職員の不祥事について

公開日 2023年05月25日

更新日 2023年05月25日

児童扶養手当等の支給に係る詐欺事件への対応について(令和5年5月23日)

 児童扶養手当等の支給に係る詐欺事件への対応についてご報告させていただきます。
 元・健康福祉部障がい者支援課 副主幹 小原 龍也(おばら たつや)による詐欺事件につきましては、多額の公金詐取という前代未聞の犯罪でありました。
 会津若松市民の皆様、会津若松市議会議員をはじめ、関係機関、関係者の皆様には多大なるご迷惑、ご心配をおかけし、また信頼を損ねましたことを改めて深くお詫び申し上げます。
 昨年11月9日に報告させていただいてから本日まで約半年が経過しました。この間、市政に対する信頼回復に向けて、本事件の全容解明、原因究明、さらには再発防止に全職員一丸となって取り組んでまいりました。
 本日は、今年2月14日の報告以降における本事件への対応状況、再発防止策の実施状況、今後に向けた取組内容等を報告させていただきます。
 今回の事件につきましては、会津若松市役所の組織全体の課題として重く受け止めて、引き続き、私が先頭に立ち、全職員一丸となって信頼回復に取り組んでまいりますのでのご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 

令和5年5月23日 会津若松市長 室井 照平

 

記者会見の内容

 

児童扶養手当等の支給に係る詐欺事件への対応について(令和5年2月14日)

 児童扶養手当等の支給に係る詐欺事件への対応についてご報告させていただきます。
 元・健康福祉部障がい者支援課 副主幹 小原 龍也(おばら たつや)による詐欺事件につきましては、多額の公金詐取という前代未聞の犯罪であり、市政に対する信頼を著しく失墜させたものと考えております。
 昨年11月9日に報告させていただいてから本日までの約3か月間、市に対しましては、市民の皆様をはじめ多くの方々からご批判、ご意見等をいただきました。
 改めて、市政運営に対する市民の皆様の期待の大きさ、信頼回復に向けた責任の大きさを痛感いたしました。

 こうした中で、本事件の全容解明、原因究明、さらには再発防止に全職員一丸となって取り組んできたところであります。
 今回の事件によって、本市のチェック体制をはじめとした内部統制や業務システムの運用、さらには会計処理という行政運営における最も基本的な事務処理の進め方と、これを支える組織体制に原因と課題があることが浮き彫りになりました。
 また、職員として当然持つべき倫理観、コンプライアンス意識を元職員に身に付けさせる教育指導ができなかったという市の組織マネジメントにも課題がありました。
 元職員の犯罪でありますが、会津若松市役所の組織全体の課題として受け止めて、私が先頭に立ち、全職員一丸となって真摯に取り組むことでしか失われた信頼は回復されないものと認識しております。

 本日は、昨年の報告以降における本事件への取組状況と今後の方向性、そして本日までに取りまとめた再発防止策等を報告させていただきます。当然ながら本日の報告をもって終わるものではありません。むしろ、信頼回復に向けた第一歩であると考えております。
 会津若松市民の皆様、会津若松市議会議員をはじめ、関係機関、関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけし、また、信頼を損ねましたことを改めて深くお詫び申し上げます。
 一日でも早く信頼回復を成し遂げるために、一歩一歩着実に、そして確実に取り組んでまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 

 令和5年2月14日 会津若松市長 室井 照平

 

記者会見の内容

 

児童扶養手当等の支給に係る詐欺事件について

 元市職員の逮捕についてご報告いたします。

 

 11月9日に公表をいたしました児童扶養手当等の支給に係る詐欺事件については、11月7日付けで会津若松警察署長宛に詐欺罪で告訴状を提出しておりましたが、12月1日午前7時11分、元・健康福祉部障がい者支援課 副主幹 小原龍也(51歳)が、詐欺罪の容疑で逮捕されました。

 

 他の職員を欺き、公金を着服するという、決してあってはならない犯罪行為であり、誠に遺憾であります。市長としても大変重く受け止めております。

 

 会津若松市民の皆様、会津若松市議会議員をはじめ、関係機関の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを誠に申し訳なく、深くお詫びを申し上げる次第であります。

 

 今後につきましても、全容の解明に向け、警察の捜査に全面的に協力していく考えであります。また、二度とこのような事態が起こらないよう、原因究明と事務手続の再点検を行い、再発防止に徹底して取り組むとともに、綱紀粛正を徹底し、職員一人ひとりが公務員倫理を遵守するよう取り組んでまいります。

 

 令和4年12月1日 会津若松市長 室井 照平

 

職員の不祥事について

 今般、職員の不祥事について、11月9日に記者会見を実施いたしましたので、ご報告をいたします。

 

 元・健康福祉部障がい者支援課 副主幹 小原 龍也(おばら たつや)が平成30年度から令和3年度までに在籍した健康福祉部こども家庭課において、平成31年4月から令和4年3月までの児童扶養手当の支給において計11回にわたり、虚偽の振込データを作成し、自らの銀行口座に公金を振り込ませ、110,689,760円の公金を詐取したことが判明いたしました。

 

 また、令和3年度に実施した子育て世帯への臨時特別給付金の支給においても、虚偽の振込データを作成し、自らの銀行口座に公金を振り込み、60万円を詐取しておりました。

 

 さらに、平成17年度から平成22年度まで在籍した健康福祉部社会福祉課において、当時担当していた重度心身障がい者医療費助成金についても、自らの口座へ25回にわたり公金を振り込ませ、65,710,000円を詐取しておりました。


 これらを合計しますと詐取した金額は、合計で176,999,760円となるものであります。

 

 当該職員は、これらの詐取の事実を認め、返済する意思を示しており、これまでに91,120,000円が返済されております。


 引き続き、全額返済を求めていくとともに、市といたしましても原因究明を行い、二度とこうしたことが起こらないよう、関係法令や公務員倫理の遵守の徹底はもちろんのこと、組織的な対応による再発防止策を徹底してまいります。


 元職員につきましては、令和4年11月7日付けで懲戒免職としたところであります。また、当該職員を管理監督すべき立場にあった職員についても、同日付で然るべき処分を行ったところであります。

 

 また、令和4年11月7日付けで会津若松警察署長宛に詐欺罪として告訴状を提出し、同日付けで受理された経過にあります。

 

 本事案が発生したことは誠に遺憾であり、市長として大変重く受け止め、その責任を痛感しております。

 

 会津若松市民の皆様、関係機関、関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを誠に申し訳なく、深くおわび申し上げます。

 

 令和4年11月9日 会津若松市長 室井 照平

 

記者会見の内容

 

 

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