9月10日からの1週間は自殺予防週間です。

公開日 2024年08月29日

更新日 2024年08月29日

　毎年9月10日からの1週間は自殺予防週間です。国が定める「自殺予防週間」は、自殺についての誤解や偏見をなくし、自殺予防に関する正しい知識を普及していくことを目的としています。

こころの不調は誰でも起こる可能性があります

　こころの不調や病気が起こる原因は、遺伝やその方の性格だけの問題ではなく、それらに加えてストレスや生活環境などが原因となって、脳内の神経の情報を伝達する物質のバランスが崩れることにより引き起こされると考えられています。条件次第で誰でも起こる可能性があります。

　生涯を通じて5人に１人がこころの病気にかかると言われています。自分や周りの人に起こるかもしれない身近な病気です。こころの不調を感じた際にはひとりで抱え込まず、周囲の人や相談機関に辛い気持ちを伝えましょう。

　本人がこころの不調を感じていても、こころの病気の症状だとは思っていない場合や、相談しにくく悩んでいる場合があります。その方らしくない行動が続いていたり、生活面で支障が出ていたりする場合は、早めに相談するように促し、寄り添いながら見守りましょう。

　相談先については、こころの相談窓口一覧をご覧ください。