会津産IT技術認定証授与式が開催されました!

2020年10月13日

会津産IT技術認定証授与式が開催されました

10月1日に会津大学産学イノベーションセンターにて令和2年度会津産IT技術認定証授与式が行われ、大賞として株式会社会津コンピュータサイエンス研究所、奨励賞として株式会社シンクに認定証が授与されました。

 

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また併せて、産学連携フォーラムとして各認定技術のプレゼンテーションが行われました。

各認定技術の概要は以下のとおりです。

 

大賞

3Dカメラを活用したソーシャルディスタンスの評価及び可視化システム

株式会社会津コンピュータサイエンス研究所 代表取締役所長 久田雅之

新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、ソーシャルディスタンスの確保が求められていますが、日常的なコミュニケーションの中では意識していながらも、他のことに集中した際など距離をキープできていない状況が発生してしまいます。
今回開発されたのは、3Dカメラ(ステレオカメラ)とAIボードを活用し、人の識別(カウント)・人と人との距離をリアルタイムに自動で推定し、「混雑状況を見える化」するシステムです。
想定される使用シーンは温泉入り口・スーパー・観光地などで、人の入出カウントから混雑状況を可視化します。
専用のAIエッジコンピューティングデバイスが、カメラにより取得された動画像から人物の骨格構造のみを抽出することで、カメラ及びデバイスから出力される情報は背景画像と人物の骨格構造における三次元座標点のみで、個人情報はデバイスから一切出力されません。

導入事例として、市内東山温泉原瀧様にて、大浴場及びチェックインカウンターの混雑状況を把握し、客室のテレビやスマートフォンで確認することができます。人物の3D情報のみ取得するので個人情報に係る問題が発生しません。
もう一つの事例として、鶴ヶ城にて館内人数・各フロアの混雑状況を把握し、混雑時の自動アナウンスを実施しています。
デジタルサイネージにより上層階の混雑状況を可視化し、天守閣にて一定人数を超えた場合、お客様同士の距離の確保及び誘導の音声案内を行っています。また、スタッフはタブレットにて館内人数や各フロアの混雑状況を把握することができます。

コロナ禍においてはますます需要が見込める分野であり、自社技術を社会的ニーズに即応した点が評価されました。
今後類似技術は増えていくことが想定されますが、着手中であるコストダウンが図られれば優位性は高くなると見込めるものであり、大賞に認定されました。

 

3Dカメラ.png             3Dカメラ
表示イメージ.png             表示イメージ

3Dカメラを活用したソーシャルディスタンスの評価及び可視化システム.pdf(6MB)

 

奨励賞

IoTドリンクサーバー「Nomasse(のまっせ)」

株式会社シンク 代表取締役社長 髙橋正法

「Nomasse(のまっせ)」はドリンクディスペンサーをインターネットに接続して、お酒を自動で提供すると同時にデータ化し、店舗や卸売店、酒蔵で利活用するサービスです。
飲食店・宿泊施設事業者が抱える慢性的な人手不足の解決を目的に、多数の酒造を有する会津の地の利に着眼し開発されました。
また今般の新型コロナウイルスの感染拡大防止に対しても、自動化・省力化により接触機会の減少に貢献することができます。
想定される利用シーンは、飲食店や宿泊施設、駅・空港・港湾でのお酒の無人提供、バッテリー駆動によるイベント会場での移動販売です。

このサービスの特徴は、1.ICタグ認証による設定量のお酒の自動提供(自動化・省力化)、2.飲み放題の時間や使用端末・回数の設定(効率化)、3.提供したお酒の量や時間のデータ化(利活用)です。

提供時だけではなく、SNS(御酒飲帳)上での他の利用者との「飲んだお酒の記録」の共有、ネットショップや酒屋での気に入ったお酒の購入、提供データによる飲食店や宿泊施設の在庫管理への反映及び酒屋への自動発注、蓄積されたデータを用いた酒造メーカーの商品開発サポートなど、お酒を楽しんだ後の多岐にわたるサービス・事業展開を計画しています。

導入事例として、神明通り商店街で行われたナイトタイムエコノミーイベント「酔市」にて自動提供による接触と密の低減を実践しながら日本酒の販売を行いました。

目指すビジネス展開までの道のりは長く、SNS連携やデータ利活用、ディスペンサーの品質などクリアすべきハードルはありますが、地元会津地域ならではのアイディアから広域な市場開拓を目指していること、IT×お酒という新たなプロモーション方法でのイベント需要が見込めることから、奨励賞に認定されました。

 

のまっせ1.jpg            ディスペンサー
のまっせ2.jpg             提供イメージ

IoTドリンクサーバーNomasse.pdf(937KB)

 

令和2年度会津産IT技術が認定されました

 令和2年度会津産IT技術が下記のとおり認定されました。

大賞

  • 株式会社会津コンピュータサイエンス研究所 代表取締役所長 久田 雅之
    「3Dカメラを活用したソーシャルディスタンスの評価及び可視化システム」
     3DカメラとAIエッジコンピューティングの技術を活用し、人と人の距離を三次元空間上にリアルタイムに計測し、ソーシャルディスタンスが確保できていない場合にその状況をわかりやすく可視化したり、音声等で警告したりするシステム。

 

奨励賞

  • 株式会社シンク 代表取締役社長 髙橋 正法
    「IoTドリンクサーバー『Nomasse(のまっせ)』」
    ドリンクディスペンサーをインターネットに接続して、日本酒を自動で提供すると同時にデータ化し、店舗や卸売店、酒造で利活用するサービス。

 

会津産IT技術認定概要

 本市において、ITを活用して起業を志す学生・個人・グループ、新商品を開発した企業、新技術を創出する研究者、学生などを対象に、優秀な成果品に対して「会津産IT技術」という認定を与え、ITベンチャー企業の技術やサービス、商品等の広域的な市場開拓に対し、そのスタートアップを支援する制度です。

R2会津産IT技術認定概要(173KB)

これまで認定された会津産IT技術

お問い合わせ

  • 会津若松市役所 商工課 IT産業振興担当
  • 電話番号:0242-39-1252
  • ファックス番号:0242-39-1433
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