川ざらい土砂(市内一斉清掃)の放射能濃度及び放射線量について

公開日 2023年06月26日

会津若松市では、毎年各地区で市民の皆さまによる側溝の一斉清掃が行われています。
その際に発生した川ざらい土砂の放射能濃度及び放射線量についてお知らせいたします。
 

川ざらい土砂に含まれる放射性物質の濃度について

東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故の影響から、本市の川ざらい土砂からも放射性物質は検出されていますが、ごみとして通常の処理ができる基準値である1キログラムあたり8,000ベクレル以下を大きく下回っています。
また、最終処分場で埋め立て処分するまでの間、一時的に仮置き場で適切に保管しており、定期的な周辺道路の放射線量測定の結果、数値は市内の他の地域と同程度となっています。
川ざらい土砂の放射性物質の濃度、一時保管場所の線量については、以下のとおりです。

 

【川ざらい土砂に含まれる放射性物質の濃度】
測定年度

測定結果

平成23年度

4,000

※平成24年度測定値

(平成23年度測定値:6,720)

平成24年度 4,700
平成25年度 2,650
平成26年度 2,710
平成27年度 3,900
平成28年度 1,260
平成29年度 970
平成30年度 1,031
令和元年度 676
令和2年度 1,261
令和3年度 614
令和4年度 462
令和5年度 728

※単位:ベクレル/キログラム

※放射性物質の濃度は検査機関により測定し、10箇所以上の定点からサンプルを採取後に混ぜ合わせ測定しています。

※環境省が定める基準では、放射性物質の濃度が1キログラムあたり8,000ベクレル以下の廃棄物は、焼却施設や埋立地に標準に設置されているフィルターやろ過装置だけで十分に環境への影響を軽減できるため、通常の処理が可能とされています。詳しくはこちら:環境省へのリンク(外部サイト)
 

川ざらい土砂仮置き場の放射線量について

各測定地点とも国の基準値である0.23μSv/hを大きく下回っており、健康への影響はないと考えられます。
 
【川ざらい土砂仮置き場の放射線量】
測定場所

令和元年6月20日

令和2年6月22日

令和3年6月16日

令和4年5月26日

令和5年4月12日

仮置き場西側道路の線量 0.08 0.08 0.06 0.05 0.08
仮置き場東側道路の線量 0.07 0.07 0.06 0.06 0.05
※単位:マイクロシーベルト毎時(μSv/h)
※放射線量の測定は職員により実施。
※仮置き場は会津若松市神指町大字南四合字才ノ神地内(環境センター北側)にあります。
※土砂の搬出・搬入を除き、一時保管場所へ一般の方が立ち入ることはありません。
 

放射線に関する情報はこちら

 

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