公開日 2021年03月04日
更新日 2024年03月21日
データヘルス計画とは、市が国民健康保険の保険者として、被保険者の健康の保持増進に資することを目的に、診療報酬明細書(レセプト)や特定健康診査データ等を分析し、重点的に取り組むべき課題や目標を明らかにして、効果的かつ効率的に保健事業を実施・評価するために定めるものです。
また、特定健康診査等実施計画は、保健事業の中核をなす特定健康診査及び特定保健指導の具体的な実施方法等を定めるものです。
市では、保健事業を一体的かつ効果的に実施するため、2つの計画を一体的に策定しました。
計画の内容
計画策定にあたって、被保険者の健診結果や医療機関への受診内容等の情報による分析の結果、主に次のような現状が明らかになりました。
- 被保険者の年齢構成では、65歳以上の前期高齢者が5割近くを占めている。
- メタボリックシンドローム該当者とその予備群が35%程度(令和4年度)と多く、高血圧や脂質異常のリスクが重複している。
- 被保険者数に占める生活習慣病の患者数の割合は、40%を上回っており、増加傾向にある。
- 生活習慣病の患者は、高血圧症、脂質異常症、糖尿病の順に多い状況にある。
引き続き、メタボリックシンドローム該当者とその予備群、生活習慣病患者の減少に向けて取り組み、高血圧症、脂質異常症、糖尿病を減少させることで、脳血管疾患、虚血性心疾患、腎不全の減少につなげ、被保険者の健康の保持増進、生活の質の維持向上、ひいては健康寿命の延伸、医療費の適正化につなげていく必要があります。
このことから、前計画の基本的な考えを継承しつつ、下記の健康課題の解決を本計画の目指すべき目的として取り組みます。
- メタボリックシンドローム該当者とその予備群の減少
- 生活習慣病の発症・重症化の予防
- 高血圧症、脂質異常症、糖尿病の減少
計画全体の内容は以下のとおりです。
第3期データヘルス計画・第4期特定健康診査等実施計画[PDF:594KB]
閲覧できる場所
計画の内容は、次の場所でも閲覧できます。
閲覧できる日時は、いずれも月曜日から金曜日(祝日を除く)の午前8時30分から午後5時までです。
- 国保年金課
- 湊市民センター
- 大戸市民センター
- 北市民センター
- 南市民センター
- 一箕市民センター
- 東市民センター
- 北会津支所(まちづくり推進課)
- 河東支所(まちづくり推進課)
自分の健康を守るために
生活習慣病は、生活習慣の改善により、発症や重症化を予防できる病気です。
自らの健康を守るためにも、まずは特定健康診査を受診し、自分の健康状態を知ることが重要です。
1年に1回、特定健康診査を受診しましょう。
データのライセンス
本市で公開しているデータを利用する場合には、本市のデータを利用している旨の表示をすれば自由に利用でき、二次的著作物の作成が可能になります。
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
お問い合わせ
- 会津若松市役所 国保年金課
- 住所:〒965-8601 会津若松市東栄町3-46
- 電話:0242-39-1244(課直通)
- FAX:0242-39-1432(課専用)
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