会津若松市身近な生き物(両生類)のページ

公開日 2014年12月16日

更新日 2016年12月28日


両性類(りょうせいるい)

 ここでは、会津若松市の身近な生き物の中でも両生類(りょうせいるい)を紹介します。

有尾目

トウホクサンショウウオ(サンショウウオ科)                                         

トウホクサンショウウオ.jpg
                                    画像著作権者:会津若松市
種   名  トウホクサンショウウオ
特徴(成体) 背中は暗褐色または黒褐色で青白い斑点がありますが、無地の個体もいます。腹は灰白色で細かい褐色の点があります。県の準絶滅危惧種に選定されています。
大きさ(成体) 90から140mm
生息環境 山麓の平地から標高数百mの丘陵、山地の林床部、湿地帯。
国内での分布 東北地方、新潟県、群馬県、栃木県北部

会津若松市で

見られる地区

湊地区、大戸地区、東山地区
  
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ハコネサンショウウオ(サンショウウオ科)

ハコネサンショウウオ.jpg
                    画像著作権者:会津若松市
種   名  ハコネサンショウウオ
特徴(成体) 暗褐色の地色に黄土色や赤褐色の帯状の模様が入りますが、個体差があります。体は細く、尾は体長の半分以上を占めます。
大きさ(成体) 110から190mm
生息環境 山地の渓流とその周辺。
国内での分布 九州、北海道を除く日本各地の山地

会津若松市で

見られる地区

湊地区、大戸地区、東山地区
  
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アカハライモリ(イモリ科)

イモリ.jpg
                    画像著作権者:会津若松市
種   名  アカハライモリ
特徴(成体) 背中は黒色で腹は赤く、アカハラあるいはアカハライモリとも呼ばれます。腹には黒斑がありますが、個体差があります。県の準絶滅危惧種に選定されています。
大きさ(成体) 70から130mm
生息環境 池、水田、湿地などの水中に多いが、山間の自然公園や林道の側溝などでも見られる。
国内での分布 本州、四国、九州、佐渡島など

会津若松市で

見られる地区

市内全域
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無尾目

アズマヒキガエル(ヒキガエル科)

アズマヒキガエル.jpg
画像著作権者:会津若松市
種   名  アズマヒキガエル
特徴(成体) 足は短く体はずんぐりしていています。皮膚には突起があり、眼の後ろには毒性の液を出す大きな耳腺を持っています。
大きさ(成体)

40から165mm

生息環境 海岸から高山に至る広範囲。都市部の公園や人家などにもすみつく。
国内での分布 本州の近畿から東北部、伊豆大島、北海道の一部

会津若松市で

見られる地区

市内全域
                                                                                              目次にもどる
 

ニホンアマガエル(アマガエル科)

アマガエル.JPG
画像著作権者:古川裕司氏
種   名  ニホンアマガエル
特徴(成体) 眼の前から鼓膜の後ろまで黒い線があり、緑色や灰褐色の体色をしています。周囲の環境に合わせて変色することができます。
大きさ(成体)

25から45mm

生息環境 海岸付近から市街地の植え込みや公園、草原から高山地帯付近。
国内での分布 北海道、本州、四国、九州、佐渡島など

会津若松市で

見られる地区

市内全域
                                                                                              目次にもどる
 
 

シュレーゲルアオガエル(アオガエル科)

シュレーゲルアオガエル.JPG
画像著作権者:古川裕司氏
種   名  シュレーゲルアオガエル
特徴(成体) 暗褐色から緑色の体色をしており、個体によっては黄色の斑点があります。黄色い虹彩を持ちます。
大きさ(成体) 32から53mm
生息環境 水田、丘陵部から高山部。
国内での分布 本州、四国、九州、五島列島

会津若松市で

見られる地区

湊地区、大戸地区、門田地区、一箕地区
                                                                                              目次にもどる
 

モリアオガエル(アオガエル科)

モリアオガエル.JPG
画像著作権者:古川裕司氏
種   名  モリアオガエル
特徴(成体) 暗褐色から緑色で皮膚はざらついています。背中に茶褐色の斑紋が出る個体と出ない個体があります。虹彩はオレンジ色をしています。県の希少種に選定されています。
大きさ(成体) 42から82mm
生息環境 水田、丘陵部から高山部。
国内での分布 本州、佐渡島、四国

会津若松市で

見られる地区

湊地区、大戸地区、東山地区、門田地区
                                                                                       
 
 

カジカガエル(アオガエル科)

カジカガエル.jpg
画像著作権者:会津若松市
種   名  カジカガエル
特徴(成体) 体色は茶褐色から灰白色です。背中はややざらついており、まだら模様があります。フィーフィーと美しい声で鳴きます。県の希少種に選定されています。
大きさ(成体) 37から69mm
生息環境 平野部から山地にかけての河川や渓流周辺。
国内での分布 本州、四国、九州

会津若松市で

見られる地区

大戸地区、東山地区
                                                                                       
 
 

ツチガエル(アカガエル科)

ツチガエル.JPG
画像著作権者:古川裕司氏
種   名  ツチガエル
特徴(成体) 体色は灰褐色で、背中にはいぼがくさんあり、悪臭のする粘液を分泌します。県の準絶滅危惧種に選定されています。
大きさ(成体) 37から53mm
生息環境 水田や湿地、河川、山間部の渓流などの水辺周辺。
国内での分布 北海道西部、本州、四国、九州、佐渡島など

会津若松市で

見られる地区

湊地区、大戸地区、東山地区、門田地区
                                                                                       
 

ウシガエル(アカガエル科)

     
  ウシガエル
 
画像著作権者:古川裕司氏
種   名 ウシガエル
特徴(成体) 体色は暗褐色から緑色の国内最大級の大きさのカエルです。牛のような鳴き声を発することからこの名がつきました。アメリカから移入された外来種です。
大きさ(成体) 110から185mm
生息環境 平地の河川やダム、池、沼、湿地、水田など水辺の周辺
国内での分布 北海道、本州、四国、九州など

会津若松市で

見られる地区

鶴ヶ城地区、神指地区
                                                                                       
 
   

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