鳥類(ちょうるい)<目次>

公開日 2014年12月16日

更新日 2017年01月17日


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解説図

                  全長とは?                           翼開長(よくかいちょう)とは?

             頭から尾の先までの距離                         翼の両翼端を結ぶ距離

    005.jpg    006.jpg

              

鳥類の概要について  文:冠木 忠之

 

●鳥類の概要

 鳥類は足に鱗(うろこ)を持ち、卵を産むなど、は虫類の特徴を持ち、は虫類から進化したと考えられています。

 鳥の体の特徴は、羽毛(うもう)と翼(つばさ)と嘴(くちばし)を持つことです。は虫類と同じように卵から生まれますが、哺乳類のように体温を一定に保つ事が出来ます。

 基本的な体の構造は同じですが、すむ環境などによって様々な違いがあります。例えば、猛禽(もうきん)類のワシやタカ類は肉食のため、嘴や爪が鋭 く、水鳥のハクチョ ウやカモ類の足は水を泳ぐ水かきがあります。また、ツバメやハクチョウのように季節によってすむ場所を移動する渡り(わたり)をする鳥 も多くいます。

 このように、環境にあわせて様々な形に変化してきた鳥類ですが、現在、日本では約700種の鳥類が確認されています。

 

●会津若松市における鳥類の概要

 会津若松市は山岳地帯から田園地帯、湖沼まで多様な環境があるため四季を通し、水鳥から猛禽類まで多くの種類が観察できます。

 現在41科138種が確認されています。

 市街地でキジバトやスズメなど馴染みの深い種類が簡単に観察できます。

 また、市街地にありながら水辺と古木や巨木が野鳥にオアシス的な環境をかもし出す鶴ヶ城公園には、水鳥から猛禽類まで四季を通じ集まります。

 初夏の頃から、周りの山地では、福島県の鳥であるキビタキやホトトギスなどが観察でき、里山ではオオタカやサシバなど猛禽類も観察出来ます。

 湯川や阿賀川はオオヨシキリが集まり、会津若松市の鳥であるカッコウの元気な鳴き声が聞こえます。 深秋の頃には、湊町の猪苗代湖畔に冬の使者

 コハクチョウ、オナガガモなどが越冬に飛来します。

 

●『会津若松市身近な生き物(鳥類)』の概要

 「会津若松市 身近な生き物」に選定されている鳥類は77種です。 身近で容易に観察できる種は、キジバト、スズメなどです。また、鶴ヶ城公園のお堀など、近くの水辺で 観察できるカルガモ、ゴイサギ、カワウも選ばれています。

 また、河川や森林など豊かな自然を示す代表としては、カワセミ、オオタカ、オオルリなどが選ばれています。 環境の変化により、国内や県内でハシブトカラスやカワウのように数が増えている種、ヒバリやオオヨシキリのように数が減っている種など注意が必要な種も選ばれています。

 また、クマタカ、オオタカ、ハヤブサなど当地では比較的容易に観察できる貴重な猛禽類や、オジロワシやオオバンなど本市で見ることが珍しい鳥も選定されています。

 

参考文献

浜口哲一・森岡照明・叶内拓哉・蒲谷鶴彦
(山と渓谷刊)より許可を得て転載
2003 山渓カラー名鑑日本の野鳥
   
福島県 2003 レッドデータブックふくしまI植物・昆虫類・鳥類
監修 杉坂学 2003 色と大きさでわかる 野鳥観察図鑑 成美堂出版
古川裕司 1996 鶴ヶ城の鳥たち 1992~1995 歴史春秋出版
福島県 1998 ふくしまの野鳥
   

お問い合わせ

  • 会津若松市役所 環境生活課
  • 電話:0242-39-1221
  • FAX:0242-39-1420
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