令和2年度 行政提案型協働事業

公開日 2021年05月20日

更新日 2021年09月13日

 市が提示した「市民公益活動団体と協働で取り組みたい『課題テーマ』」について、市民公益活動団体の持つノウハウや強みを生かした企画事業を募集し、市との協働で事業を提案し、市との協働で事業に取り組むパートナーを募集します。

 

※クリックすると該当項目にジャンプします。

 

課題テーマ

 令和2年度の課題テーマおよび「課題の概要」「提案への期待」は下記のとおりです。

課題テーマ(1) 「地域コミュニティ活性化に向けた公共施設等利活用推進事業」 担当課:公共施設管理課

課題の概要

 市では、公共施設マネジメントの取組として、令和元年度、「地域の将来像を踏まえた公共施設の活用案」をテーマに、全地域で住民ワークショップを開催し、多様化する市民ニーズ等を背景に、既存の公共施設の枠にとらわれない、様々なアイディアや提案をいただきました。
 この成果を踏まえ、市民全員の財産である公共施設を有効に活用し、市民の皆様にとって価値のある「公共サービスの拠点」となるよう、ワークショップで提案された意見やアイディアをもとに、住民主体での検討と実践を進め、地域コミュニティの活性化につながる公共施設等の利活用やサービスの再編などの取組を進めていく必要があると考えます。

提案への期待

 ワークショップで提案されたアイディア等を実現するためには、地域の様々な組織や団体、住民の方々の多様な考えをまとめ、合意形成を図るとともに、地域の方々が主体的に活動を実施できるよう、多面的な支援を行っていくことが必要です。
 提案団体には、本市の公共施設マネジメントの考え方や昨年度開催した地区別ワークショップの内容などを理解した上で、地域に寄り添いながら、中立的な立場で取組全体の支援を行っていただくことを期待しています。
 

課題テーマ(2) 「市民活動団体の活動活性化のための「中間支援機能」づくり」 担当課:企画調整課 協働・男女参画室

課題の概要

 少子高齢社会の進展や地域コミュニティの衰退など、私たちを取り巻く環境や地域の方々の価値観は大きく変化しており、行政へのニーズも多様化、複雑化し、行政だけでは解決困難な課題が増えています。
 一方で、平成10年にNPO法(特定非営利活動促進法)が施行されて以降、本市においても、市民が主体となった自主的・自発的な公益活動が広がり、NPO法人や市民活動団体が、地域における様々な課題解決の担い手として活動しています。
 しかしながら、NPO法の施行から20年以上経過し、NPO法人等の構成員の高齢化や人材確保などの問題から、継続した活動ができずに、活動を休止・縮小しているNPO法人等が増えていることが懸念されています。

提案への期待

 地域における様々な課題解決の担い手であるNPO法人等の活動の活性化を図るためには、NPO法人等の活動の障壁となっている課題(人材確保・育成、財政的自立、他団体や行政との協働・連携など)を解決・軽減しなければなりませんが、現在、市内には、そうした取組を支援する機能(中間支援機能)が十分に整っていません。          
 そうしたことから、将来的な中間支援機能の構築につながるような協働での取組の企画提案を期待しています。

 

応募期間(終了しました)

 令和2年4月1日(水)から令和2年4月24日(金)午後5時必着

応募チラシ.pdf(845KB) 応募のてびき.pdf(1MB)

 

応募要件

応募できる団体

応募できるのは、下記の要件を満たす市民公益活動団体です。

  • 会津若松市内に事務所及び活動場所を有すること
  • 市民公益活動を継続的・組織的に行っていること(または行う予定であること)
  • 市内に在住または在勤する5名以上の者で構成されていること
  • 組織の運営に関する規則(規約・会則等)があること

 

※「市民公益活動」とは

  • 市民の自主性・自発性に基づく活動であること
  • 自己の利益を求めない活動であること
  • その取り組み・事業が多くの市民に求められること
  • 市民に対して内容が開かれた活動であること
  • 政治活動や宗教活動を主たる目的としない活動であること

 

応募方法(終了しました)

 応募書類に必要事項を記入のうえ、協働・男女参画室に持参または郵送にて提出してください。

 この事業は、企画事業提案書の作成段階から協働で取り組むものです。必ず担当課に連絡し、課題テーマの意図を共有しながら、協働により企画事業提案書等を作成してください。なお、作成方法等については、随時、協働・男女参画室が説明しますので、お問い合わせください。

応募書類

(様式第1号)事業申込書.docx(23KB)

(様式第2号)企画事業提案書.docx(22KB)

(様式第3号)収支予算書.docx(22KB)

(様式第4号)自己紹介シート.docx(21KB)

 

提出先

  • 965-8601 会津若松市東栄町3-46(市役所本庁舎3階) 企画調整課 協働・男女参画室
  • 電話番号 0242-39-1405(直通)

 

企画事業採択団体が決定しました

新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、映像によるプレゼンテーションおよびメール等により質疑応答を行い、下記のとおり企画事業採択団体が決定しました。

 

課題テーマ(1) 「地域コミュニティ活性化に向けた公共施設等利活用推進事業」 担当課:公共施設管理課

※不特定多数の方を集めての屋内でのイベント等の開催が見込まれ、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のリスクを高める恐れがあるため、事業を行わないこととしました。

 

課題テーマ(2) 「市民活動団体の活動活性化のための「中間支援機能」づくり」 担当課:企画調整課 協働・男女参画室

採択団体:NPO Links あいづ

企画事業名:市民活動中間支援機能強化事業

プレゼン資料(NPO Links あいづ).pdf(460KB)

 

課題テーマ(3) 「公園の新たな魅力づくりと管理運営方策」 担当課:まちづくり整備課(継続事業)

採択団体:NPO法人 Lotus

企画事業名:「ソーシャルディスタンス」を公園で学ぼう!」

プレゼン資料(NPO法人 Lotus).pdf(3MB)

 

取組状況をお知らせします

課題テーマ(2) 「市民活動団体の活動活性化のための「中間支援機能」づくり」 担当課:企画調整課 協働・男女参画室

採択団体:NPO Links あいづ

企画事業名:市民活動中間支援機能強化事業

 

  • 事業検討会(第1回)

 本事業を支援の対象となる市民活動団体や個人の方のニーズに沿ったものとするため事業検討会を開催し、参加者の活動内容や現在困っていることなどを共有しました。今後、これらを参考にしながら事業を進めていきます。

 日時 令和2年7月12日(日)午後1時30分

 場所 会津稽古堂 研修室2

事業検討会1.jpg事業検討会(第1回)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  • 情報サイトの開設

 NPO法人や市民活動団体の活動に役立つ情報を掲載する情報サイトを開設しました。

 今後、団体の皆さんから寄せられたイベントや活動に関する情報などを随時掲載しますので、ぜひ、情報をお寄せください。

 

  中間支援情報サイトへ

 

  • 伴走型の支援

 相談を寄せた市民活動団体等を、延べ17回にわたり伴走型で支援しました。

 (支援例)

 ・学生服リユースの事業化について

 ・NPO法人設立に向けた準備について

 ・助成金獲得のための書類の作成について など

 

  • 他地域の中間支援団体等との交流、学習機会の創出

  地域における中間支援の今後の在り方や取り組み方に関して、他地区の中間支援団体との交流や学習の場を設け、中間支援機能の持ち方や運営体制、現場に即した事例などをご説明いただき、会津若松市における中間支援の方向性を検討する場とすることができました。 

 (訪問先)

 ・ふくしま連携復興センター 

 ・南相馬市市民活動サポートセンター

 

事業報告会を開催しました

 今年度実施した2事業の事業期間が令和3年2月末で終了となったことから、事業報告会を開催しました。

 事業を行った団体と市担当課から、事業の概要、成果と課題などについて報告されて後、審査委員の方々から講評をいただきました。

 ※新型コロナウイルス感染症対策のため、オンラインで開催しました。

  • 開催日  令和3年3月22日(月)

 

課題テーマ(2) 「市民活動団体の活動活性化のための「中間支援機能」づくり」 

  • 事業名 市民活動中間支援機能強化事業
  • 報告者 NPO Links あいづ

 報告資料(中間支援機能).pdf(751KB)評価票(中間支援機能).pdf(221KB)

  • 審査委員講評(抜粋)

 ・今後も「何かやりたいのだけれども、どうやったらいいかわからない」という団体の支援を継続していってほしい。

 ・支援するために団体の信頼を得たり、南相馬市サポセンのようなプッシュ型の支援を行うためには、スタッフの労力がかなり必要となるので、その検討が必要である。

 ・他地域の真似事ではなく、地域の実情に合わせたオリジナルの中間支援モデルを構築しようとしていることに共感した。

 ・中間支援には信頼関係がベースだが、その構築に取り組まれてきたことを高く評価している。行政や地域団体との信頼関係を上手く築けている事例である。信頼関係が属人化しないように継続していってほしい。

 ・例えば、ふるさと納税制度を活用して地域のNPO支援を行っていく枠組や、デジタルを使った新しいモデルの提案など政策提案能力も高めていただければなお良い。

      
      

課題テーマ(3) 「公園の新たな魅力づくりと管理運営方策」

  • 事業名 ソーシャルディスタンス」を公園で学ぼう!
  • 報告者 NPO法人 Lotus

報告資料(ソーシャルディスタンス).pdf(8MB)評価票(ソーシャルディスタンス).pdf(211KB) 

  • 審査委員講評(抜粋)

 ・大町中央公園を憩いの場とにぎやかさを創出する場の両方がかみ合い、市民の方により愛される公園となるように頑張っていただきたい。

 ・SNSでの発信もしていてフォローワーも増えているとのことだが、若い人はSNSを見ているので、利用者も増えてくるのではないか。

 ・アンケートで細やかな情報を得られているということと、それに対して改善をしてることに好感をもった。沢山の意見をミックスさせるのは大変だと思うが、皆さんの声を反映させて、より良い公園にしていってほしい。

 ・公園のにぎわいづくりは、一過性のイベントに終始しがちだが、地域住民参加型で進められたというところに共感を得た。行政のニーズと地域住民の声を上手く融合し、それを実現するだけではなく、団体らしさを強く打ち出した点で好事例だと言える。

 

お問い合わせ

  • 会津若松市役所 企画調整課 協働・男女参画室
  • 電話:0242-39-1405
  • FAX:0242-39-1400
  • メール送信フォームへのリンクメール

 

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企画調整課
TEL:0242-39-1201