公開日 2023年11月09日
現在の鳥インフルエンザ対応レベルは「3」です。
環境省では「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」(対応技術マニュアル)に基づき、国内での野鳥からの鳥インフルエンザの発生状況等を見ながら、段階的に検査等の対応レベルを決定しています。
現在の対応レベル: 対応レベル 3 (令和5年10月25日より)
※対応レベル3は、高病原性鳥インフルエンザが国内で複数箇所発生している時の対応レベルとなります。
死亡した野鳥を見つけたら
- 野鳥が死亡していても、直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。
- 死亡している野鳥が下表に該当する場合や、死亡した鳥に外傷がなく鳥インフルエンザが疑われる場合には会津地方振興局県民環境部県民生活課又は会津若松市役所環境生活課まで連絡してください。(お問い合わせ先の電話番号はこちら)
【鳥インフルエンザへの感染リスクが高い鳥の一覧表】(対応レベルが「3」の場合)
検査優先種 | 科、目 | 種類 | 検査する条件 |
検査優先種1(17種) | カモ目カモ科 |
マガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、オシドリ、ヒシクイ、シジュウカラガン、 コブハクチョウ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、コクチョウ |
1羽以上死亡している場合 |
カイツブリ目カイツブリ科 | カイツブリ、カンムリカイツブリ | ||
チドリ目カモメ科 | ユリカモメ | ||
ツル目ツル科 | マナヅル、ナベヅル | ||
タカ目タカ科 | オオタカ | ||
ハヤブサ目ハヤブサ科 | ハヤブサ | ||
検査優先種2(11種) | カモ目カモ科 | マガモ、オナガガモ、トモエガモ、ホシハジロ、スズガモ | 1羽以上死亡している場合 |
ツル目クイナ科 | オオバン | ||
タカ目タカ科 | オジロワシ、オオワシ、ノスリ、クマタカ | ||
フクロウ目フクロウ科 | フクロウ | ||
検査優先種3 | カモ目カモ科 | カルガモ、コガモ等(検査優先種1、2以外全種) | 同一場所で3羽以上死亡している場合 |
カイツブリ目カイツブリ科 | ハジロカイツブリ等(検査優先種1,2以外全種) | ||
カツオドリ目ウ科 | カワウ | ||
ペリカン目サギ科 | アオサギ | ||
ツル目ツル科 | タンチョウ等(検査優先種1,2以外全種) | ||
チドリ目カモメ科 | ウミネコ、セグロカモメ等(検査優先種1、2以外全種) | ||
タカ目 | トビ等(検査優先種1、2以外全種) | ||
フクロウ目 | コミミズク等(検査優先種1、2以外全種) | ||
ハヤブサ目 | チョウゲンボウ等(検査優先種1、2以外全種) | ||
その他の種 |
上記以外の種 |
同一場所で5羽以上死亡している場合 |
- 感染リスクの高い鳥の詳細については、下記の環境省のマニュアルよりご確認ください。
野鳥における高病原性鳥インフルエンザにかかる対応技術マニュアル簡易版(7MB)(環境省ホームページより)
※環境省で「野鳥における高病原性鳥インフルエンザ対応技術マニュアル」の改訂を平成29年10月に行ったため、平成28年度までの対応レベルの取扱い(検査優占種(改訂前:リスク種)の対象鳥一覧、死亡野鳥の羽数など)が一部変更となりました。
鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐために
鳥インフルエンザウイルスは、野鳥観察など通常の接し方では、人に感染しないと考えられています。以下の注意点を守り、正しい情報に基づいた、冷静な行動をお願いします。
- 死亡した野鳥など野生動物には、素手で触らないでください。
- 日常生活において野鳥など野生動物の排泄物などに触れた後には、手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
- 野鳥のふんが靴の裏や車両に付くことにより、鳥インフルエンザウイルスが他の地域へ運ばれるおそれがありますので、野鳥に近づきすぎないようにしてください。 特に、靴でふんを踏まないよう十分注意して、必要に応じて消毒を行ってください。
- 不必要に野鳥を追い立てたり、つかまえようとするのは避けてください。
関連リンク
- 環境省 高病原性鳥インフルエンザに関する情報(外部サイト)
- 農林水産省 鳥インフルエンザに関する情報(外部サイト)
- 厚生労働省 鳥インフルエンザ(外部サイト)
- 福島県 野鳥における鳥インフルエンザについて(外部サイト)
お問い合わせ
- 会津地方振興局 県民環境部 県民生活課
- 電話: 0242-29-5295
- FAX: 0242-29-5520
- 会津若松市役所 環境生活課
- 電話: 0242-39-1221
- FAX: 0242-39-1420
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