地域で子育て支援研修講座を開催しました

2021年3月24日

 

地域で子育て支援研修講座02.JPG 講座の様子

 8月より開講している「地域で子育て支援研修講座」において、3月17日をもって全7回のプログラムが無事終了いたしました。

 新型コロナウイルス感染症による様々な影響がある中、多くの保護者及び家庭教育支援者の皆さまにご参加いただき、誠にありがとうございました。本ページでは、講座内容と受講者の皆さまからお寄せいただいた感想をご紹介いたします。

 

令和2年度「地域で子育て支援研修講座」の実施内容

講座の概要

 新型コロナウイルスの感染流行による不安、外出自粛などの環境の変化などで、親子ともにストレスが多くなっています。児童虐待やマルトリートメント(不適切な養育)なども問題になっている中、ペアレントトレーニングが有効であると注目が集まっています。6回のセッションでビデオなども使い、行動心理学の理論背景をもとにしたペアレントトレーニングを通して、親子関係がグッドサイクル(肯定的なしつけ)になるようなスキルを学びました。少人数で「3つの密」が発生しない運営を心がけ、受講生の皆さまのご協力もあり、無事に6回のセッションを終えることができました。第7回は「親も子も生きづらい時代において親の仕事とは?」をテーマに、精神科医師の香山雪彦先生にご講演をいただきました。

 

R2地域で子育て支援研修講座チラシ.pdf(302KB)

 

講師

  • 桜ヶ丘病院精神科医師 香山雪彦氏(福島県立医科大学名誉教授)【第7回講師】
  • 生涯学習専門員 大橋淳子(学校心理士・親と子どものふくふくトレーニングトレーナー)【第1~6回講師】

 

各プログラムの内容・感想

第1回「わかりやすいコミュニケーション」

  • 内容:子どもの行動を抽象的な言葉を使わずに、具体的に表現する方法を身につけます。
  • 日時:(1)8月20日(木) 午後3時から午後4時40分まで ※家庭教育支援者向け
  •     (2)8月25日(火) 午前10時から午前11時40分まで ※子育て応援講座(PTA研修会)昼間コースと合同開催
  •     (3)8月28日(金) 午後7時から午後8時40分まで ※子育て応援講座(PTA研修会)夜間コースと合同開催
  • 受講者の感想(一部抜粋):日常の生活の中で、自分もやってしまいがちな事が改めて子どもたちには伝わりづらい、よくないということを丁寧に教えてもらったようで、講座を受けてよかったという気持ちです。なかなか思い通りにはいかず怒りが出てしまう前に、まず自分が落ち着いて今回の講座内容を思い出し、子どもに接していけるようにしていきたいです。

 

第2回「よい結果・悪い結果」

  • 内容:親の対応に注目し、子どもの良い行動を増やし、子どもの悪い行動を減らす方法を身につけます。
  • 日時:9月15日(火) 午後3時から午後4時40分まで
  • 受講者の感想(一部抜粋):日常でよくある場面の映像を見て、子どもの問題行動に対してどんな言葉かけをするかをいざ考えてみると難しく、ただ気づかせたり注意するだけではなく、さらに効果のある言葉かけや責任を理解してもらう、タイムアウト等が必要なんだと知ることができました。また、グループで話し合う時間も楽しかったです。年齢も職業も違う方々から様々な考えを知ることができ、勉強になります。

 

第3回「効果的なほめ方」

  • 内容:子どもが良いことをしたとき、効果的にほめる方法を身につけます。
  • 日時:10月13日(火) 午後3時から午後4時40分まで
  • 受講者の感想(一部抜粋):普段からほめることが少し苦手で「すごいね」とは言えるのですが、その先が続かなくて困っていました。子どもの側の理由を言ってあげることによって、ほめられている実感が湧くと思うし、もっとほめられたいという気持ちを引き出すことがこれからできたらいいなぁと思いました。自分も子どもと一緒に成長したいと思っているので、今日教えていただいたことを少しずつできるように頑張っていきたいなぁと思いました。

 

第4回「予防的教育法」

  • 内容:前もって、子どもに言ってきかせる方法を身につけます。子どもの発達レベルを把握し、親の子どもへの過剰な期待を修正していく方法を身につけます。
  • 日時:11月17日(火) 午後3時から午後4時40分まで
  • 受講者の感想(一部抜粋):5歳の息子がいますが、言うことを聞いてくれず毎日怒ってばかりいました。でも、今日の講座を聞いて、前もって対処法を伝え、練習させることによって子どもを叱らずに言って聞かせ、子どもも実行できると思い、とても勉強になりました。親と子で練習することを教えていただけて良かったです。時間と心に余裕がある時は、出かける前や何かを行う前に楽しく練習できたらいいなと思います。

 

第5回「問題行動を正す教育法」

  • 内容:子どもの問題行動に介入する方法を身につけます。
  • 日時:12月8日(火) 午後3時から午後4時40分まで
  • 受講者の感想(一部抜粋):ほめることが大切、子どもの良いところをたくさん見ようと思っていても、つい子どもの問題行動が気になってしまい、心配になってしまうので、問題行動を正す教育法について知ることができてよかったです。ロールプレイのようにはうまくいかないかもしれませんが、まず問題行動をやめさせることや悪い結果を与えること、説明や練習について少しずつ実践していきたいと思います。

 

第6回「自分自身をコントロールする教育法」

  • 内容:子どもが感情的になって反抗したり、泣き叫んだりするなど、親子の緊張が高まる場面での対処方法を身につけます。
  • 日時:1月19日(火) 午後3時から午後4時40分まで
  • 受講者の感想(一部抜粋):すぐできる少しの工夫がこんなに子どもの行動・反応を変えるのかと、講座を聴けば聴くほど、実践を試せば試すほどに実感でき、多くの人にどんどん知ってもらいたいと思うようになりました。自分自身、子どもとの関わりに活かすことはもちろん、学校の保健だよりでペアレントトレーニングについて取り上げたところ、先生方から好評でした。保護者の方も、こういった情報を必要としていると思います。ぜひまた講演をお願いします。

 

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第7回「家庭・地域の崩壊:その中で親の仕事とは?」

  • 内容:親も子も生きづらい時代において親の仕事とは?県立医科大学で脳機能の研究・教育などに関わり、長年医師として摂食障害等の様々な生きづらさを抱えた方々を見てきた先生のお立場から、時代とともに変わっていく家庭・地域の姿、その中で虐待が起こる背景、傷つき様々な依存症に苦しむ人々の心などから導き出される、子どもを守る親の役割について、終始あたたかな語り口でお話しいただきました。
  • 日時:3月17日(水) 午後3時20分から午後5時まで
  • 会場:生涯学習総合センター(會津稽古堂) 研修室2・3
  • 講師:桜ヶ丘病院精神科医師(福島県立医科大学名誉教授) 香山雪彦氏 
  • 受講者の感想(一部抜粋):先生の『1万ワットの愛情で数秒抱っこしてあげましょう』という言葉がとても印象に残りました。子どもに対して言葉で伝えていくこと、心に寄り添う関わり方を大切にしていきたいと思います。

 

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次年度の本講座について

 本講座は、令和3年度も開講予定です。次年度も多くの家庭教育支援者及び保護者の皆さまに実践的に役立てていただける講座としてまいりたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。詳しい講座内容や日程等が決まりましたら、ホームページ等でお知らせいたします。

 

 

お問い合わせ先

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