公開日 2014年12月16日
更新日 2025年04月01日
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トンボのなかま
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トンボ目
| アオイトトンボ科 | カワトンボ科 | サナエトンボ科 | ||
|---|---|---|---|---|
| コバネアオイトトンボ |
オツネントンボ |
ハグロトンボ |
オナガサナエ |
ウチワヤンマ |
バッタのなかま
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バッタ目
| ヒシバッタ科 |
|---|
| ヒシバッタ |
カマキリ目
セミのなかま
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カメムシ目
| カメムシ科 | タイコウチ科 | |||
|---|---|---|---|---|
| アカスジキンカメムシ |
アカスジカメムシ |
クサギカメムシ |
タイコウチ |
ミズカマキリ |
| セミ科 | ヨコバイ科 | |||
|---|---|---|---|---|
| ヒグラシ |
ミンミンゼミ |
ツクツクボウシ |
チッチゼミ |
ツマグロオオヨコバイ |
ハチのなかま
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ハチ目
| スズメバチ科 | ミツバチ科 | |||
|---|---|---|---|---|
| フタモンアシナガバチ |
オオスズメバチ |
キムネクマバチ |
オオマルハナバチ |
トラマルハナバチ |
コウチュウのなかま
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コウチュウ目
| ハンミョウ科 | オサムシ科 | ゲンゴロウ科 | ||
|---|---|---|---|---|
| ニワハンミョウ |
ハンミョウ |
アオオサムシ |
アトボシアオゴミムシ |
ゲンゴロウ |
| コガネムシ科 | ホタル科 | テントウムシ科 | ||
|---|---|---|---|---|
| シロテンハナムグリ |
ゲンジボタル |
ヘイケボタル |
オオニジュウヤホシテントウ |
テントウムシ |
| テントウムシ科 | カミキリムシ科 | |||
|---|---|---|---|---|
| ナナホシテントウ |
アカハナカミキリ |
ヨツスジハナカマキリ |
ルリボシカミキリ |
ベニカミキリ |
チョウのなかま
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チョウ目
| タテハチョウ科 | ||||
|---|---|---|---|---|
| テングチョウ |
アサギマダラ |
ウラギンスジヒョウモン |
オオウラギンスジヒョウモン |
ミドリヒョウモン |
| タテハチョウ科 | ||||
|---|---|---|---|---|
| コムラサキ |
ゴマダラチョウ |
オオムラサキ |
ヒメウラナミジャノメ |
ヒメキマダラヒカゲ |
| セセリチョウ科 | |||
|---|---|---|---|
| ダイミョウセセリ |
アオバセセリ |
ギンイチモンジセセリ |
イチモンジセセリ |
ガのなかま
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チョウ目
| セセリモドキガ科 | シャクガ科 | イカリモンガ科 | ||
|---|---|---|---|---|
| ニホンセセリモドキ |
カバシャク |
ヒョウモンエダシャク |
トンボエダシャク |
イカリモンガ |
カゲロウのなかま
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ヘビトンボ目
| ヘビトンボ科 |
|---|
| ヘビトンボ |
アミメカゲロウ目
解説図
トンボのからだのつくり
バッタのからだのつくり
セミのからだのつくり
カメムシのからだのつくり
ハチのからだのつくり
コウチュウのからだのつくり
ガのからだのつくり
カゲロウのからだのつくり
昆虫類の概要について(文:境 隆)
昆虫類の概要
昆虫類は、動物の中で一番種類が多く、地球上に90万種から100万種もいるといわれています。うち、日本では約3万種の昆虫が確認されています。
昆虫は、エビやカニなどと同じグループですが、体にはたくさんの節があり、かたい皮でおおわれ、頭、胸、腹に分かれています。さらに、頭にはひげ(触角)、複眼、口などがあり、胸には翅(はね)と6本の脚(あし)をもつものを「昆虫類」とよんでいます。
また、多くのものが幼虫から成虫になるまでの間に、体の形を大きく変えるなどの特徴があります。例えば、チョウやコウチュウの仲間は、卵から生まれて幼虫になり、サナギとなった後、成虫の姿になります。
昆虫は、空をとぶもの、水中にすむもの、落ち葉や土の中にすむものなどと場所や食べ物が大きく違い、生態もさまざまです。
会津若松市における昆虫類の概要
全国第3位の広さがある福島県は、ブナなどの落葉広葉樹林帯とシイノキなどの常緑広葉樹林帯の中間の暖帯落葉樹林帯をもち、また、湖沼も多く自然に恵まれています。そのため昆虫の種類も豊富です。
県内で確認されているものは、トンボ類90種、チョウ類134種、ガ類約2100種、コウチュウ類が約2500種、カメムシ類で約240種などが確認されています。ほかにも多くの昆虫が生息していますが、残念ながら十分な調査はされていません。
会津若松市は、南部を山に囲まれ、阿賀川などの河川が市内を流れるなど、自然環境に恵まれており、そこにすむ昆虫も多いものと思われます。しかし、市内には昆虫研究家や愛好家が少なく、トンボ類48種、チョウ類が81種、ガ類278種、コウチュウ類が336種など昆虫全体で980種程が確認されているにすぎません。
『会津若松市身近な生き物(昆虫類)』の概要
選定された昆虫は、179種で主に、トンボの仲間が28種、バッタの仲間が10種、カメムシの仲間が15種、チョウ類が56種、ガ類14種、コウチュウの仲間が28種です。
市内には市民に親しまれている鶴ヶ城公園、背あぶり山、小田山子どもの森や国指定天然記念物の赤井谷地沼野植物群落、また、市内には歴史ある神社や寺が多く、昆虫のすみかが豊富にあります。
赤井谷地には、高山性のカラカネイトトンボや日本で一番ちいさいハッチョウトンボ、子どもの森や背あぶり山では国蝶であるオオムラサキ、阿賀川河川敷には絶滅が心配されるミヤマシジミやヒメシロチョウなどが見られます。また、鶴ヶ城公園には、セミが多く、トンボ類がお堀でゆうゆうと飛ぶ姿も観察できます。
参考文献
- 福島県. レッドデータブックふくしまI植物・昆虫類・鳥類, 2002.
- 坂水健祐. カラーガイドブック昆虫クラブ. 誠文堂新光社, 2003.
- 上野俊一ほか. 原色日本甲虫図鑑II・III・IV. 保育社, 1994.
- 井上清、谷幸三. トンボのすべて. トンボ出版, 2003.
- 福田元次郎. 原色昆虫図鑑I蝶・蛾他. 北隆館, 1995.
- 福田元次郎. 原色昆虫図鑑II甲虫他. 北隆館, 1995.
- 朝比奈正二郎ほか. 原色昆虫大図鑑III. 北隆館, 2001.
- 白水隆、黒子浩. 標準原色図鑑全集I蝶・蛾. 保育社, 1966.
- 中根猛彦、青木淳一、石川良輔. 標準原色図鑑全集II昆虫. 保育社, 1966.
- 福田元次郎. コンパクト版15原色昆虫図鑑I. 北隆館, 1995.
- 福田元次郎. コンパクト版16原色昆虫図鑑II. 北隆館, 1995.
- 友国雅章ほか. 日本原色カメムシ図鑑. 全国農村教育協会, 1994.
- 藤岡友夫. 図鑑日本の蝶. ニューサイエンス社, 1981.
- 井上寛ほか. 日本産蛾類大図鑑I・II. 講談社, 2001.
- 角田伊一. 福島県の蝶. 歴史春秋社, 1982.
お問い合わせ
- 会津若松市役所 環境共生課
- 電話番号:0242-23-4700
- FAX番号:0242-29-1618
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