会津若松市地域公共交通網形成計画を策定しました

2016年5月10日

計画の趣旨

 路線バスを中心とする公共交通の利用者は、マイカーの普及などによって年々減少しており、持続的な運行が難しい状況となってきています。一方で、免許を 持たない方や学生、とりわけ高齢者の交通事故防止や外出支援のための移動手段として、また交流人口増大により地域の活性化にも繋がるなど、まちづくりを支える大切な機能の一つとして、公共交通に対する社会的要請は高まっています。

  市では、「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づき、地域の課題や公共交通の現状・問題点を踏まえ、目指す将来都市像を実現する上で公共交通 の役割を明らかにするとともに、地域で生活する住民のくらしとおでかけを支援し、かつ、持続可能な公共交通の姿を実現するため、そのビジョン、目標及び施策体系を示す基本計画として「会津若松市地域公共交通網形成計画」を策定しました。

 

計画の策定~利用者の目線を大切にした計画に

 計画の策定にあたっては、市民アンケート調査やバス乗降調査、地理情報システムを活用した人口・生活利便施設・公共交通の調査に加え、住民グループインタビュー調査や関係者ヒアリング調査などを行い、バスを必要とする人や地域のみなさんの生の声を聞くなど、利用者や地域の目線を大切にした計画策定を行いました。

 会津若松市地域公共交通網形成計画策定調査事業の概要.pdf(1MB)

 

計画の内容

 計画では、「『運動量=市内外の交流、公共交通の利用者数』の増大を通じて、健康で安心して暮らせる、活力あるまちづくりに貢献する公共交通を目指す」ことを基本的な方針として、次の目標に向け取り組みを進めていきます。

 

<4つの目標>

1 日常の"くらし"を支える交通手段を確保する
2 気軽に楽しんで"おでかけ"できる交通システムを構築する
3 運行基準の確立と連携・協働により持続可能な公共交通を構築する
4 まちづくりに寄与(貢献)し、地域内外の交流を促進する公共交通を構築する

 

<目標達成のための6つの基本戦略と17の具体的プロジェクト>

1 広域路線のサービス確保・維持戦略
  ①広域路線の確保・維持・改善プロジェクト(実施主体:バス事業者、市、関係市町村)
2 中心部におけるサービス向上戦略
  ②中心部における幹線軸の形成プロジェクト(実施主体:バス事業者、市)
  ③中心部循環路線の再編プロジェクト(実施主体:バス事業者、市)
3 「守り育てる公共交通」構築戦略
  ④地域内交通確保プロジェクト(実施主体:バス事業者、市)
  ⑤地域主体コミュニティ交通プロジェクト(実施主体:バス事業者、タクシー事業者、市)
  ⑥タクシー活用プロジェクト(実施主体:タクシー事業者、市)
4 ハブ拠点・乗継拠点形成戦略

   ⑦中心拠点の整備プロジェクト(実施主体:鉄道事業者、バス事業者、関係施設、市)
  ⑧乗継拠点・待合環境の整備プロジェクト(実施主体:鉄道事業者、バス事業者、関係施設、市)
5 利用環境改善戦略
  ⑨ICT利活用プロジェクト(実施主体:バス事業者)
  ⑩運賃体系再構築プロジェクト(実施主体:バス事業者、市)
  ⑪車両・乗場の方向別整理プロジェクト(実施主体:バス事業者、交通会議)
  ⑫情報提供ツールプロジェクト(実施主体:バス事業者、交通会議、市)
  ⑬みんなが利用しやすい車両導入プロジェクト(実施主体:バス事業者)

<3つの重点対象者>

1 高齢者

2 高校生

3 観光客

 

<4つの重点地区>

1 中心部

2 湊地区

3 河東地区

4 北会津地区

会津若松市地域公共交通網形成計画の概要.pdf(899KB)

会津若松市地域公共交通網形成計画.pdf(3MB)

<取り組みイメージ>

取り組みのイメージ.jpg

計画の期間

 平成28年度から平成33年度までの6年間

 

計画の進め方~この計画を基本計画としながら、地域の皆さんと一緒に取り組みを進めていきます

 計画を進めるにあたっては、「行政」「交通事業者」「住民」の三者が連携し、一体となって計画目標の達成に向け取り組むとともに、それぞれの役割を確認しながら持続可能な交通体系の構築を目指します。

 また、平成28年度には、この計画に基づき、具体的なバス路線などの再編のため「会津若松市地域公共交通再編実施計画」の策定に取り組んでいきます。

 

お問い合わせ

  • 会津若松市役所 企画政策部地域づくり課
  • 住所:〒965-8601 会津若松市東栄町3番46号
  • 電話:0242-39-1209(直通)
  • FAX:0242-39-1403