公開日 2022年12月02日

おむつ券が打ち切りになってしまいました。なんの説明もなく打ち切りは不信感が募ります。説明を求めたいです。

高齢者の方ヘの支援につきましては、高齢者の皆様が生きがいや楽しみを持ち、安全に安心して豊かに暮らせる社会の実現に向けた取組を通して、広く高齢者の社会参加の促進や、介護予防の推進等を図ることで、地域の中で元気に活躍していただける社会を目指して取り組んでおります。
全国的に少子高齢化が進む中、本市の高齢化率は、令和3年4月1日現在で31.4%と、全国平均より先行している状況にあり、今後の推計によりますと2060年には、65歳以上の高齢者人口が生産年齢(15歳から64歳)人口を上回るなど、若い人が少なくなり、高齢者の割合が多くなることが見込まれます。
このような状況を踏まえ、現在、市で行っている高齢者福祉事業につきまして、今後も、持続可能なサービスへ向け、より助成の必要な方へ給付できるように事業の見直しを行いました。
その見直しの中で、寝たきり高齢者等紙おむつ等給付事業につきましては、国の制度改正に伴い、介護保険料の所得段階が第6段階以上の方(本人に住民税が課税されている方)には、応分の負担をお願いするため、令和3年4月より助成の対象外とさせていただくことになりました。
しかしながら、令和3年3月末の時点で寝たきり高齢者等紙おむつ等給付事業を受給されていた方で、介護保険料の所得段階が第6段階以上の方につきましては、激変緩和のため、令和3年4月分から6月分までの3か月は継続して給付する経過措置を設け、7月分からは負担をお願いすることにいたしました。
なお、受給者の方への周知につきましては、令和3年4月分から6月分までの給付券の送付の際に周知文を同封し、市政だより、エフエム会津、ホームページ、さらには、各地域包括支援センター、居宅介護支援事業所等に周知したところであります。
今後、高齢者の割合が多くなる社会を迎えても、高齢者の方が安心して暮らしていけるまちづくりを実現していくため、必要に応じて負担をお願いしながら事業を着実に実施してまいりますので、何卒、ご理解くださいますようお願い申し上げます。(令和3年7月1日回答)