乳幼児等の予防接種について

公開日 2023年03月30日

更新日 2024年04月09日

ヒブ感染症、ロタウイルス感染症、小児用肺炎球菌感染症、四種混合(破傷風、ジフテリア、百日せき、ポリオ)、不活化ポリオ、BCG(結核)、五種混合(ヒブ、破傷風、ジフテリア、百日せき、ポリオ)、麻しん風しん、日本脳炎、二種混合(破傷風、ジフテリア)、水痘(水ぼうそう)、B型肝炎、及び子宮頸がん予防ワクチン(HPV(ヒトパピローマウイルス感染症)の定期の予防接種についてお知らせします。

予防接種に関する基本的なこと

お母さんから赤ちゃんに受け継がれた病気に対する抵抗力は、百日せきでは生後3か月までに、麻しんでは生後12か月までに自然に失われていきますので、この時期を過ぎると、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防することが必要です。予防接種は、ウイルスや細菌の毒性を弱めて作ったワクチンを体の中に入れることによって、病気から子どもたちを守るための免疫を作ります。お子さんの健康のために予防接種を正しく理解しましょう。

生後2か月までに接種券綴りと「予防接種と子どもの健康」(A5版の小冊子)を送付しますので、予防接種を受ける前に必ずお読みください。

予防接種を受ける前の注意事項

1.注意事項

  • 体調の良い時を選んで受けましょう。
  • 必ず健康状態を良く知っている方(保護者)が付き添ってください。
  • 予防接種の必要性や副反応について、「予防接種と子どもの健康」をよく読んでから受けましょう。
  • 保護者が同伴できず、おじいちゃんやおばあちゃんが同伴する場合も、「予防接種と子どもの健康」を読んでもらい、予防接種の必要性や副反応について理解してもらうようにしましょう。

2.予防接種を受けることができない方

  • 37.5度以上の発熱の症状がある人。
  • 重い急性の病気にかかっていることが明らかな人。急性の病気で薬を飲む必要があるような人は、その後の病気の変化もわかりませんので、その日は見合わせるのが原則です。
  • 過去に予防接種を受けたあと、アナフィラキシー(接種後30分以内に起こるひどいアレルギー反応)を起こしたことのある人。
  • 麻しんの病気が治ってから、4週間経過していない人。ただし、主治医から予防接種を実施しても良いと言われた人はこの限りではありません。
  • 風しん、おたふくかぜ、水ぼうそう、インフルエンザなどの病気がなおってから2週間から4週間経過していない人。ただし、主治医から予防接種を実施しても良いと言われた人はこの限りではありません。
  • 手足口病、りんご病、突発性発疹、ヘルパンギーナ、感染性胃腸炎などの病気がなおってから1週間から2週間経過していない人。ただし、主治医から予防接種を実施しても良いと言われた人はこの限りではありません。

3.予防接種予診票兼接種券について

予防接種を受ける場合は、必ず予防接種予診票兼接種券が必要となります。転入された人や接種券を紛失した場合は、母子健康手帳を持参のうえ、健康増進課へおいでください。

乳幼児の接種券

  • 生後2か月までに、小学校に入学する前までに受けるロタ、ヒブ、小児用肺炎球菌、BCG、五種混合(令和6年3月から配布)、麻しん風しん混合1期2期、水痘、日本脳炎1期の予防接種予診票兼接種券を綴った冊子をお送りします。

小学生以上の対象者の接種券 

  • 二種混合は、11歳の誕生月の前月末までにお知らせと予防接種予診票兼接種券をお送りしています。
  • 日本脳炎2期は、9歳の誕生月の前月末までにお知らせと予防接種予診票兼接種券をお送りしています。
  • 子宮頸がん予防(HPV(ヒトパピローマウイルス感染症))ワクチン接種は、中学1年生の女子に、4月中にお知らせと予防接種予診票兼接種券を送付します。

予防接種の種類と受け方

 

 ワクチン名 対象年齢
生年月日
 標準的な接種期間
ロタ

ロタリックスの場合は、生後6週0日(標準的な接種は生後2か月)から24週0日までに2回

ロタテックの場合は、生後6週0日(標準的な接種は生後2か月)から32週0日までに3回        

◎1回目は生後14週6日までに接種し、27日以上の間隔をあける。

◎接種は経口生ワクチン

◎詳しくは厚生労働省「ロタウイルス」(外部サイト)をご覧ください。

ヒブ

2か月から5歳未満

5歳の誕生日の前日までが接種期限です。

◎接種を受け始める月齢、年齢によって受けられる回数が変わります。

◎詳しくは厚生労働省「ヒブワクチン」(外部サイト)ご覧ください。

小児用肺炎球菌

2か月から5歳未満

5歳の誕生日の前日までが接種期限です。

◎接種を受け始める月齢、年齢によって受けられる回数が変わります。

◎詳しくは厚生労働省「小児用肺炎球菌ワクチン」(外部サイト)ご覧ください。

四種混合

・ジフテリア
・百日咳
・破傷風

・不活化ポリオ

2か月から7歳6か月未満

7歳6か月になる前日までが接種期限です。

 

※令和5年4月1日から、対象年齢が2か月からに拡大されました。

◎初回 3から8週間隔で3回接種
◎追加 初回(3回)終了後、12から18か月後に1回接種

◎詳しくは厚生労働省「ジフテリア」、「百日咳」、「破傷風」、「ポリオ」(外部サイト)をご覧下さい。

五種混合

(令和6年4月1日~導入されました。こちらをご確認ください。)

・ヒブ

・ジフテリア

・百日咳

・破傷風

・不活化ポリオ

2か月から7歳6か月未満

7歳6か月になる前日までが接種期限です。

 

 

◎初回 3から8週間隔で3回接種
◎追加 初回(3回)終了後、 6から18か月後に1回接種

◎詳しくは厚生労働省「ヒブ」「ジフテリア」、「百日咳」、「破傷風」、「ポリオ」(外部サイト)をご覧下さい。

不活化ポリオ

(三種混合を接種した場合)

2か月から7歳6か月未満

※7歳6か月になる前日までが接種期限です。

 

※令和5年4月1日から、対象年齢が2か月からに拡大されました。

◎初回 3から8週間隔で3回接種
◎追加 初回(3回)終了後、 約1年後に1回接種

◎詳しくは厚生労働省「ポリオ」(外部サイト)をご覧ください。

BCG

3か月から12か月未満

※1歳の誕生日の前日までが接種期限です。

◎12か月未満まで、お早めにお受けくださ い。

◎詳しくは厚生労働省「BCG」(外部サイト)をご覧ください。

麻しん風しん混合1期

1歳から2歳未満

※2歳の誕生日の前日までが接種期限です。

◎1回接種
◎ 麻しん、または風しんにかかったことのある人も麻しん風しん混合の予防接種ができます。

◎詳しくは、厚生労働省「麻しん風しん」(外部サイト)をご覧下さい。

麻しん風しん混合2期

小学校入学前の年長児

 

 

◎1回接種
◎ 麻しん、または風しんにかかったことのある人も麻しん風しん混合の予防接種ができます。

◎詳しくは、厚生労働省「麻しん風しん」(外部サイト)をご覧下さい。

日本脳炎1期

3歳から7歳6ヶ月未満の人

※7歳6か月になる前日までが接種期限です。

◎1期初回 1から4週間隔で2回接種
◎1期追加 1期初回(2回)終了後、6か月以上の間隔をあけて1回接種
◎詳しくは厚生労働省「日本脳炎」(外部サイト)をご覧ください。
日本脳炎1期特例措置

平成16年4月2日から平成19年4月1日に生まれた人で1期の3回接種を完了していない人

※20歳の誕生日の前日まで接種できます。

◎日本脳炎1期3回の接種を完了していない人は、その不足分の回数だけ接種できます。

◎詳しくは厚生労働省「日本脳炎」(外部サイト)をご覧ください。

日本脳炎2期

9歳から13歳未満の人

※13歳の誕生日の前日までが接種期限です。

◎1回接種します。

◎日本脳炎1期3回目完了後5年程度の間隔をおいて接種するのが望ましいとされています。接種にあたっては医師と相談してください。

◎詳しくは厚生労働省「日本脳炎」(外部サイト)をご覧ください。

日本脳炎2期特例措置

平成16年4月2日から平成19年4月1日に生まれた人

※20歳の誕生日の前日まで接種できます。

◎1回接種します。

◎日本脳炎1期3回目完了後5年程度の間隔をおいて接種するのが望ましいとされています。接種にあたっては医師と相談してください。

◎詳しくは厚生労働省「日本脳炎」(外部サイト)をご覧ください。

二種混合
(ジフテリア・破傷風)

11歳から13歳未満

※13歳の誕生日の前日までが接種期限です。

◎1回接種します。
◎乳幼児期の破傷風、ジフテリアの追加免疫です。

◎詳しくは厚生労働省「ジフテリア」「破傷風」(外部サイト)をご覧下さい。

HPVワクチン

ヒトパピローマウイルス感染症

(子宮頸がん予防ワクチン)

中学1年生(希望する場合小学6年生)から高校1年生までの女子

 

◎サーバリックス(2価)とガーダシル(4価)とシルガード9(9価)の3種類があります。

◎詳しくは厚生労働省「ヒトパピローマウイルス感染症予防ワクチン」(外部サイト)をご確認ください。

HPVワクチン【キャッチアップ接種】

ヒトパピローマウイルス感染症

(子宮頸がん予防ワクチン)

接種勧奨差し控えにより、定期接種の機会を逃した平成9年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた方

 

◎サーバリックス(2価)とガーダシル(4価)とシルガード9(9価)の3種類があります。

◎詳しくは厚生労働省「ヒトパピローマウイルス感染症予防ワクチン」(外部サイト)をご確認ください。

水痘(水ぼうそう)

 

1歳から3歳未満

※3歳の誕生日の前日までが接種期限です。

◎初回接種後6月以上の間隔をあけ2回接種

◎詳しくは厚生労働省「水痘」(外部サイト)をご覧ください。

B型肝炎

2か月から1歳未満

※1歳の誕生日の前日までが接種期限です。

◎27日以上の間隔をおいて2回接種、初回から139日以上おいて3回目を接種します。

◎詳しくは厚生労働省「B型肝炎」(外部サイト)をご覧ください。

 

五種混合ワクチンの注意事項

  • 四種混合・ヒブワクチンが五種混合に変わりました。(令和6年4月1日から)

◎五種混合を接種できるのは、四種混合とヒブを未接種の方に限ります。

◎すでに四種混合とヒブで接種を開始している方は、そのまま四種混合とヒブで全部の接種を受けてください。(交互接種はできません。)

◎『四種混合+ヒブ』と『五種混合』で予防接種の効果が変わることはありません。

◎五種混合の接種方法は、今までの「皮下接種」に加えて「筋肉内接種」が可能になります。(どちらを選択するかは医師の判断となります。)

◎令和6年2月1日以前に生まれた方で「五種混合」を接種希望する方は、予診票を発行しますので市にご連絡ください。(電話:0242-39-1245)

 

1.実施医療機関

2.予防接種が受けられる年齢や期間

 予防接種を受けるときの対象月齢や年齢の始まりと終わりの日の数え方には決まりがあります。

  • 出生後の日数、週数の数え方

 生まれた日の翌日が生後0週1日となります。「生後6週0日」は、生まれてから6回目の生まれた日と同じ曜日となります。「生後14週6日」は、生まれてから15回目の生まれた日と同じ曜日の1日前となります。

  • 月齢や年齢の数え方

 「接種を受け始められる日」は、月齢や年齢に達する誕生日の前日から、「接種が受けられる終わりの日」(至るまで、あるいは未満)は、月齢や年齢に達する誕生日前日まで接種できます。

 (例)令和4年10月1日生まれの場合、「生後2か月から1歳に至るまで」とは、「令和4年11月30日から令和5年9月30日まで」となります。

3.異なるワクチンの接種間隔について(令和2年10月1日改正)

  • 注射で行う生ワクチン(BCG、麻しん風しん、水痘、おやふくかぜ)の次が、注射で行う生ワクチンの場合は、27日以上の間隔をあける必要があります。
  • 注射で行う生ワクチン(BCG、麻しん風しん、水痘、おやふくかぜ)の次が、経口による生ワクチン(ロタ)や不活化ワクチン(B型肝炎、ヒブ、日本脳炎など)の場合は、接種間隔の制限はありません。
  • 経口による生ワクチン(ロタ)や不活化ワクチン(B型肝炎、ヒブ、日本脳炎など)の場合は、次に接種するワクチンがいずれのワクチンであっても接種間隔の制限はありません。
  • B型肝炎、、ヒブ、日本脳炎など同一のワクチンを複数回接種する場合は、従来どおり規定の間隔をあけて接種します。
  • 接種間隔の日数は、接種した日の翌日から次回接種の前日までを数え、接種当日は日数に含みません。

4.料金

会津若松市予防接種予診票兼接種券を使って無料で接種できます。ただし、次の場合は有料になりますので、ご注意ください。

  • 対象年齢に該当しない
  • 指定されていない医療機関で受けた
  • 会津若松市外に転出した(転出先市町村から交付された接種券により無料になります。)

5.持っていくもの

  • 母子健康手帳(接種の証明をします。)
  • 予防接種予診票兼接種券
  • 健康保険証

問合せ先

  • 会津若松市健康増進課総務グループ
  • 電話:0242-39-1245
  • FAX:0242-39-1231
  • メール送信ボタンメール