公開日 2024年09月06日
9月は、体が暑さに慣れて蒸し暑さもおさまり、朝や夜の気温は低くなることから、過ごしやすく感じる季節です。
しかし、最高気温が30度を超える日がまだ続くこと、夏バテなどで体が疲れている時期でもあることから、もうしばらくは熱中症への注意が必要です。
残暑の時期の熱中症対策
- 気温や暑さ指数などをチェックし、必要に応じて服装や外出予定を変更しましょう
- 体を締め付けない涼しい服装で、外出時は日傘や帽子を着用しましょう
- エアコンや扇風機で室温をこまめに調整しましょう。日中の気温が高い日は、夜のエアコンもまだ必要な時期です
- こまめに水分補給をしましょう。普段は水や麦茶で十分ですが、屋外での活動時や大量に汗をかいた時、体調不良時(下痢、発熱など)は、塩分や電解質が入った経口補水液で水分補給します
- クーリングシェルター (ふくしま涼み処 外部サイト) など、エアコンのきいた施設を上手に活用しましょう
夏バテを予防しましょう
夏バテも、熱中症と同様で暑さによる健康障害を起こした状態です。予防するためのポイントを2つ確認しましょう。
1 睡眠
人が眠るためには、身体の深い部分の温度である深部体温を下げることが大切です。そのため、シャワーで済ませず、ほどよい温度で入浴することが大切です。就寝の1~2時間前に入浴することで、入浴しなかった場合に比べ、速やかな入眠が得られると言われています。
- 入浴の効果
- 湯船につかると、手足の血管が広がり、体が温まる
- 血管が広がるため、入浴後に体からの熱放出が効率よく行われる
- 約1時間から2時間後に、深部体温が下がり始める
- このような体温の変動が、スムーズな入眠、良質な睡眠につながる
(引用:健康づくりのための睡眠ガイド2023)
2 栄養(食生活)
暑い時期は、麺類などの飲み込みやすく食べやすいメニューが多くなったり、口当たりの良い甘い飲み物を選びがちですが、どちらも糖質です。糖質に偏った食生活は、必要な栄養がとれずに疲労回復が長引いたり、糖尿病発症の原因になることもあります。
疲労を回復し、元気に過ごすためには、たんぱく質(肉・魚・大豆類・たまご)や野菜類もあわせて、バランスよく食べることが大切です。
詳しくは、會津LEAD通信第2弾(令和3年2月配布)STEP2 「体の材料を入れて免疫力アップ!肥満予防・解消!」をご覧ください。
お問い合わせ
- 会津若松市役所 健康増進課
- 電話番号:0242-39-1245
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