を好みます。 |
分布状況 |
本州、四国、九州、台湾、中国 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
ムラサキケマン(ヤブケマン)[ケシ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ムラサキケマン(ヤブケマン)[ケシ科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して春に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは20cmから50cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 根生と茎生の両方があります。「2回3出複葉(にかいさんしゅつふくよう)」で3出複葉の葉軸が分枝して両側に3出複葉が付きます。 葉の形は、三角状卵形です。葉のきれこみが「浅裂(せんれつ)」で葉のへりと中央脈の中間より浅いきれこみがあります。 |
花 | 花は4月から6月頃咲きます。花の色は紅紫色、または白色に紅紫色の斑点のあるものです。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
平地の林縁や畑地の近くです。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、沖縄、台湾、中国 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
ミヤマキケマン[ケシ科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | ミヤマキケマン[ケシ科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して春に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 高さは20cmから50cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 そのなかでも「羽状複葉(うじょうふくよう)」といい、小葉が鳥の羽状についている複葉です。たくさんの茎や葉を出します。 葉の形は、葉全体は「卵形(らんけい)」、長卵形で、細裂片は「線状長楕円形(せんじょうちょうだえんけい)」です。 |
花 | 花は4月から7月頃咲きます。花の色は淡黄色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
日あたりのよい山や野原です。 |
分布状況 |
本州(近畿地方から東) |
市内の生育確認区域 |
大戸地区 |
ナズナ(ペンペングサ)[アブラナ科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | ナズナ(ペンペングサ)[アブラナ科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して春に花咲き結実して枯れます。春の七草のひとつです。 |
大きさ | 高さは10cmから60cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」は根のきわの茎から葉が付きます。この葉は花が咲く頃には枯れてしまいます。茎につく葉もあります。根生葉は「葉柄(ようへい)」があります。茎につく葉は「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 根生葉は、「頭大羽状分裂(とうだいうじょうぶんれつ)」で羽裂している裂片のうち、先端が最も大きく基部の方に小さくなります。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、茎につく葉の基部(きぶ)は「やじり形」で、「茎を抱く」ようについています。 葉の縁は、茎につく葉は粗い「鋸歯(きょし)」で葉のふちが粗い鋸(のこぎり)の歯のようになっています。 |
花 | 花は3月から6月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
道ばたや田などです。 |
分布状況 |
日本を含む北半球に分布 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
マメグンバイナズナ(コウベナズナ)[アブラナ科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | マメグンバイナズナ(コウベナズナ)[アブラナ科] |
園芸的分類 |
「一年草」から「越年草」 |
大きさ | 茎の高さは20cmから60cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。茎につく葉は「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。根生葉は長い「葉柄(ようへい)」があります。茎につく葉もあります。 |
葉のかたち | 根生葉は、「倒卵形(とうらんけい)」から「へら形」で「頭大羽状分裂(とうだいうじょうぶんれつ)」で羽裂している裂片のうち、先端が最も大きく基部の方に小さくなります。 茎につく葉の形は、細い「倒卵形(とうらんけい)」から「へら形」です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、茎につく葉の縁は、「全縁」か「鋸歯(きょし)」です。 |
花 | 花は5月から6月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が多数つきます。 |
生育環境 |
荒地です。 |
分布状況 |
帰化植物です。北アメリカから明治の中頃渡来して帰化しました。分布は日本全土、東アジア |
市内の生育確認区域 |
全域 |
ウメバチソウ[ユキノシタ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ウメバチソウ[ユキノシタ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは10cmから40cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。茎につく葉もあります。根生葉は長い「葉柄(ようへい)」があります。茎につく葉は、「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 根生葉は、「卵形(らんけい)」から「腎臓形(じんぞうけい)」です。 葉の先端は、「微突頭(びとつとう)」です。 葉の基部は、根生葉は「心形」です。花茎につく葉は、基部が「茎を抱」きます。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、花のつく茎に1個頂生します。「単頂花序(たんちょうかじょ)」 |
生育環境 |
山地の日あたりの良い湿地です。 |
分布状況 |
樺太、千島、北海道、本州、四国、九州、台湾、東アジア |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
ヤグルマソウ[ユキノシタ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ヤグルマソウ[ユキノシタ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは1mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。茎につく葉は「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。根生葉は長い「葉柄(ようへい)」があります。茎につく葉は短い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 根出葉は「5出複葉(ごしゅつふくよう)」といい小葉が5枚ついています。茎の上部の葉は掌状の「3出複葉(さんしゅつふくよう)」です。 小葉の先端は、5つ又は3つに浅く浅い切れ込みがあり、それぞれの先端は「尾状(びじょう)」に鋭くとがります。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、「細鋸歯(さいきょし)」で鋸歯(きょし)よりも細かい切れ込みがあります。 |
花 | 花は6月から7月頃咲きます。花の色は緑白色から白色に変わります。 花の付き方は、「円錐花序(えんすいかじょ)」で何回も分枝して花がつき、全体が円錐状にみえます。 |
生育環境 |
谷沿いの林の下です。 |
分布状況 |
北海道、本州、朝鮮半島 |
市内の生育確認区域 |
東山地区、大戸地区、湊地区 |
ユキノシタ[ユキノシタ科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | ユキノシタ[ユキノシタ科] |
園芸的分類 |
半常緑の「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分枯れたり枯れなかったりし、根は地下に枯れずにいます。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは20cmから50cmぐらいです。全体に毛が付いています。長い紅色の「走出枝(そうしゅつし)」を出し、その先に新しい株をつくります。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。茎から出る葉と葉の間隔が狭いので、上から見たとき地面に接するように放射状に広がり「ロゼット」とよばれます。根生葉は、長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「腎臓形(じんぞうけい)」です。表面は暗緑色で、脈に沿って白斑があり、裏面は暗紫色を帯びます。 葉の基部は、「心形」です。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」で葉の縁が鋸(のこぎり)の歯のように切れ込んでいます。そこに毛がついています。 |
花 | 花は5月から7月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「円錐花序(えんすいかじょ)」で花柄が分枝して花がつきます。 |
生育環境 |
湿ったところの岩の上です。庭園にも植えられます。 |
分布状況 |
本州、四国、九州、中国 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
ホロムイイチゴ[バラ科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | ホロムイイチゴ[バラ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。県の絶滅危惧I類に選定されています。 |
大きさ | 花のつく茎は10cmから45cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「平円形」で浅く3から5裂します。 葉の先端や裂片は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「心形」です。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」で葉の縁が鋸(のこぎり)の歯のように切れ込んでいます。 |
花 | 花は6月から7月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、花のつく茎に1個頂生します。「単頂花序(たんちょうかじょ)」 |
生育環境 |
北の湿地(泥炭地)に生育します。 |
分布状況 |
樺太、千島、北海道、本州(東北地方の湿原)、朝鮮半島の北部から北半球 |
市内の生育確認区域 |
市内の湿地 |
ヘビイチゴ[バラ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ヘビイチゴ[バラ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。茎は地面をはいます。 |
大きさ | 茎は地をはい長く伸びます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 その中でも「3出複葉(さんしゅつふくよう)」といい小葉が3枚ついています。表面には毛がありませんが、裏面には毛があります。小葉の形は、「卵形(らんけい)」から「楕円形(だえんけい)」卵状楕円形です。黄緑色をおびます。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、「歯牙(しが)」で葉のふちがギザギザになります。 |
花 | 花は4月から6月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、1花ずつ葉と向かい合ってつきます。 |
生育環境 |
田や道ばたの日当たりの良いあぜなどです。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、沖縄、台湾、中国 |
市内の生育確認区域 |
門田地区、湊地区 |
ヤブヘビイチゴ[バラ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ヤブヘビイチゴ[バラ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。茎は地面をはいます。 |
大きさ | 茎は地をはい長く伸びます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 その中でも「3出複葉(さんしゅつふくよう)」といい小葉が3枚ついています。表面には毛があります。小葉の形は「卵形(らんけい)」から「倒卵形(とうらんけい)です。濃い緑色をしています。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、欠刻状の「重鋸歯(じゅうきょし)」で葉の切れ込みがさらにギザギザになっています。 |
花 | 花は4月から6月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、1花ずつ葉と向かい合ってつきます。 |
生育環境 |
山林の縁ややぶのそばで半日陰(はんひかげ)のところです。 |
分布状況 |
本州(関東以西)、四国、九州、台湾、東アジア |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
ミツバツチグリ[バラ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ミツバツチグリ[バラ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは15cmから30cmぐらいです。「走出枝(そうしゅつし)」という根のきわから出て地上をはって伸びていく茎を出します。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 その中でも「3出複葉(さんしゅつふくよう)」といい小葉が3枚ついています。小葉の形は、「長楕円形(ちょうだえんけい)」から「卵形」です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、「鈍鋸歯(どんきょし)」で鋸歯の切れ込みの先が鈍いものです |
花 | 花は4月から5月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「集散花序(しゅうさんかじょ)」で花柄が分枝して10数個の花がつきます。 |
生育環境 |
平地、丘陵地などです。 |
分布状況 |
本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
ワレモコウ[バラ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ワレモコウ[バラ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 高さは70cmから100cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます根生葉は長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 そのなかでも「奇数羽状複葉(きすううじょうふくよう)といい奇数枚数の小葉が付きます。小葉は大きさが不ぞろいです。小葉の形は、「楕円形(だえんけい)」から「長楕円形(ちょうだえんけい)」です。 葉の先端は、「円頭(えんとう)」です。 葉の基部は、「心形」から「円形」です。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」で葉の縁が鋸(のこぎり)の歯のように切れ込んでいます。 |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は暗紅色です。 花の付き方は、「穂状花序(すいじょうかじょ)」で花軸に花柄のない花がついて直立します。 |
生育環境 |
山や野原です。 |
分布状況 |
樺太、北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国、ヨーロッパ |
市内の生育確認区域 |
湊地区、東山地区 |
キンミズヒキ[バラ科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | キンミズヒキ[バラ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 高さは30cmから100cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。葉柄の根元に鞘(さや)状の大きな托葉(たくよう)があります。葉鞘(ようしょう)ともいいます。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 そのなかでも「奇数羽状複葉(きすうじょうふくよう)」といい奇数枚数の小葉が付きます。小葉の形は、菱状長楕円形、菱状倒卵形です。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、「歯牙(しが)」で鋸歯と同じようにギザギザがあるが、歯の先が山になって葉先にむかいません。 |
花 | 花は7月から10月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
野原や道ばたです。 |
分布状況 |
樺太、南千島、北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国、インドシナ |
市内の生育確認区域 |
全域 |
カワラケツメイ(ままちゃ、ねむちゃ、まめちゃ)[マメ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | カワラケツメイ(ままちゃ、ねむちゃ、まめちゃ)[マメ科] |
園芸的分類 |
「一年草」で春に発芽し、夏から秋に開花し結実し、冬には根まで枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから60cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。短い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 そのなかでも「偶数羽状複葉(ぐうすううじょうふくよう)」といい偶数枚数の小葉が15から35対付きます。小葉は、矢羽のような形をして並んでついています。 葉の先端は、「微突頭(びとつとう)」です。 |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)から小さな柄を出し1から2個つきます。 |
生育環境 |
日当たりの良い野原や道ばた、川原です。 |
分布状況 |
本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
神指地区 |
セイヨウミヤコグサ[マメ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | セイヨウミヤコグサ[マメ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは10から40cmぐらいです。茎や葉に毛が付いています。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 その中でも「3出複葉(さんしゅつふくよう)」といい小葉が3枚ついています。小葉の形は、狭倒卵形、「卵形(らんけい)」です。 葉の先端は、「微突頭(びとつとう)」です。 葉の基部は、「鈍形(どんけい)」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は4月から10月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「散形花序(さんけいかじょ)」で花軸の先端から1から7個の柄が放射状に出てその先にひとつずつ花がつきます。 |
生育環境 |
道ばた、原野、堤防などの草地です。 |
分布状況 |
帰化植物です。ヨロッパから渡来して帰化しました。分布は本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
高野地区 |
ミヤコグサ[マメ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ミヤコグサ[マメ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。多枝があり、やや地に伏します。 |
大きさ | 茎の長さは5から40cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。葉柄のつけ根に葉の形をしたものが2枚ついてます「托葉(たくよう)」といいます。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 その中でも「3出複葉(さんしゅつふくよう)」といい小葉が3枚ついています。小葉の形は、狭倒卵形です。 葉の先端は、「微突頭(びとつとう)」です。 葉の基部は、「鈍形(どんけい)」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は4月から10月頃咲きます。花の色は鮮やかな黄色です。 花の付き方は、「散形花序(さんけいかじょ)」で花軸の先端から1から3本の柄が放射状に柄が出てその先にひとつずつ花がつきます。 |
生育環境 |
道ばた、原野、土手などです。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、沖縄、台湾、朝鮮半島、中国、ヒマラヤ |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
ムラサキツメクサ(アカツメクサ)[マメ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ムラサキツメクサ(アカツメクサ)[マメ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから60cmぐらいです。褐色の軟毛が付いています。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。下部につく葉は「葉柄(ようへい)」が長く、上部につく葉は短い「葉柄(ようへい)」です。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 その中でも「3出複葉(さんしゅつふくよう)」といい3枚の小葉が付きます。表面に白いV字形の模様が入ります。 上部につく小葉の形は「卵形(らんけい)」から「楕円形(だえんけい)」で、下部につく小葉の形は広倒卵形です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」でわずかに凹みます。 葉の基部は、「鈍形(どんけい)」から「円形」です。 葉の縁は、「細鋸歯(さいきょし)」で鋸歯(きょし)よりも細かい切れ込みがあります。 |
花 | 花は5月から10月頃咲きます。花の色は紅紫色です。 花は球形の花序をつけます。 |
生育環境 |
道ばた、荒地の日あたりの良い乾いた場所です。 |
分布状況 |
帰化植物です。ヨロッパから明治のはじめ頃渡来して帰化しました。 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)[マメ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)[マメ科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して春に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 茎の長さ150cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。葉全体は「葉柄(ようへい)」で付きますが、小葉は「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 そのなかでも「偶数羽状複葉(ぐうすううじょうふくよう)」といい、8枚から16枚の偶数枚数の小葉が付き、先端部は巻きひげとなって他のものにからみつきます。葉の形は、小葉は狭倒卵形です。 葉の先端は、「おう(凹)頭」で針状の凸部があります。 葉の基部は、「くさび形」です。 |
花 | 花は3月から6月頃咲きます。花の色は紅紫色です。 花の付き方は、葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)のところに1から3個つきます。 |
生育環境 |
道ばたや野原の日あたりのよい場所です。 |
分布状況 |
本州、四国、九州、沖縄、ユーラシアの温暖地帯 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
スズメノエンドウ[マメ科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | スズメノエンドウ[マメ科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して春に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 茎の長さ30cmから60cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。小葉は「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 そのなかでも「偶数羽状複葉(ぐうすううじょうふくよう)」といい、12枚から14枚の偶数枚数の小葉が付き、先端部は巻きひげとなってからみつきます。小葉の形は、狭卵形です。 葉の先端は、「円頭(えんとう)」から「切頭(せっとう)」ですが、葉脈の先端がとげ状に突き出します。 葉の基部は、「鋭形(えいけい)」です。 |
花 | 花は4月から6月頃咲きます。花の色は白紫色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が4個から6個の花がまとまってつきます。 |
生育環境 |
道ばたや野原の乾いた場所です。 |
分布状況 |
本州、四国、九州、北半球の温帯地域 |
市内の生育確認区域 |
神指地区 |
クズ[マメ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | クズ[マメ科] |
園芸的分類 |
多年生の大型のつる草ですが、茎の下部は木のようになっています。 |
大きさ | 茎の長さ10mぐらいで褐色の毛が生えています。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 その中でも「3出複葉(さんしゅつふくよう)」といい小葉が3枚ついています。大きさな小葉は長さ幅とも10から15cmあり、形は菱状円形で3「中裂(ちゅうれつ)」するものもあります。 葉の先端は、「微突頭(びとつとう)」です。 葉の基部は、「鈍形(どんけい)」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は7月から9月頃咲きます。花の色は紅紫色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
山や野原です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、奄美諸島、台湾、朝鮮半島、中国、フィリピン、インドネシア、ニューギニア |
市内の生育確認区域 |
全域 |
ゲンノショウコ(フウロソウ)[フウロソウ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ゲンノショウコ(フウロソウ)[フウロソウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の長さ30cmから50cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、3または5に「中裂(ちゅうれつ)」し、裂片は「長楕円形(ちょうだえんけい)」から「倒卵形(とうらんけい)」です。 葉の縁は、大きな「鋸歯(きょし)」で葉の縁が大きな切れ込みになります。 |
花 | 花は7月から10月頃咲きます。花の色は白色、紅紫色です。 花の付き方は、枝先や葉間から花柄を出して2から3個の花をつけます。 |
生育環境 |
山や野原です。 |
分布状況 |
南千島、北海道、本州、四国、九州、奄美大島、台湾、朝鮮半島、 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
ノウルシ[トウダイグサ科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | ノウルシ[トウダイグサ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。国の準絶滅危惧種、県の絶滅危惧II類に選定されています。 |
大きさ | 茎の高さは30cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、茎につく葉は「互生(ごせい)」しますが、茎の先に5枚の葉を「輪生(りんせい)」します。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「楕円形(だえんけい)」から「倒皮針形(とうひしんけい)」です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」から「円頭」です。 葉の基部は、せばまります。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は4月から5月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「杯状花序(はいじょうかじょ)」につきます。 |
生育環境 |
湿地に限られ乾くとなくなります。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
市内の湿地 |
ヒメハギ[ヒメハギ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ヒメハギ[ヒメハギ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎は根元から多く束生します。茎の高さは10cmから30cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「卵形(らんけい)」から「楕円形(だえんけい)」、広皮針形です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」で突起があります。 葉の基部は、「円形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は4月から7月頃咲きます。花の色は帯紫色です。 花の付き方は、「葉腋(ようえき)」か葉と花軸が対生します。「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が数個つきます。 |
生育環境 |
山野の日あたりのよい場所です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国、フィリピン、インドネシア、ヒマラヤ |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
キツリフネ[ツリフネソウ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | キツリフネ[ツリフネソウ科] |
園芸的分類 |
「一年草」で春に発芽し、夏から秋に開花し結実し、冬には根まで枯れます。軟らかく白みを帯びます。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから80cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「卵形(らんけい)」から「長楕円形(ちょうだえんけい)」です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「鋭形(えいけい)」です。 葉の縁は、「鈍鋸歯(どんきょし)」で鋸歯の切れ込みの先が鈍いものです |
花 | 花は6月から9月頃咲きます。花の色は淡黄色です。 花の付き方は、「葉腋(ようえき)」から総状に3個か4個の花をつり下げる |
生育環境 |
山の中の湿地です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、東アジア、シベリア、北アメリカ、ヨーロッパ |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
ツリフネソウ(ムラサキツリフネ)[ツリフネソウ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ツリフネソウ(ムラサキツリフネ)[ツリフネソウ科] |
園芸的分類 |
「一年草」で春に発芽し、夏から秋に開花し結実し、冬には根まで枯れます。群生します。 |
大きさ | 茎の高さは50cmから80cmぐらいで赤色を帯びます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、菱状楕円形、広皮針形です。 葉の先端は、「突頭(とつとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」で葉の縁が鋸(のこぎり)の歯のように切れ込んでいます。歯の先は小突起状になります。 |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は紅紫色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が7個か8個つきます。花柄から下に垂れた花の様子が船を釣り下げたようで名前の由来にもなっています。 |
生育環境 |
山の中の水辺です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
ヤブガラシ(ビンボウカズラ)[ブドウ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ヤブガラシ(ビンボウカズラ)[ブドウ科] |
園芸的分類 |
多年生のつる草です。 |
大きさ | |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 その中でも、「鳥足状の掌状複葉(しょうじょうふくよう)」で、5枚の小葉になります。葉の形は狭卵形、小葉の形は「卵形(らんけい)」、長卵形です。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、「鋭形(えいけい)」です。 葉の縁は、「波形(なみがた)」で波(なみ)のようなでこぼこがあります。 |
花 | 花は6月から8月頃咲きます。花の色は淡緑色です。 花の付き方は、花が「散房状(さんぼうじょう)」(扁平)につき、その花が集散花序になります。 |
生育環境 |
樹木や草などのところに覆いかぶさるように繁茂します。 |
分布状況 |
北海道西南部、本州、四国、九州、沖縄、小笠原、朝鮮半島、中国、マレーシア、インド |
市内の生育確認区域 |
全域 |
タチアオイ(ハナアオイ)[アオイ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | タチアオイ(ハナアオイ)[アオイ科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して夏に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは2から3mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「円形」で5から7個の切れ込みです。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」から「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「心形」です。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」があり、鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は6月から7月頃咲きます。花の色は紅色、濃紅色、淡紅色、白紫色です。 花の付き方は、「葉腋(ようえき)」に1個か2個の花がつき茎の先の部分に集中します。 |
生育環境 |
野生では荒地ですが、観賞用に花だんで栽培することがあります。 |
分布状況 |
帰化植物です。中国から渡来して帰化しました。 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
サクラスミレ[スミレ科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | サクラスミレ[スミレ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは10cmから15cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、3・4枚「束生(そくせい)」します。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 春の葉の形は三角状長卵形、夏の葉の形は狭三角形です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「心形」です。 葉の縁は、「鈍鋸歯(どんきょし)」で鋸歯の切れ込みの先が鈍いものです |
花 | 花は4月から5月頃咲きます。花の色は淡紅色です。 花の付き方は、根のきわから花のつく茎が出ます。スミレの中では最も大きく3cmにもなることがあります。 |
生育環境 |
山の中の日あたりよい草地です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
スミレ[スミレ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | スミレ[スミレ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 高さは7cmから11cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「束生(そくせい)」で根もとから束になって葉が付きます。翼のある長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、三角状皮針形ないし「長楕円状皮針形(ちょうだえんじょうひしんけい)です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「切形(せっけい)」です。 葉の縁は、低い「鋸歯(きょし)」で葉のふちに凸凹があります。 |
花 | 花は4月から5月頃咲きます。花の色は濃紅紫色です。 花の付き方は、根のきわから花のつく茎が出ます。 |
生育環境 |
山野や道ばたの日あたりのよい場所です。 |
分布状況 |
南千島、北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
エイザンスミレ(エゾスミレ)[スミレ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | エイザンスミレ(エゾスミレ)[スミレ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 花が咲くときの高さは10cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます根生葉は「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉は三つに分かれる「全裂(ぜんれつ)」で、葉柄の先から数本の脈をもった葉が基部まで達する切れこみをもちます。それぞれに小さい柄があり、側裂片は更に「全裂」で小葉の切れ込みが中央脈に達して、「鳥足状(とりあしじょう)」になります。 |
花 | 花は4月から5月頃咲きます。花の色は淡紅色、白色です。 花の付き方は、根のきわから花のつく茎が出ます。 |
生育環境 |
山の中の木陰(こかげ)です。 |
分布状況 |
本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
スミレサイシン[スミレ科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | スミレサイシン[スミレ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは12cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「束生(そくせい)」で根元から束になって葉が付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。花が咲く時期に葉がまだ成長していません。 |
葉のかたち | 葉の形は、「円心形」です。 葉の先端は、「突頭(とつとう)」です。 葉の基部は、「心形」です。 葉の縁は、低い「鋸歯(きょし)」で葉のふちに凸凹があります。 |
花 | 花は4月から6月頃咲きます。花の色は淡紅紫色です。 花の付き方は、根のきわから花のつく茎が出て葉が開く前につきます。 |
生育環境 |
山林の中です。 |
分布状況 |
北海道、本州(主に日本海側) |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
ツボスミレ(ニョイスミレ)[スミレ科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | ツボスミレ(ニョイスミレ)[スミレ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは5cmから30cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「心形(しんけい)」です。葉の裏は紫色を帯びます。 葉の基部は、深くわん入します。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の縁は、低い「鋸歯(きょし)」で葉のふちに凸凹があります。 |
花 | 花は3月から5月頃咲きます。花の色は白色で紫色の筋がつきます。 花の付き方は、茎の上に「葉腋(ようえき)」につきます。 |
生育環境 |
野原の湿地です。 |
分布状況 |
樺太、南千島、北海道、本州、四国、九州、沖縄、台湾、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
キカラスウリ[ウリ科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | キカラスウリ[ウリ科] |
園芸的分類 |
多年生のつる草で大きく伸びます。 |
大きさ | |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、広い「心形(しんけい)」で、葉の縁は中央脈の中間まで3つから7つに「浅裂(せんれつ)」します。葉と対生する巻きひげがあり他のものにからみつきます。 葉の先端は、裂片は「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、深い「心形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」または「粗鋸歯(そきょし)」です。 |
花 | 花は8月から9月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」につきますが、夕方咲き朝には縮みます。白色の花の縁が白糸状です。 |
生育環境 |
街の中や荒地などに繁茂します。山地や野原にもあります。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、奄美大島 |
市内の生育確認区域 |
市街地 |
ミソハギ[ミソハギ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ミソハギ[ミソハギ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは1mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「十字対生」になっています。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「皮針形(ひしんけい)」です。 葉の先端は、「突頭(とつとう)」です。 葉の基部は、狭い「鋭形(えいけい)」から「くさび形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は7月から8月頃咲きます。花の色は紅紫色です。 花の付き方は、「集散花序(しゅうさんかじょ)」で花柄が分枝して花がつきます。 |
生育環境 |
山のふもとや野原の湿ったところです。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、沖縄、 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
ヒシ[ヒシ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ヒシ[ヒシ科] |
園芸的分類 |
「一年草」の水性のつる植物です。 |
大きさ | |
葉のつき方 | 葉のつき方は、多数の葉が放射状に集まって水面に密生します。「葉柄(ようへい)」があります。葉柄には紡錘状の空気袋がついてふくらみます。 |
葉のかたち | 浮水葉の形は、ひし形状三角形です。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、「切形(せつけい)」です。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」で葉のふちが鋸(のこぎり)の歯のようにギザギザになり、歯の先は三角形です。 |
花 | 花は7月から10月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、葉間に柄のある花をつけます。 |
生育環境 |
池や沼の水中です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
アカバナ[アカバナ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | アカバナ[アカバナ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは20cmから80cmぐらいです。茎や葉は赤みを帯びます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「無柄(むへい)」か短い柄がある。 |
葉のかたち | 葉の形は、「卵形(らんけい)」、卵状皮針形です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」から「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」から「心形」です。茎を包みます。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」で葉の縁が鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は7月から9月頃咲きます。花の色は紅紫色です。 花は、茎頂部の「葉腋(ようえき)」につきます。 |
生育環境 |
山のふもとや野原の水湿地です。 |
分布状況 |
樺太、千島、北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
大戸地区 |
オオマツヨイグサ[アカバナ科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | オオマツヨイグサ[アカバナ科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して夏に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは80cmから150cmぐらいです。茎には基部の赤い剛毛が付いています。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。茎から出る葉と葉の間隔が狭いので、上から見たとき地面に接するように放射状に広がり「ロゼット」とよばれます。茎につく葉は「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「無柄(むへい)」か短い柄がある。 |
葉のかたち | 葉の形は、卵状皮針形で中央部の上面は白色です。 茎につく葉の先端は、「突頭(とつとう)」から「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、粗い「鋸歯(きょし)」があり、鋸(のこぎり)の歯のようにギザギザになります。 |
花 | 花は7月から9月です。花は夕方から開き翌朝にはしぼみます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「穂状花序(すいじょうかじょ)」で花軸に柄のない花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
海辺や川原の荒地です。 |
分布状況 |
帰化植物です。北アメリカから明治のはじめ頃渡来して帰化しました。北海道、本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
神指地区 |
ウド[ウコギ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ウド[ウコギ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 高さは1.5mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。葉柄の根元に鞘(さや)状の托葉(たくよう)があります。葉鞘(ようしょう)ともいいます。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 そのなかでも「2回羽状複葉(にかいうじょうふくよう)」といい羽状複葉の葉軸がさらに羽状になる複葉です。小葉の形は、「卵形(らんけい)」から「長楕円形(ちょうだえんけい)」です。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、「円形」から「切形(せつけい)」です。 葉の縁は、「細鋸歯(さいきょし)」で鋸歯(きょし)よりも細かい切れ込みがあります |
花 | 花は8月から9月頃咲きます。花の色は淡緑色です。 花の付き方は、「散形花序(さんけいかじょ)」で花軸の先端から放射状に柄が出てその先にひとつずつ花が付き全体が大きく見えます。 |
生育環境 |
山や野原です。 |
分布状況 |
樺太、千島、北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
ヤブジラミ[セリ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ヤブジラミ[セリ科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して春に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 高さは30cmから80cmぐらいです。茎や葉に毛が多くつきます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 そのなかでも2回3出羽状複葉(にかいさんしゅつうじょうふくよう)といい複葉の葉軸がさらに羽状になります。小葉の形は、卵状皮針形です。葉の両面に荒い短毛がつきます。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」です。 葉柄の基部は、「葉鞘(ようしょう)」で葉柄が鞘状になって茎をつつみます。 葉の縁は、小葉は「鋸歯(きょし)」で葉の縁が鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は5月から7月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「複散形花序(ふくさんけいかじょ)」で花軸の先に放射状に柄が出て、その先端にまた放射状に柄がつきます。 |
生育環境 |
野原や道ばたです。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、ユーラシア |
市内の生育確認区域 |
湊地区、門田地区、大戸地区 |
セントウソウ[セリ科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | セントウソウ[セリ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは10cmから30cmぐらいです。茎は細くて軟弱です。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます「葉柄(ようへい)」があります。葉柄の根元に鞘(さや)状の托葉(たくよう)があります。「葉鞘(ようしょう)」ともいいます。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 そのなかでも2回3出羽状複葉(にかいさんしゅつうじょうふくよう)といい複葉の葉軸がさらに羽状になります。小葉には切れ込みがあり、「卵形(らんけい)」、「三角形」など様々なかたちになります。 葉柄の基部は、「葉鞘(ようしょう)」で葉身が鞘状になって茎をつつみます。 葉の縁は、鈍い荒い「鋸歯(きょし)」で鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は4月から5月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「複散形花序(ふくさんけいかじょ)」で花軸の先に放射状に柄が出て、その先端にまた放射状に柄がつきます。 |
生育環境 |
森林下です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
ドクゼリ(オオゼリ)[セリ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ドクゼリ(オオゼリ)[セリ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 高さは1mぐらいです。 |
葉のつき方 | 「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 そのなかでも2回3出羽状複葉(にかいさんしゅつうじょうふくよう)といい複葉の葉軸がさらに羽状になります。 小葉の形は、「長楕円状皮針形(ちょうだえんじょうひしんけい)」です。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、「鋭形(えいけい)」です。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」で葉の縁が鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は6月から8月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「複散形花序(ふくさんけいかじょ)」で花軸の先に放射状に柄が出て、その先端にまた放射状に柄がつきます。 |
生育環境 |
沼や小川です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、ユーラシア |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
イワウチワ[イワウメ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | イワウチワ[イワウメ科] |
園芸的分類 |
常緑「多年草」です。「多年草」は地上の大部分は秋に枯れますが、これは枯れない多年草です。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは5から10cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます根生葉は長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、広円形、「円形」から「円心形」です。葉の質の厚い光沢のある葉をつけます。 葉の先端は、「おう(凹)頭」です。 葉の基部は、「心形」、「円形」から「くさび形」です。 葉の縁は、「鈍鋸歯(どんきょし)」で鋸歯の切れ込みの先が鈍いものです |
花 | 花は4月から5月頃咲きます。花の色は淡紅色です。 花の付き方は、花のつく茎の先に花を1個横向きにつけます。 |
生育環境 |
山の林の中です。 |
分布状況 |
東北地方、関東地方北部、中部地方、近畿地方東部 |
市内の生育確認区域 |
大戸地区 |
イチヤクソウ[イチヤクソウ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | イチヤクソウ[イチヤクソウ科] |
園芸的分類 |
常緑「多年草」です。「多年草」は地上の大部分は秋に枯れますが、これは枯れない多年草です。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは20cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から数枚の葉が集まって付きます。根生葉は長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「楕円形(だえんけい)」から広楕円形です。葉の質は厚く、深い緑色で葉脈の部分の緑色が薄く葉脈が模様のように見えます。裏面はしばしば紫色を帯びています。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「鈍形(どんけい)」から「鋭形(えいけい)」です。 葉の縁は、「細鋸歯(さいきょし)」で細かい切れ込みがあります |
花 | 花は6月から7月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「穂状花序(すいじょうかじょ)」で花軸に花柄のない花がついて直立します。 |
生育環境 |
低い山の林の中です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
ギンリョウソウ(ユウレイタケ、マルミノギンリョウソウ)[イチヤクソウ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ギンリョウソウ(ユウレイタケ、マルミノギンリョウソウ)[イチヤクソウ科] |
園芸的分類 |
「腐生植物(ふせいしょくぶつ)」といい葉緑体が無いので腐食土から養分をとる植物です。 |
大きさ | 高さは8cmから10cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、茎にうろこ状に多数互生します。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | うろこ状。緑葉体が無いので、茎・葉・花ともに白色です。 |
花 | 花は4月から8月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、茎頂に包葉に包まれた花を1個、下向きにつけます。 |
生育環境 |
山の中の暗い湿り気のある腐食土です。 |
分布状況 |
樺太、千島、北海道、本州、四国、九州、沖縄、台湾、朝鮮半島、中国、ヒマラヤ、インボシナ、ビルマ |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
クサレダマ(イオウソウ)[サクラソウ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | クサレダマ(イオウソウ)[サクラソウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは40cmから80cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生」または3から4枚の葉を「輪生」します。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「倒皮針形(とうひしんけい)」から狭長楕円形です。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は7月から8月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「円錐花序(えんすいかじょ)」で何回も分枝して花がつき、全体が円錐状にみえます。 |
生育環境 |
山の湿地です。 |
分布状況 |
樺太、北海道、本州、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
ヤナギトラノオ[サクラソウ科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | ヤナギトラノオ[サクラソウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。県の希少種に選定されています。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから60cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「皮針形(ひしんけい)」で黒い線点があります。 葉の先端は、「漸鋭先頭(ぜんえいせんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は6月から7月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が全体として筒状に密につきます。 |
生育環境 |
山の湿地です。 |
分布状況 |
北海道、本州(北部)、北半球の亜寒帯、 |
市内の生育確認区域 |
市内の湿地 |
コナスビ[サクラソウ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | コナスビ[サクラソウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の長さ5から30cmぐらいで、地をはうようにして四方に広がります。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「広卵形(こうらんけい)」です。 葉の先端は、「突頭(とつとう)」です。 葉の基部は、「円形」です。 |
花 | 花は5月から6月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「葉腋(ようえき)」ごとに葉にかくれるように1個ずつ花をつけます。 |
生育環境 |
平地から山地の道ばたや野原です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、沖縄、台湾、朝鮮半島、中国、マレーシア、インドシナ |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
オカトラノオ[サクラソウ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | オカトラノオ[サクラソウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは50cmから100cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「長楕円形(ちょうだえんけい)」から狭卵形(きょうらんけい)です。葉に毛が付いています。 葉の先端は、「漸鋭尖頭(ぜんえいせんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなく、毛が生えています。 |
花 | 花は6月から7月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が一方に片寄って多数つき、開花期は先がおじぎをするように垂れ下がります。 |
生育環境 |
山や野原の日あたりのよい場所です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
ツルリンドウ[リンドウ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ツルリンドウ[リンドウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の長さ40cmから80cmぐらいです。つる状に地をはい草木にからみます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。5mmから15mmぐらいの短い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、三角状皮針形です。葉脈が目立ちます。葉の裏面が紫色をおびています。 葉の先端は、「漸鋭尖頭(ぜんえいせんとう)」です。 葉の基部は、「心形」から「円形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は淡紫色です。 花の付き方は、葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)のところに一個つきます。 |
生育環境 |
山の木のかげです。 |
分布状況 |
南千島、北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
フデリンドウ[リンドウ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | フデリンドウ[リンドウ科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して春に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは5cmから10cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 茎の半ばから上に「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って密生して付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「広卵形(こうらんけい)」です。下の葉は小さくて厚みがあります。葉と葉の間が密接しています。葉の縁は白く、裏面は赤紫色です。 葉の先端は、「微突頭(びとつとう)」です。 葉の基部は、「茎を抱く」ようにつきます。 葉の縁は、細かい突起があります。 |
花 | 花は4月から5月頃咲きます。花の色は青紫色です。 花の付き方は、茎の上部に少数が密接してつきます。 |
生育環境 |
山や野原です。 |
分布状況 |
樺太、南千島、北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国、 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
エゾリンドウ[リンドウ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | エゾリンドウ[リンドウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の長さ30cmから80cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「皮針形(ひしんけい)」です。葉の裏面は粉をふいたように少し白くなります。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は7月から10月頃咲きます。花の色は青紫色です。 花の付き方は、茎の頂き、上部の葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)のところに5から20個つきます。 |
生育環境 |
山地や湿地です。 |
分布状況 |
樺太、千島、北海道、本州(中部以北) |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
リンドウ[リンドウ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | リンドウ[リンドウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは20cmから100cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、卵状皮針形です。葉の裏面が淡い緑色です。葉脈がめだちます。 葉の先端は、「漸鋭尖頭(ぜんえいせんとう)」です。 葉の基部は、円心形です。「茎を抱く」ようにつきます。 葉の縁は、微細な突起があってざらつきます。 |
花 | 花は9月から11月頃咲きます。花の色はつぼみは紫色で開くと青紫色です。 花の付き方は、茎の上部の葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)のところにつきます。 |
生育環境 |
山や野原の日あたりのよい場所です。 |
分布状況 |
本州、四国、九州、奄美大島 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
センブリ(トウヤク)[リンドウ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | センブリ(トウヤク)[リンドウ科] |
園芸的分類 |
一年草、越年草です。種子から発芽し翌年開花し実を結び開花した年の冬には根も枯れるものと、秋に発芽して越冬するものとがあります。 |
大きさ | 茎の高さは10cmから20cmぐらいです。茎の色が淡い紫色をおびています。葉も紫色と緑色が混ざります。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「線形」です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は8月から11月頃咲きます。花の色は白色で紫色の筋があります。 花の付き方は、「円錐花序(えんすいかじょ)」で何回も分枝して花がつき、全体が円錐状にみえます。 |
生育環境 |
日あたりのよい山地や野原です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
アサザ[ミツガシワ科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | アサザ[ミツガシワ科] |
園芸的分類 |
多年生の水草で、国の準絶滅危惧種、県の絶滅危惧II類に選定されています。 |
大きさ | 長い茎が水中にあります。 |
葉のつき方 | 長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「円形」から「卵形(らんけい)」です。 葉の基部は、「心形」で、深く2裂します。 葉の縁は、「波形(なみがた)」で波(なみ)のようなでこぼこがあります。 |
花 | 花は6月から8月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、葉柄(ようへい)の基部に1個または多数束生します。 |
生育環境 |
池や沼です。 |
分布状況 |
本州、四国、九州、朝鮮半島、中国からユーラシアの温帯 |
市内の生育確認区域 |
市内の池や沼など |
ミツガシワ[ミツガシワ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ミツガシワ[ミツガシワ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは15cmから40cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます長い「葉柄(ようへい)」があります。葉柄の根元に鞘(さや)状の托葉(たくよう)があります。「葉鞘(ようしょう)」ともいいます。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 その中でも「3出複葉(さんしゅつふくよう)」といい小葉が3枚ついています。小葉の形は、卵状楕円形から菱状楕円形です。 葉柄の基部は、「葉鞘(ようしょう)」で葉柄が鞘状になって茎をつつみます。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の縁は、「鈍鋸歯(どんきょし)」で鋸歯の切れ込みの先が鈍いものです |
花 | 花は4月から8月頃咲きます。花の色は白色で裂片の内側に白毛を密生します。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
山の沼や沢の湿地です。 |
分布状況 |
樺太、千島、北海道、本州、四国、九州、北半球に分布 |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
ヒルガオ[ヒルガオ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ヒルガオ[ヒルガオ科] |
園芸的分類 |
多年草のつる草で巻きひげがなく茎で巻きつきます。花はアサガオに似ていますが日中に咲くことからヒルガオという名になったものと思われます。 |
大きさ | |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「矛形(ほこがた)」から「矢尻形(やじりがた)」です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「心形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は7月から8月頃咲きます。花の色は淡紅色です。 花の付き方は、葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)のところに1個つきます。 |
生育環境 |
日あたりの良い野原や道ばたです。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
神指地区 |
ヤイトバナ(ヘクソカズラ、サオトメバナ)[アカネ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ヤイトバナ(ヘクソカズラ、サオトメバナ)[アカネ科] |
園芸的分類 |
多年草のつる草で枝は長く、基部(きぶ)は木化します。独特の悪臭があります。 |
大きさ | 長さ1mから3mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「皮針形(ひしんけい)」から「広卵形(こうらんけい)」です。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、「心形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は7月から9月頃咲きます。花の色は白色で内側は紅紫色です。 花の付き方は、「二出集散花序(にしゅつしゅうさんかじょ)」で葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)から花枝の分枝をニ回繰り返します。 |
生育環境 |
日あたりの良い草やぶのある場所です。 |
分布状況 |
北海道南部、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国、東南アジア |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
ツルアリドウシ[アカネ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ツルアリドウシ[アカネ科] |
園芸的分類 |
常緑の多年草で茎は地上をはいます。 |
大きさ | 長さ10cmから40cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「卵形(らんけい)」です。葉は深緑色で厚みがあります。葉脈の緑の色が薄いので葉脈が模様のように浮き出ます。 葉の先端は、「微突頭(びとつとう)」です。 葉の基部は、「円形」です。 葉の縁は、「波形(なみがた)」で波(なみ)のようなでこぼこがあります。 |
花 | 花は6月から7月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、枝先の花柄に2個つきます。 |
生育環境 |
山林の少し湿り気のあるところです。 |
分布状況 |
北海道南部、本州、四国、九州、朝鮮半島南部 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
カワラマツバ[アカネ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | カワラマツバ[アカネ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは60cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、茎の先に8枚の葉を「輪生(りんせい)」します。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「線形」です。 葉の先端は、針状にとがります。 葉の基部は、針状です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は7月から8月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「集散花序(しゅうさんかじょ)」で花枝が分枝して全体が円錐状になります。 |
生育環境 |
やや乾いた日あたりのよい草地や土手です。 |
分布状況 |
北海道南部、本州、四国、九州、朝鮮半島 |
市内の生育確認区域 |
神指地区 |
ネナシカズラ[ヒルガオ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ネナシカズラ[ヒルガオ科] |
園芸的分類 |
一年生の寄生植物で、低木や草に巻きつきます。 |
大きさ | 茎の太さは1.5mmで紫褐色の斑点があります。 |
葉のつき方 | 根が無く寄生して繁茂します。葉は小さな「鱗片(りんぺん)状」となり茎につきます。 |
葉のかたち | |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は汚れたかんじの白色です。 花の付き方は、茎の途中にやや「穂状花序(すいじょうかじょ)」で花軸にごく短い柄か柄のない花が多数つきます。 |
生育環境 |
日あたりの良い野原です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
アメリカネナシカズラ[ヒルガオ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | アメリカネナシカズラ[ヒルガオ科] |
園芸的分類 |
一年生の寄生植物です。 |
大きさ | 茎の太さは1mm内外です。低木や草に巻きつきます。 |
葉のつき方 | 緑葉も根も無く寄生して繁茂します。茎は淡い黄色かそこに赤みがさします。吸盤があります。 |
葉のかたち | |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、茎の途中に「穂状花序(すいじょうかじょ)」で花軸に柄のない花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
日あたりの良い山や野原です。 |
分布状況 |
帰化植物です。北アメリカから渡来して帰化しました。分布は全国各地 |
市内の生育確認区域 |
全域、特に湯川の河原など |
サラシナショウマ[キンポウゲ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | サラシナショウマ[キンポウゲ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 高さは40cmから150cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 1枚の葉が進化して複数の小葉となり、小葉が平面的に付くのを複葉といいます。 そのなかでも「2回3出複葉」、「3回3出複葉」といい3出複葉(さんしゅつふくよう)の葉軸が分枝したかたちです。葉の形は、小葉は「卵形」から「長楕円形」で2・3深裂します。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の縁は、「歯牙(しが)状」で鋸歯のようにギザギザがあるが、歯の先が山になって葉先にむかいません。 |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、茎の先に長い「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が密について、開花期は先がおじぎをするように垂れ下がります。 |
生育環境 |
山中の木の下です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
キランソウ(ジゴクノカマノフタ)[シソ科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | キランソウ(ジゴクノカマノフタ)[シソ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 地表をはう茎が四方に出て長さ5cmから15cmぐらいです。花のつく茎の高さは10cmから30cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。茎から出る葉と葉の間隔が狭いので、上から見たとき地面に接するように放射状に広がり「ロゼット」とよばれます。茎上の葉「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。短い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 根生葉の形は、「倒皮針形(とうひしんけい)」です。全体に縮れた毛がつきます。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「鋭形(えいけい)」です。 葉の縁は、「波形(なみがた)」で波(なみ)のようなでこぼこがあります。 |
花 | 花は3月から5月頃咲きます。花の色は濃い紫色です。 花の付き方は、葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)のところに数個の花をつけます。 |
生育環境 |
道ばたや土手、家の庭等にあります。 |
分布状況 |
本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
ヤマタツナミソウ[シソ科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | ヤマタツナミソウ[シソ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 四角形の茎の高さは10cmから25cmぐらいです。茎に白毛が密にあります。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、卵状三角形です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「切形(せっけい)」、浅い「心形」です。 葉の縁には、「鋸歯(きょし)」があり、鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は5月から6月頃咲きます。花の色は青紫色です。 花の付き方は、茎の頂きや葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)のところに一方に偏って総状につきます。 |
生育環境 |
山の木陰(こかげ)です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島 |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
ヤマハッカ[シソ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ヤマハッカ[シソ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 四角形の茎の高さは60cmから100cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。ひれのある「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「広卵形(こうらんけい)」、三角状広卵形です。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」から「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、急に狭くなります。 葉の縁は、「鈍鋸歯(どんきょし)」で鋸歯の切れ込みの先が鈍いものです。 |
花 | 花は9月から10月頃咲きます。花の色は薄い青紫色です。 花の付き方は、「集散花序(しゅうさんかじょ)」で花柄が分枝して花がつきます。 |
生育環境 |
山や野原です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、アジア東部 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
カメバヒキオコシ(カメバソウ)[シソ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | カメバヒキオコシ(カメバソウ)[シソ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 四角形の茎の高さは60cmから90cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「長楕円状皮針形(ちょうだえんじょうひしんけい)」から卵円形です。 葉の先端は、三裂し中心の葉は亀の尾のような「尾状」になります。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、粗い「鋸歯(きょし)」で粗い鋸(のこぎり)の歯のようになっています。 |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は青紫色です。 花の付き方は、枝先に「穂状花序(すいじょうかじょ)」で花軸に柄のない花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
山の木陰(こかげ)です。 |
分布状況 |
本州(関東北部、中部地方の北部、東北地方南部) |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
ナギナタコウジュ[シソ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ナギナタコウジュ[シソ科] |
園芸的分類 |
「一年草」で春に発芽し、夏から秋に開花し結実し、冬には根まで枯れます。全体に香りがします。 |
大きさ | 四角形の茎の高さは30cmから60cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「卵形(らんけい)」、狭卵形です。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁には、「鋸歯(きょし)」があり、鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は淡紫色です。 花の付き方は、「穂状花序(すいじょうかじょ)」で花軸に柄のない花が一方に片寄って付きゆるやかに曲がります。 |
生育環境 |
山や道ばたです。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、アジアの温帯 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
ハッカ(メグサ)[シソ科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | ハッカ(メグサ)[シソ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。全体に香りがします。 |
大きさ | 四角形の茎の高さは20cmから60cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「長楕円形(ちょうだえんけい)」、狭卵形です。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、「円形」から「鋭形(えいけい)」です。 葉の縁には、「鋸歯(きょし)」があり、鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は淡紅色、白色です。 花の付き方は、上部の葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)のところに小さな花が集まって球状になります。 |
生育環境 |
野原のやや湿ったところです。 |
分布状況 |
樺太、北海道、本州、四国、九州、沖縄、台湾、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
ラショウモンカズラ[シソ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ラショウモンカズラ[シソ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 花のつく四角形の茎の高さは15cmから30cmぐらい。「走出枝(そうしゅつし)」を出し地上をはいます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、三角状心形です。 葉の先端は、「突頭(とつとう)」です。 葉の基部は、「心形」です。 葉の縁は、「鈍鋸歯(どんきょし)」で鋸歯の切れ込みの先が鈍いものです |
花 | 花は4月から5月頃咲きます。花の色は紫色です。 花の付き方は、葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)のところに2・3個の花を一方向きにつけます。 |
生育環境 |
山の木陰(こかげ)です。 |
分布状況 |
本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
ウツボグサ[シソ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ウツボグサ[シソ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 高さは10cmから30cmぐらいです。短い「走出枝(そうしゅつし)」を出して増えます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、卵状長楕円形です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」または「円形」です。 葉の縁には、「鋸歯(きょし)」があり、鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は6月から8月頃咲きます。花の色は紫色です。 花の付き方は、茎の頂きに多数の花が密につきます。 |
生育環境 |
日あたりの良い山野です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、東アジアからシベリア |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
イヌゴマ(チョロギダマシ)[シソ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | イヌゴマ(チョロギダマシ)[シソ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから70cmぐらいです。茎は四角で角ばった部分に上向きのトゲがあります。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。短い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、三角状皮針形です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」、やや「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、「切形(せっけい)」から「円形」です。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」があり、鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は7月から8月頃咲きます。花の色は淡紅色です。 花の付き方は、花のつく茎の「葉腋(ようえき))のところに輪生してつきます。 |
生育環境 |
湿地です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
オドリコソウ[シソ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | オドリコソウ[シソ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 四角形の茎の高さは30cmから50cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。下部の葉は「葉柄(ようへい)」で付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、三角状卵形、「広卵形(こうらんけい)」です。 葉の先端は、「突頭(とつとう)」です。 葉の基部は、浅い「心形」です。 葉の縁は、粗い「鋸歯(きょし)」で粗い鋸(のこぎり)の歯のようになっています。 |
花 | 花は4月から6月頃咲きます。花の色は白色、淡紅紫色です。 花の付き方は、上部の葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)のところに数個輪生するように花をつけます。 |
生育環境 |
山や野原、道ばたの半日かげです。 |
分布状況 |
日本各地、東アジア |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
ヒメオドリコソウ[シソ科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | ヒメオドリコソウ[シソ科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して春に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 四角形の茎の高さは10cmから25cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。下部の葉は長い「葉柄(ようへい)」があります。上部の葉は茎をぐるりと取り囲むようにつきます。 |
葉のかたち | 葉の形は、卵円形です。葉の表面は葉脈にそって小じわが多く、葉の裏側に柔らかい毛が付いています。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」から「円頭(えんとう)」、「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、浅い「円心形(えんしんけい)」です。 葉の縁は、「鈍鋸歯(どんきょし)」で鋸歯の切れ込みの先が鈍いものです |
花 | 花は4月から5月頃咲きます。花の色は紅紫色です。 花の付き方は、紫色の苞葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)に輪生状に1個から3個の花をつけます。 |
生育環境 |
やぶ、田畑、田のあぜ、道ばたの半日陰に群生します。 |
分布状況 |
帰化植物です。ヨーロッパから渡来して帰化しました。分布は日本各地、ヨーロッパ、東アジア、小アジア、北アメリカ |
市内の生育確認区域 |
全域 |
オオマルバノホロシ[ナス科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | オオマルバノホロシ[ナス科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。つる性の茎をのばします。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから50cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「卵形(らんけい)」、狭卵形です。 葉の先端は、「突頭(とつとう)」です。 葉の基部は、「円形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は8月から9月頃咲きます。花の色は紫色です。 花の付き方は、「集散花序(しゅうさんかじょ)」で花柄が分枝して花がつきます。 |
生育環境 |
平地や山地の湿原です。 |
分布状況 |
樺太、南千島、北海道、本州(中部以北) |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
ヒヨドリジョウゴ[ナス科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ヒヨドリジョウゴ[ナス科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | いわゆるつる草で、他の物にからみつきます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、ふつう1から2対羽状に中・深裂するか「卵形(らんけい)」です。葉や葉柄(ようへい)に密に軟毛があります。 葉の先端は、「突頭(とつとう)」です。 葉の基部は、浅い「心形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は8月から9月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、葉と対生の位置に花柄を着け「集散花序(しゅうさんかじょ)」で花柄が分枝して花がつきます。 |
生育環境 |
低い山や野原の道ばた、人家の近くなどです。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国、インドシナ |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
ヒメシロネ[シソ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ヒメシロネ[シソ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから70cmぐらいです。茎の中部で分枝します。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。短い「葉柄(ようへい)」か「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「皮針形(ひしんけい)」です。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、「円形」から「心形」です。 葉の縁は、鋭い「鋸歯(きょし)」で葉の縁が鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)のところに数個の花をつけます。 |
生育環境 |
山や野原の湿地です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国、シベリア |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
ビロードモウズイカ[ゴマノハグサ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ビロードモウズイカ[ゴマノハグサ科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して夏に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは1mから2mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「倒皮針形(とうひしんけい)」です。大形の葉で白い毛が密生しています。 葉の先端は、「突頭(とつとう)」です。 葉の縁は、「円鋸歯(えんきょし)」。 |
花 | 花は8月から9月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が多数つき長さ50cmぐらいまでなります。 |
生育環境 |
道ばた、荒地です。 |
分布状況 |
帰化植物です。ヨーロッパから渡来して帰化しました。分布は北海道、本州 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
トキワハゼ[ゴマノハグサ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | トキワハゼ[ゴマノハグサ科] |
園芸的分類 |
「一年草」で春に発芽し、春から秋に開花し結実し、冬には根まで枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは5cmから20cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 根の近くは「対生(たいせい)」、茎の上の方に付く葉は「互生(ごせい)」です。短い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「倒卵形(とうらんけい)」です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、浅い「鋸歯(きょし)」と言われる凹凸があります。 |
花 | 花は4月から10月頃咲きます。花の色は淡紅紫色です。開花する時期が長いです。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花がまばらにつきます。 |
生育環境 |
道ばたです。 |
分布状況 |
日本を含む東アジアの熱帯から温帯 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
ムラサキミミカキグサ[タヌキモ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ムラサキミミカキグサ[タヌキモ科] |
園芸的分類 |
多年生の食虫植物で、地下部に微生物を捕まえる「捕虫のう」がついています。国の準絶滅危惧種、県の準絶滅危惧種に選定されています。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは7cmから15cm |
葉のつき方 | 葉は地下茎のところどころから地上にのび、葉と茎と枝の区分がはっきりしません。 |
葉のかたち | 葉の形は、「へら形」です。3mmから6mmのとても小さなものです。 |
花 | 花は8月から9月頃咲きます。花の色は青紫色、まれに白色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が1個から4個つきます。 |
生育環境 |
湿地の泥のところです。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国、インドシナ |
市内の生育確認区域 |
市内の湿地など |
タヌキモ[タヌキモ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | タヌキモ[タヌキモ科] |
園芸的分類 |
水面に浮遊する「多年草」の食虫植物です。国の準絶滅危惧種、県の絶滅危惧II類に選定されています。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは10cmから20cm |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。 |
葉のかたち | 羽状に分かれ細い糸状の葉となります。葉に水中のプランクトンを捕まえる「捕虫のう」がついています。 |
花 | 花は7月から9月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、花のつく茎を水面上に出して、「総状花序(そうじょうかじょ)」に4個から7個の花をつけます。 |
生育環境 |
湿地、池などです。 |
分布状況 |
樺太、南千島、北海道、本州、四国、九州、中国、 |
市内の生育確認区域 |
市内の湿地など |
ママコナ[ゴマノハグサ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ママコナ[ゴマノハグサ科] |
園芸的分類 |
半寄生植物です。「一年草」で春に発芽し、夏から秋に開花し結実し、冬には根まで枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから50cmぐらいでふつうは赤紫色をしています。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 茎の先端に花やつぼみを保護する器官の「苞(ほう)」と呼ばれる葉があります。刺状の鋸歯のある形です。 |
葉のかたち | 葉の形は、「卵形(らんけい)」から「長楕円状皮針形(ちょうだえんじょうひしんけい)」です。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」 葉の基部は、「鋭形(えいけい)」、浅い「くさび形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は6月から8月頃咲きます。花の色は紅紫色です。 花の付き方は、「穂状花序(すいじょうかじょ)」で花軸に花柄のない花がついて直立します。 |
生育環境 |
山の林の縁の乾いたところです。 |
分布状況 |
北海道南部、本州、四国、九州、朝鮮半島南部 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
オトコエシ[オミナエシ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | オトコエシ[オミナエシ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは1mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。全体に毛が多いです。 |
葉のかたち | 葉の形は、「卵形(らんけい)」で羽状に深裂します。 葉の縁は、「鈍鋸歯(どんきょし)」で鋸歯の切れ込みの先が鈍いものです |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「集散花序(しゅうさんかじょ)」が「散房状」につきます。 |
生育環境 |
日当たりの良い山や野原です。 |
分布状況 |
北海道南部、本州、四国、九州、奄美諸島、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
オミナエシ[オミナエシ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | オミナエシ[オミナエシ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは60cmから100cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「羽状深裂(うじょうしんれつ)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁には、「鋸歯(きょし)」があり、鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「集散花序(しゅうさんかじょ)」で花柄が分枝し、それが「散房状(扁平)」につきます。 |
生育環境 |
山や野原の日あたりの良いところです。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、中国、東シベリア |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
キキョウ[キキョウ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | キキョウ[キキョウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは50cmから100cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「無柄(むへい)」か、短い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、狭卵形です。葉の裏面は粉白色です。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」 葉の基部は、「鋭形(えいけい)」です。 葉の縁は、鋭い「鋸歯(きょし)」があり、鋸(のこぎり)の歯のように切れ込んでいます。 |
花 | 花は7月から9月頃咲きます。花の色は青紫色です。 花の付き方は、茎の頂き近くに数個つきます。 |
生育環境 |
人家の庭に昔からよく栽培されていますので、園芸種としては八重咲や白色のものがあります。野生では、山や野原の日あたりが良く乾いたところです。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、奄美諸島、朝鮮、中国、ウスーリー |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
ソバナ[キキョウ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ソバナ[キキョウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは50cmから100cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「卵形(らんけい)」、広皮針形です。 葉の先端は、「漸鋭尖頭(ぜんえいせんとう)」です。 葉の基部は、「心形」です。 葉の縁は、粗い「鋸歯(きょし)」があり、鋸(のこぎり)の歯のようになっています。 |
花 | 花は8月頃咲きます。花の色は青紫色です。 花の付き方は、「円錐花序(えんすいかじょ)」でまばらに分枝して花がつき、全体が円錐状にみえます。 |
生育環境 |
山の斜面の草地です。 |
分布状況 |
本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
ツリガネニンジン(ツリガネソウ、トトキ)[キキョウ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ツリガネニンジン(ツリガネソウ、トトキ)[キキョウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから100cmぐらいです。全体に毛がつきます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。茎の葉は「輪生」でまれに「互生(ごせい)」「対生(たいせい)」があります。根生葉は長い「葉柄(ようへい)」があり、開花時期には枯れます。茎の葉は短い柄があります。 |
葉のかたち | 根生葉の形は「円心形」、茎につく葉は「皮針形(ひしんけい)」です。 茎につく葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」 茎につく葉の基部は、「くさび形」から「鈍形(どんけい)」です。 茎につく葉の縁は、「鋸歯(きょし)」で葉のふちが鋸(のこぎり)の歯のようにギザギザになります。 |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は淡紫色、白色です。 花の付き方は、「円錐花序(えんすいかじょ)」で、茎の頂の小枝の先に1から数個つき、全体が円錐状にみえます。 |
生育環境 |
山や高原です。 |
分布状況 |
樺太、南千島、北海道、本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
ホタルブクロ[キキョウ科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ホタルブクロ[キキョウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから80cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きますが、開花時期には枯れます。 茎につく葉は、下部では「葉柄(ようへい)」があり、上の方に行くにつれて短くなります。 |
葉のかたち | 根生葉の形は卵心形です。 茎につく葉は、三角状卵形、「皮針形(ひしんけい)」です。 葉の先端は、根生葉は「突頭(とつとう)」です。茎につく葉は、「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、根生葉は心円形です。茎につく葉は「くさび形」です。 葉の縁は、茎につく葉の縁は、「歯牙(しが)」で鋸歯と同じようにギザギザがありますが、歯の先が山になっています。 |
花 | 花は6月から7月頃咲きます。花の色は淡紅紫色または白色です。 花の付き方は、茎の頂きと葉が茎に付く部分(「葉腋(ようえき)」)のところに下向きにつきます。 |
生育環境 |
山や野原、土手です。 |
分布状況 |
北海道西南部、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
サワギキョウ[キキョウ科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | サワギキョウ[キキョウ科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは50cmから100cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに密に付きます。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「皮針形(ひしんけい)」です。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」から「尾状」にとがります。 葉の基部は、「茎を抱く」ようにつきます。 葉の縁は、「細鋸歯(さいきょし)」と言われる細かい切れ込みがあります。 |
花 | 花は8月から9月頃咲きます。花の色は濃紫色です。 花の付き方は、「総状花序(そうじょうかじょ)」で花軸に柄のある花が多数ついて、下方についた花から開花します。 |
生育環境 |
山野の湿地です。 |
分布状況 |
樺太、千島、北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国、シベリア東部、カムチャッカ |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
クワモドキ(オオブタクサ)[キク科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | クワモドキ(オオブタクサ)[キク科] |
園芸的分類 |
「一年草」で春に発芽し、夏から秋に開花し結実し、冬には根まで枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは1mから3mぐらいです。荒い毛が付いています。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「掌状中裂(しょうじょうちゅうれつ)」といい手のひら状に切れ込みが3つから7つあります。葉の両面ともザラつきます。クワの葉の形に似ています。裂片は「鋭頭(えいとう)」です。 葉の縁には、「鋸歯(きょし)」があり、鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は8月から9月頃咲きます。花の色は緑黄色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でたくさんの花が集まってひとつの花のように見えます。この頭花が総状に多数ついて穂をなしています。茎の頂の花穂は雄花で下方は雌花です。 |
生育環境 |
特に河川敷、荒地、路傍、畑地です。 |
分布状況 |
帰化植物です。北アメリカから渡来して帰化しました。北海道、本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
高野地区 |
セイヨウノコギリソウ[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | セイヨウノコギリソウ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは60cmから100cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。下部の葉は長い「葉柄(ようへい)」で付きます、中部の葉は「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「羽状深裂(うじょうしんれつ)」で葉の中央に一本の脈があり、その両側に「羽状」に走り、縁は中央脈近くまで切れ込みます。裂片は「線形(せんけい)です。切れ込みは2つから3つあります。 葉の縁は、裂片は「細鋸歯(さいきょし)」と言われる細かい切れ込みがあります。 |
花 | 花は6月から9月頃咲きます。花の色は淡紅色、白色です。 頭花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。頭花は「散房状(さんぼうじょう)」に花軸に柄のある花がつきます、花は大体平らに咲きそろいます。 |
生育環境 |
路傍、畑地です。 |
分布状況 |
帰化植物です。ヨ-ロッパから渡来して帰化しました。分布は全国各地 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
オオハンゴンソウ[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | オオハンゴンソウ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは1.5mから3mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、上方の葉は「羽状深裂(うじょうしんれつ)」で切れ込みは3つから5つあります。下方の葉は「羽状全裂(うじょうぜんれつ)」で葉身の切れ込みが中央脈に達しています。切れ込みは5つから7つあります。 葉の先端は、「突頭(とつとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 |
花 | 花は7月から9月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、花のつく茎の先に「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。平らな円盤状の花軸に柄のない小さな花が多数つきます。 |
生育環境 |
河原や小川の縁に群生します。 |
分布状況 |
帰化植物です。北アメリカから渡来して帰化しました。分布は北海道、東北地方、関東地方 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
モミジガサ(モミジソウ、シトギ)[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | モミジガサ(モミジソウ、シトギ)[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは60cmから90cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「掌状中裂(しょうじょうちゅうれつ)」といい葉柄の先から数本の脈をもった葉が切れ込みをもちます。上の方の葉は3つから5つに、下の方の葉は5つの切れ込みになります。 葉の先端は、針状にとがります。 葉の基部は、円心形です。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」で葉の縁が鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は白色、紫がかることもあります。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」ででこれはキク科の花の特徴です。頭花は何回も分枝して花がつき、全体が「円錐状(えんすいじょう)」にみえます。 |
生育環境 |
山地の木陰です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
サワオグルマ[キク科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | サワオグルマ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは50cmから90cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。茎から出る葉と葉の間隔が狭いので、上から見たとき地面に接するように放射状に広がって「ロゼット」とよばれます。茎につく葉もあります。「葉柄(ようへい)」があり、その基部に2個の小さな耳があります。 |
葉のかたち | 根生葉の形は、狭長楕円形、「皮針形(ひしんけい)」です。茎につく葉は卵状皮針形です。 根生葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。茎につく葉は「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、「茎を抱く」ようにつきます。 葉の縁は、根生葉は微鋸歯(びきょし)または「全縁(ぜんえん)」です。 |
花 | 花は4月から6月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」で平らな円盤状の花軸に柄のある小花を多数つけます。これはキク科の花の特徴です。この頭花が「散房状(さんぼうじょう)」に6個から30個つきます。 |
生育環境 |
日あたりのよい山野の湿地です。 |
分布状況 |
本州、四国、九州、沖縄 |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
ハンゴンソウ[キク科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | ハンゴンソウ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは1mから2mぐらいです。赤色を帯びます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「葉柄(ようへい)」があり、その「基部に2個の小さな耳」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「羽状深裂(うじょうしんれつ)」で深い切れ込みは3つから7つあります。 葉の先端は、裂片は「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 裂片の縁は、「鋸歯(きょし)」があり、鋸(のこぎり)の歯のように切れ込みます。 |
花 | 花は7月から9月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。平らな円盤状の花軸に柄のある小花を多数つけます。この頭花を「散房状(さんぼうじょう)」につけます。 |
生育環境 |
山の湿った草原や森の縁です。 |
分布状況 |
樺太、北海道、本州(中部以北)、朝鮮半島、中国、シベリア東部、カムチャッカ |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
アズマギク[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | アズマギク[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは10cmから30cmぐらいです。毛が密についています。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。茎につく葉もあります。根生葉は長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 根生葉の形は、「へら形」で茎につく葉は狭長楕円形、「線形」です。 葉の先端は、根生葉は「円頭(えんとう)」です。 葉の基部は、根生葉は「くさび形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」または「微鋸歯(びきょし)」です |
花 | 花は4月から6月頃咲きます。花の色は淡紅紫色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」で平らな円盤状に花軸に柄のない小花を多数つけます。これはキク科の花の特徴です。この頭花を茎の頂きに3cmから3.5cmの花を1個つけます。 |
生育環境 |
山や野原の乾いたところです。 |
分布状況 |
本州(中部地方以北) |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
ハルジオン(ハルジョオン)[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ハルジオン(ハルジョオン)[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから90cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます根生葉は「葉柄(ようへい)」があります。 茎につく葉は、「無柄(むへい)」で茎を抱きます。 |
葉のかたち | 根生葉の形は、「長楕円形(ちょうだえんけい)」から「へら形」です。茎につく葉の形は、「長楕円形(ちょうだえんけい)」です。 葉の先端は、「尾状」になります。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、根生葉は「鈍鋸歯(どんきょし)」で鋸歯の切れ込みの先が鈍いものです。 |
花 | 花は4月から8月頃咲きます。花の色は淡紅紫色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」で平らな円盤状に花軸に柄のある小花を多数つけます。これはキク科の花の特徴です。この頭花を「散房状(さんぼうじょう)」につけます。つぼみの時はうなだれています。 |
生育環境 |
畑地、荒地、路傍の日のあたるところです。 |
分布状況 |
帰化植物です。北アメリカから大正時代に渡来して帰化しました。分布は北海道、本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
ヒメムカシヨモギ(メイジソウ、テツドウグサ、ゴイッシングサ)[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ヒメムカシヨモギ(メイジソウ、テツドウグサ、ゴイッシングサ)[キク科] |
園芸的分類 |
「一年草」または越年草 |
大きさ | 茎の高さは1mから2mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに密に付きます。「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、狭い「皮針形(ひしんけい)」です。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、微鋸歯(びきょし)で葉の縁がまばらな切れ込みになります。長い毛がついています。 |
花 | 花は7月から10月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。頭花が「円錐状」についたように見えます。 |
生育環境 |
野原や道ばた、荒地です。 |
分布状況 |
帰化植物です。北アメリカから明治の初めの頃に渡来して帰化しました。分布は全国各地 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
ゴマナ[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ゴマナ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは1mから1.5mぐらいです。茎と葉に細かい毛がついてザラつきます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きますが、花の咲く時期には枯れます。茎につく葉は短い「葉柄(ようへい)」でつきます。 |
葉のかたち | 葉の形は、根生葉、茎につく葉とも葉の形は「長楕円形(ちょうだえんけい)」です。 葉の先端は、根生葉は「尾状」です。茎につく葉は「鋭先頭(えいせんとう)」です。 茎につく葉の基部は「くさび形」です。 葉の縁は、粗い「鋸歯(きょし)」があり、粗い鋸(のこぎり)の歯のようになっています。 |
花 | 花は9月から10月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。平らな円盤状の花軸に柄のある小花を多数つけます。この頭花を「散房状(さんぼうじょう)」につけます。 |
生育環境 |
山地の草原、道ばたです。 |
分布状況 |
北海道、本州 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
ノコンギク[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ノコンギク[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは50cmから100cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。根生葉は「葉柄(ようへい)」があります。茎につく葉は、「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 根生葉の形は、卵状長楕円形です。茎につく葉の形は、「長楕円形(ちょうだえんけい)」、卵状長楕円形、「卵形(らんけい)」です。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」から「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、根生葉、茎につく葉とも粗い「鋸歯(きょし)」があり、粗い鋸(のこぎり)の歯のようになっています。 |
花 | 花は8月から11月頃咲きます。花の色は淡い青紫色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。平らな円盤状の花軸に柄のある小花を多数つけます。この頭花を「散房状(さんぼうじょう)」につけます。 |
生育環境 |
山や野原です。 |
分布状況 |
本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
ヒメジョオン(ヤナギバヒメギク)[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ヒメジョオン(ヤナギバヒメギク)[キク科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して春に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから100cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きますが、花の咲く時期には枯れます。根生葉は長い「葉柄(ようへい)」があります。茎につく葉は、「葉柄(ようへい)」で付きます。 |
葉のかたち | 根生葉の形は、「卵形(らんけい)」です。茎につく葉の形は、「卵形(らんけい)」から「倒皮針形(とうひしんけい)」です。 茎につく葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」から「鋭先頭(えいせんとう)」です。 茎につく葉の縁は、粗い「鋸歯(きょし)」があり、粗い鋸(のこぎり)の歯のようになっています。 |
花 | 花は6月から10月頃咲きます。花の色は白色まれに淡紫色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。平らな円盤状の花軸に柄のある小花を多数つけます。この頭花を「散房状(さんぼうじょう)」につけます。 |
生育環境 |
道ばた、荒地です。 |
分布状況 |
帰化植物です。北アメリカから明治維新前後に渡来して帰化しました。分布は全国各地 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
アキノキリンソウ(アワダチソウ)[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | アキノキリンソウ(アワダチソウ)[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは20cmから80cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「根生葉」は長い「葉柄(ようへい)」があります。茎につく葉も下の方は「葉柄(ようへい)」で付きますが、上のほうは「無柄(むへい)」です。 |
葉のかたち | 「根生葉」の形は、卵形(らんけい)から「長楕円形(ちょうだえんけい)」です。茎につく葉の形は、卵状長楕円形、長楕円状皮針形、「皮針形(ひしんけい)」です。 茎につく葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」から「鋭頭(えいとう)」です。 茎につく葉の基部は、円いか「くさび形」です。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」があり、鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は8月から11月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。平らな円盤状の花軸に柄のある小花を多数つけます。この頭花を散房状または総状で、全体が穂状となって多数の花をつけます。 |
生育環境 |
山地の日あたりの良いところです。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島 |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
セイタカアワダチソウ[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | セイタカアワダチソウ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは1mから3mぐらいです。群生します。花の部分以外は短毛が付きます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに密に付きます。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「皮針形(ひしんけい)」です。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかか低い「鋸歯(きょし)」です。 |
花 | 花は10月から11月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。平らな円盤状の花軸に柄のある小花を多数つけます。この頭花が多数ついて穂をなします。穂が集まって「円錐状(えんすいじょう)」に見えます。 |
生育環境 |
河川敷や土手、荒地です。 |
分布状況 |
帰化植物です。北アメリカから渡来して帰化しました。分布は全国各地 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
オゼミズギク[キク科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | オゼミズギク[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは25から50cmぐらいです。茎の中部以上の葉の裏に腺点(せんてん)が多い。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。 |
葉のかたち | 根生葉の形は、さじ形です。茎につく葉は「倒皮針形(とうひしんけい)です。 茎につく葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、「波形」か、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は6月から10月頃咲きます。花の色は黄色です。 「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。平らな円盤状の花軸に柄のある小花を多数つけます。この頭花を茎の頂きに1個つけます。 |
生育環境 |
山にある湿地です。 |
分布状況 |
本州(尾瀬と東北地方) |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
カワラハハコ[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | カワラハハコ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎は叢生(そうせい)し、よく分枝します。茎の高さは30cmから50cmぐらいです。茎・葉とも白い柔らかな毛が付いています。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、幅が1.5mm内外の細い「線形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかで裏に巻きます。 |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は黄褐色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。平らな円盤状の花軸に柄のある小花を多数つけます。茎の頂に頭花が「散房状(さんぼうじょう)」につけます。 |
生育環境 |
川原の砂地です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
神指地区 |
ヤマハハコ[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ヤマハハコ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから70cmぐらいです。茎・葉裏とも白い柔らかな毛が密生しています。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「線状皮針形(せんじょうひしんけい)」から狭長楕円形です。 葉の先端は、「鋭先頭(えいせんとう)」から「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、へら状で茎についています。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は8月から9月頃咲きます。花の色は淡黄色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。平らな円盤状の花軸に柄のある小花を多数つけます。この頭花を「散房状(さんぼうじょう)」につけます。頭花は大体平らに咲きそろいます。 |
生育環境 |
日あたりのよい高い山地です。 |
分布状況 |
樺太、南千島、北海道、本州(長野県、石川県以北)、中国、ヒマラヤ |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
ハハコグサ(オギョウ、ホウコグサ)[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ハハコグサ(オギョウ、ホウコグサ)[キク科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して春に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは15cmから30cmぐらいです。茎・葉とも白い柔らかな毛が密生しています。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きますが、花の咲く時期には枯れます。 茎につく葉は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 茎につく葉の形は、「倒皮針形(とうひしんけい)」から「へら形」です。 葉の先端は、「円頭(えんとう)」です。 葉の基部は、へら状で茎を抱いています。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は4月から6月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。平らな円盤状の花軸に柄のある小花を多数つけます。この頭花を散房状につけます。頭花は大体平らに咲きそろいます。 |
生育環境 |
道ばた、田畑です。 |
分布状況 |
日本を含む東アジアの温帯から熱帯 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
チチコグサ[キク科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | チチコグサ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは15cmから30cmぐらいです。茎・葉の裏とも白い柔らかな毛が密生しています。地面をはうように茎を出して増えるので群生します。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。茎につく葉もあります。 |
葉のかたち | 葉の形は、根生葉、茎につく葉ともに、「線形」です。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、線形です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は5月から10月頃咲きます。花の色は茶褐色です。 花の付き方は「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。平らな円盤状の花軸の頂きに密集した小花を多数つけます。 |
生育環境 |
山や野原です。 |
分布状況 |
日本全土、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
神指地区、東山地区 |
クルマバハグマ[キク科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | クルマバハグマ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは30cmから80cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「輪生(りんせい)」で茎の節を囲んで7枚から8枚の葉が付きます「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、長倒卵形で10から30cmぐらいの大きな葉をカサ状に広げます。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」で葉の縁がの鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は8月から9月頃咲きます。花の色は白色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。何回も分枝して10個くらいの頭花がつきます。全体が「円錐状(えんすいじょう)」にみえます。 |
生育環境 |
山の木陰(こかげ)です。 |
分布状況 |
本州(近畿地方以北の裏日本) |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
サワヒヨドリ[キク科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | サワヒヨドリ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは40cmから90cmぐらいです。上部に縮れた毛が密に生えます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「皮針形(ひしんけい)」です。三つに深裂するのもあります。葉の裏面に線点があります。 葉の先端は、細くなって「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、円形に近い「くさび形」です。 葉の縁は、「低鋸歯(ていきょし)」です。 |
花 | 花は8月から10月頃咲きます。花の色は白色、淡紅紫色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。頭花は散房状に多数つき花は大体平らに咲きそろいます。 |
生育環境 |
日あたりの良い湿地です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、沖縄、東アジアの温帯から熱帯 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
フジバカマ[キク科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | フジバカマ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。国の準絶滅危惧種、県の希少種に選定されています。 |
大きさ | 茎の高さは1mから2mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。短い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、三つに裂け、葉身のきれこみが中央脈の近くまで達しています。 葉の先端は、三裂の中心の葉は「尾状」にたれます。 葉の基部は、「くさび形」から「円形」です。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」があり、鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は8月から9月頃咲きます。花の色は淡紅紫色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。頭花は「散房状(さんぼうじょう)」につき頭花は大体平らに咲きそろいます。 |
生育環境 |
かっては住居の庭で栽培してましたが、今は川べりの土手に野生化しています。「逸出(いっしゅつ)」したといいます。 |
分布状況 |
本州(関東以西)、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
市内の川べり |
ヨツバヒヨドリ[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ヨツバヒヨドリ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは1mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「輪生(りんせい)」で茎の節を囲んで3枚から4枚の葉が付きます短い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、長楕円状皮針形、「長楕円形(ちょうだえんけい)」です。 葉の先端は、鋭く尖ります。 葉の基部は、円形に近い「くさび形」です。 葉の縁は、粗い「重鋸歯(じゅうきょし)」で葉の切れ込みがさらにギザギザになっています、二重鋸歯、複鋸歯ともいいます。 |
花 | 花は7月から9月頃咲きます。花の色は淡紅紫色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。頭花は「散房状(さんぼうじょう)」に密につき頭花は大体平らに咲きそろいます。 |
生育環境 |
北海道では湿原、本州では山地です。 |
分布状況 |
樺太、北海道、本州(近畿地方以東)、四国 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
サワアザミ(マアザミ)[キク科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | サワアザミ(マアザミ)[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは1mから2mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。 |
葉のかたち | 根生葉の形は、広楕円形で羽裂して、縁にトゲがあります。 葉の質は薄く、粉をふいたような緑色です。 |
花 | 花は9月から10月頃咲きます。花の色は紅紫色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。花のつく茎の頂きに頭花をつけます。 |
生育環境 |
山の渓流の近くです。 |
分布状況 |
北海道、本州(東北地方、北陸地方) |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
オニアザミ(オニノアザミ)[キク科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | オニアザミ(オニノアザミ)[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは40cmから100cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。茎につく葉もあります。根生葉は長い「葉柄(ようへい)」がありますが花の咲く時期には枯れます。茎につく葉も「葉柄(ようへい)」で付きます。 |
葉のかたち | 根生葉の形は、卵状皮針形、「長楕円状皮針形(ちょうだえんじょうひしんけい)」です。「羽状中裂(うじょうちゅうれつ)」で葉の中央に一本の脈があり、その両側に「羽状」に走り、縁は中央脈の中間あたりまで切れ込み5から8対の裂片となります。 根生葉の裂片は、「鋭先頭(えいせんとう)」です。茎につく葉の先端も「鋭先頭(えいせんとう)」です。 根生葉の基部は、「くさび形」です。茎につく葉の基部は「茎を抱く」ようにつきます。 根生葉の葉の縁は裂片は微鋸歯(びきょし)と言われるふちがまばらな小さいトゲとなります。 |
花 | 花は6月から9月頃咲きます。花の色は紫色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。茎の頂きに集合した頭花をつけます。 |
生育環境 |
1200m以ところの山地に生える。 |
分布状況 |
本州(中部地方から東北地方) |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
ノアザミ[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ノアザミ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは60cmから100cmぐらいです。茎の下の方には白毛が密につきます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。茎から出る葉と葉の間隔が狭いので、上から見たとき地面に接するように放射状に広がって「ロゼット」とよばれます。茎につく葉は「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。 |
葉のかたち | 根生葉の形は、倒卵状楕円形です。「羽状中裂(うじょうちゅうれつ)」で葉の中央に一本の脈があり、その両側に「羽状」に走り、縁は中央脈の中間あたりまで切れ込み5から6対の裂片となります。茎の中葉も「羽状中裂(うじょうちゅうれつ)」します。 葉の基部は、根生葉は「くさび形」です。茎の中葉は「茎を抱く」ようにつきます。 葉の縁は、そり返るか、「歯牙(しが)」で大きなギザギザとなります。 |
花 | 花は5月から8月頃咲きます。花の色は紅紫色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。たくさんの花を1つの花のように茎の頂きにつけます。 |
生育環境 |
山や野原です。 |
分布状況 |
本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
アイヅヒメアザミ[キク科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | アイヅヒメアザミ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。国の絶滅危惧IA類、県の希少種に選定されています。 |
大きさ | 茎の高さは1mから1.5mぐらいです。茎に毛が密につきます。 |
葉のつき方 | |
葉のかたち | 茎につく葉の形は、「長楕円形(ちょうだえんけい)」が「羽状深裂(うじょうしんれつ)」して葉身のきれこみが中央脈の近くまで達しています。裂片は4から5対あります。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、茎につく葉の基部は、「茎を抱く」ようにつきます。 葉の縁は、「歯牙(しが)」で不ぞろいの大きなギザギザとなります。短い刺針があります。 |
花 | 花は9月から10月頃咲きます。花の色は紫紅色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。頭花は単生します。真っ直ぐに立つか斜めに立ちます。 |
生育環境 |
山地の林のなかです。 |
分布状況 |
福島県会津地方 |
市内の生育確認区域 |
市内の山林 |
コウゾリナ[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | コウゾリナ[キク科] |
園芸的分類 |
「越年草」で秋に発芽し冬を越して夏から秋に花咲き結実して枯れます。 |
大きさ | 茎の高さは60cmから80cmぐらいです。全体に褐色または赤褐色の硬い毛がついています。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、下部の葉は「倒皮針形(とうひしんけい)」です。中部の茎につく葉は「皮針形(ひしんけい)」です。 下部の葉の先端はやや「鈍頭(どんとう)」です。 中部の茎につく葉の基部は、「茎を抱く」ようにつきます。 葉の縁は、下部の葉は鋭い「歯牙(しが)」で不ぞろいの鋭いギザギザとなります。 |
花 | 花は5月から10月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。頭花は「散房状(さんぼうじょう)」につきます。 |
生育環境 |
山や野原や道ばたです。 |
分布状況 |
樺太、北海道、本州、四国、九州 |
市内の生育確認区域 |
東山地区 |
アキノノゲシ[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | アキノノゲシ[キク科] |
園芸的分類 |
一年草またはニ年草 |
大きさ | 茎の高さは60cmから200cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。花の開花時には枯れます。 茎につく葉は、「互生(ごせい)」で一つの節に葉が互いちがいに付きます。 |
葉のかたち | 根生葉の形は、「皮針形(ひしんけい)」です。茎につく葉は「皮針形(ひしんけい)」から狭長楕円形で、「羽状深裂」するか「決刻(けっこく)」で葉の縁に不ぞろいの切れ込みがあります。 茎につく葉の先端は、茎につく葉は「鋭先頭(えいせんとう)」です。 葉の基部は、茎につく葉の基部(きぶ)は「鈍形(どんけい)」です。 葉の縁は、根生葉は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は8月から11月頃咲きます。花の色は淡黄色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。頭花は何回も分枝して花がつき、全体が「円錐状(えんすいじょう)」にみえます。 |
生育環境 |
山や野原です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、沖縄、台湾、朝鮮半島、中国、東南アジア |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
イワニガナ ( ジシバリ )[キク科]
画像著作権者: 古川裕司氏種 名 | イワニガナ ( ジシバリ )[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは6cmから15cmぐらいです。茎は分枝して地上をはいます。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます長い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「卵形(らんけい)」から「楕円形(だえんけい)」です。 葉の先端は、「円頭(えんとう)」です。 葉の基部は、「円形」から「くさび形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は4月から7月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、葉の間から茎を出し「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。頭花を1個から3個つけます。 |
生育環境 |
日あたりの良い山野、田のあぜ、畑です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
湊地区 |
カワラニガナ[キク科]
画像著作権者: 大須賀昭雄氏種 名 | カワラニガナ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。群生します。国の準絶滅危惧種、県の注意種に選定されています。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは10cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます「無柄(むへい)」で茎に直接葉身が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「線形」、線状倒皮針形です。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、柄状に次第に細くなります。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。または粗い「鋸歯(そきょし)」があり、粗い鋸(のこぎり)の歯のようになっています。 |
花 | 花は5月から8月頃咲きます。花の色は淡黄色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。頭花はまばらに「散房状(さんぼうじょう)」につきます。 |
生育環境 |
河原の砂礫地(されきち)です。 |
分布状況 |
本州(中部地方以北) |
市内の生育確認区域 |
市内の河原 |
ニガナ[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | ニガナ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは30cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます根生葉は長い「葉柄(ようへい)」があります。茎につく葉もあります。 |
葉のかたち | 根生葉の形は、細長く不整に羽裂します。 茎につく葉の基部は、「耳形」で「茎を抱く」ようにつきます。 葉の縁は、「鋸歯(きょし)」で葉の縁が鋸(のこぎり)の歯のように細かく切れ込んでいます。 |
花 | 花は5月から7月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。頭花は花柄が分枝して集散状になります。 |
生育環境 |
山野の日あたりのよい場所です。道ばた草地です。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
市内の生育確認区域 |
門田地区 |
オオニガナ [キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | オオニガナ [キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。県の準絶滅危惧種に選定されています。 |
大きさ | 茎の高さは50cmから100cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。長い翼のある「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「頭大羽状分裂(とうだいうじょうぶんれつ)」で羽裂している裂片のうち、先端が最も大きく基部の方に小さくなります。 葉の先端は、「突頭(とつとう)」です。 葉の基部は、「茎を抱く」ようにつきます。 葉の縁は、不規則な粗い「鋸歯(きょし)」があります。 |
花 | 花は9月から11月頃咲きます。花の色は黄白色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。頭花は何回も分枝して全体が円錐状にみえます。 |
生育環境 |
山の湿地です。 |
分布状況 |
本州(中部、東北地方) |
市内の生育確認区域 |
市内の湿地 |
コウリンタンポポ[キク科]
画像著作権者: 小荒井実氏種 名 | コウリンタンポポ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 花のつく茎の高さは10cmから50cmぐらいです。茎には黒っぽい毛が密生しています。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。茎から出る葉と葉の間隔が狭いので地面に接するように放射状に広がり「ロゼット」とよばれます。 |
葉のかたち | 葉の形は、「倒皮針形(とうひしんけい)」です。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、「全縁(ぜんえん)」で凸凹がなくなめらかです。 |
花 | 花は7月から8月頃咲きます。花の色は橙赤色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。花軸の先端から放射状に柄が出て「散形状(さんけいじょう)」に10個内外の頭花をつけます。 |
生育環境 |
山地の草原まれに河原の土手など。 |
分布状況 |
帰化植物です。ヨーロッパから渡来して帰化しました。北海道、本州 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
セイヨウタンポポ[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | セイヨウタンポポ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは7cmから40cmぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、「根生(こんせい)」で根のきわの茎から葉が付きます。 |
葉のかたち | 葉の形は、狭楕円形です。羽状に裂けますが裂け方は一定しません。 葉の先端は、「鈍頭(どんとう)」です。 葉の基部は、へら形で下部は狭まります。 葉の縁は、深い「鋸歯(きょし)」があり、葉のふちが大きな鋸(のこぎり)の歯のようにギザギザになり、歯の先は葉先を向きます。 |
花 | 花は春から夏、ときに秋にも咲きます。花の色は鮮やかな黄色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。茎の頂きに1個の頭花をつけます。 |
生育環境 |
日当たりの良い野原や道端です。 |
分布状況 |
帰化植物です。ヨーロッパから明治になって渡来して帰化しました。分布は世界の温帯から暖帯です。 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
キクイモ[キク科]
画像著作権者: 会津若松市種 名 | キクイモ[キク科] |
園芸的分類 |
「多年草」で毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残って冬を越し、春になって成長します。 |
大きさ | 茎の高さは1.5mから3mぐらいです。 |
葉のつき方 | 葉のつき方は、上部は「互生(ごせい)」で節に葉が互いちがいに付きます。下部は「対生(たいせい)」で茎の節に左右に向かい合って付きます。翼のある短い「葉柄(ようへい)」があります。 |
葉のかたち | 葉の形は、「長楕円形(ちょうだえんけい)」です。 葉の先端は、「鋭頭(えいとう)」です。 葉の基部は、「くさび形」です。 葉の縁は、粗い「鋸歯(きょし)」があり、粗い鋸(のこぎり)の歯のようになっています。 |
花 | 花は9月から10月頃咲きます。花の色は黄色です。 花の付き方は、「頭状花序(とうじょうかじょ)」でこれはキク科の花の特徴です。茎の上部に分枝して頭花をつけます。 |
生育環境 |
山野や河原の日あたりのよい場所です。 |
分布状況 |
帰化植物です。北アメリカから渡来して帰化しました。分布は全国各地 |
市内の生育確認区域 |
全域 |
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- 電話:0242-39-1221
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