離乳食をはじめましょう(初期食)

2018年6月22日

生後5~6か月になったら、離乳食をはじめましょう

 昼と夜の区別もつき、夜間にまとめて眠れるようになってきたことで、授乳リズムもついて1日の生活の流れが整ってくる頃かと思います。

 これまでは、母乳やミルクだけでグングン大きくなってきましたが、生後5~6か月頃を過ぎるとそれだけでは材料が足りなくなるため、「噛んで・飲み込んで・消化して・体の材料にする」ことが必要になってきます。しかし、食べる力は練習をしなければ身につかないため、離乳食の完了の目安である1歳6か月頃までに、お子さんの力に合わせて、離乳食の形態や食材を変えながら進めていくことが必要です。

 まずは、第一歩としてお子さんから食べ物を受け入れるサインが見られたら、離乳食を始めてみましょう。

離乳食を始める目安(お子さんからのサイン)

  • 生まれてからの月齢が5~6か月 ※生まれが早かったり、小さかった場合、かかりつけの小児科医に開始時期を確認してみましょう
  • 首のすわりがしっかりして寝返りができ、5秒以上座れるようになった
  • 大人の食事に興味をもち、よだれをたくさん出すようになった
  • スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなった(哺乳反射の減弱)

 

何をあげたらいいの?

  • よだれは炭水化物の消化酵素を多く含んでいるため、炭水化物を多く含み消化しやすい「おかゆ」から始めてみましょう。

    しかし、大人が食べているおかゆのような、粒が混ざっている状態を消化する力はまだないため、10倍がゆのすりつぶしから始めましょう。

  • 10倍がゆの作り方
  1. 大人用にといだお米から、耐熱性の容器に大さじ1杯分のお米を入れる。
  2. 1の耐熱性の容器に大さじで10杯分、水を入れ、炊飯器の真ん中に入れ、炊飯を押し、ご飯を炊く。
  3. 炊き上がった10倍がゆを、すりつぶしてなめらか(トロトロ状)にする。
離乳食おかゆ 10倍がゆのイメージです。

 

どのくらいの量をあげたらいいの?

  • 小さじ1杯分(5cc)からスタートしましょう。お子さん用に準備したスプーンだと、3~4口食べられるかと思います。
  • 離乳食の始めの時期の目的は、量を食べることではなく、スプーンや食材の食感に慣れ、乳汁以外を受け入れることなので、量はあまり気にせず、あげる側のお母さんが「おいしいね」と声かけしながら、おおらかな雰囲気の中であげてみましょう。

どうやってあげたらいいの?

  • 1日の中の、1回の授乳のタイミングに離乳食を始めましょう。
  • 離乳食は毎日だいたい同じ時間にし、生活リズムを確立させていきましょう。
  • 離乳食の時間は、消化酵素がたくさん働いてくれる「日中」の、「お子さんの機嫌がいい時間」に、なるべく同じ時間帯であげましょう。初めての食材を食べることも多い離乳食の時期は、アレルギー等心配な症状が出た時にすぐ受診できる点からも、日中をおすすめします。毎日同じ時間に食事をすることで、生活リズムが整うことにもつながります。
  • お子さん用のスプーンの先に食材を少しずつ乗せ、離乳食が口の中に入り、口をとじたら、スプーンをまっすぐ引き抜きましょう。スプーンを口に入れる時に、のどの奥に入れすぎたり、上あごにこすりつけてあげないように注意しましょう。次の一口は、口の中の食品をごっくんしてからにしましょう。

進め方

  • 始めの1週間は、おかゆの量を少しずつ増やします。
  • 2週目から、濃い色と薄い色の野菜やじゃが芋を追加してみましょう。
  • 3週目には、おかゆの量を少し増やしながら進めてみましょう。
  • 4週目になったら、固ゆでにした卵黄や豆腐のたんぱく質の食品も少量から取り入れてみましょう。
  • 始めてから1ヶ月たったら、2回食に進めていきましょう。
  • 詳しい進め方は、こんにちは赤ちゃん訪問などでお配りしている、「子どもノート」をご覧ください。

食後の授乳はどうしたらいいの?

  • 食べる量が少ないうちは、授乳のみの時と同じ量の母乳やミルクをあげましょう。
  • 食べる量が増えてきたら、胃の大きさにあわせて食後の母乳やミルクの量を減らしていきます。この時期のお子さんの胃の大きさは200ccくらいと言われていますが、個人差があるのでお子さんによって調整しましょう。200cc以上飲んでいて体重が増えすぎている、などがあれば、授乳のタイミング等とあわせて考えてみましょう。
  • お子さんが、哺乳瓶や乳首から口を離したら、お腹いっぱい!のサインかもしれません。お子さんの様子を見ながら加減しましょう。

 

中期食(2回食)への進み方について

7か月児離乳食教室を実施しています。

  • 対象の方には、6か月頃に個別で対象日を記した案内通知をお送りしています。
  • 対象日の来所が難しい際は、案内通知の裏面に今年度の日程が掲載されているので、ご都合のよい時にお越しください(事前の連絡は不要です)
  • 離乳食に関して困っている、うまく食べてくれない、などのお悩みやご相談は、健康増進課までご連絡ください。【電話 0242-39-1245】

 

こんなことに気を付けて

果物や糖分を含んだヨーグルト・お菓子や飲み物

  • 甘い味は生まれながらに好きな味のため、練習しなくても食べられると言われています。果物や糖分を含んだヨーグルトなどの強い甘みに慣れてしまうと、野菜のほんのり残る苦みや自然の甘みのある離乳食の食への意欲が低下する可能性があります。心当たりがある方は、果物や糖分を含んだヨーグルトなどの強い甘みのあるものをいったんお休みして、離乳食の食べ具合を見てみてはいかがでしょうか。
  • 塩分や糖分を処理する腎臓やすい臓はまだまだ未熟なため、糖分や塩分を含む飲み物や菓子類は、離乳食の進みが悪くなるだけでなく、お子さんの体の負担になります。基本的には不要なものですが、どうしても与えるときは原材料名を見て選択しましょう。
おかし2表示何を材料に作られているか、原材料名を確認しましょう
飲み物 飲み物のほとんどは、糖類と塩分です

はちみつやはちみつを含んだ食品

  • はちみつは、乳児ボツリヌス菌による食中毒を引き起こし、最悪の場合死亡するリスクがあるため、満1歳までは与えないようにしましょう。また、はちみつを含む食品にも気を付けましょう。厚生労働省ホームページ(外部リンク)

 

 

 

 

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