公開日 2024年09月06日
更新日 2025年08月20日
朝は過ごしやすい気温になってきましたが、日中の気温が30度以上になる日が続きそうです。
長期休暇明けは、体が室内の涼しい環境に慣れてしまっていたり、長距離の移動等による疲労が蓄積していることから、熱中症を起こしやすい時期と言われています。
また、暑さによる疲労が蓄積し、夏バテを起こしやすい時期ですので、注意しましょう。
長期休暇明けの熱中症予防
暑熱順化(しょねつじゅんか)
日常生活の中で、運動や入浴により汗をかくようにすることで、体が暑さに対応するための体温調節をしやすくします。
暑熱順化の効果的な方法
日常生活の中で、運動や入浴をすることで汗をかくようにしましょう。
- 運動による方法
1回30分程度、ウォーキングや自転車など無理のない種目から行いましょう。
運動する前後には、必ず水分を補給しましょう。体内の水分量が不足していては、うまく汗がかけません。
- 入浴による方法
シャワーだけで済ませず、湯船にお湯を張って入浴しましょう。
入浴の前後には、必ず水分を補給しましょう。体内の水分量が不足していては、うまく汗がかけません。
湯の温度は低めにし、少し長めの入浴をすることがおすすめです。
日常生活の工夫
- 涼しい服装をし、外出時は日傘や帽子を活用しましょう
- エアコンや扇風機で室温をこまめに調整しましょう。日中の気温が高い日は、夜のエアコンもまだ必要です
- こまめに水分補給をしましょう。普段は水や麦茶で十分ですが、屋外での活動時や大量に汗をかいた時、体調不良時(下痢、発熱など)は、塩分や電解質が入った経口補水液で水分補給します
- 脱水状態(下痢、発熱、二日酔い等)や食事抜きのまま、暑い環境に行くことは避けましょう
- 涼しい場所や日陰を利用しましょう。外出時は、クーリングシェルター (ふくしま涼み処 外部サイト) など、エアコンのきいた施設で体の熱を冷ましながら過ごすこともおススメです
夏バテの予防
夏バテも、熱中症と同様、暑さによって生じる健康障害です。食事で体に栄養を補給し、良質な睡眠をとることで、疲労回復や夏バテ予防につながります。
- 食事
暑い時期は、麺類などの飲み込みやすく食べやすいメニューが多くなったり、口当たりの良い甘い飲み物を選びがちですが、どちらも糖質が多く含まれています。糖質に偏った食生活は、カロリーはとれても必要な栄養がとれずに疲労回復が遅れたり、糖尿病発症の原因になることもあります。
疲労を回復し、元気に過ごすためには、単品のメニューよりもたんぱく質(肉・魚・大豆類・たまご)や野菜類もあわせて、バランスよく食べることが大切です。
詳細はこちら ➡ 會津LEAD通信第2弾(令和3年2月配布)STEP2 「体の材料を入れて免疫力アップ!肥満予防・解消!」をご覧ください。
- 睡眠
人が眠るためには、身体の深い部分の温度である深部体温を下げることが大切です。そのため、シャワーで済ませず、ほどよい温度で入浴することが大切です。就寝の1~2時間前に入浴することで、入浴しなかった場合に比べ、速やかな入眠が得られると言われています。
※入浴の効果
1.湯船につかると、手足の血管が広がり、体が温まる
2.血管が広がるため、入浴後に体からの熱放出が効率よく行われる。
3.約1時間後から2時間後に、深部体温が下がり始める
4.このような体温の変動が、スムーズな入眠、良質な睡眠につながる
(引用:健康づくりのための睡眠ガイド2023)
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