家庭向けエコセミナー~環境にやさしいことをはじめよう!~を開催しました
今年度は、夏休み中の小学生のみなさんを対象に、小学生でもできる「省エネ」についてのセミナーを開催しました。
家庭向けエコセミナー「環境にやさしいことをはじめよう!」
開催内容
- 開催日 : 令和4年7月22日(金) 午前10時から午前11時30分
- 場 所 : 生涯学習総合センター(會津稽古堂) 3階 研修室2
- 講 師 : 宇羽野 浩 氏(エネルギー使用合理化専門員)
- 講演の内容
近年の環境意識の高まりや国が主体となって取り組んでいる「カーボンニュートラル」の影響、さらに今般の燃料価格の高騰等を受け、より一層省エネという言葉を耳にします。
そこで、その「省エネ」が大切だと言われる理由や小学生が家庭でもできる省エネの取組みについて学習しました。
講演の中で、省エネを継続するためのコツは、「ムリなく」「ムダなく」「ムラなく」とのことでした。
「ムリなく」…無理をしない程度に省エネを実践する。
「ムダなく」…(例)家電製品の説明書を読み、無駄な電気を使用しないよう「エコ設定」にする。
「ムラなく」…(例)冬の室温のムラ(部屋の上下の温度差が大きい)がある際、サーキュレーターにて上下の温度差をなくす。
みなさんもぜひこの3点を心掛け、省エネに取り組んでみてはいかがですか。
受講しての感想
- 省エネは聞いたことはあるけど、意味は知らなかったため勉強になった。今後も暮らしに役立てたい。」
- 子どもに省エネを促していますが、一緒にセミナーを受けたことでなせ省エネが必要か、どんな行動をしたらよいかを一緒に考える機会になった。また、実践している内容を再確認できました。
などとの声が聞かれ、省エネの大切さを実感していただけました。
過去のセミナーの様子
過去に開催したセミナーをご紹介します。
令和元年度 家庭向けエコセミナー「家電製品の選び方・使い方でもっとエコ」
- 開催日 : 令和元年7月27日(土) 午前10時から午前11時30分
- 場 所 : 生涯学習総合センター(會津稽古堂) 3階 研修室2
- 講 師 : 宇羽野 浩 氏(エネルギー使用合理化専門員)
- 講演の内容
ガスや電気といったエネルギーの、家庭における使用場面とその割合がどうなっているのか、一日の電気の使われ方はどの時間にピークになるのか、夏場と冬場の違いはどうなっているかなど、基本となるエネルギーの使用について学びました。
宇羽野先生が実際に取り組んでいる内容も交えながら、家電製品を購入するときに押さえておきたい、暮らしの中で手軽にできる省エネ方法や、ライフスタイルの見直し方についてお話しいただきました。
講演後の質疑応答についても積極的に意見が出され、悩みの解決につながりました。
消費電力の「見える化」も見直しには大変効果的とのこと。環境生活課では簡易電力計を無料貸し出ししています。ぜひご家庭で普段使っている電気機器の使用電力量や二酸化炭素排出量について知ってみてください。

【家庭でできる暮らしの省エネ~テレビ編~】
1.必要な時以外は消す
2.必要以上に画面を明るくしない
3.省エネモードを設定する
4.1週間に1回は、画面のほこりをふき取る
平成30年度 家庭向けエコセミナー「省エネ!“わいがや”トーク」
- 開催日 : 平成31年3月16日(土) 午前10時から午前11時30分
- 場 所 : 生涯学習総合センター(會津稽古堂) 3階 研修室3
- 第1部 【講演】なぜ「省エネ」が必要なのか
講師の新山先生より 「省エネ!“わいがや”トーク~みなさんと一緒に、エコライフのヒントを探してみませんか?~ 」という題で、 なぜ省エネが必要なのか、地球温暖化による世界及び日本の現状について説明をいただきました。
- 第2部 省エネ!“わいがや”トーク
家庭で実践している省エネ対策等について、参加者同士、情報交換を行いました。
- 皆さんの省エネの取組の一部をご紹介します!
○ 車の乗り方を工夫している。空ぶかしなどをしない。燃費の減につながっている。遠乗りする際に、顕著にあらわれる。
○ 冬の室温は15~16℃。暖房とこたつを併用すれば、それほど寒くはない。
○ お風呂に入る際には、追い炊きせずにすむよう、家族で間をあけずに入っている。
○ 車は持っているが極力使用せず、市内は自転車を利用している。
○ 皆さんのお話を伺うと、我が家は電気を使いすぎていると感じた。
○ 玄関やトイレなどには人感センサー付きのLEDライトを付けている。
○ スイッチ付きの電源タップを使用している。
○ お風呂の残り湯は、洗濯時に再利用している。
○ 10年ほど前から、毎月、光熱水費使用量(料)一覧を作成している。比較ができるので、省エネ(節約)が進む。「見える化」が大切。
※ 「光熱水費使用量(料)一覧」も実際に見せていただきました。
- こんな意見もありました。
○ 「自分ごと」ではなく、「他人ごと」になっていることも問題。
○ 地球温暖化は、子供や孫のことを考えると他人ごとではない。
- 第3部 【講演】家庭でできる省エネ術の紹介
新山先生より、今回のセミナーの講評と家庭でできる省エネ術についてご紹介いただきました。
○ 光熱水費使用量(料)一覧などのデータの「見える化」は、非常に大事。
○ エコ活動で窮屈な暮らしをするのではなく、「楽しく」行うことが大事。継続にもつながる。
平成29年度「~ストップ!地球温暖化 家庭からのチャレンジ~ 家庭向けエコセミナー」
深刻化する地球温暖化の現状と、世界の動き、家庭でできる「エコロジー」で「エコノミー」な取り組みについて学ぶ「家庭向けエコセミナー」を開催しました。
- 開催日 : 平成30年3月13日(火) 午前10時00分から正午
- 場 所 : 生涯学習総合センター
- 講 師 : 新山 敦司 氏 (環境カウンセラー、うつくしま地球温暖化防止活動推進員)
セミナーの内容
- 【映画鑑賞】 不都合な真実
- 【講演】「ストップ!地球温暖化 家庭からのチャレンジ」
平成28年度「~今日からアナタも分別名人♪~ 家庭向けエコセミナー」
ごみや資源物を分別するとき、「これは資源物に出してもいいのかな?」「家庭から出されたごみや資源物は、どんなふうに処理されているのかな?」と思ったことはありませんか?
そんな疑問を解決するため、「ごみ焼却処理施設」や「リサイクルセンター」などを見学しながらエコについて学ぶ、『家庭向けエコセミナー』を開催しました。
- 開催日 : 平成29年2月16日(木) 午前9時30分から午前11時30分
- 場 所 : 会津若松地方広域市町村圏整備組合環境センター
- 講 師 : 環境センター職員及び市廃棄物対策課職員
- 会津若松市のごみの現状について
市内のごみの排出量は、平成22年度までは減少傾向でしたが、東日本大震災以降は増加に転じ、なんと1人1日あたり約1,100グラム。
市では一般廃棄物処理基本計画(平成28年度から10年間の計画)を策定し、1人1日当たりのごみの排出量を、970グラムに減らすことを目指しています。
2R(リデュース、リユース)や生ごみの3きり(食材の使いきり、食べきり、水切り)に取り組み、ごみの減量にチャレンジしましょう。
- ごみ処理施設と処理の流れについて
会津地方の1市7町2村で構成される会津若松地方広域市町村圏整備組合環境センターでは、ごみの焼却、破砕、選別、減容をおこなっています。
焼却ごみは量が多いため、焼却炉は、お正月を除き毎日24時間稼動しています。また、びんやペットボトル、プラスチック製容器包装はリサイクルセンターで選別したり減溶するなどして、リサイクルできるように処理しています。
ごみを分別することにより、焼却ごみは減り、リサイクル可能な資源物が増えますので、皆さんのご協力をお願いします。
- 施設見学
(プラスチック製容器包装の集積所)
リサイクルセンター内のプラスチック製容器包装の集積所です。
ここからベルトコンベアで運ばれ、選別されます。
選別は手作業でおこなわれます。
(リサイクルされないごみ)
プラスチック製容器包装に該当しないもの、汚れがひどいもの、大きなシールなどがついているものは、リサイクルできません。
とくに汚れがひどいものは、収集過程で他のごみも汚してしまうので、注意しましょう。
リサイクルされるプラスチック製容器包装は、圧縮梱包されます(右奥)。
(ペットボトルの処理)
ペットボトルも専用の機械で圧縮梱包されます。
- 参加者アンケートより
・改めて家庭ごみの正しい分別方法や出し方を勉強できてよかった。
平成27年度「ちょこっとeco(エコ)講座」
市では、 『~“ちょこっと”から始めませんか?環境にも家計にもやさしい取り組み~ 「“ちょこっとeco(エコ)”講座」』 と題し、家庭向けの省エネルギーセミナーを開催しました。
- 開催日 : 平成28年2月27日(土) 午後1時30分から午後3時00分
- 場 所 : 生涯学習総合センター(會津稽古堂)3階 研修室2 (住所:会津若松市栄町3番50号)
- 講 師 : うつくしま地球温暖化防止活動推進員 新山 敦司 氏
講演の内容
- 今、地球に何が起こっているのか
- 大事なのは、家庭での省エネ
- “ちょこっとeco”のおすすめ
地球温暖化の問題は、日本も例外ではないこと、これ以上地球温暖化を進めないようにするには、家庭での省エネの取り組みが大切であることなどをご説明いただきました。
また、新山先生が実際に取り組んでいる省エネ対策、省エネと節約のつながりなどについても、事例を挙げながらご紹介いただきました。
【省エネ対策の取り組み例】
●「エコドライブ」に心がける(家庭でのエネルギー使用状況をみると、ガソリンの使用量の割合が多いため)。
●冷蔵庫に物をつめすぎない。吹き出し口を塞がないことにも注意する。
●毎月の電気、ガス、灯油、ガソリンなどのエネルギー使用量や金額を記録し、振り返ることで、省エネや節約を意識することができる。 など・・・
講演では、参加者の皆さんからも「家庭で実践している省エネ対策」について発表していただきました。 事前にうかがった家庭での取り組み内容も含め、一部をご紹介します。
○買い物などに行くときは、なるべく車を使用しないで、自転車か徒歩で行っています。
○電気毛布は使わず、湯たんぽを使用しています。
○生ごみの堆肥化をしています。
○太陽光発電システムを設置しています。
○環境家計簿を作成しています。
○充電式の乾電池を使用しています。
○電気機器を使用しないときは、できるだけ電源を抜いています。
○寒いと感じるときは、厚着をしています。
始めてみませんか? 環境にやさしい取り組み
市では、環境にやさしい取り組みを行う市民や事業所の皆さんを広く募集しています。
皆さんのご家庭から、事業所から、環境にやさしい取り組みを始めてみませんか?
「あいづわかまつエコクラブ」会員募集!
申請書に記載の「家庭で行う環境にやさしい取り組み項目」の中から10個以上選択し、必要事項を記載後、市役所へ提出したら登録完了です。
登録すると、「あいづわかまつエコクラブ」会員証が発行されます。
詳しくはこちらをご覧ください ⇒ 「あいづわかまつエコクラブ」会員募集
「エコドライブ宣言者」募集!
「会津若松エコドライブ宣言」に賛同し、自主的にエコドライブに取り組む市民や事業所の皆さんを募集しています。
宣言者には、車に貼れるエコドライブステッカー(会津若松市オリジナルです)、リーフレット等を後日送付します。
詳しくはこちらをご覧ください ⇒ 「エコドライブ宣言者」募集
※「あいづわかまつエコドライブ宣言」
「私たちは、会津若松市に住み、会津若松市で事業を営む者として、地球の環境はもとより、かけがえのない地球環境を将来に引き継いでいくため、自動車の
使用にあたってはエコドライブに努めます。」
【エコドライブステッカー】
「あいづわかまつエコ事業所」募集!
市では、環境にやさしい取り組みをされている市内事業所の皆様を「あいづわかまつエコ事業所」に認定し、市のウェブサイト等でエコ事業所の活動を紹介しています。
「エコ事業所」として登録して、貴社の取り組みをPRしませんか?
詳しくはこちらをご覧ください ⇒ 「あいづわかまつエコ事業所」募集
お問い合わせ先
- 会津若松市役所 環境生活課 環境グループ
- 電話:0242-39-1221
- FAX:0242-39-1420
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