水道工事(老朽管工新事業)について~災害に強い水道を目指して~

公開日 2023年03月31日

更新日 2023年03月31日

 会津若松市では災害に強い水道を目指し、水道工事を計画的に実施しています。その中でも本市の水道創設の時か

ら残存する水道管(老朽鋳鉄管)の取り替え工事を、市街地を中心に「老朽管更新事業」として実施しています。老朽

鋳鉄管のうち、これからは市街地に網の目状に張り巡らされている口径7.5センチ~25センチの老朽鋳鉄管(配水支管)

の取り替え工事に着手していくこととなります。

 

老朽鋳鉄管とは(旧市内の現状)

 本市における老朽鋳鉄管は大正15年頃に製造され、その後昭和3年までに旧若松市地区に埋められた全市内で最も古

い水道管です。老朽鋳鉄管は内部が非常にさび付きやすく、また水道管同士のつなぎ目もがっちりと鉛(なまり)等で固

められ伸び縮みしないことから、赤水が発生しやすく、地震に弱い水道管であり漏水も発生していることから、全国的

にも取り替え工事が行われています。

 

取り替え後の新しい水道って

 老朽鋳鉄管を取り替えた後の新しい水道管は「耐震管」と呼ばれる地震に強い水道管となります。老朽鋳鉄管には無

い管の継手部に伸び縮みする機能を持たせている水道管です。また管内部については錆付きを起こさないように特殊な

塗装がされ、管外面も腐食に強い塗装がされており、管の老朽化を遅らせる効果を有しています。このような新しい水

道管を埋設することで、次の取り替え時期を遅らせ、取り替え費用を抑える。また地震時にも水道水を配水できるなど

のメリットがあります。

 

詳細資料

 【添付資料】水道工事(老朽管工新事業)について~災害に強い水道を目指して~

 

 

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