赤井谷地の保護

2019年3月4日

赤井谷地の成り立ちと特徴

 国指定天然記念物の赤井谷地は、猪苗代湖(写真奥)から約1km西に位置しています。

 約4万年前、磐梯山の噴火で水が引き止められたことにより、湊地区の低地は猪苗代湖と一体の湖となりました。その後、水が引いた後も、赤井谷地は乾燥することなく湿原として残りました。

 気候が寒冷だった時代に生育していた北方系の植物が今でも自生しており、約200種類の植物のうち、北方系の植物が38種類確認されています。

西側の山上から望んだ赤井谷地 西側の山上から望んだ赤井谷地

保護の取り組み

 乾燥化が進んだことから、赤井谷地から水を排出していた川や農業用水の付け替え、谷地からの漏水防止策を行うとともに、周辺の農地を湿原緩衝帯として保護しています。

 また、それらの取り組みによる地下水や植生の変化を毎年調査しています。かつての農地に繁茂したヤナギが自然淘汰されるなどの植生の変化はありますが、今後も調査を継続し、谷地の保全に努めてまいります。

赤井谷地全景(西から) 赤井谷地全景(西から)

 

 

 

地図

赤井谷地