公開日 2014年12月16日
更新日 2016年12月28日
魚類
ここでは、会津若松市の身近な生き物の中でも魚類を紹介します。スナヤツメ(ヤツメウナギ、スナムグリ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | スナヤツメ(ヤツメウナギ、スナムグリ) |
特徴 |
淡水で一生を過ごすヤツメウナギの一種です。ふ化後は幼生期を3年ほどすごし、成魚となります。成魚はえさをとらず消化管は糸状に退化して、1回の産卵で死亡します。国の絶滅危惧II類、県の準絶滅危惧種に選定されています。 |
大きさ(全長) | 20cm |
生息環境 | 幼生期は川の中・下流の泥底に潜っており、泥中の有機物や藻類を食べます。成魚になると餌は食べません。5から6月に砂礫に集まり、窪みを作って産卵します。 |
国内での分布 |
北海道、本州、四国、九州の一部 |
市内の生息地 |
阿賀川水系の中流域 |
アユ(アユ)
画像著作権者: 福島県内水面水産試験場種名(地方名) | アユ(アユ) |
特徴 |
なわばりをつくる習性を持ち、石の表面に付着する藻類を食べるために、厚い唇とくし状の歯をもちます。背びれの後ろに脂(あぶら)びれがあります。現在会津地方で見られるアユはすべて漁協等が放流したものです。 |
大きさ(全長) | 10から30cm |
生息環境 | 石や礫が積み重なり、瀬と渕がとなりあっているところでアユは順調に生育します。 |
国内での分布 |
北海道西部以南 |
市内の生息地 |
阿賀川(大川)、湯川 |
エゾイワナ(アメマス)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | エゾイワナ(アメマス) |
特徴 |
日本のイワナの基本形とみられています。体側に白色の斑点をもち、成熟した雄は、下あごの先が上向きに湾曲します。猪苗代湖には、大型に成長する個体が生息します。 |
大きさ(全長) | 20から80cm |
生息環境 | 主な生息域は水温15度以下の山地渓流部や標高の高い湖です。ヤマメより上流域に生息場所の中心があります。個体群には降海型と河川残留型があります。動物食で大型になるに従い魚食性が強まります。秋に瀬の岸よりのやや淀んだ場所に産卵床をつくって産卵します。 |
国内での分布 |
北海道から最上川及び利根川以北 |
市内の生息地 |
猪苗代湖及び周辺の河川 |
ニッコウイワナ(イワナ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | ニッコウイワナ(イワナ) |
特徴 |
体側に特徴の黄色や橙色の斑点をもちますが、これらがみられないものや、斑点がくずれている個体などもいます。 |
大きさ(全長) | 15から20cm |
生息環境 | 川の上流域や、山あいの湖に生息します。完全な動物食で水中に生息する昆虫や落下する昆虫を主な餌とします。産卵期は9から12月で日中の水温が10度を下回る頃に始まり、一般には6から7度以下になると終ります。産卵の盛期は川岸のブナやミズナラなどの紅葉時期と一致します。 |
国内での分布 |
鳥取県、山梨県以北の本州 |
市内の生息地 |
湯川、大戸地区渓流部 |
ヤマメ(ヤマメ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | ヤマメ(ヤマメ) |
特徴 |
川で一生をすごし、体側に小判状の斑紋をもちます。イワナと同様に背びれの後ろに脂(あぶら)びれをもちます。 |
大きさ(全長) | 15から20cm |
生息環境 | イワナよりも下流にすむことが多いです。勾配が急で、大きな転石や岩盤があり、渕と早瀬あるいは落ち込みが交互に連なるところに生息します。水生昆虫や落下昆虫などを食べます。9から10月に砂礫底に産卵します。 |
国内での分布 |
北海道から本州 |
市内の生息地 |
湯川、猪苗代湖周辺の河川、大戸地区渓流部 |
オイカワ(ヒガイ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | オイカワ(ヒガイ) |
特徴 |
成熟した雄は産卵期には赤や緑で美しく彩られ、白い追星(おいぼし)が頭部にみられます。雄の尾びれは雌に比べて大きい。本県での分布は琵琶湖産アユの放流などに混ざってもたらされたものです。 |
大きさ(全長) | 15cm |
生息環境 | 流れのゆるやかな瀬が主な生息域です。藻類から昆虫まで多様な食性を示します。5から8月に砂礫底に産卵します。 |
国内での分布 |
本州、四国、九州 |
市内の生息地 |
阿賀川(大川)、湯川、鶴ヶ城 |
ウグイ(アカハラ、ハヤ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | ウグイ(アカハラ、ハヤ) |
特徴 |
産卵期には赤と黒の発色が著しいのでアカハラと呼ばれ、頭と背中を中心に追星(おいぼし)と呼ぶ表皮の白い塊がみられます。 |
大きさ(全長) | 10から30cm |
生息環境 | 流れの中心をすみ場として、石に付着する藻類や水生昆虫をついばみます。水面に落下する昆虫もよく食べますが、小魚や魚卵も好む雑食性の魚です。5から6月に河川の瀬の浮石状態の礫底に産卵します。酸性水に強く、猪苗代湖のpH5やそれより低い水域にも生息しています。 |
国内での分布 |
北海道から九州の各地 |
市内の生息地 |
阿賀川(大川)、猪苗代湖 |
ウケクチウグイ(ホオナガ、ザコ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | ウケクチウグイ(ホオナガ、ザコ) |
特徴 |
下あごが上あごより前へ出て受け口になることで、他のウグイと区別できます。産卵期の発色は、ウグイに比べるとうすい。国の絶滅危惧IB類、県の絶滅危惧I類に選定されています。1961年にはじめて只見川で発見され、2000年になってから種名が記載されました。 |
大きさ(全長) | 40cm |
生息環境 | 雑食で他のウグイ類より肉食性が強く、5から6月に河川の礫底に産卵します。生態の詳細は未解明です。 |
国内での分布 |
秋田県南部から新潟県の日本海側に注ぐ比較的大きな河川 |
市内の生息地 |
阿賀川水系 |
アブラハヤ(ボヤ、ボヤッコ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | アブラハヤ(ボヤ、ボヤッコ) |
特徴 |
アブラハヤの『アブラ』は、体に油を塗ったような体色をしている意味で、体色は腹部を除き褐色に近い。成熟した雌の吻端は扁平にとがります。 |
大きさ(全長) | 10から15cm |
生息環境 | 河川の上流域から中流域にかけてすみ、湖沼では岸近くで生活します。雑食性です。4から5月にゆるやかな流れのある水深10から15cmの砂礫底の窪んだ場所で産卵します。 |
国内での分布 |
本州の福井県、岡山県より北 |
市内の生息地 |
市内各地 |
タモロコ(モロッコ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | タモロコ(モロッコ) |
特徴 |
体はずんぐりしており、うろこは大きくてはがれやすい。一対の短い口ひげをもちます。西日本を中心に自然分布していましたが、放流によって東北地方にも定着するようになりました。 |
大きさ(全長) | 10cm |
生息環境 | 川の中・下流や細流、湖沼や池などの淀んだ水域を主な生息場所とします。動物食に偏った雑食性でイトミミズやミジンコなどを好み、水草に付着する藻類も食べます。4から7月に水草や石の間に産卵します。 |
国内での分布 |
本州 |
市内の生息地 |
市内各地 |
モツゴ(クチボソ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | モツゴ(クチボソ) |
特徴 |
口は受け口で小さく、口ひげはありません。うろこの後端に半月形の暗色点があります。 |
大きさ(全長) | 8cm |
生息環境 | 湖や池沼とそれに続く細流や下流の泥底のよどみ、そしてコンクリートで護岸された水路などでも見られます。雑食性で底生動物や付着藻類などを食べ、成魚の主食はユスリカの幼虫です。4から7月頃、コイ科魚類では珍しく雄が産卵床をつくり卵を守ります。 |
国内での分布 |
北海道から琉球列島 |
市内の生息地 |
市内各地 |
カマツカ(カマビシ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | カマツカ(カマビシ) |
特徴 |
体は角ばっており胸びれと腹びれは大きく、一対の口ひげをもちます。 |
大きさ(全長) | 20cm |
生息環境 | 川の中・下流域や湖水の沿岸や灌漑(かんがい)用水路の砂礫底などに生息します。主に底生動物をとる雑食性で幼魚は藻類を食べます。5から6月の夜間に流れのゆるやかな砂底に産卵します。 |
国内での分布 |
岩手県、山形県以南の本州、四国、壱岐島 |
市内の生息地 |
阿賀川(大川)、湯川 |
コイ(コイ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | コイ(コイ) |
特徴 |
口は下をむき、ひげを4本もちます。野生種の体高は低く、紡錘形ですばやく泳ぐのに適しています。養殖コイは2年目の秋には食用に供されます。 |
大きさ(全長) | 60cm |
生息環境 | 大きな川では、中流から下流にかけて流れのゆるやかな渕や落ち込みを主なすみ場としています。湖沼では岸寄りの群れることが多いです。主に底生動物を食べます。 |
国内での分布 |
全国 |
市内の生息地 |
阿賀川(大川)、湯川、東山ダム湖 |
ゲンゴロウブナ(ヘラブナ)
画像著作権者: 成田宏一氏種名(地方名) | ゲンゴロウブナ(ヘラブナ) |
特徴 |
フナの仲間では体高がもっとも高く、扁平な体は銀白色に輝きます。 |
大きさ(全長) | 40cm |
生息環境 | 湖沼では、中層から水面近くをすみ場として植物プランクトンを主食にしています。春に水草や浮遊物に産卵します。 |
国内での分布 |
琵琶湖原産ですが、釣り魚の「ヘラブナ」として各地に放流され、ほぼ全国に分布しています。 |
市内の生息地 |
東山ダム湖 |
ギンブナ(フナ、マブナ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | ギンブナ(フナ、マブナ) |
特徴 |
雌の遺伝形質だけを次の世代に引きつぐ「雌性発生(しせいはっせい)」を行うので、親とそっくりの子ができます。雄の数は極端に少ないといわれていますが、猪苗代湖産の30cm以上の大型魚はすべて雌で、小型魚の雌と雄の比率はほぼ1対1です。 |
大きさ(全長) | 25cm |
生息環境 | 川の淀みや湿地帯、池沼や湖にすみます。雑食性で水草に付着する藻類や底生動物などを食べます。4から6月に群れで浅い場所の水草の葉や茎などに卵をうみつけます。 |
国内での分布 |
北海道、本州、四国、九州、琉球列島 |
市内の生息地 |
市内各地、猪苗代湖 |
タイリクバラタナゴ(タランコ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | タイリクバラタナゴ(タランコ) |
特徴 |
体の中央に明瞭な縦条(じゅうじょう)があり、腹びれの前縁は白い。口ひげはありません。雄の婚姻色は美しく、口の先と頭に追星(おいぼし)がみられます。 |
大きさ(全長) | 6から8cm |
生息環境 | 平野部の浅い湖沼や河川敷内の水たまり、灌漑(かんがい)用水路の淀んだ場所等に生息し、藻類や底生動物等を食べます。3から9月にドブガイ等二枚貝の体内に産卵管をさしいれて卵をうみます。 |
国内での分布 |
ほぼ日本全土 |
市内の生息地 |
高野地区 |
ドジョウ(ドジョウ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | ドジョウ(ドジョウ) |
特徴 |
頭と背から体側にかけて黒色の斑点が点在し、5対10本の口ひげをもちます。うろこは極めて小さく、皮膚に埋もれています。水中の酸素が不足すると口から空気を吸う、腸呼吸をします。 |
大きさ(全長) | 10から17.5cm |
生息環境 | 水田や湿地、湖沼や川の下流域の泥底部に生息します。夜行性で藻類や底生動物を食べます。6から7月に泥底に産卵します。 |
国内での分布 |
ほぼ日本全土 |
市内の生息地 |
市内各地 |
シマドジョウ(スナムグリ、スナヘ、ドジョウ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | シマドジョウ(スナムグリ、スナヘ、ドジョウ) |
特徴 |
体側にある点列の模様を縞とみてシマドジョウと呼ばれます。口ひげを6本もちます。 |
大きさ(全長) | 6から14cm |
生息環境 | きれいな水の流れる川に多く、湖や池では砂礫底を好みます。5から6月に湧水などの流れる小川で水草の根や茎に卵を産みつけます。 |
国内での分布 |
ほぼ全域 |
市内の生息地 |
東山、門田、湊地区 |
ホトケドジョウ(ドジョウ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | ホトケドジョウ(ドジョウ) |
特徴 |
ずんぐりした体つきで、口ひげを8本もち、尾びれの後端は丸く突出します。国の絶滅危惧IB類、県の希少種に選定されています。 |
大きさ(全長) | 6cm |
生息環境 | 流れのゆるやかな砂礫底の細流や池沼の岸辺に生息し、底生動物を主に食べます。3から6月に水草に粘着性の卵を産みつけます。 |
国内での分布 |
青森県、中国地方西部を除く本州、四国東部 |
市内の生息地 |
阿賀川水系の細支流 |
アカザ(アカバチ、ハチヨ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | アカザ(アカバチ、ハチヨ) |
特徴 |
体色は赤みががった褐色で頭は扁平、口は横に広がり口ひげを8本もちます。鱗はありません。国の絶滅危惧II類、県の準絶滅危惧種に選定されています。 |
大きさ(全長) | 10cm |
生息環境 | 水の比較的きれいな川の中流域から上流域で瀬の石の下やすき間を主なすみ場にしています。大型の水生昆虫等を捕食し、昼間もよく行動します。5から6月にゼリー質に覆われた卵を瀬の石の下や水草に固めて産み付けます。 |
国内での分布 |
宮城県、秋田県以南の本州、四国、九州 |
市内の生息地 |
阿賀川水系 |
メダカ(メダカ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | メダカ(メダカ) |
特徴 |
目は大きく、口は上を向いて下あごがせり出します。背びれは尾びれ近くにあり、雄の尾びれは雌に比べて大きく、10数尾で群泳します。国の絶滅危惧II類、県の準絶滅危惧種に選定されています。 |
大きさ(全長) | 4cm |
生息環境 | 平地の池や湖、水田や用水路、河川下流域では流れのゆるやかなところに生息します。雑食性で、4から8月に水草に産卵します。 |
国内での分布 |
本州、四国、九州、琉球列島 |
市内の生息地 |
山間岳陵地のため池や小川 |
イトヨ(陸封型)(トゲッチョ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | イトヨ(陸封型)(トゲッチョ) |
特徴 |
背びれに3本、腹と尾びれに各1本の棘(きょく)をもちます。産卵期の雄は青と赤の婚姻色で身を包みます。会津のイトヨは淡水域で一生を終えます。国の絶滅のおそれのある地域個体群(福島以南の陸封型イトヨ類)、県の絶滅危惧II類に選定されています。 |
大きさ(全長) | 8cm |
生息環境 | 湧水池などに生息し、典型的な肉食性で水生昆虫や小型の甲殻類を食べます。主に5から6月に流れのゆるやかな砂泥底にすり鉢状の浅い穴を掘り、水草などの材料を口にくわえて運び腎臓から分泌した粘液で固め、巣を作り上げます。子育ての全ては雄が行います。 |
国内での分布 |
陸封型は北海道では大沼や阿寒湖などに生息します。本州で陸封型がみられるのは会津盆地、福井県大野盆地などの内陸部の湧水や伏流水のあるところに限られています。 |
市内の生息地 |
北会津地域等 |
オオクチバス(ブラックバス)
画像著作権者: 福島県内水面水産試験場種名(地方名) | オオクチバス(ブラックバス) |
特徴 |
口が大きく、上あごの端は眼球よりも後ろに達します。硬いうろこをもつ、北アメリカ原産の種です。 |
大きさ(全長) | 30から50cm |
生息環境 | 湖沼や河川では流れの緩やかなところにすみ、魚類をはじめ水生昆虫、甲殻類など捕食可能な生き物は何でも飲み込みます。5から7月に砂礫の底に直径40cm程度の産卵床を雄がつくり、雌を誘い入れて産卵を促します。雄が稚魚を守り育てるなど繁殖力が強く、淡水域の生態系への影響が懸念されています。 |
国内での分布 |
全都道府県 |
市内の生息地 |
東山ダム湖、猪苗代湖 |
コクチバス(ブラックバス)
画像著作権者: 福島県内水面水産試験場種名(地方名) | コクチバス(ブラックバス) |
特徴 |
上あごの端が眼球よりも前方にあるので、オオクチバスと区別されます。現在全国的に分布を拡大しているのは、平成になってから移入されたものです。 |
大きさ(全長) | 30から50cm |
生息環境 | 湖沼や湖の流入河川など、流れのあるところにも生息しています。魚類、水生昆虫、甲殻類などなんでも食べます。5から7月に雄が浅瀬の砂泥底に産卵床をつくり、生まれた稚魚を守り育てます。 |
国内での分布 |
全国の都道府県で生息域を拡大中 |
市内の生息地 |
東山ダム湖、猪苗代湖 |
ブルーギル(ブルーギル)
画像著作権者: 福島県内水面水産試験場種名(地方名) | ブルーギル(ブルーギル) |
特徴 |
体高は高く、背びれは長く連なっています。昭和30年代にミシシッピー川より移植され、現在では全国に広がりました。 |
大きさ(全長) | 25cm |
生息環境 | 湖では沿岸部の水生植物帯、河川では流れのゆるやかな場所に生息します。雑食性で6から7月に砂泥底にすり鉢状の産卵床を作ります。 |
国内での分布 |
全国各地 |
市内の生息地 |
猪苗代湖 |
トウヨシノボリ(ゴリ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | トウヨシノボリ(ゴリ) |
特徴 |
ヨシノボリの仲間は、背びれが2つに分かれるのが特徴です。本種は尾びれの付け根が黄色から橙色になり、かつては橙色型と呼ばれていました。ヨシノボリ類は生息地域や個体によって体色や、成熟する大きさ、体形などが異なり、その分類は難しいです。 |
大きさ(全長) | 4cm |
生息環境 | 流れのゆるやかな河川の中流域や湖沼の砂礫底質の岸辺にすみ、主に底生動物を食べます。 |
国内での分布 |
琉球列島を除く全国の湖沼、河川 |
市内の生息地 |
阿賀川(大川)、湯川、猪苗代湖 |
カジカ(カジカ)
画像著作権者: 会津若松市種名(地方名) | カジカ(カジカ) |
特徴 |
平らで大きな頭と大きな目と口をもち、体側には黒い斑点があります。阿賀川水系のカジカは、県の準絶滅危惧種に選定されています。 |
大きさ(全長) | 17cm |
生息環境 | 河川の中・上流域で石や礫のあるところにすみます。主食は水生昆虫ですが、小型の魚も食べます。3から6月に早瀬の積み重なった礫の裏に卵を産みつけます。雄が孵化まで保護します。 |
国内での分布 |
北海道南部、本州、四国、九州 |
市内の生息地 |
阿賀川水系 |
お問い合わせ
- 会津若松市役所 環境生活課
- 電話:0242-39-1221
- FAX:0242-39-1420
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