湊町のたから

2015年6月3日

 湊公民館から湊町の「宝・たから」について情報を提供します。
 猪苗代湖の標高は514メートルあり、その西側に湊町はあります。湊町の気候は、ほぽ青森と同じです。そのため、5月の大型連休に桜が咲きます。
 湊とは、海や湖の潟や入江がある場所をいいます。また、集まるという意味もあり、猪苗代湖の潟や入江、港が集まったところなのです。
 湊町は、約2万5千年前の旧石器時代から人が住んでいました。笹山地区には、旧石器時代の遺跡が多数発見され、市や郡山女子大学などで発掘調査が実施されています。また、縄文時代は、7000年間前からの遺跡が確認されています。約5000年前までは、猪苗代湖が現在の2倍の大きさがあり、遺跡は、当時の岸に点在しています。2000年前になると、猪苗代湖は、現在の2/3の大きさとなり小さくなった時もあります。そのため弥生時代の土器が、小石ヶ浜や崎川浜の湖底から出土します。猪苗代湖は今も変化しているのです。 

湊町のガイドマップです

湊町ガイドマップ表.pdf(505KB)

湊町ガイドマップ裏.pdf(1MB)

湊町のとっておきアングル

赤井の大イチョウ 003_R.jpg 中田の浜 064 (1280x960)_R.jpg 鵜ノ浦城跡 068_R.jpg
樹齢推定600年の「赤井オオイチョウ」、砂浜がきれいな「猪苗代湖と材木山」、戦国時代の山城「鵜ノ浦城跡」があります。
「赤井オオイチョウ」は、湊町赤井にあり、戦国時代には赤井因幡の屋敷跡でした。
「材木山」は石英安山岩の半島状の岩山です。「柱状節理」として知られています。
「鵜ノ浦城」は、戦国時代、会津領主11代盛信の弟の子盛清が初代、3代目範綱の時、天正17年(1589)6月、伊達政宗に攻められ落城しました。

湊町再発見シリーズ「自然の部 ~滝~ 」

第1回目 湊町 田代  「波の滝」探索 平成25年6月2日、日曜日 42名が参加しました。
第2回目 湊町 吉ケ平「とりい滝」探索 平成26年6月1日、日曜日 51名が参加しました。
            ※とりい滝⇒川筋が鳥居の柱に似ていることから名づけられました。
 ふだんは、ゲートがあり入ることが出来ません。ゲートから徒歩20分です。 
 田植えを終え 「さなぶり休み」となる6月上旬の時期、2回目の湊町民ハイキング「たけのこ山」を開催しました。好天に恵まれ、約60人の市民が参加しま した。湊町の吉ヶ平ダム奥にある高さ約10メートル、幅7メートルで川筋が鳥居のように流れていることから名づけられた「とりい滝」まで行きました。小檜山湊区長会長・大竹湊公民館長のあいさつ後、マイクロバスで移動し、バスを降りて約20分歩き滝に到着しました。途中の林道には、柱状節理の岩やニホンタ ンポポが咲いていました。滝の下まで行き、さわやかな若葉やマイナスイオンを体感しまし た。ハイキングをしたあとは、標高約830メートルの背炙(せなかあぶり)に行き風力発電所建設現場を見学しました。その後、湊基幹集落センター(市民センター)へ戻って、地元食文化活動団体の「彩(いろどり)の会」のみなさんが作った山菜や竹のこをふ んだんに入れた「たけのこ汁」を食べたりして、ハイキングの楽しいひとときを過ごしました。  
               とりい滝          とりたき2.JPG

湊町再発見シリーズ 「歴史の部」

第1回目 湊町探索 平成26年6月1日、日曜日 51名が参加。 「太閤桜跡」 

1590年8月 豊臣秀吉は「奥羽仕置」のために会津にきました。湊町原の坂内家旧跡では、秀吉は背炙峠の山道に備え着替えをしました。その場所は、「太閤桜」と呼ばれ、後世までヤマザクラがありました。秀吉の行列は、蒲生氏郷を先頭に馬に乗った武将だけで約3千人、家臣含めると約3万から5万人が会津に来ました。6月1日、秀吉が通った幅3間の「太閤道」、「太閤桜跡」を見学し、説明を関心しながら 聞き入りました。 

  太閤桜.JPG 太閤桜跡  鵜ノ浦城0057 館山板碑0065
右二つの写真 第2回目 湊町探検 平成26年11月15日、土曜日 9名が参加。「鵜ノ浦城跡」山頂にある羽山神社。
          右端の写真は、館山中腹にある館山板碑、正応四年(1291)銘の年号が彫られています。

湊町再発見シリーズ 「食の部」 昔なつかしい 「やせうま」 をつくりました

 やせうま」とは、痩せた馬の背中に似ていることから名付けられたもの。中にあんこや豆腐殻、漬物を入れます。
  それを焼いたものは「焼きもち」といいます。
 また、「笹だんご」も作り、参加者全員で美味しくいただきました。
 主催  「彩の会」、「食生活改善推進委員会」「湊町区長会」「湊公民館」
やせうま1 やせうま2.JPG  

湊町の名水    不動明王清水、西田面の大清水、下馬渡清水、赤井の清水山清水

 湊町には、名水や清水がたくさんあります。いつくかを紹介します。
 左から西田面地区にある「不動明王清水」と西田面の「大清水」、「下馬渡清水」、赤井の「清水山清水」です。
不動明王清水  西田面大清水 下馬渡清水 赤井の清水山清水
ゴミは散かさず、持ち帰ってください。農作業に支障のないように駐車してください。

湊町の史跡

 会津で最も古くから人が住んでいた湊町。約2万5千前から生活していた遺跡が、笹山原の会津レクリエーション公園内にあります。
 会津で2番目に古い1287年の「石動木板碑」(会津若松市指定)が崎川の石動木にあります。
 また、赤井地区の旧街道「穴切の一里塚」(会津若松市指定史跡)、高坂地区の旧国道に「高坂の一里塚」一里塚が残されています。
 なお、「穴切の一里塚」へは、車で近くまではいけません。
 石動木の板碑 005_R.jpg  穴切の一里塚 
湊町の自然
 湊町は、東に標高514メートルの猪苗代湖、西は標高約830メートルの背炙り高原、南は標高1081メートルの会津布引山に囲まれて、南北に標高約530メートルの水田地帯が広がっています。自然豊かなで、特色のある植物も存在しています。 湊町の北側には、亜寒帯性植物群落として昭和3年3月24日指定された、国指定天然記念物「赤井谷地湿野植物群落」、面積68.4ヘクタールがあります。
  5月中旬、湊町で八重桜が満開となります。
湊町では5月中旬になると、ミズバショウ(左)、ショウジョウバカマ(中)、6月中旬になるとトキソウ(右)が咲きます。
ミズバショウ  ショウジョウバカマ トキソウ  

湊町の食

湊町限定「豆腐もち」
 湊町では、明治時代頃から、軽く油で炒めた豆腐に餅をからめて食べる「豆腐もち」が食べられています。標高530メートルの湊町は、高地にあることから米が冷害で採れない時がありました。その時、大豆や稗などを食していたことがあります。豊富にある清水を利用して、湊町上馬渡で豆腐が作られるようになり、「清水屋の豆腐」として、親しまれるようになり、その技術が湊町の大きな集落の農家へ伝わるようになりました。豆腐の食べ方は、木綿ごしだけでなく、さまざまあって、油揚げや厚揚という一般的なもの以外に、豆腐を炒めることもしていました。また、餅は、節句や冠婚葬祭などで来客があった特別なときにだけ振舞うものであり、そこに揚げた豆腐をからめて、上馬渡の清水屋で「特別なごちそう」として出したのが、湊町に広がりました。現在、湊町には豆腐店はありませんが、豆腐はふだんから食べられ、特別な日には「豆腐もち」を各家庭で作り食べています。
    豆腐もち_R.jpg
湊町特産「揚げもち」
 湊町の農家では、雪のある時期の保存食として作られたものですが、今では一年を通して食べられている「おやつ」です。餅に風味や食感をつけるためにシソ、大豆、ゴマ、クルミなどを入れて、餅をつき、切って揚げたものです。ふっくらと仕上げるには、とろろか自然薯、または卵を加えます。仕上げに少量の塩をふりかけます。翌日でも風味は落ちずおいしく食べられます。 
    
湊町「乾燥ぜんまい」
 湊町は山菜も豊富です。湊町西田面産「乾燥ぜんまい」は、道の駅ばんだいやJAまんま~じゃでも販売されています。
    

湊町の人物

川島 廣守(かわしま ひろもり) 大正11年(1922)2月27日~平成24年(2012)12月9日
  会津若松市湊町大字赤井出身です。
 会津中学を経て、中央大学法学部へ入学。大学卒業後内務省へ入省。インドネシア・サバン島で終戦を迎えます。
 戦後、警察庁、内閣調査室長、内閣官房副長官などを歴任しました。
 退官後、日本鉄道建設公団副総裁、第3代セントラル・リーグ会長、第10代プロ野球コミッショナーを務めました。
坂内 文石(ばんない ぶんせき) 慶応元年(1865)~昭和5年
 湊町出身の日本画家。原地区の旅籠屋「越後屋」を営む、小川文一郎(現在の右善)の次男としてに生まれます。
 小さいころから、絵が上手でした。会津本郷窯の水野雪渚の弟子となり、遠藤霞村の弟子として修行をします。
 絵付けの功績が認められ、一人立ちできるようになり、縁あって原の街道向、坂内家(現在の清一)の養子となります。
 明治28年、本郷に窯業徒弟学校が創設されると教員となり、県立会津工業学校へ移行されるとそのまま指導をしていました。  
 絵としては、とくに会津の風物を描いた「会津萬歳図」が知られています。
 昭和9年には、「坂内文石先生記念碑」が県立会津工業高等学校に建立され、グラウンド北側にあります。
     坂内文石1.JPG 「会津萬歳図」 郡山市湖南町から来た二人が演じていました。小川家蔵

お問い合わせ

  • 会津若松市役所:[市教育委員会湊公民館]
  • 電話:[0242-93-2461]
  • FAX:[0242-93-2462]
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