公開日 2023年11月24日
更新日 2025年12月16日
ツキノワグマに注意しましょう
会津若松市では、例年ツキノワグマの目撃情報が多発しており、市街地での出没や人身事故が発生しております。
春は、クマが冬眠から目覚めて活動を始める時期になり、夏にかけて、クマのエサが少なくなる時期になるため、人里近くに降りてくる場合があります。
秋は、冬眠のためにエサを蓄えるため、人里近くに降りてくる場合があります。
ツキノワグマは人身被害をおよぼす可能性が高いため、特に人里近くで目撃した場合は、会津若松警察署(℡:0242-22-5454)または農林課にご連絡ください。
クマ対策リーフレット
ツキノワグマの生態等について理解を深め、対策を行うためのリーフレットを作成しました。
山に入る際や、山際で作業する場合など、ツキノワグマの対策にご活用ください。

イノシシ被害にご注意ください

会津若松市では、イノシシの出没や農作物被害についても年々増加しており、市街地周辺でも目撃や被害が増えております。
市街地近くで目撃した場合は、農林課にご連絡ください。
イノシシ被害について

上の写真のように、畦畔や空き地で「掘り起こし」したり、水路や田んぼの中などで「ぬた場」を作り、土地や農作物を荒らします。
また、イモ類が好物で、ジャガイモやサツマイモを根こそぎ全て食べてしまう被害も報告されています。
イノシシに出会ったら以下のことに注意してください。
刺激しない
イノシシを刺激すると、パニックになって人に向かって突進してくる可能性があります。遭遇した場合は、慌てずにその場を離れましょう。また、石を投げたり、追いかけたりしないでください。
エサを与えない
「見た目がかわいい」からといって、幼獣(ウリ坊とも呼ばれます)などに絶対エサを与えないでください。その場所を「すみか」と認識してしまい、市街地に頻繁に出没させてしまいます。
ニホンジカによる被害も確認されています
会津若松市では、近年になってニホンジカの被害が徐々に確認されております。
人身被害を起こす可能性が低いことから、市への通報が少ない状況ですが、草木などを根こそぎ食べてしまう食害を起こす鳥獣のため、被害があった場合は農林課へ通報をお願いします。
ニホンジカ被害について

上の写真は、水稲の食害の様子です。
会津若松市では、「水稲」「そば」「りんごの木」などで食害などの被害が確認されています。
鳥獣を誘引しないように注意をお願いします。
・野菜のくずや生ゴミをそのまま放置すると、鳥獣のえさ場となってしまいます。地中深く埋めるなど処理の工夫をお願いします。
・放任果樹もツキノワグマなどのえさ場となるため、実の収穫や伐採など、寄せ付けない対策をお願いします。
・お墓のお供え物もツキノワグマやイノシシのエサとなることがあります。必ず持ち帰りましょう。
ツキノワグマ・イノシシ・ニホンジカなどの鳥獣による被害を確認した場合は
農林課で被害調査を実施します。
個体がまだその場にいる場合は、安全確保や追い払いを実施するため、会津若松警察署(℡:0242-22-5454)または農林課にご連絡ください。
個体がすでに立ち去っており、足跡や食痕が確認された場合は、現地調査を実施するため、農林課へ通報をお願いします。
現地にて農林課職員が痕跡の調査を実施し、獣種の把握や対策の助言を行います。
※相談件数が多い場合は、調査が後日になる場合がございますのでご了承ください。
鳥獣被害対策を支援します。
会津若松市では、鳥獣被害を防止するための支援を行っております。
制度の詳細などについては、下記のリンクをご覧ください。
〇電気柵などの設置費用を補助しています。 鳥獣被害防止総合支援事業をご活用ください
〇木の枝を破砕する機械の貸し出しを行っております。 木材チッパーの貸し出しについて
本市では「獣マップ」にてツキノワグマ・イノシシなどの野生鳥獣の目撃情報を地図上で公開しています。
ツキノワグマなどとの遭遇防止対策や、農村等の作物被害の防止にご活用ください。
こちらのリンクをご参考ください。
ツキノワグマ・イノシシなどの出没情報(獣マップ)を公開します
お問い合わせ
- 会津若松市役所 農林課
- 電話番号:0242-39-1254
- ファックス番号:0242-39-1440
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