放射線と農産物の安全性

2011年11月16日

 

柿の写真

  原発事故以降、本市での生活や食事に不安な方も多いと思います。
 そこで、市放射線管理アドバイザーの下道國先生(原子力安全委員会「放射線防護専門部会」専門委員)の監修のもと、放射線と農産物の安全性について試算を行いました。

会津若松における追加的被ばくは基準の範囲内です

普段の被ばく量

  • 私たちは、普段の生活の中で放射線を受けて(=被ばく)います。
  • 日本人平均の年間被ばく量は、 宇宙線や食物のカリウム40などの自然放射線1.48ミリシーベルト、CTスキャンやX船などの人工放射線2.25ミリシーベルト、その他0.02ミリシーベルト、合計3.75ミリシーベルトです。
  • これら普段の被ばく量では健康への影響はありません。

追加的 内部 被ばく

  • 原発事故後の食物による追加的内部被ばくの影響を試算しました。
  • 試算では、モニタリングの結果の最大値(「ND」は検出限界値)で放射性物質が入っていると仮定し、本市産のものだけを365日食べ続ける想定で、追加的内部被ばく量は年間0.13ミリシーベルトとなりました。
  • 食品安全委員会の「食品健康影響評価」では、「通常の一般生活において受ける放射線量を除いた放射性物質の生涯における累積の実効線量(主に内部被ば く)」を生涯100ミリシーベルトとしました。人生80年で年間1.25ミリシーベルト、人生100年で年間1.00ミリシーベルトとなります。
  • このように原発事故後の追加的内部被ばく量は、評価値の7~9分の1となりました。

追加的 外部 被ばく

  • 原発事故後の大地による追加的外部被ばくの影響を試算しました。
  • 試算では、365日、市中心部に住み、屋外に8時間、屋内に16時間滞在する想定で、追加的外部被ばく量は年間0.53ミリシーベルトとなりました。 
  • 国際放射線防護委員会の勧告では、「(事故がなく原子炉が正常に動いている)計画被ばく時の一般公衆の(医療を除く)人工放射線の限度」を年間1.00ミリシーベルトとしています。
  • 現在は、原発事故発生後ですので、「緊急被ばく時」ですが既に事故がなく原子炉が正常に動いている時の限度の約1/2といえます。

まとめ

  • ご覧のように会津若松市で生活していることで外部・内部から被ばくしてしまう線量は、各機関が定めている評価値・基準値を大きく下回っています。
  • CTスキャン1回の6.9ミリシーベルト、胃のX線集団検診の0.6ミリシーベルトと比較しても、十分に低い値です。
  • 市では、国や県と協力しながら、農産物の緊急時モニタリング検査とこれに基づいた出荷制限や正確な情報を提供していきますので、正確な情報に基づいた冷静な行動をお願いします。


詳しくみてください

放射線と農産物の安全性(全編)

放射線と農産物の安全性(ページ別)

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