野口英世について
※のついた写真は公益財団野口英世記念会より提供いただいたものです。無断転載はご遠慮ください。

世界的に有名な医学者、野口英世(幼名清作)博士は1876年11月9日福島県耶麻郡翁島村(現在の猪苗代町)に生まれました。
清作は1歳半のころ、いろりに落ちて左手に大火傷を負いました。後にその左手を、手術はしましたが、完治することはありませんでした。しかし清作は、その時に医学の素晴らしさを知り、医者への道を志すことになりました。その結果、野口英世博士は医学の道へ進み、世界中の人々の命を救うこととなりました。
そこで、このホームページでは、この野口英世博士の偉大な人生を紹介します。
目次
- 野口英世博士の生涯・年表
- 野口英世博士に関係する施設、研究所、団体等
- 野口英世を尋ねて世界の旅(海外にある野口英世のゆかりの史跡)
- 野口英世を尋ねて会津の旅(会津を中心とした野口英世のゆかりの史跡)
- 今なぜ野口英世なのか?
- 野口英世の関連書物
- 関連リンク


野口英世の生涯・年表
詳しくは、野口英世の生涯・年表のページへ
野口英世博士に関係する施設・研究所・団体等
公益財団法人 野口英世記念会

野口英世記念館の設立、野口英世医学賞の制定、野口英世奨学金制度の確立など意欲的な活動を行なっている。
- 住所:〒969-3284 福島県耶麻郡猪苗代町大字三ツ和字前田81(三城潟)(パンフレット有)
- 電話:0242-85-7867
- FAX:0242-23-7122
野口英世青春館

- 住所:〒965-0878 福島県会津若松市中町4-18(パンフレット有)
- 電話:0242-27-3750
- FAX:0242-26-4579
野口英世博士顕彰会
野口英世青春通り協議会
- 住所:〒965-0878 福島県会津若松市中町2-87
- 電話:0242-27-0887
ドクターノグチを語り継ぐ会
- 住所:〒965-0878 福島県会津若松市中町4-18
- 電話:0242-27-3750
- FAX:0242-26-4579
野口英世細菌検査室保存会
- 住所:〒238-8580 神奈川県横須賀市稲岡町82 神奈川歯科大学生物学教室
- 電話:046-822-8832
ヒデヨノグチ小学校(エクアドル)
首都のグアヤキルの北東にあるグァジャバンバにヒデヨノグチ小学校が存在する。ちなみに、この学校は野口英世の母校である翁島小学校と交流を持っている。
オノリオ・デルガード(ペルー)
1983年6月11日にペルー国立精神衛生研究所を改名。
野口英世学園(ペルー)
1987年3月に首都のリマにファナ・ミヤシロ・デ・カナシロ学長によってつくられた。
野口英世博士医学研究所(メキシコ)
ユカタン半島の州/オーラン病院にユカタン医科大学に開設。
野口英世記念室(ガーナ)
アクラのガーナ大学に野口英世が最後に使用していた研究室を1979年11月24日開所。
Dr.Noguchi memorial clinic(ガーナ)
コモア・オンヤジ村に野口医学研究所の協力で1994年1月14日開設。
野口英世を尋ねて世界の旅(海外にある野口英世のゆかりの史跡)
日本
- 神奈川県横浜市・長浜検疫所
アメリカ
ペンシルベニア州フィラデルフィア
- ペンシルベニア大学
当時野口英世博士が使用していた研究室メディカルホールがローガンホールと名を変えて保存してある。
ニューヨーク州ニューヨーク
- ロックフェラー医学研究所(現・ロックフェラー大学)
ロックフェラー一世の胸像とともに、野口英世博士の胸像もある。
- 野口英世夫妻の墓
ウッドローン墓地には野口英世博士夫妻が埋葬されている。なお、墓石には「ロックフェラー医学研究所の正員である英世は科学への献身により、人類のために生き、人類のために死んだ」と書かれている。
- 野口英世の別荘
ニューヨークから車で3時間程の所にあるシャンデーケンには野口英世博士の別荘があり、現在も保存されている。ちなみに、現在は東京歯科大学の施設となっている。
メキシコ
ユカタン州メリダ
- 野口英世博士研究所
オーラン病院にユカタン医科大学に開設されている。
ブラジル
- 野口博士記念公園(サンパウロ)
- RUA Dr.NOGUCHI 野口通り(リオデジャネイロ ラモス地区)
ペルー
- オノリオ・デルガード・ヒデヨ・ノグチ研究所(リマ)
- 野口英世学園(リマ)
エクアドル
- ヒデヨ・ノグチ小学校(グァジャバンバ)
- ノグチ通り(グアヤキル)
ガーナ
グレーター・アクラ州アクラ
- 野口英世記念室
野口英世博士が最後に使用した研究室が1994年6月にその一部が公開された(コーレブー病院)。
- 野口英世記念庭園
野口英世記念室の前庭を日本庭園に整備し、野口英世博士の胸像を1963年4月1日に除幕している。
野口英世を尋ねて会津の旅(会津を中心とした野口英世のゆかりの史跡)
猪苗代町

- 野口英世生家
その名の通り野口英世が生まれた場所であり、16歳の時までこの家で生活していた。
なお、現在は野口英世記念館(住所:福島県耶麻郡猪苗代町大字三ツ和字前田81(三城潟)、電話:0242-65-2319)となっている。
- 翁島尋常小学校
野口英世が通っていた小学校。成績が優秀であったため、先生の代りに授業を行う「生長」という位を授かり、生徒に授業も教えていた。
- 長照寺
野口英世の母・シカ、父・佐代助が埋葬されている。また、野口夫妻の遺髪塚もある。
会津若松市

- 野口英世青春通り
野口英世が貴重な青春時代(16歳から19歳頃まで)を過ごしたことから名付けられた。
- 会津会陽医院跡
野口英世が1歳の時、火傷で癒着した左手の手術をここで受け、その奇蹟に感動し、中学卒業後医学の道に進むべく、この会陽医院の書生となった。ここで野口英世は貴重な青春時代を過ごし、生まれは福島県猪苗代の三城潟ではあるが、医聖野口英世はここで生まれたとも言われている。
野口英世が刻苦勉励していた2階は、現在、野口英世に関する貴重な資料や思いでの品々が展示してある「野口英世青春館」という博物館(住所:福島県会津若松市中町5-18、電話:0242-27-3750)となっている。ちなみに1階は喫茶店となっている。
- 山内ヨネの家
野口英世の初恋の相手とされる山内ヨネの家である。ちなみに残念ながらこの恋は実らずに終った。この家は一般公開はしていない。
- 日本キリスト教団若松栄町教会
- 末広酒造(旧 新城酒店)
会津美里町(旧 新鶴村)
- 中田観音(弘安寺)
母・シカが信仰していた観音である。野口英世はこの母の祈りがあったからこそ、成功したとも言える。
今なぜ野口英世なのか?
野口英世博士の死後80年近く過ぎ去った現在でも、野口英世博士の功績を称えるため数々の試みがなされています。そこで、ここでは野口英世に関する機関誌を始め、多くの野口英世博士を語り継いでいる活動を紹介します。
機関誌
野口英世を称えるべく、機関誌、そして野口英世を語り継ぐ方を紹介している機関誌を紹介します。
野口英世記念会報

- 発行:公益財団法人 野口英世記念会
- 住所:福島県耶麻郡猪苗代町大字三ツ和字前田81(三城潟)
- 電話:0242-85-7867
ながはま

- 発行:野口英世博士ゆかりの細菌研究室を保存する会
- 住所:神奈川県横浜市南区永田台27-18
- 電話:045-712-3917
野口フェロー通信

- 発行:野口医学研究所
- 住所:東京都港区虎ノ門一丁目12-9 スズエ・アンド・スズエビル 4階
- 電話:03-3501-0130
ジャイロ

- 発行:福島県国際交流協会
- 住所:福島県福島市舟場町2-1 福島県庁舟場町分館2階
- 電話:024-524-1315
- 「ジャイロ」no.15の掲載内容については、野口英世の生涯・年表のページでご覧いただけます
野口英世の関連書物
タイトル | 著者 | 価格 | 分類 | 出版社 |
---|---|---|---|---|
ジュニア版野口英世 | 高橋美幸 | 1200円 | 児童書 | 星雲社 |
ノグチの母ー野口英世物語 | 新藤兼人 | 500円 | 児童書 | 小学館 |
野口英世知られざる軌跡 | 山本厚子 | 2200円 | 人文書 | 山手書房新社 |
野口英世の妻 | 飯沼信子 | 2300円 | 人文書 | 新人物往来社 |
野口英世 | 角田光男 | 1300円 | 児童書 | ひくまの出版 |
野口英世ものがたり | 森いたる | 880円 | 児童書 | 金の星社 |
田中正造・野口英世・北里柴三郎・志賀潔 | 栗岩英雄 他 | 1850円 | コミック | ぎょうせい |
野口英世 | 中山茂 | 1000円 | 一般書 | 朝日新聞社 |
偉人物語(4)野口英世 | 1980円 | 一般書 | ウオカーズカン | |
野口英世 | 滑川道夫 | 800円 | 一般書 | 講談社 |
野口英世 | 神戸淳吉 | 1600円 | 一般書 | 講談社 |
三年二組の野口英世 | 鈴木喜代春 | 803円 | 一般書 | ポプラ社 |
野口英世 | きりぶち輝 | 670円 | 一般書 | 学習研究社 |
野口英世 | 宮脇紀雄 | 700円 | 一般書 | かい成社 |
偉人野口英世 | らくがき舎 | 780円 | 一般書 | 秋田書店 |
福沢諭吉・伊藤博文・岡倉天心・野口英世 | 笠原一男 | 590円 | 一般書 | 集英社 |
遠き落日(上)(下) | 渡部淳一 | 各470円 | 一般書 | 角川書店 |
フォトドキュメンタリー野口英世 | 3500円 | 一般書 | 野口英世記念会・野口英世記念館 | |
まんが野口英世(2冊組) | 菊地英一・村野守美 | 2000円 | コミック | 野口英世記念会・野口英世記念館 |
価格については変更となっている場合があります。ご了承ください。
関連リンク
野口英世アフリカ賞
- 野口英世アフリカ賞(内閣府)(外部リンク)
- 野口英世アフリカ賞(Wikipedia)(外部リンク)
- 野口英世アフリカ賞(案)概要(外務省)(外部リンク)
- 野口英世アフリカ賞に関する関係省庁連絡会議(内閣官房)(外部リンク)
資料