公開日 2023年05月25日
更新日 2025年04月01日
※キエーロは、キエーロ葉山の登録商標です。
消滅型生ごみ処理容器「キエーロ」は、身近な材料で簡単に作れる生ごみ処理容器です。
コンポストとは違い堆肥はできませんので、堆肥の処分に困ることはありません。また、ベランダなどでできるので、広い敷地がなくても始められます。
作り方・使い方
作り方は、「容器」に「土」を入れて「蓋」を被せるだけです。また、使い方は穴を掘り、生ごみと土(乾いている場合は少量の水を加える)をよく混ぜて、乾いた土で覆うだけです。
よくある質問
消滅型生ごみ処理容器「キエーロ」の仕組みは?
微生物の働きにより生ごみを分解する仕組みです。投入された生ごみは、水と二酸化炭素に分解されます。
土の量は増えますか?
土の量は増えません。投入された生ごみは水と二酸化炭素に分解されます。
土の中に何か特別な菌などを投入しなければならないのですか?
土の中等にもともといる微生物が生ごみを分解しますので、菌を別途投入する必要はありません。買ってきた黒土や、庭の土をそのまま容器に入れ、生ごみを埋めてください。
容器や蓋は何を使えばいいですか?
プランターや衣装ケースなど、土が入れば容器は何でもOKです。蓋は太陽光が土に当たるよう、透明なものが良いです。ビニール袋なども利用できます。
虫の発生や臭いはありますか?また、対策はありますか?
基本的には虫やにおいの発生はありませんが、次の場合には虫や悪臭が発生する原因となります。
・生ごみを多く投入した場合
・水分量があまりに多い場合
・浅い場所に埋めてしまう場合
生ごみは入れすぎないようにし、しっかりと土と混ぜて深く埋め、さらにその上から乾いた土をかけるとよいです。また、虫の発生が気になる場合は、お湯や殺虫剤をかけてください(その後の生ごみ分解に大きな影響はありません)。
分解しにくい生ごみはありますか?
生ごみは分解しやすいものと分解しにくいものがあります。次の点に注意してください。
・野菜の皮などは分解しにくいです。細かく刻むか、火を通すなどすれば比較的早く分解します。
・大きな骨やトウモロコシの芯、たまねぎの皮は分解まで非常に時間がかかるため、注意してください。
分解を早める方法はありますか?
使用済み天ぷら油や米ぬかを加えると、微生物の働きが活発になり分解が進みます。
生ごみが分解しません。
次の点を確認してみてください。
・分解しにくい生ごみではありませんか?大きな骨やトウモロコシの芯、たまねぎの皮は分解まで非常に時間がかかります。
・気温が低くありませんか?気温が低いと微生物の働きが鈍り、分解が遅くなります。
・水分は適切ですか?土の水分量は多すぎると悪臭の原因となりますが、カラカラに乾いていても生ごみが分解しません。土がまとまる程度に水を加えてください。
管理はどのようにすればよいですか?
空気を好む微生物を利用して生ごみを分解しているため、生ごみを投入した後もスコップなどでよく混ぜ、空気を送るとよいです。
白いカビのようなものが出てきたのですが…
生ごみの分解が進むことで発生するもので、特に問題ありません。
ごみ減量化補助金の対象になりますか?
自作や中古で購入(フリーマーケットサイトを含む)したものは補助の対象になりません。ただし、生ごみ処理容器として販売されているものは、補助の対象になります。購入前に、環境共生課までお問い合わせください。
申し込み・お問い合わせ
- 会津若松市役所 環境共生課
- 電話:0242-27-3961
- FAX:0242-29-1618
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