会津若松市自然景観指定緑地

公開日 2022年02月08日

更新日 2024年03月01日

会津若松市の自然資源を保全するとともに、良好な景観形成のため、重要な森林、樹木、緑地等を「自然景観指定緑地」として指定し、保存・活用に向け、所有者等に対し、支援しています。

第1号 「蚕養国神社の森」 〔平成11年度指定〕
所在地 蚕養町2-1
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概要 指定樹林(7,440m2)

境内には多くのケヤキの巨木やトウカエデ、ヒマラヤスギ、オオモミジ等の樹木が生育し、重々しい神域を醸し出している。峰張桜と呼ばれるエドヒガンは、この森を代表する巨木である。市街地には貴重な広大なる樹林である。

第2号 「実成寺の森」 〔平成11年度指定〕
所在地 大町二丁目6-35
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概要 指定樹林(2,510m2)

ケヤキをはじめエノキ、サイカチ、イチョウ、シダレヤナギの巨木が息づく。本堂正面の一対のケヤキには、幹周6mのものも見られ、1615年に植樹されたと伝えられている。市街地において多くの巨木が生育する貴重な樹林である。

第3号 「諏方神社の森」 〔平成11年度指定〕
所在地 本町10-32
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概要 指定樹林(4,950m2)

御神体である御射山(みさやま) には、杉林が生い茂る。ケヤキ、モミ、シラカシ等の数多くの樹木が生育する中、由緒あるチョウセンゴヨウが目を引く。隣接の公園と共に地域の人々から親しまれている貴重な樹林である。

第4号 「八幡神社の森」 〔平成11年度指定〕
所在地 一箕町八幡字八幡43
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概要 指定樹林(3,810m2)

一箕山(ひとみやま) とも呼ばれている小高い丘にケヤキ、エノキ、ナラ等の樹木が社叢林を形成し、樹高が40mのスギは天狗杉と呼ばれ、地域のランドマークとして親しまれている。周辺の開発が進むなかに残る貴重な樹林である。

第5号 「白露庭」 〔平成11年度指定〕
所在地 追手町6-6
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概要 指定緑地(2,420m2)

会津藩家老・内藤家の屋敷跡で遠州流庭園としても名高い。ヒマラヤスギ、トウカエデの高木、ゴヨウマツ、キャラボク、ツツジ等の多種の中低木で構成されている。鶴ヶ城玄関口の歴史的にも貴重な緑地である。

第6号 「桜ケ岡出世地蔵尊のケヤキ」 〔平成12年度指定〕
所在地 東栄町329
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概要 指定樹木(ケヤキ1本)

桜ケ丘の地名にちなみ再建された由緒ある地蔵尊の傍らに、地上5m付近から分枝を繰り返し放射線状に生育しているケヤキの大木は、この地蔵尊と共に地域の人々から親しまれている。市街地において存在感のある貴重な樹木である。

第7号 「八角神社の森」 〔平成12年度指定〕
所在地 宮町4-50
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概要 指定樹林(3,030m2)

ケヤキをはじめとする、アカマツ、トウヒ、カラマツ、スギ等の巨木が、鬱蒼とした鎮守の森を形成している。中でも樹高30mを超えるイチョウは八角神社の御神木であり、この森を代表する巨木であり、市街地の貴重な樹林である。

第8号 「嚴島神社のスギ」 〔平成12年度指定〕
所在地 一箕町八幡字弁天下甲1405
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概要 指定樹木(スギ2本)

神殿前に直立に高くそそり立つ一対の杉は胸高幹周が4.5mを超える巨木に成長している。緑あふれる飯盛山の中でも一際目を引く杉の巨木は、多く人が訪れ、会津若松の貴重な歴史に触れる、この地域の貴重な樹木である。

第9号 「妙法寺のケヤキ」 〔平成12年度指定〕
所在地 馬場本町3-34
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概要 指定樹木(ケヤキ1本)

甲賀町通りの歴史を感じさせる瓦屋根の土塀と共に、通りの歴史を見守ってきたケヤキの巨木は、この土塀に接するまでに成長している。市街地において貴重な巨木であり、土塀と共に創出される景観は、歴史の奥深さを感じさせる。

 
第11号 「錦町稲荷神社跡のエノキ」 〔平成13年度指定〕
所在地 錦町1-2
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概要 指定樹木(エノキ1本)

湯川に架かる大橋の西側に放射状に成育するこの樹木は、古くから錦町稲荷神社のエノキとして大事に守られてきた。現在、神社は移転しているが、湯川沿いを散歩する人々のオアシスとして親しまれている貴重な樹木である。

第12号 「小谷のイチョウ」 〔平成13年度指定〕
所在地 大戸町小谷川端54
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概要 指定樹木(イチョウ1本)

推定樹齢 500年とも言われる大イチョウ。胸高幹周は9mを超え周辺の数倍にまで成長している。樹木の下には地域に末永く大事にされることを願い、伏見稲荷の祠が奉られている。市内のイチョウの巨木の中でも稀な規模の樹木。

第13号 「小谷・初瀬川家のシダレザクラ」 〔平成13年度指定〕
所在地 大戸町小谷川端10
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概要 指定樹木(シダレザクラ1本)

樹高約20m、胸高幹周3.2mにまで成長したシダレザクラは、周囲の樹林の中で一際目をひく巨木。国道 118号の小谷橋から望む景観は、周囲の山並みや大川の流れと共に美しい景観を創出する貴重な樹木である。

第14号 「一ノ堰羽黒墓地の種蒔桜(夫婦桜)」 〔平成13年度指定〕
所在地 門田町一ノ堰字羽黒西16
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概要 指定樹木(エドヒガン2本)

周囲の田園風景の中にあって、種もみのまき時を告げる2本のエドヒガンは春に淡い虹色の花で墓地全体を覆う。仲良く肩を並べていることから地域では「夫婦桜」と呼ばれ親しまれている。また、会津鉄道利用者の目も楽しませる。

第15号 「下馬渡・熊野神社の森」 〔平成14年度指定〕
所在地 湊町共和字熊野森77
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概要 指定樹林(3,047m2)

境内の参道には胸高幹周が最大で6mを超えるスギを筆頭に巨木スギ6本が立並び、神社の歴史を物語っている。また、周囲にブナ、ミズナラ等が成育し自然林の面影が残っており、地域の人々から愛されている。

第16号 「西田面・白旗八幡神社の森」 〔平成14年度指定〕
所在地 湊町共和字西田面587
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概要 指定樹林(1,372m2)

西田面集落のやや北部に位置し、胸高幹周3.5m以上の4本の巨木を含む7本のケヤキやモミ、イチョウ等の巨木が荘厳な趣を醸し出している。様々な樹種の巨木が生育する鎮守の杜として、地域の人々に親しまれてきた樹林である。

第17号 「経沢・守屋神社のスギ」 〔平成14年度指定〕
所在地 湊町平潟字夏狼ヶ獄乙1477
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概要 指定樹木(スギ1本)

経沢集落南端に位置する神社の拝殿右側のスギは、幹が3本に分かれ、樹高5.9mにまで成育し、広い境内の多くの樹木の中でも一際目を引く巨木である。樹齢は推定500年とされる、貴重な樹木である。

第18号 「日吉神社の森」 〔平成15年度指定〕
所在地 門田町飯寺字村西710
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概要 指定樹林(1,025m2)

門田地区北西部の宅地や大規模な店舗等の開発が進む地域の中に位置するこの森は、社殿を取り囲むように生育する胸高幹周3.5m以上のケヤキやスギの巨木からなり、境内には様々な樹種が成育する鎮守の杜として、地域の人々に親しまれている貴重な樹林である。

第19号 「神指城跡のサクラ」 〔平成16年度指定〕
所在地 神指町高瀬字五百地1637他
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概要 指定樹林(樹林面積2,843m2)

高 瀬地区の田園風景の中に一際威容を誇る神指城跡の土塁には、16本のソメイヨシノが国指定天然記念物である「高瀬の大ケヤキ」を取り囲むように生育しお り、春の訪れを告げる開花期には、より一層の存在感を醸し出し、大ケヤキと共に地域の人々に親しまれている貴重なサクラの樹林である。

第20号 「羽黒山湯上神社大鳥居脇のモミ」 〔平成16年度指定〕
所在地 東山町湯本字寺屋敷11
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概要 指定樹木(モミ2本)

東山温泉羽黒山湯上神社参道の入口にある朱色の大鳥居の脇に、胸高幹周が3.5mを超えるモミの巨木が2本生育している。ケヤキやアカマツ林が多い周辺の山々を背景に、まっすぐに空に向かって伸びるモミは、東山温泉の名所のひとつとなる貴重な巨木である。

第21号 「本覚寺のケヤキ」 〔平成16年度指定〕
所在地 行仁町12-59
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概要 指定樹木(ケヤキ3本)

閑静な住宅地にある墓地の中に、大きいものでは胸高幹周が5mを超える3本のケヤキにより、枝葉が絡み合い一体となった形の良いこんもりとした大ケヤキを形成している。3本の枝葉からなるボリューム感あふれる巨大な緑は、周囲に広く潤いを与える貴重な巨木である。

第22号 「滝沢・三浦家の大カヤ」 〔平成16年度指定〕
所在地 一箕町八幡字三島28
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概要 指定樹木(カヤ1本)

滝沢峠の登り口から西側、三浦家の敷地内に祀られた三島神社には、胸高幹周2.6mの大カヤが生育し、代々の当主に大事に育てられ、毎年多くの実をつける大カヤは、傍らにあるキャラボクとともに大変良く管理され、県緑の文化財にも指定されている貴重な樹木である。

第23号 「東麻生の種蒔桜」 〔平成17年度指定〕
所在地 北会津町東麻生字姥小作756
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概要 指定樹木(エドヒガン1本)

このサクラはエドヒガンの双幹で、胸高幹周が5.6メートル及び1.6メートルと市の巨木の中でも上位に入る太さであり、花が満開の時期は写真を撮りに訪れる人が多く、地域景観の核となっている。
第24号 「横山家のケヤキ」 〔平成17年度指定〕
所在地 北会津町東麻生七ツヲサ718
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概要 指定樹木(ケヤキ1本)

このケヤキは、横山家の西側に存し、胸高幹周7.5メートル、樹高22メートルの大木で、市の巨木の中でも上位に入るほどの大きさであり、地域景観の核となっている。
第25号 「田村山・住吉神社の森」 〔平成18年度指定〕
所在地 北会津町田村山字堂ノ下148外
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概要 指定樹林(面積2,307平方メートル)

住吉神社の境内入口には巨大で奇形なスギが生育し、社付近のスギの巨木とともに森を形成している。この森の奥には、安土・桃山時代に会津を治めた上杉景勝 が鷹狩りの際に飲んだといわれる「景勝清水」が今も滾々(こんこん)と湧き出ており、悠久のときが流れ、地域景観の核となっている貴重な樹林である。
第26号 「東泉寺のイチョウ」 〔平成18年度指定〕
所在地 北会津町安良田字村中439
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概要 指定樹木(イチョウ1本)

このイチョウは、古木などでまれに見ることのできる、俗に乳(チチ)と呼ばれる気根が数多く発生している。樹勢がよく、枝が広がり、幹は根本より上方が太 く、めずらしい樹形であるこのイチョウは、地域景観の核となっている貴重な樹木である。
第27号 「下荒井・熊野神社の森」 〔平成18年度指定〕
所在地 北会津町下荒井字宮ノ西611外
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概要 指定樹林(面積4,283平方メートル


熊野神社の境内には、市天然記念物「熊野神社三幹のスギ」が生育する。この巨木を中心に巨大なスギが立ち並び、威風堂々と広がるこの森と、隣接するやすら ぎ広場「ホタルの森公園」に育まれ、ホタルが生息する。静寂の時が流れ、人々に安らぎを与えるこの森は、地域景観の核となっている貴重な樹林である。
第28号 「東山温泉街のケヤキ」 〔平成19年度指定〕
所在地 東山町湯本字川向209-4地先
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概要 指定樹木(ケヤキ1本)

湯川の清流に育まれたこのケヤキは、一部の根が水面上を這うように水際より生育している巨木である。東山温泉街の賑わいや華やかな祭りなど、行き交う人々の数々のドラマを、これからもそっと見守り続けるこのケヤキは、東山温泉街のシンボルツリーとして地域景観の核となっている。
第29号 「遠藤家のケヤキ」 〔平成19年度指定〕
所在地 河東町郡山字北郡22-1 
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概要 指定樹木(ケヤキ1本)

この遠藤家のケヤキは樹齢が400年以上と言い伝えられる。その根は、東側の古くからの道に沿って塀のように隆起し、趣のある樹形となっている。遠藤家のみならず地区を見守るこの巨大なケヤキは、地域景観の核となっている貴重な樹木である。
第30号 「大和田八幡神社の森」 〔平成19年度指定〕
所在地 河東町大田原字宮腰15-3 
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概要 指定樹林(面積2,598平方メートル)

かつて、市内大和町から参道が通じ、参詣人で賑わったと言われる八幡神社の境内は、ケヤキの巨木をはじめとする数々の樹木が森を成している。静寂の時が流れる森の中に、威厳に満ちた巨大な岩がある。まとまりのあるこの森は、地域景観の核となっている貴重な樹林である。
第31号 「八葉寺の森」 〔平成20年度指定〕
所在地 河東町広野字権現塚2
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概要 指定樹林(面積3,200平方メートル)

八葉寺は会津の高野山といわれ、964年空也上人が開基、天正年間に戦火で消失し、文禄年間に再建され、指定となった樹木はその頃植栽されたものといわれている。ケヤキなど数々の巨木が立ち並ぶこの森は、静寂な空間にその歴史的重厚感を醸し、地域景観の核となっている。
第32号 「菅原神社のケヤキ」 〔平成21年度指定〕
所在地 天神町592
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概要 指定樹木(ケヤキ1本)

鶴ヶ城の眼下を流れる清流、この湯川に架けられた天神橋、そして菅原神社の社の辺に成育する巨大なケヤキは、この地域のシンボルツリーとして地域景観の核となっている。
第33号 「如来堂のイチョウ」 〔平成25年度指定〕
所在地 神指町如来堂26
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概要 指定樹木(イチョウ1本)

慶応四年(1868)九月四日、山口次郎こと斉藤一ら新撰組隊士が守備し、新政府軍によって襲われ、隊士が全滅したとされる如来堂にあるイチョウの大木で、この地のシンボル的樹木である。
第34号 「東城戸・神明神社の樹林」 〔平成25年度指定〕
所在地 神指町東城戸404
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概要 指定樹木(面積3,551平方メートル)

イチョウは境内の北西端に位置し、主幹は地上5メートル付近で2本に大きく分かれている。このイチョウは雄木である。境内内には他にも、参道と石塔の間に弓なり生育する御神木のアカガシやモミ、ソメイヨシノ、メタセコイア、シラカバ、タカモモミジ等もある。
第35号 「八王子神社の森」 〔令和元年度指定〕
  所在地 北会津町鷺林字村東97-1
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概要 指定樹林(面積1,948平方メートル)

鳥居を守るように両側のケヤキの大木が、境内にはエドヒガンの大木と社の裏側にはスギの巨木が育成し地域景観の核となっている。
第36号 「二本木稲荷神社のケヤキ」 〔令和元年度指定〕
  所在地 神指町南四合字幕内78
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概要 指定樹木(ケヤキ 1本)

文治5年の1189年から存在し、地区の住民に大切に維持管理されているケヤキであり、幕内町内の神木になっている。

※第10号は、欠番。

 

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