家庭ごみ処理有料化制度が始まります(令和8年4月~)

公開日 2025年05月29日

更新日 2025年05月29日

市では、持続可能なごみ処理体制の構築や、ゼロカーボンシティの実現などを目指して、令和8年4月から家庭ごみ処理有料化制度を導入します。

導入に向けて、最新の情報を随時更新していきます。

 

家庭ごみ処理有料化制度導入の目的と期待する効果

本市では、以下の効果を期待して、家庭ごみ処理有料化制度を導入します。

  1. 意識と行動の変化・・・手数料を負担することで、ごみ排出への課題認識が生まれ、ごみ減量への関心が高まるなど意識の変化につながります。関心が高まることで行動が変化し、継続的なごみ削減の取組が推進されます。
  2. 排出抑制や再生利用の推進・・・手数料負担を抑えようとする意識が生まれることで、ごみ排出量の抑制やごみ分別・再生利用が推進されます。
  3. 公平性の確保・・・排出量に応じた手数料の負担となることで、費用負担の公平性が確保されます。

 

家庭ごみ処理有料化によって市が目指す将来像

資源循環型社会の形成に向けた持続可能なごみ処理体制の構築

ごみの減量により、ごみの処理費用を抑制します。また、ごみ処理施設の規模縮小・延命化を図ることで、限りある資源を有効に活用する持続可能な社会を目指します。

 

ゼロカーボンシティ会津若松の実現と次世代への住みよい環境の継承

「ゼロカーボンシティ会津若松」の実現に向けて、ごみの排出抑制と資源の再生利用を促進します。ごみ処理の過程で発生する温室効果ガスの削減や、天然資源の輸入・使用の抑制など、環境への負荷を軽減することで、次世代に住みよい環境を引き継ぎます。

 

ごみ処理手数料を活用したまちづくり

皆さまにお支払いいただくごみ処理手数料は、制度運用のために用いるほか、以下のように活用することで、まちづくりにつなげていきます。

  1. 資源循環型社会の形成・・・家庭用生ごみ処理機等設置への補助の充実やポスターなどの掲示物作成による意識の啓発等
  2. 衛生的な生活環境の保全・・・不法投棄や不適正排出への対策、ごみステーション設置支援の補助金の充実等によるごみ・資源物ステーションの機能充実、ゴミ出し支援サービスによる高齢者・障がい者への支援
  3. 地球温暖化対策・・・省エネルギー、電化、再生可能エネルギーの地産地消の推進
  4. その他・・・ごみ処理施設の整備、資源化品目拡大への活用

 

有料化するごみの種類と排出方法

<有料化するごみ>

  • 燃やせるごみ・・・燃やせるごみ用の「指定ごみ袋」に入れて、ごみステーションに排出。袋に入らないものは「共通ごみ処理券」を貼って排出
  • 燃やせないごみ・・・燃やせないごみ用の「指定ごみ袋」に入れて、ごみステーションに排出。袋に入らないものは「共通ごみ処理券」を貼って排出
  • 粗大ごみ・・・「粗大ごみ処理券」を貼って、自宅前に排出※要事前予約

<有料化から除外するごみ>

  • おむつ・・・透明又は半透明の袋に入れ「おむつ」と書いてごみステーションに排出
  • ボランティア清掃ごみ・・・燃やせるごみ、燃やせないごみそれぞれ、市が窓口で配布する「ボランティア清掃専用ごみ袋」に入れて、ごみステーションに排出

<有料化しないごみ>

  • 資源物(プラスチック(容器包装・製品)・古紙・びん・かん・古紙・古布)・・・排出方法に変更なし ※古布は新たな資源化品目として令和8年4月より、ごみ・資源物ステーションから回収する予定です。
 

 

指定ごみ袋等の金額

指定ごみ袋等の料金は以下の通りです。

 

指定ごみ袋(燃やせるごみ・燃やせないごみ)

  • ミニ袋(5リットル)・・・100円(10枚組)
  • 小袋(10リットル)・・・200円(10枚組)
  • 中袋(20リットル)・・・400円(10枚組)
  • 大袋(40リットル)・・・800円(10枚組)

 

ごみ処理券

  • 共通ごみ処理券・・・500円(5枚つづり)
  • 粗大ごみ処理券・・・1,000円(1枚)

 

ごみ処理場の直接搬入(燃やせるごみ・燃やせないごみ)

  • 50kgまで・・・800円
  • 50kg超・・・800円+160円/10kg(※10kg未満は切り上げ)

 

記名協力について

本市の収集方式である「ステーション収集方式」においては、「記名制」の採用により排出量削減が期待できることから、市民の皆様には「ごみ袋等への記名協力」を可能な限りお願いします。

なお、あくまで協力のお願いであり、記名のないものを回収しないことはありません。

 

家庭ごみ処理有料化制度導入までのスケジュール

6月

  • 市政だより特集記事

 

7月

  • タウンミーティングの実施・・・家庭ごみ処理有料化制度について、市長と意見交換を実施
  • リーフレットの配布・・・家庭ごみ処理有料化制度の概要を説明するリーフレット(4ページ)を全戸配布

 

12月

  • ガイドブックの配布・・・有料化後のごみの排出方法などを説明するガイドブック(12ページ)を全戸配布

 

1月

  • 指定ごみ袋の配布・・・指定ごみ袋(燃やせるごみ・燃やせないごみ)各1ロール(10枚入り)を全戸配布(宅配)(※3月中旬までにお届け)

 

2月

  • 屋外ポスターの配布・・・不法投棄防止ポスターを全町内会・店舗などへ配布

 

3月

  • ごみカレンダーの配布・家庭用ごみ分別ポスターの配布・・・ごみカレンダー、ごみ収集日や排出方法の家庭用ポスターを全戸配布

 

参考

 

お問い合わせ

  • 会津若松市役所 環境共生課 ごみ減量推進グループ
  • 電話番号:0242-27-3961
  • メール