公開日 2017年01月19日
更新日 2025年04月01日
昆虫類(チョウのなかま)
ウスバシロチョウ[チョウ目アゲハチョウ科]

種名
ウスバシロチョウ
特徴(成体)
翅は白色半透明、黒斑があります。体毛と後翅裏面の毛は黄色です。成虫は年1回、5月から6月ごろ発生、陽光を好み、翅を開いたまま種々の草花に止まります。幼虫はムラサキケマン、エンゴサク類を食べます
大きさ
前翅長:25mmから38mm
生息環境
山地から平地の林のふち、公園など
国内での分布
北海道・本州・四国
会津若松市で見られる地区
市内全域
オナガアゲハ[チョウ目アゲハチョウ科]

種名
オナガアゲハ
特徴(成体)
翅の裏表とも黒い色をしています。オスには後翅前縁に明瞭な黄白斑があります。クロアゲハに似ていますが翅形が細長く、尾状突起が長い点で区別されます
大きさ
前翅長:46mmから68mm
生息環境
山地から平地の林や谷川周辺
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
東山地区、大戸地区、門田地区
クロアゲハ[チョウ目アゲハチョウ科]
種名
クロアゲハ
特徴(成体)
翅の表裏とも黒色で、裏面には後翅外縁に赤斑が並びます。春型は夏型より小形です。4月から8月ごろまで年2回から3回発生し、花にも来ますが、オスは湿地にも来ます。幼虫はサンショウ、カラタチなどを食べます
大きさ
前翅長:48mmから68mm
生息環境
山地から平地の林や人家周辺
国内での分布
本州から沖縄
会津若松市で見られる地区
東山地区、門田地区、鶴ヶ城地区
カラスアゲハ[チョウ目アゲハチョウ科]

種名
カラスアゲハ
特徴(成体)
翅の表面は黒色の地色に光沢のある青色から緑色の鱗粉(りんぷん)が散布されています。裏面は黒色で前翅に灰白帯があり、後翅外縁に沿って弦月状の赤紋が並みます。春型は小形で美しい。4月から8月まで年2回発生、花にも来ますがオスは湿地にも集まります。幼虫はコクサギを好みますがキハダ、サンショウ、カラタチなども食べます
大きさ
前翅長:50mmから68mm
生息環境
山地から平地の林周辺など
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
一箕地区、東山地区、湊地区、門田地区、大戸地区、鶴ヶ城地区
ヒメシロチョウ[チョウ目シロチョウ科]
種名
ヒメシロチョウ
特徴(成体)
白色、前翅端に黒い紋があります。この紋はメスよりオスが濃くなります。4月から9月にかけて年2回から3回発生します。草原性のチョウで陽当たりの草地を弱弱しく飛びます。幼虫はクサフジなどマメ科植物を食べます。国の絶滅危惧IB類、県の準絶滅危惧種に選定されています
大きさ
前翅長:21mmから26mm
生息環境
山地帯の高原や河川敷等の日当たりのよい丈の低い草原など
国内での分布
北海道・本州・九州
会津若松市で見られる地区
神指地区、門田地区
キタキチョウ[チョウ目シロチョウ科]
種名
キタキチョウ
特徴(成体)
地色は黄色です。前後翅とも外縁は黒色に縁どられ、裏面に褐色の斑点があります。年数回発生し、成虫で越冬します。早春から晩秋暖かい日には市街地にも現れます。幼虫はネムノキ、メドハギなどマメ科植物を食べます
大きさ
前翅長:21mmから26mm
生息環境
山地から平地の草原など
国内での分布
本州から沖縄
会津若松市で見られる地区
市内全域
モンキチョウ[チョウ目シロチョウ科]

種名
モンキチョウ
特徴(成体)
黄色、外縁に黒帯があります。メスは黄色と白色の2型があります。4月から年2回から3回発生し、好んでアザミ、ヒメジョオンの花に集まります。幼虫はウマゴヤシ、シロツメク、ニセアカシヤなど数多くのマメ科植物を食べます
大きさ
前翅長:25mmから32mm
生息環境
山地から平地の明るい草地や畑
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
市内全域
ツマキチョウ[チョウ目シロチョウ科]
種名
ツマキチョウ
特徴(成体)
早春に現れるチョウです。白色、黒斑があり、オスの前翅端に橙色の部分がありますが、メスにはありません。後翅の裏面は暗緑色の雲状斑があります。4月から6月に発生します。野菜やその他の花にきます。幼虫はヤマハタザオ、タネツケバナ、イヌガラシなど野生のアブラナ科植物を食べます
大きさ
前翅長:約25mm
生息環境
平地の林のふちや草原など
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
市内全域
モンシロチョウ[チョウ目シロチョウ科]

種名
モンシロチョウ
特徴(成体)
白色、前翅の端は黒く、後翅の前縁部に黒紋があります。裏面は後翅の前面と前翅の端が黄色味を帯びます。本土に産する最も普通な種です。ダイコン、ヒメジョオンなど白い花にきます。4月から10月に発生します。幼虫はアブラナ科野菜の害虫で、とくにキャベツを好みます
大きさ
前翅長:約50mm
生息環境
畑、野原、道端の明るい草地
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
市内全域
スジグロシロチョウ[チョウ目シロチョウ科]
種名
スジグロシロチョウ
特徴(成体)
オスは白色、黒斑があり、翅脈は細く黒い色をしています。4月から9月に発生します。野菜畑に棲むモンシロチョウと異なり、山野に棲み、幼虫は野生のアブラナ科植物を食べます
大きさ
前翅長:28mmから32mm
生息環境
山地から平地の明るい草地など
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
市内全域
アカシジミ[チョウ目シジミチョウ科]
種名
アカシジミ
特徴(成体)
翅裏表の地色はオスメスとも橙色をしています。食草はクヌギなどで5月から6月に出現し、年1回発生します
大きさ
前翅長:21mm
生息環境
クヌギ、コナラなどの落葉樹林帯
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
一箕地区、門田地区
ウラナミアカシジミ[チョウ目シジミチョウ科]

種名
ウラナミアカシジミ
特徴(成体)
橙色、裏面は一面に細かい黒条紋があります。メスは前翅の端が太く黒色となります。成虫は年1回、6月から7月に発生し、低地や低山地のクヌギ林に普通にみられます。昼間は林間にひそみ、夕刻に樹上などを飛びます。食樹はクヌギなどです
大きさ
前翅長:約20mm
生息環境
クヌギ、アベマキの多い樹林帯
国内での分布
北海道から四国
会津若松市で見られる地区
一箕地区、大戸地区
ミドリシジミ[チョウ目シジミチョウ科]

種名
ミドリシジミ
特徴(成体)
翅の表面は、オスは黄色味のある光沢を帯びた金属様緑色で、幅広く黒色で縁どられます。メスは斑紋で数種の型に分けられます
大きさ
前翅長:20mm
生息環境
ハンノキ類の茂る林
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
東山地区、湊地区
トラフシジミ[チョウ目シジミチョウ科]
種名
トラフシジミ
特徴(成体)
翅の表面は黒ずんだ青色をしています。裏面は、春型が白と茶褐色の縞模様、夏型は濃い茶褐色に薄い茶褐色の縞模様になっています。成虫は年1回から2回、5月から8月に発生し、春型はフジ、ウツギなどの花によく飛来します。幼虫はフジ、クズ、ウツギなど多くの植物の花・つぼみ、若い果実などを食べます
大きさ
前翅長:約19mm
生息環境
山地から平地の林の周辺
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
鶴ヶ城地区、門田地区、東山地区
コツバメ[チョウ目シジミチョウ科]

種名
コツバメ
特徴(成体)
淡い黒色の地に藍色の斑紋をつけます。裏面は地色が鉄色で不規則な斑紋があります。年1回春先だけ出現する小形の可憐なチョウです。陽光を好み、花にもよく集まります。幼虫はガマズミ、ツツジ科などのつぼみや実を食べます
大きさ
前翅長:約13mm
生息環境
樹林の周縁や林道の陽だまりなど
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
一箕地区、東山地区、門田地区、大戸地区、鶴ヶ城地区
ダイセンシジミ[チョウ目シジミチョウ科]

種名
ダイセンシジミ
特徴(成体)
黒色で基部から中央にかけて青紫色の斑紋があります。裏面の地色は橙色で銀色の帯が縦に走ります。年1回、6月から7月発生するが数は少ないです。幼虫の食樹はコナラ、クヌギなどです
大きさ
前翅長:約17mm
生息環境
コナラ、ミズナラ、クヌギなどの雑木林
国内での分布
北海道・本州・九州
会津若松市で見られる地区
東山地区
ベニシジミ[チョウ目シジミチョウ科]

種名
ベニシジミ
特徴(成体)
春型は朱紅色で、黒色の斑点と外べりがあります。夏型では紅色の部分がいちじるしく黒化します。秋型はふたたび春型に近くなります。日本全土の山野に最も広く分布します。成虫は年3回、4月から10月発生し、陽当たりのよい草地を好みます。幼虫はスイバ、ギシギシなどを食べます
大きさ
前翅長:約17mm
生息環境
河原やあぜ道などの明るい草地
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
市内全域
ゴイシシジミ[チョウ目シジミチョウ科]
種名
ゴイシシジミ
特徴(成体)
翅の表面は一様に黒い色です。裏面は白色の地色に黒い斑点がバラまかれている特殊な模様をしています。年4回から5回、5月から10月に発生し、林間のタケ・ササ類の自生地に多く、ちらちらと特有の飛び方をします。幼虫はタケ・ササ類につくタケノアブラムシを食べます
大きさ
前翅長:約14mm
生息環境
山地から平地の林やササやぶ
国内での分布
北海道・本州・九州
会津若松市で見られる地区
東山地区、湊地区、鶴ヶ城地区
ヤマトシジミ[チョウ目シジミチョウ科]
種名
ヤマトシジミ
特徴(成体)
翅の表面は、オスは明るい青藍色で、夏型では黒い縁どりが太い。メスは黒い色をしています。裏面は灰白色、春型では強く褐色味を帯びます。極めて普通な種です。春から晩秋まで年5回から6回発生します。幼虫はカタバミを食べます
大きさ
前翅長:約14mm
生息環境
平地の明るい草地や畑の周辺
国内での分布
本州(岩手県以南)から沖縄
会津若松市で見られる地区
市内全域
ルリシジミ[チョウ目シジミチョウ科]

種名
ルリシジミ
特徴(成体)
翅の表面はオスでは明るい青藍色、メスは外縁部が広く黒褐色、夏型は春型よりやや小さく、メスの黒縁がいちじるしく拡大します。裏面は白色の地色に黒色の点列があります。春から晩秋まで連続的に発生します。幼虫はハギなどマメ科の花を食べます
大きさ
前翅長:約17mm
生息環境
低地から山地の明るい草地
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
一箕地区、東山地区、湊地区、門田地区、大戸地区
スギタニルリシジミ[チョウ目シジミチョウ科]
種名
スギタニルリシジミ
特徴(成体)
翅の表面はオスが暗い青藍色、メスも暗く黒い縁取りが前と後の翅ともほぼ等しい幅であります
大きさ
前翅長:16mm
生息環境
トチノキの多い渓谷地帯
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
東山、大戸
ツバメシジミ[チョウ目シジミチョウ科]

種名
ツバメシジミ
特徴(成体)
翅の表面はオスは紫藍色で外縁は黒色で縁どられ、メスは黒い色です。幼虫はクズなどを食べ4月から10月に出現します
大きさ
前翅長:14mm
生息環境
山地から平地の草原や林など
国内での分布
北海道から九州、対馬、種子島、屋久島
会津若松市で見られる地区
市内全域
ミヤマシジミ[チョウ目シジミチョウ科]

種名
ミヤマシジミ
特徴(成体)
翅の表面はオスは青紫色で外縁は細く黒で縁どられています。コマツナギなどを食草とし、年4、5回発生します。国の絶滅危惧IB類、県の絶滅危惧II類に選定されています
大きさ
前翅長:15mm
生息環境
コマツナギの自生する河川堤防など
国内での分布
本州
会津若松市で見られる地区
神指地区、門田地区
ヒメシジミ[チョウ目シジミチョウ科]
種名
ヒメシジミ
特徴(成体)
翅の表面は、オスは紫藍色か青紫色で黒縁があります。メスは黒い褐色をしています。裏面の地色は暗い褐色です。年1回、6月から8月に発生します。ヨモギ、アザミなどを食べます。国の準絶滅危惧、県の注意種に選定されています
大きさ
前翅長:約14mm
生息環境
平地から山地にかけて
国内での分布
北海道・本州・九州
会津若松市で見られる地区
高野地区、一箕地区、東山地区、湊地区、門田地区、大戸地区
ウラギンシジミ[チョウ目シジミチョウ科]
種名
ウラギンシジミ
特徴(成体)
特異な翅形と裏面が一面に銀白色であるため、遠方からでも一目で見分けられます。オスは表面の斑紋が赤色、メスは青白色です。会津で時々記録されますが、暖地性のチョウなので土着は不明です。食草はクズ、フジです
大きさ
前翅長:約21mm
生息環境
クズ、フジの生息する樹林帯
国内での分布
本州(関東以西)から沖縄
会津若松市で見られる地区
大戸地区
テングチョウ[チョウ目タテハチョウ科]
種名
テングチョウ
特徴(成体)
黒褐色、橙色の斑紋があります。裏面は褐色、雲状または枯れ葉状の斑紋があり「落ち葉」にも似た小さいチョウ。成虫は年1回、6月から7月に発生し、その後は夏秋冬と翌春まで休眠します。山地の湿地、路上に群がります。幼虫はエノキを食べます
大きさ
前翅長:約23mm
生息環境
山地から平地の雑木林の周辺
国内での分布
北海道から九州・奄美大島・沖縄
会津若松市で見られる地区
一箕地区、東山地区、湊地区、門田地区、大戸地区、鶴ヶ城地区
アサギマダラ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
アサギマダラ
特徴(成体)
前翅は黒色の、後翅は赤褐色の地に淡青白色、やや透明の斑紋がある大形で優美なチョウです。南方系のもので長距離を移動します。成虫は5月から10月年数回発生します。幼虫はカモメヅル、キジョウランなどガガイモ科植物を食べます
大きさ
前翅長:53mmから62mm
生息環境
山地の樹林内。ツリフネソウ、ノアザミ、ヒヨドリバナ、リョウブなどの花に集まる
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
東山地区、門田地区、大戸地区、鶴ヶ城地区
ウラギンスジヒョウモン[チョウ目タテハチョウ科]

種名
ウラギンスジヒョウモン
特徴(成体)
オスに比べメスは大型、翅形は丸みを帯びスミレ類を食草とし、6月から10月に出現します
大きさ
前翅長:約26mm
生息環境
山地から平地の草原や河原
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
一箕地区、東山地区、大戸地区
オオウラギンスジヒョウモン[チョウ目タテハチョウ科]
種名
オオウラギンスジヒョウモン
特徴(成体)
翅の表はオスが濃い橙色、メスはやや赤みの少ない橙色をしています。6月から10月に出現します
大きさ
前翅長:約33mm
生息環境
日当たりのよい山地間の草原など
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
一箕地区、東山地区、湊地区、大戸地区、鶴ヶ城地区
ミドリヒョウモン[チョウ目タテハチョウ科]

種名
ミドリヒョウモン
特徴(成体)
オスの前翅には4条の黒い性斑があり、表面の黒斑はメスのほうが強いです。年1回、6月から10月頃に発生します。水気を好み、水のしみ出した崖などに好んで集まります。幼虫はスミレ類を食べます
大きさ
前翅長:約36mm
生息環境
森林の周辺や谷川近くの林道
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
一箕地区、東山地区、門田地区、大戸地区、鶴ヶ城地区
クモガタヒョウモン[チョウ目タテハチョウ科]
種名
クモガタヒョウモン
特徴(成体)
翅の表面は橙色、黒斑があり、オスは前翅2脈上にのみ性斑があります。メスでは緑褐色を帯び前翅端近くに三角形の白斑があります。年1回、6月から8月頃発生します。幼虫はスミレ類を食べます
大きさ
前翅長:36mmから41mm
生息環境
山地から平地の林周辺の草地
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
一箕地区、東山地区、門田地区、大戸地区
ウラギンヒョウモン[チョウ目タテハチョウ科]

種名
ウラギンヒョウモン
特徴(成体)
翅の表面は橙色で黒斑があり、後翅裏面は黄緑色、銀白色紋を散布しています。メスはオスより濃色で後翅の銀白紋が顕著です。年1回、6月から10月発生し、山地に多く好んでアザミの花にきます。幼虫はスミレ類を食べます
大きさ
前翅長:33mmから37mm
生息環境
草原や林道など
国内での分布
北海道・本州・九州
会津若松市で見られる地区
東山地区、湊地区、鶴ヶ城地区
イチモンジチョウ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
イチモンジチョウ
特徴(成体)
翅の表面は黒色、白帯と白斑があります。裏面は茶褐色、表面と同様の白帯と白斑があります。年1回から3回、6月から9月発生し、渓間で低い葉上を緩やかに舞います。ウツギの花、湿地、路上にも集まります。幼虫はスイカズラ、タニウツギなどを食べます
大きさ
前翅長:28mmから32mm
生息環境
山地から平地の明るい林のふち
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
市内全域
コミスジ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
コミスジ
特徴(成体)
翅の表面は黒色で白帯があり、前翅にある白帯は分断され、先端部は三角形となります。裏面はやや暗いチョコレート色をしています。年1回から3回、5月から9月頃発生します。山地にも平地にもきわめて普通にいます。陽当たりのよい花上、葉上をゆるやかに舞います。幼虫はクズ、ハギなど種々のマメ科植物を食べます
大きさ
前翅長:23mmから31mm
生息環境
山地から平地の日当たりのよい林
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
市内全域
ホシミスジ[チョウ目タテハチョウ科]
種名
ホシミスジ
特徴(成体)
翅の表面は黒色で3白帯があり、前翅の表面の付け根から出る白帯は5個の小紋に分離します。後翅の裏面の付け根に10個ほどの黒点があります。年1回、6月から8月頃に発生し、陽当たりのよい疎林の周辺や低いこずえの花にもきます。幼虫はユキヤナギ、コデマリ、シモツケなどを食べます
大きさ
前翅長:23mmから33mm
生息環境
食草の生える生け垣や林縁
国内での分布
本州から九州
会津若松市で見られる地区
東山地区、鶴ヶ城地区、市街地
サカハチチョウ[チョウ目タテハチョウ科]
種名
サカハチチョウ
特徴(成体)
翅の表面は黒褐色で、春型は橙色の網目模様、夏型は中央に白帯があり、春型、夏型の差異は著しい。年2回、5月から9月頃に見られます。低山各地に産し、路上に翅を開いて静止します。幼虫はイラクサ、アカソなどを食べます
大きさ
前翅長:約24mm
生息環境
低山地から高山帯
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
一箕地区、東山地区、湊地区、門田地区、大戸地区
キタテハ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
キタテハ
特徴(成体)
翅の表面は夏型は黄褐色で黒色の斑点があり、秋型は著しく赤味を帯びる。裏面は夏型が薄い黄褐色、褐色の細い縞模様があり、秋型は濃い茶褐色をしています。年3回から4回、6月から9月に発生し、成虫で越冬します。河原・堤防の草原、山麓、低い谷間などに普通にみられます。幼虫はカナムグラを食べます
大きさ
前翅長:23mmから30mm
生息環境
低山地から平地の明るい草原
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
市内全域
シータテハ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
シータテハ
特徴(成体)
翅の表面は夏型オスで赤橙色、メスは薄い黄橙色で黒紋が小さいです。秋型では翅の凸凹がより著しく、地色は濃くなります。後翅の裏面にC字型の紋をもちます。年2回、7月から9月ころ発生し、成虫で越冬します。やや山地性です。幼虫はニレ、コアカソなどを食べます
大きさ
前翅長:26mmから30mm
生息環境
主に山地だが平地でも見られる
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
一箕地区、東山地区、湊地区、門田地区、大戸地区
ルリタテハ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
ルリタテハ
特徴(成体)
翅の表面は黒色で多少青味をおび、外縁に沿ってルリ色の帯と前縁近くに白紋があります。年2回から3回、7月から9月頃発生し、成虫で越冬します。路上、樹液などに好んで集まります。幼虫はユリ類、サルトリイバラなどを食べます
大きさ
前翅長:約34mm
生息環境
山地から平地の雑木林の周辺
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
一箕地区、東山地区、湊地区、門田地区、大戸地区、鶴ヶ城地区
キベリタテハ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
キベリタテハ
特徴(成体)
濃紫褐色、外縁は黄色または灰黄色、その内方に藍色紋列があります。年1回、8月頃山地に発生し、成虫で越冬します。岩上、路上に静止することが多いです。幼虫はヤナギ類、ドロノキを食べます
大きさ
前翅長:約38mm
生息環境
林縁の開けた地や湿地など
国内での分布
北海道から本州
会津若松市で見られる地区
大戸地区
ヒオドシチョウ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
ヒオドシチョウ
特徴(成体)
赤味がかった橙色の地に黒色の斑があります。裏面は黒褐色または黄褐色で波状紋があります。成虫は6月より出現し始め、まもなく休眠し、成虫で越冬する。幼虫はエノキ、ヤナギ類を食べます
大きさ
前翅長:約36mm
生息環境
低山地の林の周辺や林道など
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
市内全域
クジャクチョウ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
クジャクチョウ
特徴(成体)
翅の表面は黒ずんだ赤色で、前後翅にクジャクの羽にあるような輪状の紋をもちます
大きさ
前翅長:28mm
生息環境
低山地から平地まで広く分布
国内での分布
北海道、本州
会津若松市で見られる地区
東山地区、大戸地区、湊地区
アカタテハ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
アカタテハ
特徴(成体)
翅の表面は茶褐色で、斑紋は橙赤色、裏には細かい網目模様があります。成虫は6月か年数回発生し、成虫で越冬します。オスは夕方活発に飛び、なわばりを作ります。幼虫はイラクサ科、ニレ科植物を食べます
大きさ
前翅長:約32mm
生息環境
平地から山地の林のふちなど
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
市内全域
ヒメアカタテハ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
ヒメアカタテハ
特徴(成体)
翅の表面は黒色と桃色がかった橙色、前翅端部に白斑があります。6月から晩秋にかけて数回発生し秋に多くみられます。百日草、コスモスなどの花にも来ます。幼虫はゴボウ、ヨモギなどを食べます
大きさ
前翅長:約32mm
生息環境
平地や低山地の食草の多い菜園地
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
高野地区、神指地区、湊地区、門田地区、鶴ヶ城地区
スミナガシ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
スミナガシ
特徴(成体)
翅の表面は緑がかった黒色で後翅の前縁部は青味をもちます。裏面は地色の黒がルリ色を帯びています
大きさ
前翅長:32mmから38mm
生息環境
山地から平地の谷川周辺の林
国内での分布
本州から九州
会津若松市で見られる地区
東山地区、大戸地区
コムラサキ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
コムラサキ
特徴(成体)
地色は暗褐色です。柿色の斑紋があり、オスの翅表は方向によって美しい紫色に光ります。メスの地色は薄く紫色に光らない。年1回から2回、6月から10月頃発生します。路上に静止することが多いですが、樹液にも来ます
大きさ
前翅長:約35mm
生息環境
山地や平地のヤナギの周辺など
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
東山地区、門田地区、鶴ヶ城地区
ゴマダラチョウ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
ゴマダラチョウ
特徴(成体)
翅の地色は表裏とも白と黒の単純なゴマダラ模様です。5月から8月、年2回平地に発生します。こずえを飛び、樹液にもきます。幼虫はエノキを食べます
大きさ
前翅長:36mmから45mm
生息環境
平地の明るい雑木林の周辺
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
一箕地区、東山地区、門田地区、鶴ヶ城地区
オオムラサキ[チョウ目タテハチョウ科]
種名
オオムラサキ
特徴(成体)
オスは前後翅の付け根側は美しい青紫色です。メスはオスより大形で表面の紫色部がありません。裏面は後翅前面と前翅の先半分が濃い黄色をしています。年1回、6月から7月頃発生します。飛びかたは極めて雄壮です。日本の国蝶に指定されています。幼虫はエノキを食べます。国の準絶滅危惧、県の注意種に選定されています
大きさ
前翅長:50mmから55mm
生息環境
山地から平地の雑木林など
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
東山地区、門田地区
ヒメウラナミジャノメ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
ヒメウラナミジャノメ
特徴(成体)
翅の表面は淡い褐色で、前翅に1個、後翅に2個の眼状紋をもちます。裏面は淡褐色と白との細かい縞模様で前翅に1個、後翅に5個の眼状紋があります。年1回から3回、5月から8月頃に発生し、路傍の草間、花上にみられます。幼虫はシバ、チジミザサなどイネ科の草を食べます
大きさ
前翅長:約19mm
生息環境
山地から平地の林の周辺や草原
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
市内全域
ヒメキマダラヒカゲ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
ヒメキマダラヒカゲ
特徴(成体)
翅の表面に茶褐色と黄褐色の斑紋があり、裏もほぼ同じですが、色が薄い。年1回、7月から9月頃に出現します。山地性によくみられます。幼虫はクマザサなどササ類を食べます
大きさ
前翅長:約30mm
生息環境
森林地帯の笹原
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
大戸地区
クロヒカゲ[チョウ目タテハチョウ科]
種名
クロヒカゲ
特徴(成体)
翅の表面は黒褐色で前翅の上半部に薄い白色があり、裏面も黒褐色の地色、後翅に沿って眼状紋が並び、その周囲を紫色の線が取り巻きます。年2回から3回、5月から9月頃に出現します。山地、平地に広く分布し、林間に多くみられます。幼虫はタケ科植物を食べます
大きさ
前翅長:約28mm
生息環境
山地から平地の暗い草地など
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
市内全域
サトキマダラヒカゲ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
サトキマダラヒカゲ
特徴(成体)
翅の表面は黄褐色で、前後翅とも外縁に沿い、特異な形の目玉模様が並んでいます。裏面は薄い黄褐色の地色に白、黒、褐色など複雑な斑紋を作り、外地に沿って眼状紋が並んでいます。メダケ、マダケなどを食草とし、4月から9月頃に年2回発生し、平地に良く見られます
大きさ
前翅長:36mmから37mm
生息環境
平地の雑木林や人家周辺
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
一箕地区、東山地区、門田地区、鶴ヶ城地区
ヒメジャノメ[チョウ目タテハチョウ科]

種名
ヒメジャノメ
特徴(成体)
翅の表面の地色は薄い褐色、裏面は黄褐色の地色で、中央に黄白色の帯があります。出現期は5月から10月頃年数回発生します
大きさ
前翅長:24mm
生息環境
山地、平地の林、草原など
国内での分布
日本全土、沖縄
会津若松市で見られる地区
市内全域
コジャノメ[チョウ目タテハチョウ科]
種名
コジャノメ
特徴(成体)
翅表面の地色は黒褐色、裏面も黒褐色で、外半分は青白色味が強く、眼状紋が並んでいます。年2回から3回、5月から8月頃に出現します。森林内の暗い場所を好みます。幼虫はチヂミササ、ススキなどを食べます
大きさ
前翅長:24mmから26mm
生息環境
山地から平地の林周辺
国内での分布
本州から九州
会津若松市で見られる地区
高野地区、東山地区、湊地区、門田地区、大戸地区、鶴ヶ城地区
ミヤマセセリ[チョウ目セセリチョウ科]
種名
ミヤマセセリ
特徴(成体)
翅の表面の地色は黒褐色、後翅に黄色の斑点があり、前翅には薄い青白色の斑紋があります。裏面は表面とほぼ同じで、前翅に黄色が発達しています
大きさ
前翅長:19mm
生息環境
山地から平地の雑木林など
国内での分布
北海道から九州・対馬
会津若松市で見られる地区
東山地区、門田地区、大戸地区
ダイミョウセセリ[チョウ目セセリチョウ科]

種名
ダイミョウセセリ
特徴(成体)
翅の表面が黒褐色で白色の斑紋を装います。後翅の白斑の有無で関東型と関西型に分かれます。白班がないのが関東型です
大きさ
前翅長:18mm
生息環境
山地から平地の林の周辺など
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
一箕地区、門田地区、東山地区
アオバセセリ[チョウ目セセリチョウ科]
種名
アオバセセリ
特徴(成体)
翅の表面の地色は緑青色です。後翅のすそには橙黄色の長い毛があります。食草はアワブキ・ヤマビワです。メスは山頂などにナワバリをつくり飛び回ります。セセリチョウ科の中では大きい種です
大きさ
前翅長:25mm
生息環境
山地の渓間、湿地
国内での分布
本州から沖縄
会津若松市で見られる地区
鶴ヶ城地区
ギンイチモンジセセリ[チョウ目セセリチョウ科]
種名
ギンイチモンジセセリ
特徴(成体)
翅の表面は黒褐色で、春型の後翅裏面には銀白色帯があり、夏型は不明瞭となります。年2回、6月から8月頃発生します。明るいススキ原を弱々しくガのように飛び、花にもあつまります。発生地は局地的です。幼虫はススキやチガヤなどを食べます。国の準絶滅危惧、県の注意種に選定されています
大きさ
前翅長:約12mm
生息環境
明るい草地や畑の周辺
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
東山地区
イチモンジセセリ[チョウ目セセリチョウ科]

種名
イチモンジセセリ
特徴(成体)
黒褐色の地に白斑があり、後翅の表裏面の白い斑紋は一列に規則正しく並んでいます。年3回から4回、6月から10月頃に出現します。幼虫はイネ、ススキなどの葉を食べ、イネツキムシと称されるイネの害虫です
大きさ
前翅長:約20mm
生息環境
山地から平地の水田の周辺や草原など
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
市内全域
昆虫類(ガのなかま)
ニホンセセリモドキ[チョウ目セセリモドキガ科]

種名
ニホンセセリモドキ
特徴(成体)
前翅は暗灰色、ややオリーブ色をおび、暗色点を密布する。翅表中央に暗色帯がありますが不明瞭です。前縁中央に時々エンジ色を呈します。日本の固有種です。早春、晴天時に谷筋の平坦地などを活発に飛びます
大きさ
前翅長:13mmから15mm
生息環境
沢沿いのやや陰地
国内での分布
北海道、本州、四国
会津若松市で見られる地区
大戸地区
カバシャク[チョウ目シャクガ科]

種名
カバシャク
特徴(成体)
触角はオス・メスとも糸状ですが、オスでは多少のこぎりの歯のようになります。成虫は早春だけ出現し、日中活発に飛び回ります
大きさ
前翅長:15mmから16mm
生息環境
山地帯上部の落葉広葉樹林帯
国内での分布
本州
会津若松市で見られる地区
大戸地区
ヒョウモンエダシャク[チョウ目シャクガ科]
種名
ヒョウモンエダシャク
特徴(成体)
平地で6月から7月に、山地では7月から9月に多くみられます。食草はアセビ、レンゲツツジです。幼虫は有毒のアセビの葉を食べ、体内に毒を蓄積します
大きさ
前翅長:24mmから29mm
生息環境
低山地から山地
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
東山地区
トンボエダシャク[チョウ目シャクガ科]
種名
トンボエダシャク
特徴(成体)
オスの触角は先端部で太くなります。腹部は長く、翅は細長い。食草はツルウメモドキです。昼間、成虫はクリの花などに集まります
大きさ
前翅長:27mm
生息環境
低山地
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
一箕地区、東山地区
イカリモンガ[チョウ目イカリモンガ科]

種名
イカリモンガ
特徴(成体)
蝶のように昼に舞います。翅も立てて静止します。大きな錨形の紋が前翅にあるのがこの名の由来です
大きさ
前翅長:20mm
生息環境
平地から山地
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
東山地区、大戸地区
マツカレハ[チョウ目カレハガ科]

種名
マツカレハ
特徴(成体)
前翅の地色は茶褐色で横線、斑紋が様々に変化して個体変異が大きい種です。食草はマツ科です
大きさ
前翅長:25mmから31mm
生息環境
マツ林やカラマツ、ヒマラヤスギ林など
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
東山地区、門田地区
クスサン[チョウ目ヤママユガ科]
種名
クスサン
特徴(成体)
オスの触角は羽毛状、メスは櫛歯状です。翅の色彩は変異があり褐色から淡黄褐色まで様々です
大きさ
前翅長:53mmから65mm
生息環境
雑木林周辺
国内での分布
北海道から九州・対馬・沖縄
会津若松市で見られる地区
鶴ヶ城地区、一箕地区、東山地区、湊地区、大戸地区
ヤママユ[チョウ目ヤママユガ科]
種名
ヤママユ
特徴(成体)
オスの触角は羽毛状、メスは櫛歯状です。色彩には黄色、赤褐色、暗緑色と変異があります。繭は高級絹の原料となります
大きさ
前翅長:63mmから85mm
生息環境
雑木林周辺
国内での分布
北海道から九州、対馬・屋久島・域縄
会津若松市で見られる地区
鶴ヶ城地区、東山地区、門田地区
エビガラスズメ[チョウ目スズメガ科]
種名
エビガラスズメ
特徴(成体)
前翅は灰褐色で斑紋は個体差が大きい。腹部には白、赤、黒の3色の帯があり、後翅には4本の暗帯が見られます
大きさ
前翅長:48mm
生息環境
山地から平地の林の周辺など
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
鶴ヶ城地区、門田地区
クロホウジャク[チョウ目スズメガ科]

種名
クロホウジャク
特徴(成体)
体と前翅は黒褐色で腹側に2対の橙黄色の紋があります。前翅の前縁翅頂近くに灰色の大きな紋があります。食草はユズリハのみです
大きさ
前翅長:30mm
生息環境
低山地
国内での分布
北海道から九州・対馬・屋久島・沖縄
会津若松市で見られる地区
市内全域
アメリカシロヒトリ[チョウ目ヒトリガ科]
種名
アメリカシロヒトリ
特徴(成体)
触角はくしの歯状で体と翅は純白色です。前翅の黒点は個体により出現度合いが異なります。日本へは戦後侵入してきました
大きさ
前翅長:14mm
生息環境
市街地の街路樹など
国内での分布
北海道、本州、九州
会津若松市で見られる地区
市内全域
カノコガ[チョウ目カノコガ科]

種名
カノコガ
特徴(成体)
鹿の子模様が鮮やかな小型の蛾です。昼間飛ぶので人目に触れやすい種です。翅の斑は透明です。幼虫はタンポポなどいろんな草につきます
大きさ
前翅長:15mmから18mm
生息環境
平地や山地の草原など
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
市内全域
アケビコノハ[チョウ目ヤガ科]

種名
アケビコノハ
特徴(成体)
前翅端は突き出しています。後翅は橙黄色です。成虫で越冬します。強い口吻でブドウなどの果実の汁を吸います
大きさ
前翅長:48mmから50mm
生息環境
平地から低山地
国内での分布
北海道から九州・対馬
会津若松市で見られる地区
市内全域
トラガ[チョウ目ヤガ科]

種名
トラガ
特徴(成体)
前翅の黒色地に白紋と後翅の黄色地に黒紋が特徴で一目で分ります。トラガ科で最大の種で、昼に飛びます。食草はシオデです
大きさ
前翅長:27mmから30mm
生息環境
山地
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
高野地区、湊地区、門田地区
昆虫類(カゲロウのなかま)
ヘビトンボ[ヘビトンボ目ヘビトンボ科]

種名
ヘビトンボ
特徴(成体)
頭部は扁平で大きく、後頭部に大小4個の黒褐色の紋があります。単眼はやや大きく基部は黒色をしています
大きさ
開帳:85mmから95mm
生息環境
山地から低山地の谷川周辺など
国内での分布
北海道から九州
会津若松市で見られる地区
一箕地区、東山地区、湊地区、門田地区
ウスバカゲロウ[アミメカゲロウ目ウスバカゲロウ科]
種名
ウスバカゲロウ
特徴(成体)
頭部は光沢のある黒色です。幼虫は「アリジゴク」の名でよく知られています
大きさ
前肢長:36mmから45mm
生息環境
うす暗い林の中など
国内での分布
北海道から九州、沖縄
会津若松市で見られる地区
市内全域
クサカゲロウ[アミメカゲロウ目クサカゲロウ科]
種名
クサカゲロウ
特徴(成体)
体は緑色で薄緑色のレースのような翅をもちます。複眼は金色に輝きます。「ウドンゲ」と呼ばれる長い柄のついた卵を産みます。幼虫、成虫ともアブラムシ類の強力な天敵です
大きさ
体長:15mm
生息環境
平地の草地や公園など
国内での分布
日本全土
会津若松市で見られる地区
市内全域
ヒロバカゲロウ[アミメカゲロウ目ヒロバカゲロウ科]

種名
ヒロバカゲロウ
特徴(成体)
触覚は黄色か暗黄色、胸部は黄色をしています。翅は透明でわずかに淡い褐色を帯びます
大きさ
体長:10mm
生息環境
山地
国内での分布
北海道、本州、九州
会津若松市で見られる地区
門田地区、大戸地区
お問い合わせ
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