なりすまし詐欺に注意しましょう

公開日 2023年03月08日

 なりすまし詐欺へのさまざまな注意喚起や防止対策がされていますが、なりすまし詐欺の手口が巧妙化しているために、だまされてしまう被害者が後を絶ちません。
 「自分はだまされないから大丈夫」という過信は禁物です。不審電話は突然掛かってきます。被害に遭わないために、さまざまな詐欺の手口について知っておきましょう!

 

このページの目次

  • 主な手口と対処法
  1. オレオレ詐欺
  2. 預貯金詐欺
  3. 架空料金請求詐欺
  4. 融資保証金詐欺
  5. 還付金詐欺
  6. 金融商品詐欺
  7. ギャンブル詐欺
  8. 交際あっせん詐欺
  9. キャッシュカード詐欺等

 

1.オレオレ詐欺

 息子や孫、警察官・銀行職員などを装い、「病気になってしまった」「会社のお金を使い込んでしまった」「あなたの預金が狙われている」などと言って、お金をだまし取ろうとする手口。

詐欺を疑うキーワード

「携帯番号が変わった」「風邪をひいた」

 

対処法

  • 息子や孫などと名乗られても安易に信用せず、一度電話を切り、こちらから本人に掛け直すようにしましょう。
  • 自分から名乗ったり、息子や孫の名前を呼んではいけません!
  • 事前に家族の合言葉を決めておきましょう。

 

 2.預貯金詐欺

 警察官や金融機関の職員等を装って被害者に電話をかけ、口座が不正利用されて手続きが必要などとの名目で、キャッシュカード、クレジットカード、預貯金通帳等をだまし取る手口。

詐欺を疑うキーワード

「払戻し金がある」「キャッシュカードを取り替える必要がある」

対処法

  • 自治体、銀行協会などの職員が暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを預かりに来ることは絶対にありません!
  • おかしいな・・・と思ったら家族に相談してみましょう。

 

3.架空請求詐欺

 不特定多数の者に対してハガキやメール等を送りつけ、架空の有料サイト利用料金等を請求したり、企業を装って電話を架け、名義貸し等のトラブル解決名目で現金を要求したりするなどして、金銭をだまし取る手口。

詐欺を疑うキーワード

「コンビニで電子マネーカードを買って、カード番号を教えて」

対処法

  • 事業者、法務省や裁判所などに「未納料金などの支払い」の名目で、コンビニエンスストアで、電子マネーを購入させることは絶対にありません!
  • 利用した覚えのないサイトからの請求は無視しましょう。
  • 「期日までに連絡するように」などと書かれていても、身に覚えがなければ、絶対に連絡してはいけません!

 

4.融資保証金詐欺

 金融機関やその関連会社などを装い、実際には融資をしないにもかかわらず、「低金利で融資可能」などのファックスや文書等を送り、申し込んできた者に対し、保証金等を名目に金銭等をだまし取る手口。

詐欺を疑うキーワード

「簡単に(無担保、低金利、保証人不要)融資可能」「融資のために保証金が必要」

対処法

  • 文書等にある連絡先には連絡しないようにしましょう。
  • お金を払う前に、家族に相談しましょう。

 

5.還付金詐欺

 公的機関の職員を装って被害者に電話をかけ、税金や医療費等の還付目的で被害者を現金自動預払機(ATM)に誘導するとともに、言葉巧みに機械の操作を指示し、指定口座に送金させて金銭をだまし取る手口。

詐欺を疑うキーワード

「還付金がある」「ATMで手続きができる」

対処法

  • ATMでお金が返ってくることは、絶対にありません!
  • 公的機関の名を出されても信用せず、一度電話を切り、市役所などに還付金が発生しているのか確認しましょう。
  • 電話でお金の話が出たら、家族に相談しましょう。

 

6.金融商品詐欺

 架空又は価値の乏しい未公開株、社債等の有価証券、外国通貨、高価な物品等に関する虚偽の情報を提供し、購入すれば利益が得られるものと誤信させ、その購入名目等で金銭等をだまし取る手口。

詐欺を疑うキーワード

「必ずもうかる」「あなたしか買えない」

対処法

「必ずもうかる」などうまい話はありません。

7.ギャンブル詐欺

 不特定多数の者が購入する雑誌に「パチンコ打ち子募集」「宝くじの当選番号教える」等と掲載したり、不特定多数の者に対して同内容のメールを送信する等し、これに応じて会員登録等を申し込んできた被害者に対して、会員登録料や情報料等の名目で金銭等をだまし取る手口。

詐欺を疑うキーワード

「必ず当たる」「当選番号が事前にわかる」

対処法

不審に感じたら、話は聞かず、すぐに電話を切りましょう。

8.交際あっせん詐欺

 不特定多数の者が購入する雑誌に「女性紹介」等と掲載したり、不特定多数の者に対して「女性紹介」等を記載したメールを送付するなどし、これに応じて女性の紹介等を求めてきた被害者に対して会員登録料金や保証金等の名目で金銭等をだまし取る手口。

詐欺を疑うキーワード

「デート(チャットで会話)するだけでお金がもらえる」

対処法

おいしい話に惑わされず冷静に判断しましょう。

9.キャッシュカード詐欺盗

 警察官、金融機関、大手百貨店等の職員などを装って被害者に電話をかけ、「キャッシュカードが不正に利用されている」等の名目により、キャッシュカード等を準備させた上、直接被害者を訪問し、隙を見るなどし、同キャッシュカード等を窃取する手口。

詐欺を疑うキーワード

「口座が悪用されている」「キャッシュカードを確認しに行く」 「封筒にキャッシュカードと暗証番号を書いたメモを入れて」

対処法

  • 警察官、銀行協会などの職員が暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを封筒に入れさせることは絶対にありません!
  • しっかりと覚えておき、おかしいな・・・と思ったら家族に相談してみましょう。

 

なりすまし詐欺の被害に遭わないために

  • 家族間で定期的に連絡を取り合い、合い言葉を決めておく。
  • ナンバーディスプレイや留守番電話機能を活用し、電話の相手を確認してから電話に出る。
  • 迷惑電話防止機能を利用する。
  • お金を要求する電話は、信用しないですぐ切る。
  • 電話を切ったら、すぐに家族や警察等に相談する。
  • 家族の携帯電話番号や勤務先の電話番号、友人の連絡先などを把握しておき、いつでも確実に連絡が取れるようにしておく。

 

「振り込め詐欺救済法」で被害額が一部戻ってくる場合があります

 「振り込め詐欺救済法」とは、振り込め詐欺等の犯罪により、金融機関の口座に振り込まれて滞留している犯罪被害金を、被害に遭われた方へ分配返還する仕組みです。

注意!

  • 犯人が預金口座等からお金を引き出してしまうと救済は受けられません。
  • 振込手続によらない詐欺(例:現金を犯人に手渡してしまった、ゆうパック等で現金を送付してしまった)は、救済の適用となりません。

 

関連リンク

 

怪しいと思ったら、一人で悩まず、警察や消費生活センターにご相談ください。

  • 会津若松市消費生活センター
  • 住所:会津若松市追手町2-41 会津若松市役所追手町第二庁舎1階
  • 電話:0242-39-1228
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