「スマートシティ会津若松」におけるデジタル教育の取組について
未来人財育成塾でプログラミングワークショップを実施しました
あいづ未来人財育成塾2023(令和5年8月18日~21日)において、8月19日(土)の課外活動として、株式会社リビングロボット様(外部リンク)にご協力いただきプログラミングワークショップを実施しました。
未来人財育成塾の受講者である中学生が1グループあたり3~4人、計8グループに分かれ、二足歩行ロボット「あるくメカトロウィーゴ」(外部リンク)を活用して、グループ対抗でサッカーのPK戦などをするプログラミングを行いました。
また、会津大学生2名に、中学生がプログラミングを行うサポートをしていただきました。
開催概要
- 開催日時 令和5年8月19日(土) 13:30~15:45
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開催場所 スマートシティAiCT 交流棟(あゆむCafe)
- 受講者数 未来人財育成塾参加の中学生、大学生チューター 計30名程度
当日の様子
micro:bit(マイクロビット)のプログラミングワークショップを開催しました
児童・生徒の夏休み期間を活用し、micro:bit(マイクロビット)という電子工作入門キットを使ったプログラミングワークショップを開催しました。
- 主 催 デジタル未来アート事業実行委員会(事務局:会津若松市スマートシティ推進室)
- 共 催 会津若松市
- 協 力 会津工業高校、CoderDojo Aizu
micro:bit(マイクロビット)について
- イギリスの公共放送局であるBBCが主体となってつくった小さなコンピュータで、イギリスでは子どもに無償で配布され、授業等で活用が進んでいます。
- LED、マイク、スピーカーや明るさセンサー、温度センサー、加速度センサー等の各種センサを搭載し、電子工作の入門として、様々なOSのパソコン等でプログラミングでき、ロボットや楽器などをつくることも可能です。
中学生へのワークショップ
会津若松市立第一中学校のパソコン部の生徒に対し、micro:bitを活用するライントレーサー制御についてのプログラミングワークショップを実施しました。
ライントレーサーとは、センサーを使ってコースを読み取りながら黒い線に沿って自動走行する小さな車で、本ワークショップではmicro:bitにライントレーサーキットを取り付けて使用し、コースを走行するタイムを競いました。
ワークショップの講師は会津工業高校生(10名)などが務めました。
開催概要
- 開催日時 令和5年8月4日(金) 9:00~12:30(9:00~10:30、11:00~12:30の2回に分けて実施)
- 開催場所 会津若松市立第一中学校 教室
- 受講者数 中学生 計20名程度
当日の様子
小学生へのワークショップ
小学生に対し、micro:bitを活用するミニ信号機製作についてのプログラミングワークショップを実施しました。
また、同伴の保護者の方にも体験いただきました。
実際の信号機、横断歩道の信号機の動きを考えながら、赤・青・黄のLEDの点灯の仕方などをプログラミングしました。
ワークショップの講師は会津工業高校生(7名)などが務めました。
開催概要
- 開催日時 令和5年7月29日(土) 10:00~12:00
- 開催場所 レオクラブガーデンスクエア 3F フリースペース
- 受講者数 小学生・保護者 計15名程度
当日の様子


教育版マインクラフトワークショップを開催しました
Minecraftカップ全国大会運営委員会の方々を講師として、令和5年6月30日(金)、7月1日(土)に教員等の指導者、児童を対象に教育版マインクラフトワークショップを開催しました。
- 主 催 デジタル未来アート事業実行委員会(事務局:会津若松市スマートシティ推進室)
- 共 催 CoderDojo Aizu、Minecraftカップ全国大会運営委員会、会津若松市
- 後 援 会津若松市教育委員会
教育版マインクラフトについて
- 仮想空間におけるものづくりゲームである「マインクラフト」を、プログラミング教育・情報教育・協同学習などの教材として使えるようにしたものです。
- マインクラフトの世界はブロックで出来ており、ブロックを壊して素材を手に入れ、素材をもとに建物や家具などを作ったり、ブロックの組み合わせでオリジナルの世界を構築したり、創意工夫してプログラミングしながらプレイすることができる教材となっています。
教員等の指導者向けワークショップ
小学校・中学校の教員、会津大学生、プログラミングを推進する市民団体CoderDojo Aizuのメンバーなどの計10名程度が参加し、教育版マインクラフトの基本や教育効果、MakeCode(プログラミングの要素)などの説明を受け、実際に体験しました。
開催概要
- 開催日時 令和5年6月30日(金) 18:00~20:00
- 開催場所 会津若松市役所 追手町第二庁舎 第3会議室(会津若松市追手町2-41)
当日の様子

児童向けワークショップ
小学4~6年生計20名程度が参加し、廃校の現状や問題について説明を受けたのち、グループで協力しながら廃校リノベーションワークショップに取り組みました。ワークショップを通して、社会課題、チームワーク、発想力、論理的思考やプログラミング技術などを学びました。
また、CoderDojo Aizu、会津大学生、会津工業高校生(10名)がサポート講師を務めました。
開催概要
- 開催日時 令和5年7月1日(土) 13:00~16:00
- 開催場所 スマートシティAiCT 交流棟(会津若松市東栄町1-77)
- 募集時のチラシ 廃校リノベーションWSチラシ.pdf(935KB)
当日の様子



令和4年度「てくらぼ-tech.Lab-inスクール」を実施しました
デジタル未来アート事業実行委員会では、子どもたちにデジタル技術に興味や関心をもってもらい、楽しみながらプログラミングを学んでもらうため、平成30年度以降、市内の小学校で授業時間を活用したプログラミング講座「てくらぼ-tech.Lab-inスクール」を実施しています。
「あるくメカトロウィーゴ」を活用したプログラミング
ブロックプログラミング言語「Scratch」により、株式会社リビングロボットの二足歩行ロボット「あるくメカトロウィーゴ」(外部サイト)を動かす授業を、ザベリオ学園小学校、東山小学校で実施しました。ロボット等の機材は実行委員会で準備しましたが、プログラミングの授業は先生に実施していただきました。
授業では、条件分岐や引数付きブロック定義などを使用し、ロボットが目的地までたどり着く時間を競争したり、ロボットがボールを蹴ってゴールを決めるプログラムを組んだりしました。
担当の先生からは、「簡単にロボットを動かすことができ、子どもたちはとても喜んで活動していました。友達とアイディアを出し合い試行錯誤することで、学びが深まっていったようです。市がロボットやインターネット回線などの機材を無料で貸してくださるのも、このプログラミング講座の大きな魅力です。」とのご感想をいただきました。
ザベリオ学園小学校
- 日付:令和5年1月17日(火)、20日(金)、25日(水)、30日(月)
- 学年:5年生(1クラス)
東山小学校
- 日付:令和5年2月8日(水)、14日(火)、15日(水)、17日(金)、21日(火)、24日(金)
- 学年:6年生(2クラス)

小型ドローンを活用したプログラミング
会津大学発ベンチャー企業である、株式会社PLISEに業務委託し、小型ドローン「Tello」を使ったワークショップを市内の6小学校で実施しました。
ブロックプログラミング言語「Scratch」を使い、障害物を避けて飛行できるよう、ドローンの動きをプログラミングし、グループで協力しながら、飛行距離を測定したり、飛ばし方を考えたりすることで、プログラミングの基本的な考え方や論理的思考を学びました。
湊小学校
- 日付:令和4年11月24日(木)
- 学年:5年生(1クラス)、6年生(1クラス)
城北小学校
- 日付:令和4年12月1日(木)
- 学年:5年生(2クラス)
謹教小学校
- 日付:令和5年1月26日(木)
- 学年:4年生(1クラス)
川南小学校
- 日付:令和5年2月2日(木)
- 学年:5年生(1クラス)
門田小学校
- 日付:令和5年2月9日(木)
- 学年:6年生(2クラス)
日新小学校
- 日付:令和5年2月17日(金)
- 学年:6年生(2クラス)
大戸地区における地域プログラミング講座を実施しました
デジタル未来アート事業実行委員会では、令和4年度の新たな取組として、プログラミングを推進する市民団体CoderDojo Aizu(団体についてはこちら(外部サイト))、会津工業高校、地域住民と連携し、大戸地区におけるプログラミング講座に取り組みました。
令和4年10月4日から10月6日の3日間、会津工業高校生が市スマートシティ推進室の職場体験に参加し、micro:bitを使用したミニ信号機製作(順番どおりに並べる基本的なプログラミング)の習得やテキストの作成を行った上で、ザベリオ小学校において同様の内容のプログラミング講座を実施しました。


また、その後の継続的な取組として、会津工業高校生がメイン講師となり、令和4年12月17日(土)に大戸公民館で大戸パソコンクラブ(大戸地区の地域住民によるクラブ活動)の皆様に対して、ミニ信号機製作のプログラミング講座を実施しました。


さらに、会津工業高校生がメイン講師、大戸パソコンクラブの方々をサポート講師として、大戸小学校の授業において大戸小6年生に対し、12月22日(木)にミニ信号機製作、3月16日(木)にキッチンタイマー製作(条件分岐や変数といった本格的なプログラミングの入口となる内容)の講座を実施しました。



CoderDojo Aizuには、大戸地区における地域プログラミング講座のすべてで講座の企画や当日の運営などをサポートいただきました。
大戸パソコンクラブの皆様からは「大戸地区において”地域の見守り”の意味を含めて、地元の小学生にプログラミングの授業をするのは、良い機会だと思う」「普段触ることのない電子機器を触って、良い頭の体操になった」、大戸小学校の先生からは「6年生の理科の授業時間中にプログラミングを教える時間はあるが、実際に自分たちでプログラムを組んで、信号機が光る体験ができたのは非常に貴重な機会だった」等の感想があり、小学生からも「とても楽しかった!」という声をいただきました。
デジタル未来アート事業実行委員会では、地域内でICTを通じた世代間交流の機会を作るとともに、多世代が協力したプログラミング教育の地産地消に向けた取組を進めています。これを契機に、大戸地区において継続的にICTを通じた体験・交流活動の機会を提供をすると共に、他地域にも展開していく予定です。
デジタル未来アート展について
ICTを活用した遊び場づくりによる子育て支援、将来のまちづくりを担う人材育成および地元企業等のしごとづくりや技術力向上などを目的に、デジタルテクノロジーを活用したコンテンツの体験や仕組みなどの学習ができるイベント「デジタル未来アート展」を開催しています。
令和4年度「デジタル未来アート展」(内部リンク)
プログラミングコンテスト「あいづプロコン」について
プログラミング未経験者や初心者をはじめとした多くの児童・生徒がプログラミングを通して自らのアイディアを作品化する機会として、プログラミングコンテスト「あいづプロコン」を開催しています。
令和4年度「プログラミングコンテスト」(内部リンク)
お問い合わせ
- 会津若松市役所 企画政策部 企画調整課 スマートシティ推進室
- 電話:0242-23-4186
- FAX:0242-39-1400
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