ツキノワグマ出没警報が発令されています。
2023年12月1日
「ツキノワグマ出没警報」について(期間:令和5年9月15日~令和5年12月31日)
今年の秋は、ツキノワグマのエサとなる堅果類が凶作と予想され、秋から冬にかけてエサを求めて人里への出没が懸念されていることから、県は9月1日付で「ツキノワグマ出没特別注意報(秋季)」を発令したところですが、さらなる被害により9月15日より「ツキノワグマ出没警報」が発令されております。しかしながら、会津地域では、11月に入っても人身被害が発生したこと、また、目撃情報も増加傾向となっていることから、発令期間が延長されました。
本市でツキノワグマによる人身被害が発生しています。
早朝の散歩時に発生が多いため、散歩の時間の変更や、藪などクマとの遭遇リスクが高い場所を避けるなどの対応をお願いします。
- クマによると推定される人身死亡事故(令和4年7月27日)
- クマによる人身事故(令和4年8月27日)
- クマによる人身事故(令和5年5月3日
遭遇しないための心構え
クマがいるかどうか調べてみましょう!
- クマの糞:人間と同じかちょっと大きめで形も人間と同じ、食べ物によって変化。
- 足 跡:幅は成獣で7~13cm。
- 熊 棚:樹上に折った枝を集めたもので、鳥の巣に似ているが、枯葉がつくことで区別。
- 熊 は ぎ:スギやヒノキの樹皮を剥がす行為のこと。樹皮が残り、甘皮部に歯で削いだ痕が残るのが特徴。
クマの行動を知り、遭わないようにしましょう!
- クマの痕跡や目撃情報(注意喚起看板など)がある場所では突然出遭わないようにクマ鈴、ラジオなど音のするものを身に着け、クマに自分の存在を知らせるよう行動する。
- 春、秋は昼もよく活動している。夏は活発に行動するのは朝夕。人家の近く夜間にやってくることもある。
- 子グマの近くには、親グマがいる可能性が高い。親子グマの場合、子グマを守ろうと親グマが攻撃してくことがあり危険なため、その場から静かに立ち去る。
餌場と認識させないための心構え
- 人家の周りにクマの餌となりうる生ゴミ等を放置しない。
- 人家の周りに収穫しない果物の木などを放置しない。
- ペットフードや家畜の餌を食べていたクマの報告もあるため、ペットフードなどはフードストッカーや納屋などに保管することが望ましい。
出遭ったときに興奮しない、興奮させないために
- 遠くにいるのを発見した場合は、あわてずそっと立ち去る。
- クマから目を離さないようにして、できるだけゆっくり後ずさりしながらクマから離れる。
- 背中を見せて逃げると、クマは本能的に襲ってくるので、走って逃げない。
お墓参りの際に気をつけること
- お墓参りやお墓掃除をする場合も、音のするものを身につけましょう!
- お供え物がクマの餌にならないよう必ず持ち帰りましょう!
こちらのチラシ等を参考に行動してください。
お問い合わせ
- 会津若松市役所 農林課
- 電話番号:0242-23-9974
- ファックス番号:0242-36-7143
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