公開日 2014年12月16日
更新日 2025年04月16日
鳥類
ここでは、会津若松市の身近な生き物の中でも鳥類を紹介します。
カイツブリ(カイツブリ目カイツブリ科)
特徴
潜水がたくみな茶色っぽい小さな水鳥です
鳴き声
「ケレケレケレ、ピッ、ピリオン」
大きさ
全長は26cm。翼開長は45cm
生息環境
平野部の池、湖、沼
国内の分布
日本全国(温帯)に生息及び繁殖します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区、門田地区、湊地区、神指地区(阿賀川流域)
その他
‐
カワウ(ペリカン目ウ科)
特徴
木の上に集団で巣を作ります
鳴き声
「グルル、グルル」や「グワッ、グワッ」「グワー」(繁殖期)
大きさ
全長は81cm。翼開長は129cm
生息環境
内湾、湖沼、河川
国内の分布
本州各地で生息しています。会津地方では2ヶ所のコロニーが確認され年間を通して観察されます
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
神指地区(阿賀川流域)、湊地区、鶴ヶ城地区、東山地区
会津若松市で時々見られる地区
市内全域(上空)
その他
‐
ゴイサギ(コウノトリ目サギ科)
特徴
主に夜間ふわっ、ふわっと飛ぶ夜行性のサギ類で狩猟鳥です
鳴き声
「グァーグァー」(繁殖期)
大きさ
全長は57cm。翼開長は108cm
生息環境
日中は竹やぶ、杉林等で休み、夕方から河や池で魚をとることが多い
国内の分布
本州から九州までの各地で繁殖します。北方のものは冬期に暖地に移動します
会津若松市で観察できる時期
一年中見られるが、鶴ヶ城では冬期は少ない
会津若松市でよく見られる地区
神指地区(阿賀川流域)、鶴ヶ城地区
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
‐
ササゴイ(コウノトリ目サギ科)
特徴
県の準絶滅危惧種に選定されています
鳴き声
飛びながら「キュー」または「ピュ―」という鋭い声で鳴く
大きさ
全長は52cm。翼開長は76cm
生息環境
主に川で生活し、池沼、水田、時には海岸でも見られる
国内の分布
夏鳥として渡来し、本州から九州までの各地で繁殖します
会津若松市で観察できる時期
4月から9月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区、神指地区(阿賀川流域)
その他
‐
アマサギ(コウノトリ目サギ科)

特徴
夏羽では、頭から首が橙色になるシラサギ類です
鳴き声
「ゴァー」「グヮー」(繁殖期)
大きさ
全長は50cm。翼開長は89cm
生息環境
農耕地や草原、川原
国内の分布
夏鳥として渡来し、本州から九州までの各地で繁殖します。近年北上傾向にあります
会津若松市で観察できる時期
5月から7月
会津若松市でよく見られる地区
神指地区(阿賀川流域)
会津若松市で時々見られる地区
市内全域
その他
‐
ダイサギ(コウノトリ目サギ科)

特徴
くちばしと首がひときわ長い大きなシラサギ類です
鳴き声
「グヮー、ゴァーゴァー」(繁殖期)
大きさ
全長は89cm。翼開長は130cm
生息環境
川、沼池、干潟など
国内の分布
関東地方から九州までの各地で繁殖し、冬は南方へ移動します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
神指地区(阿賀川流域)
会津若松市で時々見られる地区
市内全域
その他
‐
チュウサギ(コウノトリ目サギ科)
特徴
短めのくちばしをした、中型のシラサギ類で国の準絶滅危惧種、県の希少種に選定されています
鳴き声
「ゴヮーゴヮーゴヮー」「グヮッグヮッ」
大きさ
全長は68cm。翼開長は114cm
生息環境
水田や湿地など
国内の分布
夏鳥として渡来し、本州から九州までの各地で繁殖します
会津若松市で観察できる時期
5月から9月
会津若松市でよく見られる地区
神指地区(阿賀川流域)
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区、湊地区
その他
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コサギ(コウノトリ目サギ科)
特徴
一年中くちばしが黒く、足指が黄色いシラサギ類です
鳴き声
「グヮーグヮー」「ゴァー」(繁殖期)
大きさ
全長は61cm。翼開長は98cm
生息環境
川、池沼、水田、干潟など
国内の分布
本州から九州までの各地で繁殖する留鳥です
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
神指地区(阿賀川流域)、鶴ヶ城地区
会津若松市で時々見られる地区
市内全域
その他
‐
アオサギ(コウノトリ目サギ科)
特徴
じっとたたずんでいることが多い、背が灰色の大きなサギ類です
鳴き声
「クァー、クァー」(飛翔中)
大きさ
全長は93cm。翼開長は161cm
生息環境
川、池沼、水田、干潟など
国内の分布
北海道、本州、四国、対馬で繁殖し、北方のものは冬期には暖地に移動します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
神指地区(阿賀川流域)、鶴ヶ城地区
会津若松市で時々見られる地区
市内全域
その他
‐
マガン(カモ目カモ科)

特徴
くちばしはピンクまたはオレンジ色で、成鳥は基部に白色部があります。国の天然記念物であり、国の準絶滅危惧種及び県の希少種に選定されています
鳴き声
「クヮハハン、クヮハハン」(飛翔中)
大きさ
全長は72cm。翼開長は138cm
生息環境
池や沼で休息し早朝などに水田地帯で採食する
国内の分布
日本には冬鳥として渡来しますが、一部の地域で越冬しているものも見られます
会津若松市で観察できる時期
10月から3月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
湊地区
その他
‐
オオハクチョウ(カモ目カモ科)
特徴
長い首を伸ばして飛ぶ、白くて大きい水鳥です。猪苗代湖北岸のハクチョウ及びその渡来地は天然記念物に指定されています
鳴き声
「コォー、コォー」「コホーコホー」(水上や地上)「グァーン」(飛翔中)
大きさ
全長は141cm。翼開長は225cm
生息環境
湖や沼、大きな川、河口、内湾
国内の分布
冬鳥として渡来し、主に北日本や日本海側の地方で越冬します
会津若松市で観察できる時期
10月から4月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
湊地区
その他
‐
コハクチョウ(カモ目カモ科)
特徴
くちばしの黄色がやや小さい、オオハクチョウによく似た鳥で、猪苗代湖北岸のハクチョウ及びその渡来地は天然記念物に指定されています
鳴き声
「コホッコホッ」(水上や地上)「コォー、コォー」「グァー」(飛翔中)
大きさ
全長は120cm。翼開長は177cm
生息環境
湖や沼、大きな川、河口、内湾
国内の分布
日本には冬鳥として渡来し、主に北日本や日本海側の地方で越冬します
会津若松市で観察できる時期
10月から4月
会津若松市でよく見られる地区
湊地区
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
‐
オシドリ(カモ目カモ科)
特徴
オスでは橙色のおおきなイチョウ羽を持つ美しいカモ類です
鳴き声
「ケェーケェー」「ウィップ」(オス)「クァッ」(メス)
大きさ
全長はオス48cm、メス41cm。翼開長は70cmから77cm
生息環境
山間の渓流や山地の湖。巣は地上でなく、樹洞に作る
国内の分布
北海道、本州、九州、沖縄で繁殖します。北方のものは冬期に暖地に移動します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区、門田地区、東山地区、神指地区(阿賀川流域)
その他
‐
マガモ(カモ目カモ科)
特徴
オスでは緑色の頭と黄色いくちばしが目立つ、淡水ガモ類で狩猟鳥です
鳴き声
「グァークヮックヮッ」「クヮッ、クヮッ」(オス)「クヮッ、クヮッ」(メス)
大きさ
全長はオス61cm、メス53cm。翼開長は85cmから99cm
生息環境
湖、沼、大きな川、内湾の海上
国内の分布
冬鳥として渡来し、各地で越冬しますが、本州中部以北の湖沼や北海道では繁殖するものもあります
会津若松市で観察できる時期
9月から4月
会津若松市でよく見られる地区
東山地区、鶴ヶ城地区、湊地区
会津若松市で時々見られる地区
神指地区(阿賀川流域)、門田地区
その他
‐
カルガモ(カモ目カモ科)
特徴
オスとメスが同じ色で、くちばしの先に黄色い模様がある淡水ガモ類で狩猟鳥です
鳴き声
「グェッ、グェッ」
大きさ
全長はオス63cm、メス53cm。翼開長は83cmから99cm
生息環境
水田、川、池沼など
国内の分布
全国で数多く繁殖します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
鶴ヶ城地区、門田地区、東山地区、大戸地区、神指地区(阿賀川流域)
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
‐
トモエガモ(カモ目カモ科)

特徴
顔に緑と黄色の巴模様を持った小型の淡水ガモ類で国の絶滅危惧II類、県の希少種に選定されています
鳴き声
「グルッグルッ」「ゴロッ、ゴロッ」(オス)「グヮッ、グヮッ」(メス)
大きさ
全長はオス43cm、メス38cm。翼開長は63cmから72cm
生息環境
湖沼、川、池など
国内の分布
冬鳥としてシベリア東部から渡来します
会津若松市で観察できる時期
10月から4月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区
その他
‐
ヨシガモ(カモ目カモ科)
特徴
ナポレオンの帽子のような頭の形をした、中型の淡水ガモ類で狩猟鳥です
鳴き声
「ピリー、ピリー」「ピュルル、ピュルル」(オス)「グヮッ、グヮッ」(メス)
大きさ
全長は48cm。翼開長は75cmから88cm
生息環境
広い湖沼や川
国内の分布
冬鳥として渡来しますが、北海道では少数の個体が繁殖しています
会津若松市で観察できる時期
9月から4月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区
その他
‐
オカヨシガモ(カモ目カモ科)
特徴
飛ぶと羽の次列風切(じれつかざきり)と言われる部分の白斑が目立つ、地味な色の淡水ガモ類です
鳴き声
「グェッ、グェッ」(オス)「クァー、クァー」(メス)
大きさ
全長は50cm。翼開長は85cmくらい
生息環境
湖沼、川など
国内の分布
冬鳥として渡来しますが、北海道では少数の個体が繁殖しています
会津若松市で観察できる時期
10月から4月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区
その他
‐
カワアイサ(カモ目カモ科)
特徴
オスは赤いくちばし、緑の頭、白い胸のコントラストが鮮やかな大型のアイサ類です。(写真はメス)
鳴き声
「アーフォー、アーフォー」(オス)「グヮッグヮッグヮッ」(メス)
大きさ
全長はオス71cm、メス60cm。翼開長は82cmから97cm
生息環境
広い湖沼や大きな川
国内の分布
冬鳥として渡来しますが、北海道道北、道東部で少数が繁殖しています
会津若松市で観察できる時期
10月から4月
会津若松市でよく見られる地区
東山地区、神指地区(阿賀川流域)、湊地区
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
‐
トビ(タカ目タカ科)
特徴
M字に切れ込んだ尾を持つ褐色の大きなタカです。ただし、尾は広げると三味線のばち状になります
鳴き声
「ピィーヒョロロロ」
大きさ
全長はオス59cm、メス69cm。翼開長は157cmから162cm
生息環境
海岸、水田地帯、河川、湖沼の周囲、市街地
国内の分布
九州以北に留鳥として分布し、寒地のものの一部は冬期に暖地へ移動します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
市内全域
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
‐
オジロワシ(タカ目タカ科)
特徴
長くて幅の広い翼と、くさび型の白い短い尾を持つ褐色の海ワシで天然記念物に選定されています。国の絶滅危惧II類、県の絶滅危惧II類、国内希少野生動植物種にも選定されています
鳴き声
「カッ、カッ、カッ」(繁殖期に警戒しているとき)
大きさ
全長はオス80cm、メス94cm。翼開長は182cmから221cm
生息環境
海岸、河口、海沿いの水田や湖沼、内陸の湖沼
国内の分布
北海道東部や北部に少数が留鳥として生息、繁殖しています。多くは冬鳥として北日本に渡来します
会津若松市で観察できる時期
11月から3月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
湊地区
その他
‐
オオタカ(タカ目タカ科)

特徴
顔に顕著な眉班(びはん)と黒い眼帯のある大きなタカで国の準絶滅危惧種、県の絶滅危惧I類及び国内希少野生動植物種に選定されています
鳴き声
「キッ、キッ、キッ」「クァイークァイー」
大きさ
全長はオス50cm、メス56cm。翼開長は106cmから131cm
生息環境
亜高山(秋冬は低山)から平地の林
国内の分布
山陰から近畿以北で繁殖する留鳥です。冬期は高地や寒地のものが低地、暖地へ移動するため秋冬はほとんど全国で見られます
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区、門田地区、東山地区、神指地区(阿賀川流域)、一箕地区
その他
‐
ノスリ(タカ目タカ科)
特徴
顎(あご)ひげ状の黒褐色班とやさしい黒目を持つ、ずんぐりしたタカで県の準絶滅危惧種に選定されています
鳴き声
「ピィーヨ」「ピィヨー」(繁殖期)
大きさ
全長はオス52cm、メス57cm。翼開長は122cmから137cm
生息環境
亜高山(秋冬は低山)から平地の林
国内の分布
北海道から四国にかけて繁殖する留鳥ですが、寒地や高地のものの一部は冬期に暖地、低地に移ります
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
東山地区、大戸地区、神指地区(阿賀川流域)
会津若松市で時々見られる地区
一箕地区
その他
‐
サシバ(タカ目タカ科)

特徴
白い眉班(びはん)とのど中央に太い黒色縦線をもつ、褐色の中型のタカで国の絶滅危惧II類、県の準絶滅危惧種に選定されています
鳴き声
「ピッ、クィー」「ピィピィィー」(繁殖期)
大きさ
全長はオス47cm、メス51cm。翼開長は103cmから115cm
生息環境
低山から丘陵の林
国内の分布
夏鳥として渡来し、本州の岩手県、秋田県から九州までの間で繁殖します
会津若松市で観察できる時期
4月から9月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
東山地区、大戸地区、湊地区
その他
‐
クマタカ(タカ目タカ科)
特徴
黒い顔と後頭に冠羽(かんう)を持つ、褐色の大変大きなタカで国の絶滅危惧IB類、県の絶滅危惧I類及び国内希少野生動植物に選定されています
鳴き声
「ピッピッピッ、ピェー」(繁殖期)
大きさ
全長はオス72cm、メス80cm。翼開長は140cmから165cm
生息環境
亜高山から低山の森
国内の分布
北海道から九州で少数が繁殖します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
東山地区、大戸地区
その他
‐
ハヤブサ(ハヤブサ目ハヤブサ科)

特徴
頬に太いひげ状の黒色班を持ち、上面が薄墨色の猛禽(もうきん)で国の絶滅危惧II類、県の絶滅危惧I類、国内希少野生動植物種に選定されています
鳴き声
「キッキッキッ」(オス)「ガッガッガッ」「ゲゲゲゲ」(メス)(繁殖期)
大きさ
全長はオス42cm、メス49cm。翼開長は84cmから120cm
生息環境
海岸や海岸に近い山の断崖や急斜面、広い川原、原野、広い農耕地など
国内の分布
北海道から九州で少数が繁殖しますが、一部は冬期に暖地に移ります。国外からの渡来もあります
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
神指地区(阿賀川流域)
その他
‐
チョウゲンボウ(タカ目ハヤブサ科)
特徴
飛びながら一点に留まる停空飛翔(ていくうひしょう)を頻繁に行う、尾の長いハヤブサ類です。県の希少種に選定されています
鳴き声
「キィキィキィキィ」(オス)「ピィピィピィー」「クィクィクィクィ」(メス)(繁殖期)
大きさ
全長はオス33cm、メス38cm。翼開長は69cmから76cm
生息環境
農耕地、原野、広い川原、干拓地、丘陵
国内の分布
主に本州北部から中部で繁殖します。秋冬には一部移動があり全国で見られます
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
東山地区、神指地区(阿賀川流域)
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区、一箕地区、門田地区
その他
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キジ(キジ目キジ科)
特徴
オスは赤い顔と緑の胸が目立ち、長めの尾を持つ日本の国鳥で狩猟鳥です
鳴き声
「ケンケーン」(繁殖期のオス)「チョッチョッ」(メス)
大きさ
全長はオス81cm、メス58cm。翼開長は77cm
生息環境
平地から山地の明るい林、林縁、草原、農耕地
国内の分布
本州から九州までの各地に生息、繁殖します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
門田地区、神指地区(阿賀川流域)、東山地区
その他
‐
バン(ツル目クイナ科)
特徴
黒い体にくちばしの赤と黄色、脇と尾の下の下尾筒(かびとう)と言われる部分の白色が目立つクイナ類で狩猟鳥です。県の準絶滅危惧種に選定されています
鳴き声
「クルルッ、クルルッ」「キュック、キュック」
大きさ
全長は32cm。翼開長は52cm
生息環境
湖沼、川、水田
国内の分布
夏鳥として渡来し、関東地方以西のものは冬期も残ることが多くあります
会津若松市で観察できる時期
4月から12月
会津若松市でよく見られる地区
東山地区、門田地区、神指地区(阿賀川流域)
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
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オオバン(ツル目クイナ科)
特徴
全身が黒くて額の白色部が目立つクイナ類で、県の希少種に選定されています
鳴き声
「クェンー、クェンー」「キョキョーン、キョキョン」(泳ぎながら)
大きさ
全長は39cm。翼開長は74cm
生息環境
湖沼や川、池
国内の分布
主に関東地方以北の湖沼や川、池などで繁殖します。冬期は九州でも見られます
会津若松市で観察できる時期
10月から4月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区
その他
‐
コチドリ(チドリ目チドリ科)
特徴
目の周りに金色の輪がある小形のチドリ類です
鳴き声
「ピォ、ピォ、ビュゥ、ビュゥ」(繁殖期)
大きさ
全長は16cm。翼開長は35cm
生息環境
川の中流から下流の砂礫の川原
国内の分布
夏鳥として渡来し、全国で繁殖します
会津若松市で観察できる時期
5月から8月
会津若松市でよく見られる地区
神指地区(阿賀川流域)
会津若松市で時々見られる地区
門田地区
その他
‐
タゲリ(チドリ目チドリ科)

特徴
反り返った長い冠羽(かんう)と、緑色に光る羽を持った大形のチドリ類で県の希少種に選定されています
鳴き声
「クィックウィ-」「プィウィー」(繁殖期)
大きさ
全長は32cm。翼開長は72cm
生息環境
じくじくした湿田や川岸
国内の分布
主に冬鳥として渡来しますが、北陸地方と茨城県で繁殖した例があります
会津若松市で観察できる時期
11月から3月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
市内全域
その他
‐
イソシギ(チドリ目シギ科)
特徴
飛ぶと白い翼帯が目立ちます。尾をよく振る小型のシギ類です
鳴き声
「チーリーリーリー」「ツーチーチーチー」(飛び立つときや飛翔中)
大きさ
全長は20cm。翼開長は29cm
生息環境
川や湖沼
国内の分布
北海道、本州、九州で繁殖します。冬期には北方のものは暖地へ移動します
会津若松市で観察できる時期
4月から10月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
神指地区(阿賀川)、湊地区
その他
‐
キジバト(ハト目ハト科)

特徴
背中に赤褐色と黒のうろこ模様があり、首に青と白の小さなしま模様があるハト類で狩猟鳥です
鳴き声
「デデッポーポー」
大きさ
全長は33cm。翼開長は55cm
生息環境
低地から山地の明るい林、集落付近や市街地
国内の分布
全国各地で広く繁殖します。北海道のものは冬期に暖地に移動します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
市内全域
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
‐
カッコウ(カッコウ目カッコウ科)
特徴
名前の通りカッコウと大きな声で鳴きます。下面に細い横しまのある鳥で、托卵性を持ちます。会津若松市及び旧北会津村の鳥です
鳴き声
「カッコー、カッコー」(繁殖期)
大きさ
全長は35cm。翼開長は61cm
生息環境
高原、明るい林、川原、低木の生えた草原、農耕地の周辺
国内の分布
北海道から九州までの各地に夏鳥として渡来、繁殖します
会津若松市で観察できる時期
5月から8月
会津若松市でよく見られる地区
神指地区(阿賀川流域)、東山地区
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区
その他
‐
カワセミ(ブッポウソウ目カワセミ科)
特徴
コバルト色の背と橙色の下面を持った、くちばしの大きい美しい小さな鳥です
鳴き声
「チィー」「ツチーイ」(川面を飛ぶとき)
大きさ
全長は17cm。翼開長は25cm
生息環境
平地から山地の川、池、湖など
国内の分布
全国に分布、繁殖しますが、冬期には北方のものは暖地に移動します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
鶴ヶ城地区、東山地区、神指地区(阿賀川流域)、湊地区、大戸地区
会津若松市で時々見られる地区
門田地区
その他
‐
アオゲラ(キツツキ目キツツキ科)

特徴
体全体が緑色で腹側に横しまの目立つキツツキ類で日本特産種です
鳴き声
「キョッ、キョッ、キョッ」
大きさ
全長は29cm。翼開長は49cm
生息環境
平地から山地の林
国内の分布
本州、四国、九州、種子島、屋久島、佐渡島で繁殖の記録があります
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
門田地区、東山地区、鶴ヶ城地区
その他
‐
アカゲラ(キツツキ目キツツキ科)
特徴
背中が黒く、白い逆ハの字形の模様のあるキツツキです
鳴き声
「ケッ、ケッ」
大きさ
全長は24cm。翼開長は39cm
生息環境
平地から山地の林
国内の分布
本州以北の平地から山地に留鳥として生息します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
門田地区
会津若松市で時々見られる地区
東山地区、鶴ヶ城地区
その他
‐
コゲラ(キツツキ目キツツキ科)
特徴
黒と白の模様をした小さいキツツキ類です
鳴き声
「ギィー、ギィー」
大きさ
全長は15cm。翼開長は27cm
生息環境
平地から山地の林
国内の分布
ほぼ全国に生息、繁殖します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
門田地区、東山地区
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区
その他
‐
ヒバリ(スズメ目ヒバリ科)
特徴
広い高原に棲み、高い空で朗らかな声で長くさえずる鳥で、県の準絶滅危惧種に選定されています
鳴き声
「ピィピィピィ、リリリ、ピリリリ、リィリィ、ピリピリ」(繁殖期)
大きさ
全長は17cm。翼開長は32cm
生息環境
畑、牧場、草原、川原、埋立地など
国内の分布
北海道から九州の全国で繁殖し、積雪の多い地方のものは冬期は暖地へ移動します。冬鳥として渡来する個体もあります
会津若松市で観察できる時期
3月から9月
会津若松市でよく見られる地区
神指地区、門田地区
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
‐
ツバメ(スズメ目ツバメ科)

特徴
人家の軒先に巣を作る燕尾服(えんびふく)の鳥です
鳴き声
「チィチュロリ、チュリチュリ、ジュリリ」聞きなしは「土食って虫くって、渋い」
大きさ
全長は17cm。翼開長は32cm
生息環境
市街地や集落
国内の分布
夏鳥として渡来し、種子島以北の全国で繁殖します
会津若松市で観察できる時期
4月から9月
会津若松市でよく見られる地区
市内全域
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
‐
イワツバメ(スズメ目ツバメ科)

特徴
ツバメより尾羽が短く、群れて飛ぶ、腰の白いツバメです
鳴き声
「ジュリジュリ、ビィビィ、ジュリジュリ」
大きさ
全長は15cm。翼開長は30cm
生息環境
市街地や集落、山地や海岸の岩壁や洞窟
国内の分布
夏鳥として渡来し、九州以北の全国で繁殖します
会津若松市で観察できる時期
3月から8月
会津若松市でよく見られる地区
東山地区、神指地区、門田地区、市街地
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
‐
キセキレイ(スズメ目セキレイ科)
特徴
長い尾を活発に振りながら川岸を歩く、黄色いセキレイです
鳴き声
「チチチチ」「ヂヂヂヂッ」(繁殖期)
大きさ
全長は20cm。翼開長は26cm
生息環境
平地の水路や川岸、湖岸から山間の渓流
国内の分布
北海道から九州までの全国で繁殖します。積雪の多いところでは、冬期に暖地移動します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
東山地区
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区
その他
‐
ハクセキレイ(スズメ目セキレイ科)

特徴
額から顔は白くて黒い過眼線(かがんせん)があり、あごは白くなっています。背は夏は黒、冬は灰色です
鳴き声
「チッチュイ、チッ、チュイ」(繁殖期)
大きさ
全長は21cm。翼開長は30cm
生息環境
近年、海岸地方から内陸部や都市部へ拡大している
国内の分布
近年は、北日本から北九州でも繁殖しています
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
市内全域
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
‐
セグロセキレイ(スズメ目セキレイ科)
特徴
頭部から胸、体の上面は黒く、眉班(びはん)とあごの部分と腹は白色で、日本特産種です
鳴き声
「ツィツィツィ-、チィーチィー、ジョイジョイ」(繁殖期)
大きさ
全長は21cm。翼開長は30cm
生息環境
川や湖の岸。中流域の礫川原
国内の分布
北海道から九州まで生息しています
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
一箕地区、東山地区
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区
その他
‐
サンショウクイ(スズメ目サンショウクイ科)

特徴
高い木の梢の周りを鳴きながら、飛び回る白っぽいスマートな鳥で国の絶滅危惧II類および県の準絶滅危惧種に選定されています
鳴き声
「ヒリヒリン、ヒリヒリン」「ピリピリピリ」(繁殖期)
大きさ
全長は20cm。翼開長は28cm
生息環境
1000m以下の山地、丘陵、平地の広葉樹林
国内の分布
夏鳥として渡来し、本州以南で繁殖します
会津若松市で観察できる時期
4月から9月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
東山地区、大戸地区
その他
‐
モズ(スズメ目モズ科)
特徴
嘴(くちばし)は鋭く先が曲がって太くなっています。捕まえた獲物を小枝やトゲに刺す習性があり、「モズのはやにえ」といいます
鳴き声
秋に「キィーキィキィキィ」と高鳴き。「ジュンジュンジュン、チュピリリ」(繁殖期)
大きさ
全長は20cm。翼開長は27cm
生息環境
集落や農耕地の周辺、川原、林縁
国内の分布
北海道から九州に生息、繁殖します。北日本のものは、冬期に暖地移動します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
神指地区(阿賀川流域)、東山地区、大戸地区
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区
その他
‐
キレンジャク(スズメ目レンジャク科)
特徴
冠羽(かんう)と尾の先の黄色が愛らしい、いつも群れている小太りの鳥です。ヤドリギやピラカンサの実を好みます
鳴き声
「ヒリヒリリ」「チリチリチリ」「シリシリシリ」(繁殖期)
大きさ
全長は20cm。翼開長は32cm
生息環境
山地の落葉広葉樹林、市街地や集落
国内の分布
冬鳥として全国に渡来しますが、年によって変動があります
会津若松市で観察できる時期
12月から3月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区、市街地
その他
‐
ヒレンジャク(スズメ目レンジャク科)
特徴
ヤドリギやピラカンサの実が好きな、尾の先の赤い小太りの鳥です
鳴き声
「チリチリチリ」「ヒリヒリヒリ」「ヒーヒー」
大きさ
全長は17cm。翼開長は29cm
生息環境
平地の集落や市街地付近
国内の分布
冬鳥として全国に渡来しますが、少数です
会津若松市で観察できる時期
12月から2月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区、市街地
その他
‐
ミソサザイ(スズメ目ミソサザイ科)

特徴
よくとおる美声でさえずる、すばしっこい褐色の小鳥です
鳴き声
「ピィツイッピルルル、ピーチィピルピル」(繁殖期)
大きさ
全長は11cm。翼開長は16cm
生息環境
沢沿いの林や亜高山帯の針葉樹林帯
国内の分布
北海道から屋久島まで分布し、主に山地で繁殖します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
東山地区、大戸地区
その他
‐
ジョウビタキ(スズメ目ヒタキ科)
特徴
冬の庭に縄張りを構える、翼に白い班のある鳥です
鳴き声
「ヒッ、ヒッ、ヒッ」「クワッ、クワッ」
大きさ
全長は15cm。翼開長は22cm
生息環境
農耕地周辺、川原、明るい林のへり、市街地
国内の分布
全国に冬鳥として渡来し、積雪の少ない地方で越冬します
会津若松市で観察できる時期
10月から4月
会津若松市でよく見られる地区
門田地区、東山地区、一箕地区、神指地区(阿賀川流域)、市街地
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区
その他
‐
クロツグミ(スズメ目ヒタキ科)
特徴
木の梢で黄色いくちばしを大きくあけてさえずる、黒と白の鳥で県の絶滅危惧II類に選定されています
鳴き声
「キョロイ、キョロイ、キョコキョコ、コケエコ、ケコ、コキーヨ」
大きさ
全長は22cm。翼開長は34cm
生息環境
丘陵から1000m以下の山地の林
国内の分布
夏鳥として北海道から九州までの各地に渡来、繁殖します
会津若松市で観察できる時期
4月から9月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
東山地区、大戸地区、門田地区、神指地区
その他
‐
キビタキ(スズメ目ヒタキ科)
特徴
黄色い胸を張り、軽やかにさえずる広葉樹林の鳥で福島県の鳥です
鳴き声
「ポッピリリ、ピピロピピロピピロ」(繁殖期)
大きさ
全長は14cm。翼開長は22cm
生息環境
広葉樹林
国内の分布
夏鳥として全国に渡来、繁殖します
会津若松市で観察できる時期
4月から8月
会津若松市でよく見られる地区
東山地区、門田地区、大戸地区
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区
その他
‐
オオルリ(スズメ目ヒタキ科)
特徴
高い梢でさえずる、目のさめるようなルリ色の背をした鳥です
鳴き声
「ピィーヒィーリリ、ピピ-ピィーリ、ジジッ」
大きさ
全長は16cm。翼開長は27cm
生息環境
丘陵、山地
国内の分布
夏鳥として渡来し、北海道から九州で繁殖します
会津若松市で観察できる時期
4月から8月
会津若松市でよく見られる地区
東山地区、大戸地区
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区
その他
‐
ウグイス(スズメ目ウグイス科)
特徴
ホーホケキョとなき、春を告げるやぶの小鳥です
鳴き声
「ケケケケ、ケッキョ、ケッキョ、ケキョケキョ」-谷渡りの声
大きさ
全長はオス16cm、メス13cm。翼開長はオス21cm、メス17cm
生息環境
低地から山地のササやぶのある林
国内の分布
全国に分布、繁殖します。積雪の多い地方では冬期に暖地移動をします
会津若松市で観察できる時期
3月から12月
会津若松市でよく見られる地区
門田地区、東山地区、一箕地区、大戸地区
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区
その他
‐
オオヨシキリ(スズメ目ウグイス科)
特徴
アシ原で大きな口を開けて、行々子、行々子とさえずる鳥で県の準絶滅危惧種に選定されています
鳴き声
「ギョギョシ、ギョギョシ、ケケシ、ケケシ、チカチカ」等
大きさ
全長は18cm。翼開長は26cm
生息環境
川や湖沼の岸、休耕田などのアシの草原。市街地でも空き地があれば鳴く
国内の分布
夏鳥として渡来し、北海道から九州で繁殖します
会津若松市で観察できる時期
4月から8月
会津若松市でよく見られる地区
神指地区(阿賀川流域)、東山地区、大戸地区、市街地
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
‐
キクイタダキ(スズメ目キクイタダキ科)

特徴
頭に黄色い冠を持った、針葉樹の好きな日本最小の鳥です
鳴き声
「チィチィチィ・・・・・チリリリリ」「ツチツチツチ、チリリリリ」(繁殖期)
大きさ
全長は10cm。翼開長は15cm
生息環境
亜高山帯の針葉樹林
国内の分布
本州中部以北の亜高山帯で繁殖します。冬期には暖地移動をしたり、冬鳥として渡来します
会津若松市で観察できる時期
10月から4月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
東山地区、大戸地区
その他
‐
サンコウチョウ(スズメ目カササギヒタキ科)

特徴
長い尾をひいて優雅に飛ぶ、目の周りがコバルト色のヒタキ類で県の準絶滅危惧種に選定されています
鳴き声
「フィチィーヒーチィー、フィーチーチュ-、ホイホイホイ」
大きさ
全長はオス45cm、メス17cm。翼開長は28cm
生息環境
平地から1000m以下の暗い林
国内の分布
夏鳥として渡来し、本州から屋久島までで繁殖します
会津若松市で観察できる時期
4月から8月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
東山地区、大戸地区
その他
‐
エナガ(スズメ目エナガ科)
特徴
背にワインレッドの羽を持った、尾の長い白っぽい小鳥です
鳴き声
小声で「ツリュリュ、ツリュリュリュ」「ジュリジュリジュリ」
大きさ
全長は14cm。翼開長は16cm
生息環境
丘陵から山地の雑木林、カラマツ林、マツ林、落葉樹林
国内の分布
北海道から九州までの全国に生息、繁殖します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
神指地区、門田地区、大戸地区
会津若松市で時々見られる地区
東山地区、鶴ヶ城地区
その他
‐
ヒガラ(スズメ目シジュウカラ科)
特徴
針葉樹林に棲み、梢で早口にさえずる小さなカラ類です
鳴き声
「ツピンツピンツピン」「チョチンチョチンチョチン」(繁殖期)
大きさ
全長は11cm。翼開長は17cm
生息環境
針葉樹林(繁殖期)
国内の分布
北海道から屋久島までの全国で生息、繁殖します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
東山地区、大戸地区
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区、門田地区
その他
‐
ヤマガラ(スズメ目シジュウカラ科)
特徴
背と腹が赤茶色をしたカラ類です
鳴き声
「ツーツーピー、ツーツーピー」とゆっくりと繰り返しさえずる
大きさ
全長は14cm。翼開長は22cm
生息環境
常緑広葉樹林
国内の分布
全国に広く分布、繁殖します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
門田地区、東山地区
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区
その他
‐
シジュウカラ(スズメ目シジュウカラ科)
特徴
胸に黒いネクタイのような模様を持ったカラ類です
鳴き声
「ツーピーツーピー、ツツーピーツツーピー、ツピツピツピ」とう繰り返し鳴く
大きさ
全長は15cm。翼開長は22cm
生息環境
平地から山地の色々な林、樹木のある市街地
国内の分布
ほぼ全国に生息、繁殖します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
鶴ヶ城地区、門田地区、市街地
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
‐
ゴジュウカラ(スズメ目ゴジュウカラ科)

特徴
大木の幹を上ったり下ったり活発に歩き回る、鋭いくちばしを持ったカラ類です
鳴き声
「フイフイフイフイフイフイ」という高い声
大きさ
全長は14cm。翼開長は24cm
生息環境
山地の林
国内の分布
北海道から九州まで全国に生息、繁殖します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
東山地区、門田地区、大戸地区
その他
‐
メジロ(スズメ目メジロ科)

特徴
ツバキの花の蜜を好む、黄緑色で目の周りが白い小さな鳥です
鳴き声
「チィチィチュチィーチィーチィー」(繁殖期)聞きなしは「千代田の城は八千代千代」など
大きさ
全長は12cm。翼開長は18cm
生息環境
平地から山地の林
国内の分布
ほぼ全国に分布しますが、北日本では少ないようです
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
一箕地区、東山地区
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区、門田地区
その他
‐
ホオジロ(スズメ目ホオジロ科)
特徴
梢でさえずり、丘陵地に春を告げる茶色い小鳥です
鳴き声
「チュッピィーチチロ、ピピロピィー」(繁殖期)聞きなしは「一筆啓上、仕り候」など
大きさ
全長は17cm。翼開長は24cm
生息環境
平地から山地の明るい林のヘリ、ススキ草原、低木のある川原
国内の分布
北海道から屋久島までの全国に分布します。積雪の多い地方のものは冬期に暖地移動をします
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
市内全域
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
‐
アトリ(スズメ目アトリ科)
特徴
冬の水田で大群を作る、橙色の胸と白い腰を持った小鳥です
鳴き声
「キョッキョッキョッ」
大きさ
全長は16cm。翼開長は25cm
生息環境
初冬までは山地の森林。春先までは雑木林や農耕地
国内の分布
冬鳥として全国に渡来します
会津若松市で観察できる時期
10月から5月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区、東山地区
その他
‐
ウソ(スズメ目アトリ科)
特徴
笛のような声で鳴き交わす、頬が紅色の小鳥です
鳴き声
「フィホーフィー、ヒヨヒヨ、ヒッホホ」
大きさ
全長は16cm。翼開長は26cm
生息環境
繁殖地では主に針葉樹林。越冬地では落葉広葉樹林
国内の分布
本州中部以北の亜高山帯で繁殖します。冬期は、標高の低い山や丘陵地に移動します
会津若松市で観察できる時期
12月から3月
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区、門田地区、東山地区、大戸地区
その他
亜種の腹部まで赤いアカウソも鶴ヶ城公園では見ることができます
イカル(スズメ目アトリ科)
特徴
黄色い大きなくちばしが目立つ灰色の鳥です
鳴き声
「キヨコキー、キーキーキヨココキィー」聞きなしは「お菊二十四」
大きさ
全長は23cm。翼開長は33cm
生息環境
低山帯の落葉広葉樹林
国内の分布
北海道、本州、九州で繁殖します。北方のものは冬期、暖地移動をします
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
‐
会津若松市で時々見られる地区
鶴ヶ城地区、門田地区、東山地区、大戸地区
その他
‐
スズメ(スズメ目ハタオリドリ科)

特徴
人家の軒先に巣を作り、チュンチュンと鳴く背中が茶色い小鳥で、狩猟鳥です
鳴き声
「チュンチュンチュピチュピチュン」
大きさ
全長は14cm。翼開長は23cm
生息環境
人里付近
国内の分布
小笠原諸島を除く全国に分布します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
市内全域
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
日本にはいないイエスズメの侵入の事例があります。スズメより大きめで頬の黒班が無く、オスの頭はグレーです。見かけたらご連絡下さい
ムクドリ(スズメ目ムクドリ科)
特徴
橙色のくちばしと白い顔が目立つ、畑に多い黒っぽい鳥で狩猟鳥です
鳴き声
いろいろな声を出すがさえずりは明確ではない。警戒する時は「ジャー」タカやカラスのように飛んでいる対象には「ツィッツィッ」
大きさ
全長は24cm。翼開長は40cm
生息環境
平地や盆地の人里付近
国内の分布
北海道から九州までで生息、繁殖します。冬期、暖地移動をします
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
鶴ヶ城地区、市街地
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
‐
ハシボソガラス(スズメ目カラス科)

特徴
農村に多い、細めのくちばしをしたカラス類で狩猟鳥です。非繁殖期には電線等に集団でねぐらを取ります
鳴き声
「ガヮーガヮー」「カララカララ」
大きさ
全長は50cm。翼開長は99cm
生息環境
主に農村
国内の分布
北海道から九州まで生息、繁殖します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
市内全域
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
‐
ハシブトガラス(スズメ目カラス科)
特徴
市街地でゴミをあさる、おでことくちばしが段になった、くちばしの太いカラス類で狩猟鳥です
鳴き声
「カーカーカー」「ガァーガァーガァー」
大きさ
全長は57cm。翼開長は105cm
生息環境
主に都市部
国内の分布
全国で生息、繁殖します
会津若松市で観察できる時期
一年中
会津若松市でよく見られる地区
市内全域
会津若松市で時々見られる地区
‐
その他
会津若松市ではハシボソガラスより少ないようである
お問い合わせ
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- 電話番号:0242-23-4700
- ファックス番号:0242-29-1618
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