公開日 2022年07月26日
更新日 2025年04月01日
概要
平成31年に横浜市と締結した「再生可能エネルギーの活用を通じた連携協定」に基づき令和3年度から横浜市が「株式会社まち未来製作所」と構築した、「e.CYCLE(いいサイクル)」という仕組により、本市で生み出された再生可能エネルギーを本市で利用する「再生可能エネルギーの地産地消」ができるようになりましたので、ご紹介します。
本市が連携協定を締結している横浜市が、この仕組を実証事業として採択したことから、本市においても、再生可能エネルギーの地産地消を行う仕組として取り入れることができるようになりました。
再生可能エネルギーの地産地消について
本市では環境基本計画において自然環境の保護と事業活動の調和を図りながら、自らの地域で再生可能エネルギーをつくり出し、消費するエネルギーの地産地消を目指して、持続的発展が可能なまちづくりを推進しています。
石炭・石油などの化石燃料によって発電されている電力を使えば、それに応じて多くの二酸化炭素等の温室効果ガスが排出されてしまいますが、再生可能エネルギー由来の電力を利用することにより、温室効果ガスの排出を極めて少ないものにすることができるため、地域の地球温暖化対策に寄与することができます。
e.CYCLE(いいサイクル)とは
- e.CYCLE(いいサイクル)とは
「株式会社まち未来製作所」が行っているサービスであり、再生可能エネルギー発電所の立地自治体の依頼に基づき、地域活性化を希望する発電所の賛同を得た上で、地域新電力などを通じた再生可能エネルギーの「地産地消」を優先的に促す仕組です。2020年11月からサービスを開始しており、2022年7月からサービス名を「グッドアラウンド」から「e.CYCLE(いいサイクル)」へと変更しました。
なお、地産地消されない余剰電気は「都市への供給」に割り振り運用され、利益の一部は「地域活性化資金」として再生可能エネルギー立地自治体と協議の上で地元へ還元されることになります。
サービスのより具体的なイメージは下図のとおりです。
- e.CYCLE(いいサイクル)により活用可能な本市の再生可能エネルギー
現在、本市、背あぶり山にて稼働している風力発電「会津若松ウインドファーム」(運営事業者「コスモエコパワー株式会社」)が生み出す再生可能エネルギー電力が利用可能です(コスモエコパワー株式会社「会津若松ウインドファーム」のページはこちら)。
- 再生可能エネルギー電力の利用に当たって
まずは、下記の株式会社まち未来製作所にお問い合わせください。
株式会社まち未来製作所が、契約電力、過去の使用電力量、環境価値購入希望の有無等について確認し、電力供給を行う小売電気事業者を選定します。
電気料金や契約内容等を確認いただいた上で、契約の可否を判断いただくことができます(電気料金や契約内容等の確認は無料です)。
おおむね、お問合せから3か月から4か月ほどで利用することができます。
e.CYCLE(いいサイクル)の利用に関するお問い合わせについて
- お問合せ先は、以下にお願いします。
- 株式会社まち未来製作所(外部サイト)
- 電話:045-264-4502
- FAX:045-264-4504
- 株式会社まち未来製作所とは
株式会社まち未来製作所は、地域が自立し、継続するための地域新電力や防災インフラ、空き家まちやど事業など、地方資源(自然、資金、エネルギー、人、知恵)を活用した地域主導のローカルビジネスの企画と立ち上げ・運営、地域活性化支援を行っている企業です。
このページに関するお問い合わせ
- 会津若松市 環境共生課 環境グループ
- 電話:0242-23-4700
- FAX:0242-29-1618
メール