公開日 2025年12月05日
更新日 2025年12月03日
日常生活の中でうまくいかないことに直面したときや、プレッシャーを感じる場面でストレスを感じることは誰しもあることかと思います。
前向きに頑張れる程度の適度な緊張やストレスは、それを乗り越えた後の達成感や自信となり、成長にもつながります。
しかし、強いストレスがかかった状態が続くと、やがて、こころと体は疲れてしまい、「もう頑張れない状態」になってしまいます。
そのような状態を予防するために、日頃から「自分のできる範囲で自分のケアをすること」を意識しましょう。
こころの健康を維持するための生活習慣について
ストレスと上手に向き合い、心の健康を維持するためには、まず毎日の生活習慣を整えることが大切です。
- 1日3回のバランスの良い食事:特に、糖質の取りすぎによる血糖値の急激な変化は精神面にも不調をきたします。逆に、過度なダイエットは集中力の欠如やイライラを感じやすくなります。
- 睡眠時間の確保:大人の方の目標時間は6時間以上です。寝酒は睡眠の質が低下しますので、避けましょう。
- 適度な運動の習慣:運動するとセロトニンというホルモンが分泌され、精神状態が安定しやすくなるといわれています。運動習慣の無い方は、軽いストレッチや、歩いて行ける場所には車を使わないなど、まずは10分多く動くところから始めてみましょう。
- ストレスを感じた際にはゆっくりと深呼吸する:副交感神経が優位になり、緊張が和らぎます。
こころの不調の症状
こころの不調は人により様々です。次のような気になる症状が続くときには、専門機関に相談しましょう。
- 気分が沈む、憂鬱(何をするにも元気が出ない)
- イライラする、怒りっぽい
- 理由もないのに、不安な気持ちになる
- 気持ちが落ち着かない
- 胸がどきどきする、息苦しい
- 何度も確かめないと気が済まない
- 周りに誰もいないのに、人の声が聞こえてくる
- 誰かが自分の悪口を言っている
- 何も食べたくない、食事がおいしくない
- なかなか寝付けない、熟睡できない
- 夜中に何度も目が覚める
周囲の人が気づきやすい変化
こころの病気は自分では気づきにくい場合もあります。また、自分で不調に気づいていても、こころの病気だと思っていない場合もあります。その方らしくない行動が続いていたり、生活面で支障が出ている場合は声をかけてみませんか。周囲の方の理解が、改善に向かうきっかけとなります。
- 服装が乱れてきた
- 急にやせた、太った
- 感情の変化が激しくなった
- 表情が暗くなった
- 一人になりたがる
- 不満、トラブルが増えた
- 独り言が増えた
- 他人の視線を気にするようになった
- 遅刻や休みが増えた
- ぼんやりしていることが多い
- ミスや物忘れが多い
- 体に不自然な傷がある
心の不調が続く場合には
心の不調が続いている、また、身近な人で心配な様子がある場合には、専門機関などに相談することで、改善に向けてのきっかけがあるかもしれません。
詳しくはこちら→こころの相談窓口一覧
お問い合わせ
- 会津若松市役所 健康増進課
- 電話番号:0242-39-1245・0242-39-1282
- ファックス番号:0242-39-1231
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