公開日 2021年10月29日
更新日 2022年06月30日
令和2年度の決算が確定しましたので、お知らせいたします。
一般会計
令和2年度決算については、歳入総額が648億7,036万円、歳出総額が623億952万円であり、令和元年度と比較すると、歳入は141億4,453万円の増、歳出は132億8,357万円の増となりました。 実質収支は21億8,771万円の黒字となり、前年度の実質収支が15億5,786万円だったことから、差引きの単年度収支は6億2,984万円の黒字となりました。
また、年度間の財源不足に備えるために積み立てている財政調整基金については、8億8,159万円の取崩しと、銀行預入利子分である16万5千円の積み立てを行ったことにより、実質単年度収支は2億5,158万円の赤字となりました。
歳入歳出決算額
歳入歳出決算額の内訳は次の通りです。性質別歳出の状況
性質別歳出の状況については、補助費等、維持補修費、災害復旧費などが増加し、積立金、繰出金、普通建設事業費などが減少したことが特徴です。収支
決算の健全性を図る指標として、地方公共団体には4つの収支があり、令和2年度決算に基づく収支は次のとおりです。
- (1)形式収支
- (2)実質収支
地方自治体では、年度内に事業が完了しなかった場合など、事業を翌年度に繰り越して実施しますが、この事業実施に必要な一般財源は翌年度に必要となることから、この財源を繰り越して対応します。
- (3)単年度収支
実質収支は、前年度からの収支の累積であることから、当該年度の単年度だけの収支をみる場合、前年度までの影響を除く意味で、これを差し引く処理を行います。
- (4)実質単年度収支
黒字要素としては、年度間の財源調整を行う財政調整基金への積立金や、後年度の債務を繰り上げて償還した償還金があり、当該年度にこのような措置を取らなければ、それだけ黒字要素が増加したはずであるためです。逆に、赤字要素としては、財政調整基金を取り崩した繰入金などがあり、このような措置をとらなければ、それだけ赤字要素が増加することになります。
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