公開日 2026年07月03日
水道事業の、基本的なお金の『しくみ』を、わかりやすく解説します。
まずはイメージから
水道事業のお金の出入りは、じつは、みなさんの『家計』とよく似ています。
家計では、給料が「収入」として入ります。そこから、食費・光熱費の支払いや家のローンの返済などが「支出」として出ていき、残りのお金を将来のために「貯蓄」として取り分けます。
水道も同じで、みなさんが支払った水道料金が「収入」として入ります。そこから、電気代・薬品代・人件費や借りたお金の返済などが「支出」として出ていき、残りを将来の水道管の取り替えに備えて「貯蓄」として積み立てます。
むずかしく考えず、「水道にも家計がある」とイメージしていただくと、このあとの説明が理解しやすくなります。

水道のお金の『流れ』
水道のお金は、「入ってくるお金(収入)」「出ていくお金(支出)」、そして「そなえるお金(貯蓄)」の三つで成り立っています。ちょうど、みなさんの家計が「収入」「支出」「貯蓄」で成り立っているのと同じ考え方です。
入ってくるお金は、みなさんが支払った水道料金です。水道は、税金にたよらず、水道料金でまかなうことを基本としています。これを「独立採算」といいます。
出ていくお金は、毎日きれいな水をつくって届けるためのお金です(電気代・薬品代・人件費など)。
そなえるお金は、古くなった水道管を取り替えるなど、将来の更新に備えて取っておくお金です。
施設の更新などで、収入だけでは支出やそなえる分をまかなえないときは、企業債(借入金)などでおぎないます。ただし、借りたお金は将来、利息をつけて返さなければなりません。

いま、なやみどころ
いま、会津若松市の水道は、二つのなやみを同時に抱えています。これは全国の水道に共通する課題です。
一つ目は、水道管が古くなっていること。つくりかえるための費用が、年々ふえています。
二つ目は、水を使う人が減っていること。人口の減少や節水が進み、入ってくる料金(収入)がへっています。
この二つが重なると、出ていくお金(支出)が、入ってくるお金(収入)よりも多くなり、お金が足りなくなりがちです。

まとめ
あらためて整理すると、みなさんが支払う水道料金は、二つのことを支えています。
一つは、「いまある水道を維持するお金」。毎日、水をつくって届けるための運営費(電気代・薬品代・人件費など)です。
もう一つは、「次の世代への備え」。これからも安心して水を使いつづけられるよう、施設の更新や耐震化などにあてるお金です。
その両方を、水道料金がまかなっています。きれいな水を、これからもずっと届けつづける水道料金は、みんなで少しずつ支えあう『しくみ』なのです。

お問い合わせ
- 会津若松市役所 上下水道局 経営企画課
- 電話番号:0242-23-7227
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