公開日 2023年05月17日
更新日 2025年07月31日
きれいなまち (環境改善)
家庭や工場から出る汚水をきれいにするので、汚いドブ川がなくなり、蚊やハエの発生も抑制されます。
美しい自然 (水質保全)
川に生活排水が流れないため、湯川にアユも住めるようになります。
さわやかな生活 (トイレの水洗化)
水洗トイレが使えるようになり、悪臭やハエの発生がなくなり、衛生的で快適な生活ができます。
安全なまち (浸水防止)
大雨が降っても水があふれないように、雨水幹線の整備を進めています。
湯川の水質
川がよごれる原因はいろいろありますが、台所から流れる汚れた水が一番の原因となっています。汚れは、BODという数字で比べられ、この数字が少ないほうがきれいということになり、コイやフナは、5ミリグラム/リットル以下でなければ、生きていけないと言われています。下水道の普及によって水質が徐々によくなってきており、今後の整備状況により、さらに水質の向上が期待できます。
湯川の水質が改善されました
下水道が整備される前の湯川はかなり汚れていましたが、下水道が整備されるようになり少しずつきれいになりました。下水道の使用が開始される前は旧湯川の年平均BODの値が21.7ミリグラム/リットルと高かったのに対し、使用開始した昭和57年度以降、大きく低下し、令和6年度は20分の1(1ミリグラム/リットル)まで低下しました。
BODとは
生物化学的酸素要求量といい、微生物が水の中の汚れを食べる時に使う酸素の量をいいます。
- みそ汁 35,000ミリグラム/リットル
- ジュース 77,000ミリグラム/リットル
- ラーメンスープ 25,000ミリグラム/リットル
- しょうゆ 150,000ミリグラム/リットル
- てんぷら油 1,000,000ミリグラム/リットル
汚水処理について
家の台所やトイレなどの汚れた水は、道路の下にうめられた下水道管を通って下水浄化工場に集められ、顕微鏡でしか見えない小さな生き物、「微生物」の力で水をきれいにして、川へ戻しています。詳しくは、下記のリンクをご覧ください。下水道の本管工事について
下水道の本管は、道路を掘って、菅を埋める「開削工事」と道路を掘らないで地下に菅を埋める「推進工法」により順次整備を進めています。
開削工事のようす

推進工法のようす

お問い合わせ
- 会津若松市上下水道局 下水道施設課 下水道管理グループ
- 電話番号:0242-23-9507
- ファックス番号:0242-23-8870
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